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ネットの法と慣習について考えよう 56
ストーリー by yoosee
暗黙の不文律を明文化 部門より
暗黙の不文律を明文化 部門より
zokkon 曰く、 "日本のサイバー法学者として知られる白田秀彰氏だが,このほど HotWired の Bit Literacy で「インターネットの法と慣習 (TextOnly版)」という連載を開始した。
コンピュータ・ネットワークには30年以上かけて形成されてきた「独特の共通合意や文化」があり,これからできあがってくるかもしれない「法」がそれと親和的なものになるよう働きかけていこうというねらいのようだ。
そこで,読者から「ネットワークにおいて経験した発言上のルールの中で『ネットワーク独特だなぁ』と思った事例を募集」している。第1回のお題は Winny。
氏のメールアドレス に直接報告するのもいいけど,ここで公開して「そろそろ真面目に『法』を考えて」みない? 白田さん早くも「はたして原稿を落とさずにちゃんと続けられるのでしょうか。」なんて弱気なことを書いているので,尻をたたくためにも。"
働きかける…のか? (スコア:4, 興味深い)
それから、本文には ということも書かれており、ローレンス・レッシグ先生と同じく、みんなが認識を持って声をあげていこうよ、とおっしゃりたいのだと思います。
Re:働きかける…のか? (スコア:2, 参考になる)
Re:働きかける…のか? (スコア:1)
これ、流し読みして、惑わすようなえーかげんなこと書いて、けしかけたのは私ですね。で、どなたかモデレータの方、貴重なポイントを使わせるのは申しわけないのですが...私に荒らし [srad.jp]でも頂戴。
Re:働きかける…のか? (スコア:2, 参考になる)
ご存知でない方もいらっしゃるでしょうから。
立法論の対概念は解釈論です。
既存の法についての運用。
で。
最近は大学などでも立法論の必要性がいわれてると思います。
政策学とか(刑法の)被害者学とか。その他いろいろ。
昔ほど絶対の禁じ手というものでもない気がしますよ。
Re:働きかける…のか? (スコア:1)
というのを言い換えて「働きかけていく」と書いたつもりだったんだけど,たしかにこれだと「立法者に対して何らかのアクションを起こす」という意味にしかとれませんね。すいません。
Re:働きかける…のか? (スコア:1)
インターネット世界での慣習についてはまだまだ検討されなければならない点があるということは全面的に原著者であるところの白田氏に同意します。
Re:働きかける…のか? (スコア:4, 参考になる)
今まで法律が解釈学として成立してきたからかもしれません。
解釈でできるのであれば、できる限り解釈で済ませよう、法律は変えてはいけないものなんだ、という考え方です。
立法論は最終手段として扱われていて、通常、立法論をぶちあげた時点で、「なんだ立法論か」で切られておしまいです(苦笑)
これは日本独自、でしょうね。アメリカ他では立法論も極普通に行われているようですし。
Re:働きかける…のか? (スコア:1)
レッシグ教授の『コモンズ』を読む [hotwired.co.jp]
textonly [hotwired.co.jp]
Re:働きかける…のか? (スコア:1)
ちゃちゃ (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:ちゃちゃ (スコア:0)
まだ元記事の全文を読んでないのですが… (スコア:1, オフトピック)
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:まだ元記事の全文を読んでないのですが… (スコア:1)
ネット上最大の文化といえば、 (スコア:1)
ペンネームは? (スコア:1)
ペンネームと同じようなものではないのでしょうか。
あと、俳句等にも雅号でしたっけ、似た概念があるかと思います。
Re:ペンネームは? (スコア:2, すばらしい洞察)
信ずる者は掬われる。
Re:ペンネームは? (スコア:0)
Re:ネット上最大の文化といえば、 (スコア:1)
※ネット==有線という感覚はありませんか?
Re:ネット上最大の文化といえば、 (スコア:2, 興味深い)
が、手元の辞書では俗語として"handle"単体で名前を表す言葉ともなっていたりして、
トラックの運ちゃんが元ネタとするとちょっと引っかかる。
英語圏じゃトラックのハンドルは"steering wheel"だし。
--
Ath'r'onならfloatあたりに自信が持てます
Re:ネット上最大の文化といえば、 (スコア:1)
CWではハンドルを使いますが。
Re:ネット上最大の文化といえば、 (スコア:0)
しつこく使い続ける文化的背景は気になるところです
Re:ネット上最大の文化といえば、 (スコア:2, おもしろおかしい)
みんつ
Re:ネット上最大の文化といえば、 (スコア:0)
すみません、うちではモトリタです。
MOMOはペットの名前です。
RFCとか (スコア:1)
RFC とか,ちょっと次元が違うけど W3C の勧告なんかは,「法」として機能していると思うんですが,強制力をもたないところが「法」とは違いますよね。自然発生的な「慣習」でもないし。
こういうのを現実社会の枠で定義し直すとするとどういう言い方が適当なんでしょうか。
Re:RFCとか (スコア:2, すばらしい洞察)
一般的に、「財産」は保有・確保することに意義があり、
法は、その財産の所有権の利害調整を中心に発展してきたという
側面があると思います。(ちょっと極端な言い方かな?)
しかし、「情報」の場合には流通することにこそ意義があり、
またコピーロスやコストがほぼゼロに近いという性質も持つために、
従来の所有権概念が妥当性を得なくなっている部分があると思われます
(他者の知的財産権侵害等の周縁部分の権利関係は除く)
そこでは、権利確保よりも、むしろ、効果的に情報を流通させることで、
社会全体の福利を増幅させることのほうが、結果的に
諸個人の福利も増大する可能性を持つと思います。
このような場面での規範(法?)の役割は、
権利排他の線引きを執行する強制力ではなく、
流通や共有を促進させるような、手続きの標準化や
多様なアイデアを効果的に接合させられるようなアーキテクチャモデルの
提示だと思います。
RFCやW3C勧告は、この点で、社会的に有用な役割を果していると思います。
#既存の法秩序の中で、このような有用な効果を保護してゆくためには、
流通させること自体を、権利化する必要があるのかな。(誰の・・?)
ツッコミどころ満載だと思うけど、恥かき覚悟でID
Re:RFCとか (スコア:0)
JIS [jisc.go.jp]などの de jure stndard (直訳すれば「法による規格」) も、法律に引用
されている場合などを除いて、強制法規ではありません
Re:RFCとか (スコア:1, 興味深い)
その原因は、誰でも自由にソフトウェアを作って、新たなサービスに参入できるというインターネットの特性からくるものではないかと。
伏字 (スコア:1)
さっぴかれる。というルール。
でも、週刊誌には「イニシャルにしとけば名誉毀損にあたらな
い」という「ルール」もあるのかな。
最近の判例は例外だっただけで。。
お礼は5行以上 (スコア:0)
ネット独自の文化というもので私が関わったものといえば
アングラぐらいしか思いつかないので・・・
ネットのアングラと現実のアングラ(ヤクザ?)では全くちがうものでしょうから。
この文化はなかなか興味深いですね。
その他のネット上での対人関係は現実でのそれと同じようにしか
振る舞ったことがないのでネット特有というものはないですねぇ
匿名か非匿名かということになるのかなぁ。
Re:お礼は5行以上 (スコア:3, おもしろおかしい)
偉い人にはそれが解らんのです。
・初めて書き込む掲示板は、必ず自己紹介を書く
・掲示板の管理人は全ての書き込みにレスポンスをつける
・キリ番とったら必ずwebmasterに報告する
・リンクは必ずトップページに
・ぬるぽがthrowされたら、とりあえずcatchして殴っとく
--
Ath'r'onならfloatあたりに自信が持てます
Re:お礼は5行以上 (スコア:1)
UNIX系のNewsGroupやML特有かな?
Re:お礼は5行以上 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:お礼は5行以上 (スコア:0)
Re:お礼は5行以上 (スコア:1)
シグニチャは3行以下 (スコア:0)
都市伝説かもしれず。
Re:シグニチャは3行以下 (スコア:1)
信ずる者は掬われる。
Re:シグニチャは3行以下 (スコア:1)
昔の news reader なんていったら:
とかありましたね.いまではほぼ廃れかけているようですが.
signature をカットする news reader は知りませんが, 本文3行,signature 10行なんてものを書いたら顰蹙でした.
Re:シグニチャは3行以下 (スコア:0)
> (スコア:0, オフトピック)
しますよね>中の人
行頭に使うと自動巡回ソフトが誤動作をしますので控えましょう。
とか。
機種依存文字 (スコア:0)
何もかも、皆懐かしい。
もちろん、使用しない事が奨励されてました。
という話を振ると、カナ/漢字の問題まで遡るかな。
フォントを持つのが大変だった、という日本独自故の慣習の名残でしょうか。
くだらないコメントばかりだな (スコア:0, すばらしい洞察)
白田さんが募集してるのは、機種依存文字だの、シグネチャの行数だの、引用記号だのとか、そういうくだらないことじゃないだろ。
Re:くだらないコメントばかりだな (スコア:1)
それでもめることがあれば、機種や環境に依存した文字が
不適切な表現として、法的に判断されるべき。
という意味での価値はあると思います。
公的文書がWindowsでしか読み下せないようじゃ困るし。
まぁ、私は環境依存文字と呼んでいますが。
ぶっちゃけた話、現在、機種に依存しているとは言えない。
困るのはLinuxとかOS/2とか携帯電話とか…
OSの都合かfontの都合。
でも、よく考えると、慣習とかでは無いか。
ごめんなさい。
Re:くだらないコメントばかりだな (スコア:1)
リンク先の「実例」とやらが、1うp、3だうソ みたいなものだったんで、Low などと大それたものではなく、入口としては、rule みたいな敷居の低い所でも可、と思った訳だが。
Re:くだらないコメントばかりだな (スコア:0)
明文化された法とそうではない慣習という面から ネットの慣習について考えると、一例として RFC 1855 のようなものが 考えられるのではないでしょうか。
ネットの中の1要素である「ネットに向かって配信されるアーティクル」 において、それをどのように記述するかというのは、 具体的な文法やプロトコルの分野に入り込んでおり、 ネットの慣習という広い面を考ようとしているときに それらは一部の枝葉に該当すると思われます。
これからできあがってくるかもしれない「法」のために 「ネットの慣習
あーきてくちゃ (スコア:0)
ネット独自の文化の大半は主に匿名性から生まれたものだと思うけど、
その匿名性がいつまで続くかもわからないし…
Re:あーきてくちゃ (スコア:0)
> その匿名性がいつまで続くかもわからないし…
長きに渡るネット独自の文化というのは
ネットニュースやメーリングリストから生まれたもので、
それは「非匿名性」を特徴としており、文責を伴うものであった
# ということを匿名で言ってみる
Re:それはねっと独自? (スコア:0)
これまでとは違う「場」である以上、それに対応したローカルルール/表面的な違いはあっても、本質的に
Re:それはねっと独自? (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:それはねっと独自? (スコア:1)
そうかな. それ以前の世界では,議論というのは
するものだったと思います.世間の大部分の人にとっては, 自分の発言を不特定多数に読ませることなど,とてもできないことだったでしょう.
ネットニュース・メーリングリスト・電子掲示板の場合, 誰でも,いつでも,どこからでも参加できるし, 検閲は原則的にない (ニュースで他人の記事をキャンセルする奴がいたり,掲示板で管理人が削除したりというのはあるか) というのが大きな違いでしょう. ウェブページだって,誰でも簡単に書けるわけです.
しかも,書いたものは細部に至るまですべて記録に残り, 引用・再利用は容易だというのに, 発言の微妙なニュアンスは記録に残らず字面だけが残るので, フレーム・祭り・中傷合戦だけは花盛りになる. 話がこじれたときに収拾をつけるのが異様に難しい世界ではありますよ.
まあ,それ以前の世界でも物書きを業とする人たちはそういう生活をしていたのかもしれませんが,ネットはその底辺を広げてしまったように思います.
Re:それはねっと独自? (スコア:1)
補足.上に述べた状況であればこそ,参加者には
が要求されるはずですが, それが一般の基礎教養になっていないのです. 法とか慣習とかいう以前の問題として.