「京都の伝統「五山送り火」、新型コロナ対応で文字の解像度が下がる」記事へのコメント

ボランティアででもやってもらえばそれらしくは出来るだろ？

[Anonymous Coward]

地元で伝統を考慮する人間にはやっても良いって人は多々いるだろう。

ただ今まで金を出してくれていたパトロンの手前、有象無象にやらせる訳にもいかないってだけで。

伝統と（今年は入っても来ていない）金を天秤に掛けて、広く意見を聞いてみるのも良いと思うよ。

Re:ボランティアででもやってもらえばそれらしくは出来るだろ？

[Anonymous Coward]

五山の送り火は保存会ってのがあって、そこが管轄している。
それも、実際に火をつける山の周辺じゃなくて、町中の町内会に紐づいているらしい。
祇園祭の山・鉾はそのまま町名になっているけど、それとは少し離れたあたり。
＃千本丸太町あたりが左大文字だったっけ

あまり積極的な広報活動をしていないので知らんけど、「今まで金を出してくれていた」
というのが何百年か単位の可能性がある。
「広く意見を聞いてみる? なんでそんなことせなあかんのどすか?」

送り火の実態

[Anonymous Coward]

> 五山の送り火は保存会ってのがあって、そこが管轄している。

実態はひどいものですよ

送り火は60点ぐらいの火を灯す場所から構成されています．
その一つ一つは個人の所有物です．あの場所は xx さんという感じで割り当てが決まっています．
そして割り当ては，地元の京都人が先祖から受け継いで後世に残す，世襲制になっています．

保存会というのはこの世襲の仕組みを守るための集まりです．
ですから広報活動なんて不要です．新しいメンバーは必要ないのです．

その代わり保存会はボランティアを募集します．ボランティアは他府県から京都に転入して来た余所者たちです．
集まったボランティアはグループ分けされ，火を灯す場所の草刈りなどの雑用が丸投げされます．

ボランティアなしでは送り火は開催できません．
しかしボランティアたちは保存会の許可がないと何もできません．
保存会の命令に服従して初めて，ボランティアは送り火に*参加できる*のです．

これが保存会の実態です．まさに京都の文化であり京都の伝統といったところでしょうか．本当に京都は恐ろしいところです．

Re:

[Anonymous Coward]

身内になるには三代百年は必要だからな。

Re:

[Anonymous Coward]

そこは観光資源と考えるか、地元のローカルイベントとして考えるかだろう。
でもって全国区的なニュースとして取り上げる時は、前者として考えるってのもあり得る話。

Re:

[Anonymous Coward]

もちろん、「外部の人間入れるくらいならやめちまえ」ってのも一つの方向性。

Re:

[Anonymous Coward]

そもそも論として、新聞記事等にはどこにも「スポンサーが足りない」とか「人が足りない」なんて書いてないわけですが。
大元のコメントの妄想に付き合ってもしょうがないよ。