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自分の儲けのためには法とかどうでもいい奴だってのがわかった。あと、村井さんにもちょっとがっかりしたけど、ネットワーク屋あがりに座長やらせるのがおかしい気もする。
要は、出版社が今まで先送りにしてきた、出版社と著者との間の明確な書面契約を行なわなかったから、Cloudflare側でも本当に著作権者かどうかの確証が持てずに要求が拒否されただけでしょう。
いわば自業自得。
確かに昔は違ったけど、近頃はそうでもないよ。少なくとも大手は。 電子出版権が設定されたとき、法的に今までのようななーなーではなく、また既存権利の拡張ではなくて新たな権利として設定されたので、明確に新たに契約を交わし直せ、ということになって、標準契約書も業界を挙げて整備され出版社は対応しているよ。
Cloudflareが今回対応したのは、日本側からの働きかけもあったけど、似たような裁判をいろいろな所で起こされていて、内部的に方針が変わったのが大きいと思う。
今までCloudflareは著作権者からの開示請求に対応していなかったけれど、今回一弁護士からの開示請求で内部的に方針を変えた、ということですか?
今まで開示請求を拒否した事例って、例えばどんなものがあるのでしょうか。
今回の件じゃなくて、今年の3月にCloudflareは米国での裁判に事実上負けていて、それがきっかけに大幅に態度が変わっている。なので何らか内部的方針の変更があったのだと思われる。 その前は、「Cloudflareが無くなってもサービスは残るんだから、著作権侵害の幇助にはならない」と主張して、自分のところに来た開示請求に対して、自分たちの所に義務は無いとしてただ回送するのみで対応してこなかった。 なので、今は対応が変わったため今はCloudflareは対応するようになっていることをもって、過去も対応していたという事は言えないと思う。ましてや、被害者側が訴えてなかったのが悪い、なんて結論には到底なり得ないかと。
とりあえず、個人的にはCloudflareがこの手のサイトに加担しなくなったのは非常に良いことだと思う。
例えば、このあたりを読めば、従来Cloudflareがどのような主張をしてきたかわかるよ。この裁判、始まりは2016年で、ずっと拒否し続け、裁判に引きずり出しただけでもニュースになるほどだった。
で、態度が大幅に変わったのはこの裁判のあと、今年の4月くらいから。今まで絶対にやらなかった削除を自ら行い、アニメ関係のtorrentサイトを削除、著作権侵害などの明確なものではなく、思想的なものについても削除、など、訴訟を起こされたりしていたサイトに対して大なたを振るった。
その後は、今回の件も含めて、またそれ以外にも、従来とは対応を変えているっぽい。
やった様子がないので拒否された事例もないかも知れませんね
https://togetter.com/li/1274997 [togetter.com]
その割に、契約書なんか交わしたことがないという漫画家の声が定期的に出てくるのはなぜでしょう?
電子出版権は暗黙には設定されない、というガイドラインが示されたのは2015年なので、それ以降はあんまり見ない気がするけど、ありましたっけ?
それに、出版社は基本、作家の味方なので、作家が多少おかしな
アニメ違法サイトの方は、外国(ブラジル)運営にも関わらずとっくに特定・起訴まで行っているのだから、出版社のやり方が下手だとしか言いようがないですね。
出版社が「あんたの漫画が違法転載されてるから訴訟するんで、名前貸して」と言ったら拒否する人はまずいないと思うので、山口弁護士にやり方を聞いて、同じように対応すればガンガン訴訟できるはず。これだけ騒がれたのだから、そのプロセスを簡略化できるよう行政へ依頼するのも簡単でしょう。
この状況でまだブロッキングに拘るのは、自分たちが今まで碌に動いていなかったことを認めたくないだけとしか思えません。
いや、アニメの方は訴訟まで何年もかかった挙げ句、特定・起訴した頃にはまんまと逃げられて丸損っていう最悪の事例だよ。
訴訟することが目的じゃ無くて、被害を防止することが目的なので、敗北だよ。
>、そのプロセスを簡略化できるよう行政へ依頼するのも簡単でしょう。
これを検討する会議だったのに、ブロッキングありきだ、とかレッテル貼って報告書すら出させなかった人たちがいるんですよ。
あの報告書を読んで「ブロッキングありき」と思わない人がいるとしたら、読解力がないとかいうレベルじゃないでしょ。その報告書を出させなかった人たちは、会議の出席者の半数だよ?
アニメの方の運営者に逃げられたってのは、警察の問題でしょ。「起訴しても逃げられるから、起訴しても無意味!」って言いたいの?少なくとも、サイトを閉鎖させるくらいの意味はあったはずだけど。
「何年もかかった」の部分は真実か知らないけど、それを短縮するための法整備を議論すべきでしょ。そういう意見が、会議で出されたはずなんだけど。
>アニメの方の運営者に逃げられたってのは、警察の問題でしょ。
警察の問題じゃ無くて、ブラジルの法律の問題。日本の警察がブラジルに押しかけて逮捕するわけには行かないので、現地警察を共同で行うしか無いんだが、サーバはアメリカの防弾ホスティング、ドメインはスウェーデン、だったので、ブラジル国内での犯罪行為が認められないとかなんとかで動かれなかったとされている。
サーバがあるアメリカでなんとかしようにも、アメリカでやられるとまずいからという事で、Anitube側でアメリカからはアクセスできないようにブロックする事で訴えられにくくしたりしていた。これも法律がこういったことを想定していないという問題がある。 同じような問題は日本でも会って、CDNなんかも特定の国のサーバを利用しないようにする設定は自由自在にできるため、例えば日本のサーバを使わないように設定されると国内法では対処のしようが無くなる。すると、現地の国に仕える法律がある事を祈るしかなくなるわけなんだけど…。
そんなこんなで対策が遅れているうちに、悠々と逃げられ、起訴はされたが未だに裁判は開かれずじまいという状態なんだよね。 一つの対策案としては、TPPのような国際条約にこれら知的財産権の侵害に速やかに対応するようにさせる条項をぶっ込んで法改正を促す、とかはあるんだけど、途上国からすると、知的財産権は先進国が金を巻き上げる手段にしか見えないので、かなり揉めるは揉める。 これについては、先進国足並み揃えて対応迫っていくしか無いと思うけどね。
昔横山光輝の鉄人28号の違法な商品化の裁判で、日本の裁判所はアメリカの裁判所の範囲といい、アメリカの裁判所は日本の裁判所の範囲といって詰んだ事例が・・・。
あと、日本に死刑があることで死刑が廃止された国と犯罪者引き渡し条約を結んでもらえないとか、条約を結んでいても代用監獄が現地法で違法なため日本の警察への引き渡しが拒否されるとかいう事例があるので、その辺でも厳しいんですよね。
あと知財権はもともとが先進国が後進国に対して持っているアドバンテージを維持するための仕組みなので・・・。
>その報告書を出させなかった人たちは、会議の出席者の半数だよ?
なら半数は賛成していたわけだ。
報告書を出す=賛成 になる思考回路が本気で理解できない。
報告書の提出に賛成=ブロッキングに賛成、になる思考回路が本気で理解できない。
「何年もかかった」の部分は真実か知らないけど、それを短縮するための法整備を議論すべきでしょ。 そういう意見が、会議で出されたはずなんだけど。
何年もかかったのは、中間取りまとめ案に例示として載せられてる [kantei.go.jp]よ。2014年からサイトが存在し、捜査した結果特定ができ、2016年に現地警察に告訴している。その後、2017年に家宅捜索、サーバ等を押収した物の被疑者確保どころかサイト閉鎖にも至らず、刑事告訴したものの逃げられていてまだ公判も開かれ
たいていの犯罪被害者は丸損なんだけど。
なんで有償の著作物のデッドコピーだけ救うの? って考えると、通信の秘密を守ろうで思考停止するのもいいんじゃないかという気がしてくる。
被害を防止する方法を考えてるんですが、なんか勘違いしてないですか?
他にも被害があるからという理由で被害防止を否定したら、永遠にこの世はよくならんぞ
被害防止したいなら、その都度裁判所に仮処分を申し立てれば良いだけでは?
その通り。法律的にそれが可能なように設定されていればそれでよい。 なので
>たいていの犯罪被害者は丸損なんだけど。 >なんで有償の著作物のデッドコピーだけ救うの?
ってのは、そのための法制度を妨害する理由にはならんのよ。
仮処分の内容は?
ブロッキング
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
一部の出版社が (スコア:1)
自分の儲けのためには法とかどうでもいい奴だってのがわかった。
あと、村井さんにもちょっとがっかりしたけど、ネットワーク屋あがりに座長やらせるのがおかしい気もする。
Re:一部の出版社が (スコア:0)
要は、出版社が今まで先送りにしてきた、出版社と著者との間の明確な書面契約を行なわなかったから、
Cloudflare側でも本当に著作権者かどうかの確証が持てずに要求が拒否されただけでしょう。
いわば自業自得。
Re:一部の出版社が (スコア:1)
確かに昔は違ったけど、近頃はそうでもないよ。少なくとも大手は。
電子出版権が設定されたとき、法的に今までのようななーなーではなく、また既存権利の拡張ではなくて新たな権利として設定されたので、明確に新たに契約を交わし直せ、ということになって、標準契約書も業界を挙げて整備され出版社は対応しているよ。
Cloudflareが今回対応したのは、日本側からの働きかけもあったけど、似たような裁判をいろいろな所で起こされていて、内部的に方針が変わったのが大きいと思う。
Re: (スコア:0)
今までCloudflareは著作権者からの開示請求に対応していなかったけれど、
今回一弁護士からの開示請求で内部的に方針を変えた、ということですか?
今まで開示請求を拒否した事例って、例えばどんなものがあるのでしょうか。
Re:一部の出版社が (スコア:5, 参考になる)
今回の件じゃなくて、今年の3月にCloudflareは米国での裁判に事実上負けていて、それがきっかけに大幅に態度が変わっている。なので何らか内部的方針の変更があったのだと思われる。
その前は、「Cloudflareが無くなってもサービスは残るんだから、著作権侵害の幇助にはならない」と主張して、自分のところに来た開示請求に対して、自分たちの所に義務は無いとしてただ回送するのみで対応してこなかった。
なので、今は対応が変わったため今はCloudflareは対応するようになっていることをもって、過去も対応していたという事は言えないと思う。ましてや、被害者側が訴えてなかったのが悪い、なんて結論には到底なり得ないかと。
とりあえず、個人的にはCloudflareがこの手のサイトに加担しなくなったのは非常に良いことだと思う。
例えば、このあたりを読めば、従来Cloudflareがどのような主張をしてきたかわかるよ。この裁判、始まりは2016年で、ずっと拒否し続け、裁判に引きずり出しただけでもニュースになるほどだった。
で、態度が大幅に変わったのはこの裁判のあと、今年の4月くらいから。今まで絶対にやらなかった削除を自ら行い、アニメ関係のtorrentサイトを削除、著作権侵害などの明確なものではなく、思想的なものについても削除、など、訴訟を起こされたりしていたサイトに対して大なたを振るった。
その後は、今回の件も含めて、またそれ以外にも、従来とは対応を変えているっぽい。
Re: (スコア:0)
やった様子がないので拒否された事例もないかも知れませんね
https://togetter.com/li/1274997 [togetter.com]
Re: (スコア:0)
その割に、契約書なんか交わしたことがないという漫画家の声が定期的に出てくるのはなぜでしょう?
Re: (スコア:0)
電子出版権は暗黙には設定されない、というガイドラインが示されたのは2015年なので、それ以降はあんまり見ない気がするけど、ありましたっけ?
それに、出版社は基本、作家の味方なので、作家が多少おかしな
Re: (スコア:0)
アニメ違法サイトの方は、外国(ブラジル)運営にも関わらずとっくに特定・起訴まで行っているのだから、
出版社のやり方が下手だとしか言いようがないですね。
出版社が「あんたの漫画が違法転載されてるから訴訟するんで、名前貸して」と言ったら拒否する人は
まずいないと思うので、山口弁護士にやり方を聞いて、同じように対応すればガンガン訴訟できるはず。
これだけ騒がれたのだから、そのプロセスを簡略化できるよう行政へ依頼するのも簡単でしょう。
この状況でまだブロッキングに拘るのは、自分たちが今まで碌に動いていなかったことを認めたくないだけ
としか思えません。
Re: Re:一部の出版社が (スコア:1, 興味深い)
いや、アニメの方は訴訟まで何年もかかった挙げ句、特定・起訴した頃にはまんまと逃げられて丸損っていう最悪の事例だよ。
訴訟することが目的じゃ無くて、被害を防止することが目的なので、敗北だよ。
>、そのプロセスを簡略化できるよう行政へ依頼するのも簡単でしょう。
これを検討する会議だったのに、ブロッキングありきだ、とかレッテル貼って報告書すら出させなかった人たちがいるんですよ。
Re: (スコア:0)
あの報告書を読んで「ブロッキングありき」と思わない人がいるとしたら、
読解力がないとかいうレベルじゃないでしょ。
その報告書を出させなかった人たちは、会議の出席者の半数だよ?
アニメの方の運営者に逃げられたってのは、警察の問題でしょ。
「起訴しても逃げられるから、起訴しても無意味!」って言いたいの?
少なくとも、サイトを閉鎖させるくらいの意味はあったはずだけど。
「何年もかかった」の部分は真実か知らないけど、それを短縮するための
法整備を議論すべきでしょ。
そういう意見が、会議で出されたはずなんだけど。
Re: Re:一部の出版社が (スコア:2, 参考になる)
>アニメの方の運営者に逃げられたってのは、警察の問題でしょ。
警察の問題じゃ無くて、ブラジルの法律の問題。日本の警察がブラジルに押しかけて逮捕するわけには行かないので、現地警察を共同で行うしか無いんだが、サーバはアメリカの防弾ホスティング、ドメインはスウェーデン、だったので、ブラジル国内での犯罪行為が認められないとかなんとかで動かれなかったとされている。
サーバがあるアメリカでなんとかしようにも、アメリカでやられるとまずいからという事で、Anitube側でアメリカからはアクセスできないようにブロックする事で訴えられにくくしたりしていた。これも法律がこういったことを想定していないという問題がある。
同じような問題は日本でも会って、CDNなんかも特定の国のサーバを利用しないようにする設定は自由自在にできるため、例えば日本のサーバを使わないように設定されると国内法では対処のしようが無くなる。すると、現地の国に仕える法律がある事を祈るしかなくなるわけなんだけど…。
そんなこんなで対策が遅れているうちに、悠々と逃げられ、起訴はされたが未だに裁判は開かれずじまいという状態なんだよね。
一つの対策案としては、TPPのような国際条約にこれら知的財産権の侵害に速やかに対応するようにさせる条項をぶっ込んで法改正を促す、とかはあるんだけど、途上国からすると、知的財産権は先進国が金を巻き上げる手段にしか見えないので、かなり揉めるは揉める。
これについては、先進国足並み揃えて対応迫っていくしか無いと思うけどね。
Re: (スコア:0)
昔横山光輝の鉄人28号の違法な商品化の裁判で、日本の裁判所はアメリカの裁判所の範囲といい、アメリカの裁判所は日本の裁判所の範囲といって詰んだ事例が・・・。
あと、日本に死刑があることで死刑が廃止された国と犯罪者引き渡し条約を結んでもらえないとか、条約を結んでいても代用監獄が現地法で違法なため日本の警察への引き渡しが拒否されるとかいう事例があるので、その辺でも厳しいんですよね。
あと知財権はもともとが先進国が後進国に対して持っているアドバンテージを維持するための仕組みなので・・・。
Re: (スコア:0)
>その報告書を出させなかった人たちは、会議の出席者の半数だよ?
なら半数は賛成していたわけだ。
Re: (スコア:0)
報告書を出す=賛成 になる思考回路が本気で理解できない。
Re: (スコア:0)
報告書の提出に賛成=ブロッキングに賛成、になる思考回路が本気で理解できない。
Re: (スコア:0)
何年もかかったのは、中間取りまとめ案に例示として載せられてる [kantei.go.jp]よ。2014年からサイトが存在し、捜査した結果特定ができ、2016年に現地警察に告訴している。その後、2017年に家宅捜索、サーバ等を押収した物の被疑者確保どころかサイト閉鎖にも至らず、刑事告訴したものの逃げられていてまだ公判も開かれ
Re: (スコア:0)
たいていの犯罪被害者は丸損なんだけど。
なんで有償の著作物のデッドコピーだけ救うの? って考えると、
通信の秘密を守ろうで思考停止するのもいいんじゃないかという気がしてくる。
Re: Re:一部の出版社が (スコア:2)
被害を防止する方法を考えてるんですが、なんか勘違いしてないですか?
Re: (スコア:0)
他にも被害があるからという理由で被害防止を否定したら、永遠にこの世はよくならんぞ
Re: (スコア:0)
被害防止したいなら、その都度裁判所に仮処分を申し立てれば良いだけでは?
Re: (スコア:0)
その通り。法律的にそれが可能なように設定されていればそれでよい。
なので
>たいていの犯罪被害者は丸損なんだけど。
>なんで有償の著作物のデッドコピーだけ救うの?
ってのは、そのための法制度を妨害する理由にはならんのよ。
Re: (スコア:0)
仮処分の内容は?
Re: (スコア:0)
ブロッキング