Macに最新のアップデートを適用してもファームウェアは更新されないことがあるという調査結果 42
確認 部門より
Duo LabsではOS X 10.10からmacOS 10.12.6までの各バージョンで、同梱されているEFIファームウェアと対象モデル、OSバージョン/ビルドのリストを作成。企業で使われている73,324台のMacを対象にOSバージョン/ビルドとファームウェアバージョンを調査している。ファームウェアの問題はMacに限らないが、MacではAppleがハードウェアからファームウェア、OSまでをコントロールしていることからMacエコシステムを調査対象にしたそうだ。
調査した73,324台中、OS X 10.10~macOS 10.12.6を実行していたのは65,853台であり、うち4.2%以上がOSバージョンから想定されるバージョンよりも古いEFIファームウェアを使用していたという。中でも古いEFIファームウェアの比率が最も高かったのはiMac16,2(Retina 4K、21.5-inch、Late 2015)の43%で、2016年モデルのMacBook Pro全機種(MacBookPro13,1~3)が35%~25%で続く。機種によってはOSバージョンにかかわらず1度もEFIファームウェアのアップデートが提供されていないものもあるとのこと。