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13360532 story
インターネット

Flashはオープンソース化されるべきか 175

ストーリー by headless
遺産 部門より
先日Adobeが終息計画を発表したFlash Playerだが、オープンソース化を求める請願運動がGitHubで持ち上がっている(open-source-flashInfoWorldの記事)。

請願運動のリポジトリを作成したのはWeb開発者のJuha Lindstedt(pakastin)氏。Lindstedt氏はFlash Playerの配布や更新をAdobeが終了することに異存はないとする一方、Flashはインターネットの歴史で重要なものの一つであり、Flashがなくなれば将来の世代は過去のコンテンツにアクセスする手段がなくなってしまうと主張する。

Flashを保存する試みは既にいくつかのプロジェクトで行われているが、Flash自体がクローズドソースであるため完成には至っていないという。Flashの仕様をオープンソース化することで、過去のFlashコンテンツが生き続けるだけでなく、swf/flaをHTML5などに変換するソフトウェアやスタンドアロンのプレイヤーといったものが作られる可能性もある。単にFlashを現状のまま保存すべきだ、という話ではないとのこと。

請願運動の結果はAdobeに送られる。署名するには、このリポジトリに星を付ければいい。ライセンスの関係で公開できない部分に関しては何を削除したのか明記してもらえれば、除外するか代替のオープンソースで置き換えが可能だとも述べている。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
13358542 story
Windows

Microsoft、Windows 10のサービスモデル変更を発表 127

ストーリー by headless
変更 部門より
Microsoftは27日、現在Current Branch(CB)とCurrent Branch for Business(CBB)として提供されているWindows 10のサービスモデルを「Semi-Annual Channel」に置き換えることを発表した(Windows for IT Prosの記事Windows Experience Blogの記事On MSFTの記事Neowinの記事)。

現在、個人ユーザー向けのCBは最新バージョンのみ、企業ユーザー向けのCBBは直近の2バージョンがサービスの対象となっている。Semi-Annual Channelは年2回の機能アップデート提供に合わせたもので、サービス期間はリリース日から18か月間となる。

また、Long-Term Servicing Branch(LTSB)は「Long-Term Servicing Channel」に置き換えられる。こちらはPOSや工業機器、医療機器のコントロールといった特殊用途向けに提供されるもので、機能アップデートは2~3年に1回、各リリースは10年間のサポートが提供される。

Semi-Annual Channel、Long-Term Servicing ChannelともにWindows Server向けのリリースモデルとして6月に発表されたものと同様だ。Windows 10とOffice ProPlusでも用語を統一することでサービスプロセスをわかりやすくすることが狙いのようだ。

Semi-Annual Channelではコンシューマーデバイスの一部に限定して提供をはじめ、テレメトリーデータをもとに提供範囲を広げていく。Microsoftでは、企業に対しても同様に一部のデバイスでテストを行い、動作確認後に幅広い展開を行うことを推奨している。

これまで限定的に提供されていたWindows 10 Creators Update(バージョン1703)は幅広い提供の準備が整ったとして、互換性のあるすべてのデバイスにWindows Update経由での提供が開始されている。これに伴い、ボリュームライセンスサービスセンター(VLSC)などでも7月の累積的更新プログラムを適用したバージョン1703のパッケージやISOイメージの提供を開始したとのこと。

なお、2015年11月にリリースされたWindows 10 1511は10月10日でサービスが終了する。
13357725 story
音楽

Apple、iPod nano/shuffleの販売を終了 73

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終了 部門より
hylom 曰く、

AppleがiPod nanoとiPod shuffleの販売を終了した(AV Watchの記事)。

同時に、iPod touchの値下げが行われた。新価格は128GBモデルが3万2,800円、32GBモデルが2万1,800円。

AppleのWebサイトでは2年前からトップバナーに「iPod」が表示されなくなり、「Music」に統合されていた。先日まで画面下の「製品情報と購入」にあった「iPod」のリンクも「iPod touch」に置き換えられている。iPod touchのページにはiPodが上の階層として残っているが、リンクをクリックしても同じiPod touchのページにリダイレクトされる。

13353955 story
ニュース

みずほ銀行の次期勘定系システムが7月末に完成する見通しになったと日本経済新聞が報じる 58

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ただし問題なく動くとは言っていない 部門より

開発の遅延が相次いでいたみずほ銀行の新システムがついに完成すると日経新聞日経ITproが報じている。

今夏に完成する見通しという話はあったが、実際に7月末に完成するめどが付いているとのことで、今後テストや各種確認作業を行うという。今後部分的に新システムへのつなぎ替えを行い、2019年末までに切り替え完了を目指すとのこと。実際の切り替え開始は2018年9月ごろになると見られている。

13353780 story
ソフトウェア

Adobe、Flashの終息計画を発表。Flash Playerは2020年末に終了予定 41

ストーリー by hylom
あと3年 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

AdobeがFlashの今後についての発表を行った(Adobeの発表)。

これによると、AdobeはFlashの終了を計画しており、まず2020年末までにFlash Playerのアップデートおよび配布を終了するという。代替技術としてはHTML5を推進し、またアニメーション制作ツール「Animate CC」や動画編集ツール「Premiere Pro CC」では今後HTML 5サポートが継続されるという。

これに合わせて各WebブラウザのFlashサポートも段階的に終息されるとのこと。

13351970 story
Facebook

Facebook、ディスプレイや電話機能などを持つモジュール式デバイスの特許を出願 31

ストーリー by hylom
まさかFacebookからAraが出るのだろうか 部門より

Facebookが、スピーカーやマイク、ディスプレイ、GPS、電話機能などを組み込める「モジュール式」のハードウェアの特許を出願しているという(Business Insider Japan)。

Googleは以前モジュール式携帯電話「Ara」を開発していたが、2016年9月に中止されたことが報じられていた(過去記事)。Ara開発チームの主要メンバーの多くが現在Facebookに在籍しており、そのチームが特許出願に関わっているという。

13351966 story
Google

Google、検索トップページに「ユーザーが関心を持つトピック」を表示するように 30

ストーリー by hylom
まさに餌付け 部門より

Googleがスマートフォン向けGoogleアプリで「ユーザーが関心を持つトピック」をホーム画面に表示するアップデートを行った(Googleの発表TechCrunch)。今後Google検索(google.com)のトップページでも同様に情報を表示する変更を行う予定だという。

表示されるコンテンツはユーザーがGoogleの各サービスを利用した履歴をベースに選択されるという。たとえばGoogleカレンダーに入力した予定に基づいてその近隣の情報を表示したり、YouTubeでの閲覧履歴に従って関連するアーティストの情報を表示する、といった感じのようだ。

13351769 story
Mozilla

Mozilla、音声認識アプリケーションのために「声」の寄付を募集中 12

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日本語にも対応するのかな 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Mozillaが現在、声の寄付を募集している。将来的に音声認識アプリケーションを構築する最初の一歩だという(MashableZDNetSlashdot)。

スタートしたプロジェクトの名前は「Common Voice」といい、一般からオーディオサンプルを約10万時間集めてオープンに利用可能にできるようにするのが目標。音声認識アプリケーションの実現には十分な大きさのデータベースが必要で、それには大量の音声ファルが必要であるということらしい。Mozillaでは、音声をテキストに変換してプログラミングを行えるようなものを作りたいと考えているようだ。

13351761 story
グラフィック

Windows 10 Fall Creators Updateで削除される機能が公表される。ペイントは「非推奨」となりWindowsストアで提供 77

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色々と変わる模様 部門より
headless曰く、

Microsoftは21日、Windows 10 Fall Creators Updateで削除または非推奨となる機能のリストを公開した。海外メディアでは「ペイント(mspaint.exe)」が「非推奨」になったことに注目が集まっているようだ(Microsoftサポート技術情報The GuardianThe VergeBetaNews)。

非推奨の機能は現在アクティブに開発が行われていないもので、将来のリリースでは削除予定とされる。このほか、リストアップされているのは以下のような機能だ。各機能の名称は可能な限り日本語化したが、Windows上での表記とは違うものがあるかもしれない。お気づきの点があればご指摘いただきたい。

  • 削除
    • 3D Builder
    • Apndatabase.xml
    • EMET
    • Outlook Express
    • リーダー
    • Windowsリーディングリスト
    • テーマのスクリーンセーバー機能
    • Syskey.exe
    • TCPオフロードエンジン
    • Tile Data Layer
    • TPM所有者パスワード管理
  • 非推奨
    • 同期の設定
    • IIS 6管理互換性
    • IISダイジェスト認証
    • ペイント
    • IIS用のRSA/AES暗号化
    • システムイメージバックアップ(SIB)
    • TLS RC4暗号
    • TPM.mscおよびTPMリモート管理
    • TPMリモート管理(レガシーコード)
    • System Center Configuration Managerを使用したWindows Hello for Businessの展開
    • Windows PowerShell 2.0

中には「リーダー」アプリのようにWindows 10の標準ではインストールされていないものや「リーディングリスト」アプリのようにWindows 10 Mobileにのみ対応しているものもある。また、「Outlook Express」のように既に機能していないレガシーコードを削除するといったものや、新機能/新バージョンで置き換えられるものもある。EMETは2018年7月のサポート終了に先立って実行がブロックされるため、Windows Defenderセキュリティセンターに追加されるExploit Protection(Windows 10 Insider Previewビルド16241日本語版では「悪用保護 」となっている)の使用を検討すべきとのこと。なお、SMBv1がデフォルトで無効になるについては触れられていない。

ペイントが削除されることは大きな話題となり、これを受けてMicrosoftはペイントをWindowsストアで提供する計画を明らかにした。その一方で、Windows 10 Creators Update以降で利用できる「ペイント3D」アプリにペイントの機能を取り入れていくとも述べている。この点はサポート技術情報にも追記された。

追記(by headless): 「非推奨」の位置がずれていたので修正。TPMのタイプミスも修正した。

13350766 story
インターネット

DNSSECの公開鍵更新でトラブルが発生する可能性、事前の検証を推奨 26

ストーリー by hylom
ご注意を 部門より

9月19日にDNSSECで使用されるゾーン署名鍵の更新が行われるのだが、その影響でネットワーク関連のトラブルが発生する可能性があるとし、総務省が注意喚起を行っている(ITmediaZDNet Japan)。

DNSSECは、インターネット上における名前解決を行うDNSにおいて、電子署名を用いた信頼性検証を実現する技術。これを利用することで、本来意図していないサーバーに気付かずにアクセスさせるような攻撃を防ぐことができる。

DNSSECではゾーン署名鍵(ZSK)と鍵署名鍵(KSK)の2つの公開鍵が使われており、ZSKは3か月ごと、KSKは5年ごとに更新される(日経ITpro)。KSKの更新は今回が初めてとのことだが、この更新のタイミングでDNSSECで使われる「DNSKEY応答パケット」という公開鍵が含まれるパケットに新旧のKSKおよびZSKが含まれることで、パケットサイズが1400バイトを超えてしまい、ネットワーク環境によってはIPパケットの分割(IPフラグメンテーション)が発生する可能性があるという。これによってパケットを受け取れず、通信障害が発生する可能性があるという。

対応策としてはDNS関連のソフトウェアを最新版に更新しておく、「NDSSECのトラストアンカーの自動更新」を有効にしておく、IPフラグメントによる名前解決の失敗が発生しないかを事前に確認しておく、などが提案されている。

13350764 story
インターネット

闇サイト「AlphaBay」、摘発される 28

ストーリー by hylom
消されたのだろうか 部門より

闇サイトと言われる、非合法な物品を販売していたサイト「AlphaBay」が米英仏などの当局によって摘発されたという(共同通信産経新聞Mashable)。

このサイトでは違法薬物や有毒な化学物質、各種偽造書類、銃器などが販売されており、20万人以上の顧客が利用していたそうだ。サイトの創設者はカナダ人で、この男性もタイで逮捕されたものの、その後拘留中に自殺したとのこと。

13350933 story
インターネット

ロシア、VPNの禁止や匿名でのSNS利用を禁止する法案を可決 25

ストーリー by hylom
SNSがなければ自国の世論は操作されないということか 部門より

ロシアがVPNや匿名化プロクシの使用、匿名でのSNS利用を禁止する法案を可決した。「過激派の思想が広まるのを防ぐため」としているが、検閲との反発も大きいようだ(毎日新聞時事通信)。

ロシアにおけるSNS規制についてはハフィントンポストの記事が詳しいが、規制を強化する政府の言い分としては、テロリストらはSNSなどを使って連絡を取り合っており、政府がその通信内容を傍受できないのは許せない、ということのようだ。

なお、ここで対象となるのは個人が検閲やアクセス制限を回避するためのVPNと思われるが、具体的な規制対象がどうなるのかは報じられていない。

13350690 story
インターネット

RSSリーダー「Live Dwango Reader(LDR)」、8月31日でサービスを終了 53

ストーリー by hylom
RSSはオワコンなのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ドワンゴが運営・提供しているRSS Readerサービス「Live Dwango Reader」が8月31日でサービスを終了する(ドワンゴによる発表)。

このLive Dwango Readerは元々ライブドア社が行っていたサービス。2013年にGoogleがGoogle Readerのサービスを終了させたとき、日本人の多数ユーザが移行、しかし後中途半端にユーザ数が増えたもののマネタイズの道が少なく2014年一杯でLINEが終了を表明していた。しかし根強い利用者の声に対してサービス撤回を表明した後、ドワンゴに譲渡され、名前を「Live Dwango Reader」略してLDRに変更して続けられてきたが、いよいよ終了ということになってしまったようだ。

ドワンゴへのサービス譲渡当時、当時ドワンゴ所属の方が「初めてのM&A経験。理由は無くなると僕が困るから。」コメントしていた事が印象に残っているが、その方も既にドワンゴを退社され別のベンチャー所属とのことで、キーマンを失い、また買収後、大きなアップデートなどもなく終了である。

アレゲ諸氏におかれては、LDRの思い出や、移行するにおすすめのRSS Readerなどあれば是非語っていただきたい。

13350635 story
ゲーム

会話エンジンを開発する「シーマン人工知能研究所」設立 11

ストーリー by hylom
あのシーマンだった 部門より

ドリームキャストで発売された異色のゲーム「シーマン」の開発者が、「シーマン人工知能研究所」を立ち上げた。「AIによる会話エンジン」の研究を行うという(ギズモード・ジャパン)。

シーマンは、画面内に登場する「人面魚」とマイクを使ってコミュニケーションを取れるというゲーム。このゲームでも音声認識機能は使われていたが、これを発展させて人工知能による日本語での会話を実現させることを目的としているという。なお、「シーマン」の名が冠されているものの、実際にこの技術を使った「シーマン」の新作が登場するかは未定だそうだ。

13350624 story
Firefox

Firefox 55/56では極端に多くのタブを開いた状態でも高速な起動が可能に 58

ストーリー by hylom
そういう使い方の人もいるだろうなぁ 部門より
headless曰く、

Firefox 55と56では極端に多くのタブを開いた状態での起動時間が大幅に短縮されるそうだ。1,691個のタブを開いているというMozillaの開発者、Dietrich Ayala氏がテスト結果を公開している(The New Firefox and Ridiculous Numbers of TabsOn MSFT)。

ここまで多くのタブを開いている理由は説明が難しいようだが、最近ではFirefoxを起動するのに数分を要していたという。テストではFirefox 20、30、40、50~56を使い、Wi-FiをオフにしたMacBookでページ読み込みエラーが表示されるまでの時間を測定している。Firefox 10も試してみたが、永遠に起動しなかったのでやめたそうだ。

起動時間はFirefox 20で1分半ほどだったのが、以降のバージョンでは分単位で長くなっていき、Firefox 51では8分近くかかっていたようだ。Firefox 52~54では改善されているが、それでも4~5分を要している。これに対し、Firefox 55では15秒で起動したとのこと。結果は棒グラフのみで具体的な数字は記載されていないが、Firefox 56の起動時間も同程度となっている。

また、起動から1分後のメモリー使用量はFirefox 20で1GB強だが、Firefox 30~54では2GB前後まで増加している。しかし、Firefox 55/56では500MB以下まで減少したそうだ。この時点で実際のWebページは読み込まれていないが、1.5GBの差は大きい。

この改善は数多くのタブを開いている場合の起動時間とメモリー使用量を減少させるため、4年前から検討されていたBug 906076の成果だという。Project Quantumのサブプロジェクト、Quantum Flowでも重要な成果として取り上げられている。

なお、2012年にWin64 Firefoxのナイトリービルド停止が決定した際、強い反対にあって継続することになったが、このときに数千のタブを開くためにWin64ナイトリービルドを利用するユーザーの存在が重要な理由として挙げられていた。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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