Windows だとラテン文字言語の入力にはキーボード配列をその言語に応じて切り替えて使います。MacOS の場合でも多くのユーザーは(何も考えず)キー配列を目的の言語に応じて切り替えて使っています。しかし、Mac の場合は以前から「U.S. Extended」というキー配列が用意されていました。現在は「ABC Extended」というより合理的な名前に切り替っていますが。(英語専用のキー配列ではないため「US」ではないというわけですね。)
この「ABC Extended」を使うと、ラテン文字を使うほとんどの世界中の文字が言語を切り替えることなく、自由に入力できるようになります。(このようなキー配列を用意するのは Windows でも簡単なはずなのですが、以前から探していますが、なぜかフリーウェアでも存在しないようです。なぜなんだろう?)
未だにASCIIの呪縛から逃れられない (スコア:2)
Unicodeでハイフンもマイナスもダッシュもちゃんと別々のコードになってるんだからそれを使えばいいだけ。
ハイフンマイナスは通常の文章で使われないメタ文字だから。'(アポストロフィ)も同様ね。
Re:未だにASCIIの呪縛から逃れられない (スコア:1)
書こうと思ったら既に言われてたのでここに付け足します。
Unicodeで横線の類はやたらいっぱいある(増えた)のに結局ASCIIかよってね。
お題のVivyならダッシュかハイフンだろうからそちら使えばいいのにと。
# 日本の作品でただのダッシュではなく波ダッシュがよく使われる(気がする)のは検索エンジン対策にもなってるのかな?
- U+002D HYPHEN-MINUS
‐ U+2010 HYPHEN
− U+2212 MINUS SIGN
‒U+2012 FIGURE DASH
– U+2013 EN DASH
— U+2014 EM DASH
― U+2015 HORIZONTAL BAR
⁓U+2053 SWUNG DASH
〜 U+301C WAVE DASH
〰 U+3030 WAVY DASH
- U+FF0D FULLWIDTH HYPHEN-MINUS
~ U+FF5E FULLWIDTH TILDE
etc.
Re: (スコア:0)
TWO-EM DASH
THREE-EM DASH
とか。
このフォントはEM DASHとHORIZONTAL BARのどっちが
つながるんだとか悩まなくていい。
ただし対応フォントは少ない。
Re:未だにASCIIの呪縛から逃れられない (スコア:1)
無茶言うな。一般ユーザーがキーボードにない文字をいちいちいれるものか。
Re:未だにASCIIの呪縛から逃れられない (スコア:2)
漢字を入力できるキーボードをお使いのようですが、一般人はほとんどqwertyキーボードですよ。
Re: (スコア:0)
普通に解釈すれば読みを入力して変換するとかコード入力とかそういう意味だと思うんだけど。
どうして漢字を(直接)入力できるキーボードを使うなんてマニアックな方向に飛躍しちゃってるんだろう…。
Re:未だにASCIIの呪縛から逃れられない (スコア:2)
(#4021832によれば一般人が入力しないはずの)一般的なキーボードにない文字を使って投稿しているんだからマニアックな方向なのは当然と思います。
Re: (スコア:0)
IM使えばなんでも入力できるってことを遠回しに言ってるとしか思えんが。
なんでそんなマニアックな思考になるんだ。
Re: (スコア:0)
日本なんかだとIMEがあるからキーボードにない文字も入力できるけど、英語圏の人はどうなのかな。
Re:未だにASCIIの呪縛から逃れられない (スコア:2)
この「ABC Extended」を使うと、ラテン文字を使うほとんどの世界中の文字が言語を切り替えることなく、自由に入力できるようになります。(このようなキー配列を用意するのは Windows でも簡単なはずなのですが、以前から探していますが、なぜかフリーウェアでも存在しないようです。なぜなんだろう?)
言語ごとにキー配列を切り替えると、多くの言語で例えば {Y} と {Z} のキーが入り替わったり、記号のキーの位置が違ってしまったりして大変面倒くさいのですが、「ABC Extended」配列だと、基本は英語のキー配列で補助記号を先に {option}(Windows の場合 {ctr})キーを押しながら入力して、それに続けて目的の文字を入力するという方法で入力します。その言語専用のキー配列だと {Ö} や {Ő} や {Ç} や {Č} 等が1つのキーで入力できるのが、ABC Extended だと {option-U}{O} や {option-J}{O}、{option-C}{C}、{option-V}{C} のように複数のキーを組み合わせなければならなくなりますので、その分、面倒ですが、その代わり世界中のラテン文字がいちいち言語を切り替えることなく、流れるように入力できるという利点があります。
で、この方法だと様々なハイフンも直接キーボードから入力できます(ま、ハイフンに関しては Windows でも英語モードにすれば区別して入力できたはずだと思いますが)
U+002D hyphen-minus - {-}
U+2010 hyphen ‐
U+2212 minus sign −
U+2013 en dash – {option--}
U+2014 em dash — {option-shift--}
U+2010 (hyphen) と U+2212 (minus sign) は直接キーボードからは入力できませんが、MacOS の場合は、多言語ユーザーには必須のオーストリアの Ergonis Software GmBH 社の PopChar X というユーティリティを使えば、Unicode の全文字を簡単に入力できるようになります。(これは Windows 版の PopChar Win も存在します。)さらに U+2010 (hyphen) や U+2212 (minus sign) を頻繁に利用するのであれば、同社の Typinator を使えば一発で入力できるようになります。
Mac の場合 JIS キーボードを使っている場合には日本語入力ソフトの半角英数文字の入力を切って、キー配列に ABC Extended だけを謄錄しておくと、{space} バーの左隣の {英数} キーを押せば自動的に ABC Extended キー配列に、{space} バーの右隣の {かな} キーを押せば自動的に日本語入力になるので、日本語と欧文を混ぜて入力するのには非常に快適になります。自分は長い間、Mac のキーボードは US キーボードを使っていたのですが、この便利な機能に気付いてからは JIS キーボードのみに切り替えました。