Googleオーナーズマニュアル 45
ストーリー by Oliver
全てを承知で買ってください 部門より
全てを承知で買ってください 部門より
Minap 曰く、 "CNETの記事によると、Googleは今回の株式公開にあたり公式の文書として、その信条と経営理念についての書類を規制当局へ提出したとの事。
「An Owner's Manual' for Google's Shareholders(Googleの株主のためのオーナーズマニュアル)」と題された全7頁からなる公開書簡には、二人の共同創業者PageとBrin、そして同社CEOであるEric Schmidtの3人による指導体制から、短期的な利益のために企業理念を曲げるような“邪悪な”企業にはならないという組織の公約に至るまでが書き記されている。
彼らは、Yahooのように利益の為に企業文化を捨て去るような企業にならない事を公式な文書として掲げ、今後も社員に対する福利厚生を維持するとともに、更に増やして行こう考えているそうだ。従来とは異なる企業を作るという創業者の理想のもと、googleは今後も今までと同じ理念を貫き通すと宣言した今回の文書は歓迎すべきだろう。
……というか、他の企業にも見習って欲しいものだ。特に日本のIT業界とかに。(--;"
企業文化を捨て去るような企業にならない? (スコア:3, 興味深い)
完全性 [google.co.jp]とかいうなら、
「悪徳商法マニアック」の件はどう説明するんだ?と。
とっくに企業理念曲げてるくせに。
とりあえず、当該ページの完全性の欄は
削除するべきなんじゃないかと思います。
Re:企業文化を捨て去るような企業にならない? (スコア:0)
というのも、ありましたね。
日本的経営? (スコア:3, 興味深い)
これでうまくいくなら、失われた10年によって敗北を決定づけられたと思われていた、いわゆる日本的経営は間違ってなかった、ということになりそうに思います。実際、バブル崩壊後も最高益を更新し続けている日本企業は存在しますし。
外部のチェックは強くなく株主総会もシャンシャン(四半期チェックなしで高収益を生んでくれるなら、株主にとってこれほどありがたいことはない)。社内は家族的で福利厚生も完璧(自前主義がベストパフォーマンスである状況は、確かに "unusual")。重役人事も仲間うちの論理で決まる(Google経営陣に関する記述はきわめて属人的)。これで奇跡の高度成長を達成するかも、と期待させる一方、エグゼクティブの水準は保てるのか? 社内政治だけでのし上がった無能な責任者によってぶち壊されたりしないか? etc. の不安感もちらほら。
利益の安定性は重視していないようだし、配当性向も(日本企業並に)低めかもしれないので、投資家にとっては割安株でないと割に合わない? まぁ多数指摘があるとおり、それは覚悟の上のIPOと思われますので、時価総額最大化に興味がないのであれば、このような壮大な実験に踏み切るのも悪くないのかもしれません。
# 生命保険会社に勤めていた頃、
# 「相互会社は株主総会しなくていいので経営者が好き勝手できる」
# とTVで大学教授が言ってたのを未だに根に持ってるのでID
でも (スコア:2, 興味深い)
と、こんな感じの圧力で、企業は変わっていくというか、普通になっていくというか、ある程度は仕方がないと思いますけど。
経営陣の考えが末端まで行き渡るのもまた微妙ですし。今回のIPOでストックオプションなりで1億円以上の所得を得て、Googleを去る社員が結構いると思っています。しかも、多くの人は二匹目のドジョウというか、他のIPOでも稼いだ世代でしょうし。経営陣の想いや思想に感銘を受けているピュアな人がどのくらいいるのでしょうかね。
人材のコストパフォーマンスとライフサイクル (スコア:2, すばらしい洞察)
コストに見合うパフォーマンスが得られていれば問題ないように思えます。ローコストローパフォーマンスの人材を多数採用するより、ハイコストハイパフォーマンスの人材を少数採用する方が、自社の業務形態には適している、というのがGoogleの判断のようで、いまのところそれは成功しているように見えます。
> ストックオプション(略)所得を得て、Googleを去る社員が結構いる
いるかもしれませんが、会社に貢献をした人がそれなりの報酬を手にするのは当然ですし、それを使って何をしようと個人の自由なので、会社としては当然のコストと言えるでしょう。
/*
上記のような経営方針を明示したうえでそれを固持できる仕組みを作って、それでも買いたい人は株を買ってください、という姿勢なので、(結果的に成功するかどうかは別として)アンフェアな方法ではないと思います。
*/
yp
問題は (スコア:2, すばらしい洞察)
> コストに見合うパフォーマンスが得られていれば問題ないように
> 思えます。ローコストローパフォーマンスの人材を多数採用する
> より、ハイコストハイパフォーマンスの人材を少数採用する方が、
> 自社の業務形態には適している、というのがGoogleの判断のよう
> で、いまのところそれは成功しているように見えます。
経営陣からみたらそうですが、マーケットはそう思わないことも多いと思います。利益率に余裕があると、必要以上の利益を取っていると感じる人もいるでしょう。特に顧客からは顕著かと思います。私個人もGoogleの微小な顧客の一人なので・・・
とはいえ、イメージ戦略としては、MSよりははるかに上手ですね。同じような利益率でしょうけど、MSは相当叩かれていますからね。
> > ストックオプション(略)所得を得て、Googleを去る社員が結構いる
> いるかもしれませんが、会社に貢献をした人がそれなりの報酬を
> 手にするのは当然ですし、それを使って何をしようと個人の自由
> なので、会社としては当然のコストと言えるでしょう。
それはその通りですね。
創業者を個人的に知りませんので何とも言えないのですけど、本当に本心から社員のために福利厚生を考えているとしたら、その想いに反する行為をもってGoogleを離脱する人も多いのは悲しいことですね、ということを言いたかったのですよ。企業は短期の利益を追求しないで企業としての理想を掲げているのにも関わらず、一部の社員はそれを嘲笑うかのように辞めていくとなるとね。
でも、実際には経営陣の方が上手な可能性が高いでしょうけど。この福利厚生の重視についても、それでも辞める人が多数いることについても、練りに練られた戦術の一部にすぎない。全ては計画通り。
Re:問題は (オフトピック) (スコア:0)
>利益率に余裕があると、必要以上の利益を取っていると感じる人もいるでしょう。
>特に顧客からは顕著かと思います。
>私個人もGoogleの微小な顧客の一人なので・・・
福利厚生 (スコア:1, 興味深い)
http://www.kosa-ca.com/cgi-bin/column/data/column/1080278929.html
Re:福利厚生 (スコア:1)
>従ってシェフのみなさんもお皿を洗っている人もみんなグーグル社員。
昼時に見ると胸にこみあげるなにやら熱いものが。
Re:福利厚生 (スコア:0)
胃でも悪いんですか?脂っこいものでも食ったとか?
Re:福利厚生 (スコア:0)
昼時に社員食堂で流れてる、不思議と泣ける昼メロの撮影も出演も、google社員。
Re:でも (スコア:0)
マイクロソフトは最近まで無配だったそうだけど、株主総会で
(多額の利益を上げてるにもかかわらず)無配と云うのは問題に
ならなかったのかなぁ?
# だいぶ前に BOSE は無配と云う話をきいたのだけど、
# 今はどうなってるのでしょうか?
Re:でも (スコア:0)
それに、ゲイツ様の持ち株比率も結構な数字だろうし。
Re:でも (スコア:2, 参考になる)
違います。
(今回のGoogleみたいに)明文化はしていませんでしたが、Microsoftは昔から「配当を出す資金の余裕があるならば、その資金は開発費に回す。株主は、株価の上昇によって配当と同等かそれ以上の利益を得ることが可能である」という方針の下で配当をしていなかっただけです。この方針については公式な場でもゲイツが言及していたはずで、株主もそれを知った上で株を買っていたわけです。しかも、実際に株価は上昇していたので、問題にする株主もいなかったようです。同様の話で、社員を安い給料で雇用していたのも、ストックオプションあればこその話ですね。
というように、以前のMicrosoftは「株価が上昇し続ける」という前提での経営方針だったわけですが、最近になってストックオプションの税制上の扱いが変わったことや、株価の上昇が止まったことなどの影響を受けて、ストックオプションを廃止したり配当を出すようになったわけです。配当については、株価上昇が止まったあたりからは、けっこうブーブー言われてたみたいですしね。
Re:でも (スコア:0)
Windowsの最新バージョンを一年分進呈! とか?
Yahooのように (スコア:2, すばらしい洞察)
オーナーズマニュアル原文には「Yahooのように」とは書いてないと思うのですが。
確かにYahooは利益のために企業文化を捨てるような企業なのかもしれませんが、
Yahooを引き合いに出しているのはCNETの記者であって
書簡を書いた方ではないと思います。
Re:そうはいっても (スコア:0)
「IPOによって今後も変わらない」といった場合に
前例として思いつく引き合いはCnetの記者に限らずyahooだと
感づくのは普通だと思いますわ。
難しいのは、それまでのユニークな行事を形式的に残しても
企業文化の継続にはならないってことですね。
グーグルのユニークな社風、IPO後も生き延びるか? [yahoo.co.jp]
>両氏は、グーグル社の一種独特の企業文化も重視している。
>オフィスに並ぶカラフルなおもちゃ、ローラーホッケーの試合、ロックバンドの
>グレイトフル・デッドの元お抱えシェフが作る無料の食事、従業員が1週間の1日を
>自分の気に入ったプロジェクトに当てて専念するよう義務付けた職務命令。
おもいっきりオフトピ (スコア:1)
客相手じゃない業務なら、スーツのみとかじゃなくてシャツにジャケットといった恰好も許容して欲しいなって思うし。
あとは、福利厚生面の待遇は改善して欲しいと思う事が多いかな。
食事までは要求しないから、そのコーヒーメーカーを廃止しないで欲しい……っと思った夜間作業のネットワーク管理業務とか(苦笑)。
最近は市価より30円安い自動販売機があるだけでも、かなりありがたみを感じていますけど。
--- どちらなりとご自由に --- --
おなじくCNETの記事に (スコア:1, 参考になる)
#と、ポインタだけ示すのでAC。
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:4, すばらしい洞察)
株主は利害関係者の一人でしかないのですが、それでも
株式公開することの意義って、「わが社」を「あなたの会社」
にすることだと思うのです。それがいやなら、別の手段で
資金調達すればいい。サントリーなんかは、株式公開しない
ことで、赤字続きの事業を「将来のために」続けることができ
ていますね。
また、Googleは「短期的な利益」を否定していますが、株主に
とってはドットコム企業に対する投資は、資産額がゼロになっ
てしまうという「短期的なリスク」を抱えています。数年で
勝敗が分かれる業界であるということは、Google自身が身を
もって示しているのではないでしょうか。リスクのみを押し
付けられる株主の立場はどうなんでしょう。
短期的な利益が得られなくても、将来価値があるのかどうかは
経営が判断することではなく、株主が判断することです。赤字
が続いても、将来性があると見越された企業はちゃんと株主に
支えられています。
同じことをするにしても、株主に対するメッセージは次の
ようにするのが適当でしょう。
・従業員満足度の向上はイノベーションを高める
・企業イメージの向上はブランド価値を高める
・長期的に私たちは繁栄し続ける
・将来価値は現在の株価にも織り込まれる
・長期も短期も株主にとってはメリットとなる
googleってメディア企業じゃないのか? (スコア:3, 興味深い)
短期的な売買は差額で大きく儲けられる可能性のある投機手段だけど、上がったところで利益確定売りが出たりして株価を下げる要因にもなる。
株式による経営権は確かに多くの企業で採用されているが、短期的な利益の為に行使される可能性が否定できない。
だからこそ、googleは
といった手段を採用する事を明言しているわけだ。
もしかすると、メディア企業が公正な報道をできるように採用しているのと同じく、これは検索内容に株主の影響を与えないようにしたいという事なのかもしれない。
今までと違う事をするからといって、経営者の理念をすぐに傲慢と捕らえるべきではないと思うな。
上手く行くかはわからないけど、一つの改革の流れとして成り行きを見守ってみたい……と、私は思うんだけどね。
--- どちらなりとご自由に --- --
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:2, すばらしい洞察)
投資家は当然「議決権を行使できない」というリスクを織り込んで投資対象とするか否かを決めます。
当然上記デメリットがある以上、一般的な株式よりは多少市場が狭くなる(売りにくくなる)わけで、逆を言えば投資家にとって(売るために)「おいしい」条件であることも多いです。
議決権つきの(フツーの)株を高く売る(買う)か、議決権のない株を安く売る(買う)か。
単純化すればこういうこと。
つまりこれもあなたの言う「別の手段で資金調達」そのものなんですよ。
>リスクのみを押し付けられる株主の立場はどうなんでしょう。
というわけで「議決権がない」というリスクを織り込んで投資家はカネを出します。
もとより投資とはリスクを計算して行うものですから、「リスクのみを押し付けられる」などという事態は最初からありえないわけですね。
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:3, 参考になる)
平成13年商法改正まで、議決権に制限のある種類株式を広義に議決権制限株式と呼び、これには無議決権株式しかありませんでした。無議決権株式は、総会におけるすべての決議事項に制限が加えられていますが、優先配当株式しか発行できず、優先配当が行えない場合には議決権が発生していました
平13年法は、議決権制限株式に総会における議決事項の一部に対して制限が行える狭義の議決権制限株式と、優先配当が行えなかった場合にも議決権が発生しない完全無議決権株式の発行が可能となり、優先配当株式だけでなく普通株についても議決権を制限することが可能になりました(従って完全無議決権株式については総会の召集通知を送付する必要もなく、また発行済株式総数にカウントされても議決権総数にカウントされない)
ただ、わが国の商法における議決権制限株式は、ある議決事項に最小単元株辺りに1つの議決権を与えるか、与えないかという制限方法しか行えず、最小単元辺り0.8票といった議決権の制限は行えません。また議決権制限株式の発行総数は、発行済株式総数の50%を超えることはできません
実際には、議決権制限株式は優先配当株式として発行される場合が多いので、一般的には優先株と呼ばれる場合が多いと思います。例えば、多額の債権を抱えた企業の再建に、銀行が債務と株式の交換を行う、債務の株式化(デッド・エクイティ・スワップ)などでは、普通株への転換条件付で議決権制限の付いた優先配当株を発行する場合が多いです。預金保険機構による銀行への公的資金注入 [dic.go.jp]などもそうです
おっしゃるとおり、普通株と異なる権利を定めた種類株式の発行は、企業の資本調達(エクイティ・ファイナンス)の多様化を図る上で重要であると思います。例えば、ベンチャー企業の資本調達などでも、ベンチャーキャピタルに対して種類株式を発行し、(借り入れと比較して)低いコストで資本調達を行いながら、経営権は握るといった柔軟な資本調達が可能となりますし、過大な有利子負債を抱えた企業の再建などでも利用されつつあります
確かに、議決権制限株式だけを上場するというのはあまり一般的ではないと思いますが、複数の種類株式を発行することが即ちコーポレートガバナンスを制限する、というのはちょっと飛躍した意見ではないかと思います。例えば、議決権制限株式ではありあませんが、日本銀行(BOJ)や信金中央金庫(SCB)は逆に市場の評価を目的として優先出資証券を発行し、株式市場に上場しています。それに、そもそも梅田氏が例に出されているロングターム・キャピタル・マネージメント(LTCM)の場合にはパートナーシップで株式会社ではありませんし、エンロンの問題は特定目的会社(SPC)を利用した簿外債務と、会計法人との馴れ合いが問題であって議決権制限株式がコーポレートガバナンスに与えた例とは言いがたいのではないかと
現在の株式や金融のシステムが (スコア:1)
企業を支える株とか資金の流れをより円滑にするための金融とか
そいういう建前が成り立たない、ただのギャンブル、もしくは
あまりにゲーム的な状況になっちゃってるのがことをややこしく
してるんじゃないかと思います。
まぁでも個人的にはgoogleの言い分はどうひいき目に見ても傲慢だと感じますね。
力があるときはわがままの限りを尽くして危うくなると
なりふり構わなくなるという今のアメリカを象徴しているような・・・
↑ごめんなさい、憶測と偏見と無知に基づいたフレームの元です。笑い
経営が行き詰まったり、もしくは首脳陣が無一文や借金まみれになってからも
同じような言葉を言い続けるのであればそれは立派なことかもしれません。
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:1)
株式を公開しない閉鎖企業は確かに存在します。圧倒的多数の株式会社は中小の閉鎖企業です。しかし、一方で公開の資本市場から資本を調達しない閉鎖企業は、多くの場合金融機関からの借り入れや社債といった他人資本に頼っており、単に資本調達手段が公開市場からのものか(多数の株主による直接金融)か、少数の銀行によるものか(メーンバンクからの借り入れによる間接金融)かの問題になるだけです
リスクの観点から言えば、昨今の銀行の不良債権問題のように資本リスクが銀行に集中するという問題点を抱えるようになります。直接金融であれば、株式市場全体に資本リスクを分散し、格付けや価格といった面で市場の監視が可能になりますが、間接金融は少数の銀行による閉鎖的かつ馴れ合いな監視に陥る危険があります
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:0)
それが株式ってものです
あなたのコメントにこそ、株は金を儲けるだけのもの という傲慢さが見え隠れしているような気がしますよ
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:1, すばらしい洞察)
>それが株式ってものです
もちろんその通りです。
しかし、だからといってgoogleが傲慢ではないという話にはならないでしょう?
どうしても、「ほら、うちは優良企業だから、どんなに無茶言っても買う奴は買うんだろ? ふふ~ん」というような姿勢が見えて傲慢に感じるのは仕方ないでしょう。
>株は金を儲けるだけのもの という傲慢さが見え隠れしているような気がしますよ
普通、株式売買って金儲けのためにやるもんじゃないの?
まさか、会社に対する寄付だとか思ってないよね。
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:1, すばらしい洞察)
>普通、株式売買って金儲けのためにやるもんじゃないの?
本来株式ってのは「投資」で、配当を期待して出資するもんなんだけど、現在の株式市場は投機的取引が多いスな。そのため株価が急激に上昇する(信用取引なら場合によっては下がるのも)のを期待するあまり、企業に求めるものを違えていることが多いような気がするねえ。
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:0)
はぁ?株の適正価格を考える時にそのリスクを考えてから購入しているのではないの?
ここまではっきり言っているのに気が付かないような株主はそもそも株に手を出すべきでは無いっ
Re:おなじくCNETの記事に (スコア:0)
「株式公開しないメリット」が失われたから株式公開するわけでしょ?
この「消極的な株式公開」を、
一般的な「資金を得るための(積極的な)株式公開」と
同じ視点で批評するのもなんだかな、と。
Google は Google でやりたいようにやるだろう。
「賭け金」を決めるのは市場であって Google じゃない。
異議に異議あり (スコア:0)
同じく梅田さんの blog の2004年04月08日「キャリア選びで重要な「向き不向き」の問題 [cnet.com]」では、合法ならヨシ! みたいな事を書いてます。
特に、
> 素直にそのルールで動くゲームを受容し、そのルールについて悩まずに面白がり、ルールの細部までを完璧に把握することに喜びを見出し、そのゲームで全力を尽くせるかどうか。ベンチャー創造の世界では、そこがカギを握る。
とか、
> ルールを懐疑する心を持っていては、ギリギリの勝負所を踏ん張りきることができないのである。
とか言ってるので、今回の Google への異議はダ
「傲慢」も所詮は投資家視点 (スコア:2, すばらしい洞察)
株式市場から受けるネガティヴな影響を極力排し、支配されずに、
自分達を取り巻く状況を自分達で制御しようとする不貞の輩(Google)はNG
企業ってのは「株主だけのモノ」ではなくて、
経営者や従業員や顧客、大雑把に言えば「社会のモノ」。
彼の言は株式市場(投資家)至上主義的に見えて気持ち悪い。
危うい感じがする (スコア:1)
しかし、このようなことを株主が企業の価値として評価できるような仕組みを作ろうとするのではなく、単に権限を留保して評価を受けることを避けるようなやり方は、危うさを高めるだけではないでしょうか。
株主の役割は、企業が迷走をはじめたときにそれを阻止することにもありますが、権限が与えられていなければそれも出来ません。Googleはあまりに巨大で、迷走し始めることが許される規模ではないでしょう。
「権力は腐敗する」ということを忘れないようにしないと。
Re:危うい感じがする (スコア:1)
どのように評価するかという点が重要ではないでしょうか。
特定の企業の株を購入する動機はさまざまでしょうが、経営に
示唆できる権利の行使と言う点では google の株は魅力的ではない、
ということでしょう。
ブランドとしての購入なら権限など注目しなくてもよいのですから。
# IPO は経験し損なったので ID
Re:危うい感じがする (スコア:1)
いつか訪れるGoogleの末路としては。
このトピではネガティブ評価が非常に強いみたいですが、ちょっと不思議。
あえてアレルギー的に振る舞うのはなぜ?
・Googleは世界にとって危険な存在だ。彼らは社会によって制御されるべきだ。
・たくさん株を買って俺様が経営に口を出したいのだ。邪魔をするな。
・こんな条件では株価が上がりそうにない。ステステ。
・このようなやり方では敬愛するGoogle様が壊れてしまいます。私の言うとおりにすべきです。
[祝]ついにきたGoogleトピック(off topic) (スコア:1)
アイコンもわかりやすくでGood
作成したmixca [srad.jp]さんにも感謝
有無自在
透過 (スコア:0)
Re:透過 (スコア:1)
これだけじゃアレなんで。ぐーぐるの話。
グーグルで会長ポストが空席に [cnet.com]
開いてるのなら座らせて欲しい。せめて感触だけでも。
google八分 (スコア:0)
#昼休み一時間間違えたのでACM
素朴な疑問 (スコア:0)
Re:素朴な疑問 (スコア:2, 参考になる)
Re:素朴な疑問 (スコア:1)
日本のYahooとか、まだGoogleエンジンだよね。他にもGoogleエンジン
使ってるポータルは結構あるし。
誰にでも間違いはある (スコア:0)
自分たちは間違わないとでも考えているならそれこそ大間違いだけど。
Re:誰にでも間違いはある (スコア:0)
皆がブランド株として企業価値と無関係に値をつけ続ければ、
誰にも永遠に正されない事になります。