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インドに住んで5年目ですが、PaytmとZetaというQR決済可能なウォレットアプリを使いまくっています。用途は・スーパーでの買い物・職場付近のアイス屋でアイス買ったりティースタンドで甘い紅茶を飲むというぐらいですが、完璧に日常使いです。最近はAmazonからAmazon Payなるものも出てきて勢力拡大中みたいですが、まだPaytmほどの普及度に達していないので使ったことありません。
インドも現金に信用が置けない−−といってもセキュリティ面ではなくて、「ATMで引き落としても大きい単位の札しか出てこず、小規模な店でそれを出しても『お釣りがない』と言われて受け取りを断られる」という、純粋に不便極まりない−−という事情で、QRコード決済は自分の中ではまさに神手段です。コレなしでのインド生活は無益なだけの苦行。あと札が超汚いから触りたくないし。
なお、値段をユーザー(支払い側)が入力することについてはこちらでは誰も文句言いません。画面なんて並んでいる最中から起動させておくし、場合によっては自分の番が来る前からQRコード読ませて準備しておくので、値段をレジで言われたらちゃちゃっと額を入力して支払い、「XXXルピー支払ったよ」という決済完了画面を店員に見せて終了。値段を教えてもらってから支払いまではものの数秒ぐらいです。スーパーの場合 店員:「携帯番号教えてちょんまげ(あとでプロモコード送るから)」 私:「えー、No、はよレシートよこせ」みたいなウザいやり取りが発生するのでもうちょい時間掛かるのですが、それはQRコード云々とは関係ないことなので、特に気にしたことはないです。ぶっちゃけインドがSUICA方式であってもこういうやり取りは発生するでしょうし。
日本でのPaypayブームは直接経験していないのですが、SUICA決済のスピードとカードをかざすだけという手軽さに慣れた人にとっては確かに遅く煩わしく感じるであろうということは容易に推測がつくのと、やっぱり「現金を扱う」事自体を厭わない人が多いというのが、日本でいまいち評判がよろしくない理由なんだろうと思います。私自身はカードにチャージするためにいちいち現金を引き出すというプロセスのほうが面倒極まりないんですが、ここさえ空気のように気にせず乗り切れるなら、その後の支払いプロセスは確かにSUICA方式のほうが速いし楽ではある、というのも分かる。
インドにおけるQRコード決済の不便さをひとつ上げるなら、ネット接続の状況が悪いと使えないことですかねぇ。デリー・ムンバイ・バンガロールどこでも、大手IT企業がひしめいているような区画でさえ、4G通信が安定しないことがありますし。こういう時はデビットカードを使うことになります。デビットカード決済すら最初は超便利と思いましたが、QRコード決済に慣れたら面倒で遅くて不便極まりなく感じますね。POS端末自体がネットワーク(ダイヤルアップ?)接続悪くて使えない!みたいなことさえ頻発しますし。
インドのこういったインフラまわりの事情は10年経っても、その時点で10年前の日本のレベルにまですら改善する気がしません。人間の能力がどうこうじゃなくて、なんとなくインド人はみんなそこまで現状を気にしてないっぽいのと、インフラを担ってるキャリア側もケチなので地味地味な「改善」のためにはあまり投資しない人たちだから、という理由で。みんな、不便なら不便なりに、文句はあってもなんとなくその不便さをうっちゃってやり過ごしてる。そりゃ改善せんわなと。まあ、これは偏見混じりの余談です。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
インドの話 (スコア:1)
インドに住んで5年目ですが、PaytmとZetaというQR決済可能なウォレットアプリを使いまくっています。
用途は
・スーパーでの買い物
・職場付近のアイス屋でアイス買ったりティースタンドで甘い紅茶を飲む
というぐらいですが、完璧に日常使いです。最近はAmazonからAmazon Payなるものも
出てきて勢力拡大中みたいですが、まだPaytmほどの普及度に達していないので
使ったことありません。
インドも現金に信用が置けない−−といってもセキュリティ面ではなくて、
「ATMで引き落としても大きい単位の札しか出てこず、小規模な店でそれを
出しても『お釣りがない』と言われて受け取りを断られる」という、
純粋に不便極まりない−−という事情で、QRコード決済は自分の中では
まさに神手段です。コレなしでのインド生活は無益なだけの苦行。
あと札が超汚いから触りたくないし。
なお、値段をユーザー(支払い側)が入力することについてはこちらでは誰も
文句言いません。画面なんて並んでいる最中から起動させておくし、場合によっては
自分の番が来る前からQRコード読ませて準備しておくので、値段をレジで言われたら
ちゃちゃっと額を入力して支払い、「XXXルピー支払ったよ」という決済完了画面を
店員に見せて終了。値段を教えてもらってから支払いまではものの数秒ぐらいです。
スーパーの場合
店員:「携帯番号教えてちょんまげ(あとでプロモコード送るから)」
私:「えー、No、はよレシートよこせ」
みたいなウザいやり取りが発生するのでもうちょい時間掛かるのですが、それは
QRコード云々とは関係ないことなので、特に気にしたことはないです。ぶっちゃけ
インドがSUICA方式であってもこういうやり取りは発生するでしょうし。
日本でのPaypayブームは直接経験していないのですが、SUICA決済のスピードと
カードをかざすだけという手軽さに慣れた人にとっては確かに遅く煩わしく感じるで
あろうということは容易に推測がつくのと、やっぱり「現金を扱う」事自体を厭わない人が
多いというのが、日本でいまいち評判がよろしくない理由なんだろうと思います。
私自身はカードにチャージするためにいちいち現金を引き出すというプロセスのほうが
面倒極まりないんですが、ここさえ空気のように気にせず乗り切れるなら、その後の
支払いプロセスは確かにSUICA方式のほうが速いし楽ではある、というのも分かる。
インドにおけるQRコード決済の不便さをひとつ上げるなら、ネット接続の状況が悪いと
使えないことですかねぇ。デリー・ムンバイ・バンガロールどこでも、大手IT企業が
ひしめいているような区画でさえ、4G通信が安定しないことがありますし。
こういう時はデビットカードを使うことになります。デビットカード決済すら最初は
超便利と思いましたが、QRコード決済に慣れたら面倒で遅くて不便極まりなく感じますね。
POS端末自体がネットワーク(ダイヤルアップ?)接続悪くて使えない!みたいなことさえ
頻発しますし。
インドのこういったインフラまわりの事情は10年経っても、その時点で10年前の日本の
レベルにまですら改善する気がしません。人間の能力がどうこうじゃなくて、なんとなく
インド人はみんなそこまで現状を気にしてないっぽいのと、インフラを担ってるキャリア側も
ケチなので地味地味な「改善」のためにはあまり投資しない人たちだから、という理由で。
みんな、不便なら不便なりに、文句はあってもなんとなくその不便さをうっちゃって
やり過ごしてる。そりゃ改善せんわなと。まあ、これは偏見混じりの余談です。