もちろん何をしているか明示するに越したことはないが、それを明示せずとも実害が生じない仕組みで作られているのが web ブラウザー。だから安心して web ブラウズ出来る。 Coinhive 程度の事は想定内だし、ページの提供者が自分のページに埋めているのが気に食わないなら、ボイコットする自由はあるし、埋めていることに気付かないのであれば、むしろそれは好ましいことですらある。
広告業者は、そんな物がマネタイズ方法として世の中を席巻した日にはおまんまの食い上げだから何としても阻止したいのだろうよ。 しかし、今の広告は、セキュリティリスクの温床であり、むしろ元凶と言っても過言ではない。本当に酷い。 Coinhive を敵視する人は、多くのセキュリティリスクが悪質な広告によってもたらされ、それは計算機(つまりは Web ブラウザやそのサンドボックス)の脆弱性など必要とせず、人間の認知の脆弱性を直接攻撃しているという現実には目を向けるべきだ。
念の為言っておくが、自分は、暗号通貨、特にマイニングに関しては、コンピュータ史上最も馬鹿げた発明だと思っている。あれは、貴重な計算資源とエネルギー資源(つまりは電力)の莫大な浪費以外の何物でもなく、ゴミの大量生産に他ならない。 しかし、今の web 広告を取り巻く劣悪な状況に比べれば、遥かにマシな世界を実現してくれる可能性を秘めていると思うよ。
Coinhiveより悪質 (スコア:0)
やってることは、Coinhiveと同じじゃね?加えてギガも浪費するからこっちの方が悪質か。
検察はCoinhiveが有罪だと思うならこっちも逮捕すべきだし、Coinhiveが無罪でもこっちは逮捕すべきな気がする。
Re: (スコア:1)
お手軽に手柄を立てられるなら個人の人権を踏みにじってでも強引に犯罪者に仕立て上げる一方でこういう捜査が面倒臭い犯罪はスルー。
後者は人員やコストの関係で手が出ないこともあるだろうが前者の行動原理は本当に組織として腐ってる
Re: (スコア:-1)
簡単な犯罪を逮捕することの何が悪いのか。
Coinhive逮捕のおかげで、日本のWeb界で採掘スクリプトが蔓延する事態にならずに済んでいるのだろう。
クソみたいなクダをまいているだけのお前よりずっと市民の役に立っている。
また思考停止してる奴がいる (スコア:2, すばらしい洞察)
ブラウザの仕組み上、Coinhive が犯罪なら他の JavaScript 及び広告はすべて犯罪だし、
蔓延してウザがられれば AdBlock の類で排除されるのも時間の問題だし、
そもそも、嫌ならそんなページ見るな、
嫌儲ならまず先に広告を叩き殺せとしか。
uxi
Re:また思考停止してる奴がいる (スコア:3)
他人のページに仕掛けるのは明らかに犯罪だが、自分のページに設置している場合、悪意を見出そうにも情報提供の対価という意味以上の悪意は見出しようがない上、有益な情報のないページでは Coinhive によってお金は稼げない。
しかも重たいページは嫌がられて見られないんだから、自分のページに置いている分には、自分のページを見るなという嫌がらせとでも思っておけばよい話。
逆に、なぜそんなページを好き好んで長時間開いておきながら、犯罪扱いするのか理解できない。
奪われるのはせいぜい1スレッド分のCPUリソースに過ぎず、今時のマルチコアCPUでは影響なんてたかが知れてるのだよ。
広告で脳の視覚リソースを大量に奪われるのに比べれば、よっぽど人道的だし良心的と言える。
家族と一緒にweb見ている時にエロ広告混出されるのに比べれば屁でもないだろう。
例の刑事には「自分の家族とweb見ててエロ広告出されたらどう思う?」って小一時間問い詰めてやりたいわ。
広告全面禁止で Coinhive だけ合法とかそういう世界の方が、どう考えても住み易いとしか思えない。
uxi
Re: (スコア:0)
完全に誤解している。
コメントはCoinhiveが動いていることを利用者が気づいている前提で書いているが、それは違法ではない。
利用者に気づかせずに動かすのが違法なのだ。
「重たいページは嫌がられて見られない」「そんなページを好き好んで長時間開いておきながら」という主張は当てはまらない。
別の言葉でいうと、他人の所有する財物(ここではPCまたはスマホというコンピュータ)を不当に利用しているということが犯罪性の本質だ。
現代資本主義法治国家では財産権の保障というのが基本原則で、わかりやすく言えば
「自分の所有物の使い道は自由に決める権利が保障されている」と
Re: (スコア:0)
別の所で、分散型ネットワーク・コンピューティングって書いたから、それ読んでほしいけど、
要点は、ページを開くとき、閲覧者からページ作者(プログラミング作者)に計算機資源の譲渡が発生し、そして、ページを閉じることで終了する。という暗黙の了解ね。
「クリック」で「クライアントの計算機資源の使用権をページ作者に与える」普通こうなるんだけど。
このフレームを否定すると、全てが違法になる。
Coinhiveは専用の取締法を作るべきだと思うんだけど。
>利用者に気づかせずに動かすのが違法なのだ。
「利用者に気づかせずに動かす」こ
Re: (スコア:0)
>「自分の所有物の使い道は自由に決める権利が保障されている」
こんな、原則で万事が正しく動くなら世の中まともになっているよ!!
「クリック」で「クライアントの計算機資源の使用権をページ作者に与える」
「閉じる」で「使用権を剥奪する」
【基本原則】が守られているから、困っているんだよ!!
>Coinhive事件が犯罪なのはこのためだ。
ちがうだろ! 合法的に迷惑行為が行われているから取り締まれなくて困ってしまって
「週40時間労働、36協定で延長可」と同じなんだよ!!
現実を見ろよ!! 卑劣な行為は合法的に成されるんだよ!! 法改正が必要なんだよ!!
Re: (スコア:0)
>「自分の所有物の使い道は自由に決める権利が保障されている」ということだ。
>人の物を勝手に使うのは、原則としてなんであれ違法だ。Coinhive事件が犯罪なのはこのためだ。
これは、不正アクセスによって、計算機が乗っ取られたときの話でしょうが!!
勉強不足にも程があるわ!!
そんな単純な話だったら誰も騒がないよ!!
・サーバのファイルは、ページ作成者の所有である。
・クライアントのコンピュータ、計算機資源は閲覧者の所有である。
・閲覧者がページを閲覧するとき、ページの作成者は閲覧者に対してファイルへの使用権を与
その通りと思う (スコア:2)
Web ブラウザというソフトウェアが、ページ閲覧中、サンドボクスの範囲内にある計算機資源の利用をページ製作者に完全委任する前提で作られているという点が重要。
むしろ、それを前提と出来無いなら、Web ブラウザを使うべきではない。
一方で、Service Worker を用いて、ページを離れた後もスクリプトを動作させる方法があるらしい。
新たなブラウザ攻撃手法が見つかる--ユーザーがウェブページを離れた後も有効 [zdnet.com]
自分は、現状で広告が容認されている以上、ページを開いている間の閲覧対価としては、設置の明示や実行の同意があろうとなかろうと Coinhive は違法じゃないという立場。
しかし、もしも上記のような仕組みで、ページを離れた後も計算資源を延々と使い続けるのであれば、それが違法であるとされる事について、何ら異論はない。
uxi
Re: (スコア:0)
雑なオレオレ法律論で批判されても、失笑するしかない。
あの法律において、広告もJavaScriptも犯罪じゃないよ。繰り返すぞ、広告もJavaScriptも犯罪じゃない。以上。
こんなのにプラスモデが3もついてるのは、なんというか、こう、あれだな。
Re:また思考停止してる奴がいる (スコア:2)
読解力ないの?
広告や JavaScript が犯罪とは言ってないでしょ。
Coinhive を犯罪とする根拠は現状の法律には存在しないし、もしもそれがあるなら、それは広告や JavaScript に対しても当てはまってしまうと言っている。
Coinhive を違法とする法律があると言うのであれば、その条文を挙げて、その条文によりなぜ Coinhive を違法と言えるのか、そして、なぜその条文では広告と JavaScript を違法と言えないのか明確に解説してみなさい。
ウイルスとかワームってのは、計算機の所有者が許可与えてない(この場合、意図的なインストールや実行等の操作がそれに当たり、それを意図的に行っていない)のに、秘密裏に計算機所有者の意図しない動作をするところに悪質性があるのな。しかも、計算機所有者には一切メリットを与えず、デメリットのみを与えるのよ。
しかし、計算機の所有者が許可を与えれば何をしても良いのかといえばそうではなくて、例え違法コピーであったとしても、計算機内のデータを破壊するような行為は厳しく断罪される。
一方で web ブラウザは、ページ内スクリプトが生まれた瞬間から、ブラウザのサンドボックス内の計算資源をページ製作者に全委託する枠組みになっている。
そこでページ提供者への金銭的な利益を与える仕組みが実装されていても、サンドボックスを脱獄しない限りは、これまでそれを犯罪扱いした奴はいなかった。
広告がまさにそれだ。
ところが、Coinhive では、計算資源を直接暗号通貨に変換したことのみをもって犯罪扱いしたい奴らがいる。
彼らの論理の飛躍は本当に理解に苦しむ。
広告というのは、いわば、脳の計算リソースをお金に変えていると言っても過言ではない。
君達は、脳の計算リソースよりもCPUのしかもたかだか1スレッドにも過ぎない計算リソースの方が大切なのかと?
Coinhive の前に広告こそ死すべし。
もし、君らが真にマネタイズを嫌うなら、まず殺すべきは広告だ。
広告を容認し Coinhive を断罪するなど、これを思考停止と言わずして何と言うのか?
もちろん、これまでも(Steamとかで)アプリにこっそりマイニング用のプログラム仕込んでたのが発覚して厳しく非難された事例が無かったわけではないが、それで刑事訴訟まで行った事例はなかったはずだ。
一方でアプリに広告埋める事は、みんな黙認してるよな。
スマホアプリなら、広告の許可に加えて、マイニングの許可のような項目を作るのが先である。
経済活動としてやっている以上、対価なしのサービス提供というのは、現実問題として有り得ないということは暗黙の了解であることに疑いは無いはずだろう?
そこは、対価の獲得方法については、実害がない限り、大きな問題ではない。
もちろん何をしているか明示するに越したことはないが、それを明示せずとも実害が生じない仕組みで作られているのが web ブラウザー。だから安心して web ブラウズ出来る。
Coinhive 程度の事は想定内だし、ページの提供者が自分のページに埋めているのが気に食わないなら、ボイコットする自由はあるし、埋めていることに気付かないのであれば、むしろそれは好ましいことですらある。
広告業者は、そんな物がマネタイズ方法として世の中を席巻した日にはおまんまの食い上げだから何としても阻止したいのだろうよ。
しかし、今の広告は、セキュリティリスクの温床であり、むしろ元凶と言っても過言ではない。本当に酷い。
Coinhive を敵視する人は、多くのセキュリティリスクが悪質な広告によってもたらされ、それは計算機(つまりは Web ブラウザやそのサンドボックス)の脆弱性など必要とせず、人間の認知の脆弱性を直接攻撃しているという現実には目を向けるべきだ。
念の為言っておくが、自分は、暗号通貨、特にマイニングに関しては、コンピュータ史上最も馬鹿げた発明だと思っている。あれは、貴重な計算資源とエネルギー資源(つまりは電力)の莫大な浪費以外の何物でもなく、ゴミの大量生産に他ならない。
しかし、今の web 広告を取り巻く劣悪な状況に比べれば、遥かにマシな世界を実現してくれる可能性を秘めていると思うよ。
uxi