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Mozilla、Pythonのデータサイエンス処理をブラウザー内で実行する「Pyodide」を発表」記事へのコメント

  • CPU他の性能が向上していく中、実行環境をより高級に鈍足にすることで、
    計算処理を遅くし、さらに高性能なパーツの需要を上げていくスタイル?

    • by Anonymous Coward

      目的は、コンピューターを効率的に使うことではなく、
      最短の手段で結果を得ることにある。

      1. JavaScriptで成熟したデータサイエンスライブラリを開発する。平行して、データサイエンティストがJavaScriptを学習する。
       実行コストは低い (CPUの利用効率が高い)。

      2. JavaScriptでPythonをエミュレートし、既存のデータサイエンスライブラリを使用する。データサイエンティストの再学習は不要。
       実行コストは高い (CPUの利用効率が悪い)。

      結果を得るという目的に照らし合わせると、2の方がコストが低いという結論になる。
      大方の場合、人間の再学習が最もコストが高い要因になる。出なければ、Win32や、x86はとっくに死滅している。

      ただ、そもそものWebブラウザ上でデータ処理しないといけない理由はしらない。

      • by Anonymous Coward on 2019年04月20日 23時43分 (#3602946)

        私は再学習のコストとcpuのコストを天秤にかけた結果としてPyodideなるプロジェクトが出現したとは思っていません。

        ソフトウェア業界では"性能を150%改善しました。”とか"bug fix"とかやっているだけでは、目新しさがなくてニュースにもならないので、新規のユーザーを獲得することができないのです。つまり地道な改善をしているだけでは利益は目減りしていきます。

        なのでコンピュータをいじめ抜くスタイルだろうが、実用性が有るか無いか等は置いといて、保守なんてするよりも、取りあえず新製品をどんどん出して既存製品には機能追加をすることが大切なのです(長期的には企業の信頼とかに響いてくるから何ともいえないですが、ITの世界は短期間で移り変わるので企業も短期的なプランを採用することが多い)。

        MozillaがPyodideを出したのも、MSがWindows10の大型アップデートに拘ってバグ修正に力を入れないのも、Googleがサービスを始めては終了するのも、こういった理由からです。
        IT企業にとってみれば新規ユーザー数の獲得と、ユーザーがプロダクトに費やす時間を延ばすことが大切で、ユーザービリティを重視することは実はあまりお金にならないのです。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          まあ真実
          したり顔で言われると腹立つけど、明文化するのも大事だわな

          今関わっている大手メーカーの製品もまさにソレ、
          要求仕様からユーザビリティ検討、設計、実装に到るまで質が低くて
          それが市場不具合頻発の原因とみんな分かっているのにソコへの対処は後回し、
          リソースは全て新機能・新オプションにつぎ込んで、
          最低限のドロナワ保守対応を同じ部署の開発者にやらせる方針

犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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