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Google

米に挑む日欧の次世代検索サービス 34

ストーリー by yoosee
革新的な何かは生まれるか 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞に「検索サービス、米に挑む日欧」と題された興味深い記事が掲載されている。Googleを始めとした米国中心のインターネット検索サービスの巨大化に、日本や欧州で警戒感が強まっているとの報告だ。
取り上げられているのは、日本では、経済産業省が主導する「情報大航海」プロジェクトで採用された、NTTドコモの「マイ・ライフ・アシスト」と日本航空の「新総合安全運航支援システム」。「日本が得意な薄型テレビなどのデジタル家電や携帯電話などが扱うネット外の実世界情報」(経産省)を利用したようだ。またヨーロッパでは、仏国家事業のマルチメディア検索「QUAERO(クエロ)」、ノルウェー主導の「ファロス」、ドイツ主導の「テセウス」などの検索プロジェクトが紹介されている。

米国は「多額の軍関係の研究費が一般企業の競争力につながっている」(米スタンフォード研究所アナリスト)との指摘だが、こうして築いた優位が更なる優位につながり、利潤が米国に集中している現状に各国政府がようやく危機感を持ったということだろうか。

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  • 既視感 (スコア:4, すばらしい洞察)

    by tarosuke (2403) <webmaster@tarosuke.net> on 2007年05月03日 12時10分 (#1151986) 日記
    >「情報大航海」に向けて昨年設立された組織には、電通やNTTなど産官学91団体が加わる。経産省は事業開発を3年間支援する。今年度の予算は約46億円だ。

    ドコモとANAだけがやってるのかと思ってたんだが...これじゃΣの構図そのまんまじゃないか。
    *既に予算が付いてる*ソフトウェア開発のプロジェクトに広告代理店が絡んで何するつもりなのかと小一時間(ry
    ...Σより悪いな。ダメじゃん。

    これはΣを乗り越えて...というより単にΣを忘れただけだな。
    • ありゃ、JALだったよ。
      親コメント
    • by Anonymous Coward
      同じく。
      >「情報大航海」に向けて昨年設立された組織には、電通やNTTなど産官学91団体が加わる。経産省は事業開発を3年間支援する。今年度の予算は約46億円だ。

      重要なプロジェクトの割には、一団体で年に一億ももらえない。そんな事業にどこの会社が優秀な人材を送るでしょうか。終わっているのが目に見えている。
      • モレの考えは逆で、この手のアイデア勝負のテーマにとって組織は邪魔にしかならないので、同じ予算なら10Mくらいづつ別々の所に蒔く方がコストパフォーマンスは良いんじゃないかと思うのです。組織規模をnとすると予算あたりの効果はO(logn)にしかならんのですよ。ましてやアイデア勝負なのだから組織が大きい事は悪でしかない。なのでこの場合そういう組織向けの予算の付け方はよろしくない。

        さらに今回は一団体あたりの予算は組織向けにしては少ないし、予算の奪い遭いになるというのはΣの時に経験しているはずなんだけどね。Σじゃいくら付けて何社で分けてどうなったか忘れてるとしか。
        親コメント
        • Re:既視感 (スコア:1, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2007年05月03日 22時17分 (#1152171)
          >10Mくらいづつ別々の所に蒔く方がコストパフォーマンスは良いんじゃないかと思うのです。

          別々の優秀な『個人』にばらまくならともかく、
          ばらまく対象は『組織』なのでは?

          あとは上からピンハネしていって、
          最後には何も残らないのが目に見えている。
          親コメント
          • モレが想定している蒔く相手はアイデアだよ。組織か個人かは関係ない。

            >あとは上からピンハネしていって、
            >最後には何も残らないのが目に見えている。

            だからこその小分け。ピンハネするのが目的なら10Mくらいの餌じゃ食いつきが悪いだろうから。
            # そしてピンはねがなければある程度カタチにするまでには必要十分。行けそうなら追加すればいい。
            親コメント
  • by yanagi (6075) on 2007年05月04日 21時14分 (#1152502) ホームページ 日記
    米に挑むというよりGoogleに挑むってことじゃないかと。

    米国産の検索エンジンだとAltavista(はもうYahooか)、
    MSN、Yahoo、HotBotとか色々あったけど結局のところ
    Googleの一人勝ち。
    なぜGoogleかといえばキーワード検索だけじゃなく、
    画像、地図、論文、アド、メール、アプリと
    普通のユーザとユーザにサービスを提供するユーザに
    大して、次々と価値を創造し提供し続けているから。
    初期状態もしくは基本要素の「検索エンジン」だけに
    目を向けて政策判断をするのは誤りでしかないと思う。

    Googleが勝ち続けているかといえば、GoogleTalkが結局
    Skypeに勝ててないように、新規開拓できなかった分野は
    やっぱり弱かったりする。

    Googleに勝つには新しい土俵じゃなきゃダメなんじゃない
    かと思うんだけど、それからいくと根本からやり直してる
    NGNはいい勝負になると思う。
    Google対抗という着眼点に立てば。

    勝たなくてもGoogle八分なんかへの対抗/代替手段として
    確保できていればいいってのが経産省さん的な考えなのかな?
    それはリサイクルできないゴミを生産するだけじゃないかな~。

    経産省と総務省っていまだに税金をだらだら使い続ける
    なんつーか広告代理店みたいなイメージしかない。
    #単にお役所批判の文章になっちゃった(苦笑)
    --
    やなぎ
    字面じゃなく論旨を読もう。モデレートはそれからだ
  • みなさん必死ですね (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2007年05月03日 11時50分 (#1151977)
    でも結局、できた技術はアメリカの企業に流れていっちゃうんじゃないだろうか。
    のっけから悲観してみる。
    • Re:みなさん必死ですね (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年05月03日 13時29分 (#1152016)
      >でも結局、できた技術はアメリカの企業に流れていっちゃうんじゃないだろうか。
      もし万が一良いものが出来たなら、人材も技術も軒並み引き抜かれ
      ちゃうでしょうね。待遇が全然ちがうもの。
      親コメント
  • > 米スタンフォード研究所アナリスト

    http://www.sri.com/about/history/1970.html [sri.com]
    清貞さんが所属しているSRIは、1970年にスタンフォード大学から分離独立したので、現在ではスタンフォード大学とは直接の関係はありません。
    引用元も間違っているので仕方ないとは思うけど、本当はSRIインターナショナルと呼ぶべきだと思うんだけどね。
    --
    I'm out of my mind, but feel free to leave a comment.
  • とっくに実現出来てる筈でしょ?

    今頃になって、税金を投入すればドコモさんが生まれ変わるとでも言うのだろうか...。
  • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 12時16分 (#1151990)
    万が一訴訟問題になった時に備え基金を募る予定です

    ご連絡先
  • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 13時12分 (#1152010)
    インターネット検索サービスが米国中心になると、具体的に何が問題なのでしょうか?元記事四でも、

    仏国立図書館長が「次世代世界の米国支配」と、危機感を表明。ルイ・ヴィトンなどが「自社のブランド名で検索した顧客を他社のサイトへ誘導する検索連動広告は、商標権の侵害だ」


    くらいで、いまいちピンと来ないんですが。
    • Re:教えて!エロい人 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2007年05月03日 14時53分 (#1152041)
      検索結果改ざんによる世論の誘導とか?
      中国だと天安門事件関係の検索結果が故意に改ざんされている
      とかありますよね。ああいった情報操作をやられちゃう可能性が
      あると。

      一方通行のマスメディアはそういった情報操作の危険性がよく
      論じられますが、半能動的にネットから情報を得る人が多くなって
      来ている現状では一国に検索を握られるのは他国からすれば
      いい気分ではないですね。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 23時44分 (#1152201)
        >検索結果改ざんによる世論の誘導とか?
        >中国だと天安門事件関係の検索結果が故意に改ざんされているとかありますよね。
        >ああいった情報操作をやられちゃう可能性があると。
        Nスペ観て云ってるのかも知れないけど、中国ではインターネット万里の長城(国営ファイアーウォール)
        によって、政府(共産党)が許可しないWebページは、国内からのアクセスが遮断されてしまいます。

        Googleは営利企業であり、別に命を賭けてジャーナリズムを追求するとかって訳じゃないんですから
        アクセス遮断で中国国内では存在していない事になるよりは、経営判断として
        理不尽な要求(言論弾圧・検閲)を受け入れる方を選んだってだけの事じゃ無いんですかねぇ?ビジネスですからね。

        なので、私は番組観ながら突っ込み入れてましたよ。ビジネスなんだし、そもそも悪いのはGoogleじゃないでしょうってw
        中国で世論の誘導をやってるのはGoogleが悪いんじゃない。政府(当局)が法律・条例作って検閲したら
        検索サイトが何をやっても無駄。お門違いかと思われ。
        親コメント
      • >検索結果改ざんによる世論の誘導とか?

        マスコミによる情報操作とか捏造とか?
        なんだ、いままでと同じじゃん。
    • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 16時05分 (#1152063)
      日本国内の水道のインフラが米国企業の寡占状態だったら?
      日本国内の電話網のインフラが米国企業の寡占状態だったら?
      日本国内の電力網のインフラが米国の企業の寡占状態だった?

      などということと同列に、検索サービスを社会インフラの問題として考えなければならないぐらい、検索サービスが重要なポジションだと考えているのではないでしょうか?
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 16時32分 (#1152075)
        > 検索サービスを社会インフラの問題として考えなければならないぐらい、検索サービスが重要なポジションだと考えているのではないでしょうか?

        たぶん国としてはそう考えてるんだろうけど誤認がいくつもあるよなぁ と

        1)物理的な実体のあるものと物理的な実体のない情報を同列に考えている
        2)検索サービスを使うための情報インフラ(特にOSやブラウザ)がすでに日本製ではない
        3)(社会)インフラはほとんどの場合二重に必要にはならない

        まぁ 2)なんかはケータイ専用のサービスとかにすればまた違うんだろうけど
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 19時07分 (#1152119)
          ん〜

          > 1)物理的な実体のあるものと物理的な実体のない情報を同列に考えている

          同列に考えてしまった場合の問題点が提示されていないので、ヨクワカラナイ

          > 2)検索サービスを使うための情報インフラ(特にOSやブラウザ)がすでに日本製ではない

          OSが握られているのはごもっとも。でも、OSと検索サービスは別の問題。OSが現在 MS の寡占状態だからといて、重要な検索サービスを諦める理由にはならんのではないかなぁ。ブラウザは firefox でもなんでもいいけど、代替手段は用意されているという認識。日本製かどうかではなく、コントロール出来るかどうかが問題。

          > 3)(社会)インフラはほとんどの場合二重に必要にはならない

          うーん、海外の一企業が国内のインフラを握っていることが問題なのでは?二重っていう意味がヨクワカラナイ

          海外の一企業が日本の電力網を握っていたら、社会問題になるでしょう。検索サービスがそういう状態で、もし電力網のように重大な社会インフラとして認識される未来が来てから作り出しても遅いんじゃない?
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    • by unchikun (14429) on 2007年05月03日 13時46分 (#1152022)
      エシュロンのWeb版、自動化を狙ったもの、と考えるとよいかも。

      Googleの検索連動機能を向上させれば、いつかは出来るかも、
      となればネットでの情報収集・分析は米国だけのものとなってし
      まう。そんなことはフランス政府としては耐えられん....といった
      感じでは?

      民生利用に固執するから大航海などに疑問符がつくわけで、
      軍事利用と外販も念頭に開発すればいいと思うんだけどねー。
      でも縦割り行政が横行している日本じゃ土台無理な話。
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 13時56分 (#1152025)
    日本語を「賢く」扱ってくれるWebサーチエンジンを開発して欲しいなぁ・・・とか。
    #ローカルな需要をね
    • by Anonymous Coward on 2007年05月03日 14時24分 (#1152034)
      とりあえず、国の仕事として漢字と文字コードの整理を……

      #きちんと対応したフォントと国語辞書のフリー化も行ってくれるといいかもね
      親コメント
    • by shuu02 (31177) on 2007年05月03日 17時00分 (#1152082)
      gooがGoogleと提携して,その後gooは,
      >Googleに挑戦しなくてもいいから
      >日本語を「賢く」扱ってくれるWebサーチエンジンを開発して欲しいなぁ
      の方向性でやってるわけですが,
      #1151977 の
      >できた技術はアメリカの企業に流れていっちゃうんじゃないだろうか
      そのものという見方もできます.
      親コメント
    • 国産検索エンジンが日本語の需要に汲々としている間に、どっかがI18Nでがっぽりくるんでしまいそう。
      • by Anonymous Coward on 2007年05月04日 17時15分 (#1152437)
        なんか、I18N っていうと魔法の言葉のように「全ての言語で利用できる!」みたいなこと思ってる人がいるみたいだけど、I18Nっていうのは単なる枠組みですよ?

        外側から見れば、同じ API で全ての言語が処理できるようになるっていうのが I18N であって、内側の実装は個々の言語ごとにやるしかない場合も多々あるでしょう。例えば、メッセージカタログ。個々のアプリケーションがgettext()なりを呼ぶことで、ロケールにあった言語のメッセージが選択される。でも、翻訳という個別の作業がなくなるわけじゃない。
        親コメント
      • まさにそれが問題なんですよね。国内でしか通用しないものは、国内でしか開発できないという足枷は意外に重くて、ウェブ時代の力学ではかなり不利でしょう。それを考えると、経済産業省ではなく、NTTがもっと危機感を持つべき、なんでしょうかね。
  • by Anonymous Coward on 2007年05月04日 20時46分 (#1152491)
    まともにやったらgoogleに勝てません。
    実際に有効かどうかは分かりませんが、例えば「携帯電話での利用に特化した検索」など、日本ならではのものを目指すべきでは?

    (携帯でWebブラウズする人は日本がずば抜けて多く、「携帯電話での検索」が商売になるのは今のところ日本だけ(ヘビーユーザが100万人はいる)。基本的に、googleは米国向けに開発したものを各国向けにローカライズしているだけだと思うので、「携帯電話での検索」に本腰を入れてくるのはしばらく先になりそう。このような分野ならgoogleにつけ入るスキがまだあるのでは?少なくとも今のままの方針では、うまくいく理由が見つかりません。)
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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