楽譜はどう書きますか? 39
ストーリー by mhatta
Lilypondは結構有名じゃないかね 部門より
Lilypondは結構有名じゃないかね 部門より
世間でどのくらい知られているのか分かりませんが、テキストからPDFの楽譜を作成するツール、GNU LilyPond(Wikipediaの説明)の存在を、私は最近になって知りました。
TTFのフォントファイルを用意すれば、日本語の歌詞やタイトルも入れられます。私は半日くらい試行錯誤した結果、簡単な合唱譜が作れるようになりました。MMLやLaTeXを使った経験があると理解が早いです。
私は昔作曲したものをこれでPDF化するつもりなのですが、スラッシュドットのみなさんは楽譜は手書きですか? それとも何かツールを使って書いていますか?
Finaleかなぁ。 (スコア:4, 参考になる)
三度移調やら、小節の入れ替えやらの作業を頻繁に行うので、GUIの方が直感的に操作できて便利なのです。バージョン競合が激しので新しいバージョンにする気は更々ありませんが。
以上
Power TAB (スコア:1)
まぁ、無料で権利関係の怪しいTAB譜が落とせるというので広まっている感があるソフトですが、単体で十分に使える内容ですね。
このジャンルではGuitar Pro [cameo.co.jp]と並んで人気ソフトですが、どっちが普及しているのかなぁ?
Re:Finaleかなぁ。 (スコア:0)
今じゃMusiXTeXが一般的だけど。
MuseScoreだね (スコア:2, 参考になる)
やっぱFinale (スコア:2, 参考になる)
Sibeliusも悪くない(知りあいの同人音屋で使ってる人がいます)と聞いていますが。
もしくは、手書きw
本気で作曲するときはメモ程度の楽譜を手書きで書いて、最終的なバージョンはそのメモを見ながら仕立てていきます。
Finaleユーザです. (スコア:2, 参考になる)
別にFinaleじゃなくても良いのですが(シベリウスだとかスコアメーカーだとか色々あります.)、昔から使って慣れているので。
入力効率はあまり良くないですが(手書きに比べると格段に速度が落ちる)、「見栄え」「管理性」「編集のし易さ」という観点から見ると、やはりPCで書いた方がずっと楽です。
移調、音部記号の変更、途中に小節を追加、スコアでパートの追加などなど、手書きで書いてるとゾッとする作業をするときは恩恵を噛み締めています。
それでもまぁ、聴音(耳コピ)や、急を要するときにぱぱっと楽譜を書くときは手書きですがね。
ツールがなければ職人に書いてもらえばいいじゃない (スコア:1, 興味深い)
実際、アマチュアも含め、編曲担当の職人技によるところが多いんじゃないかと。「作曲」者とやらが口ずさんだメロディーを書き起こす職人さんに乾杯。
売り子時代にこみけの音楽同人島の様子を見ていたのでAC
Re:ツールがなければ職人に書いてもらえばいいじゃない (スコア:0)
色々試してきましたが・・ (スコア:1, 参考になる)
http://www.blanksheetmusic.net/ [blanksheetmusic.net]
だけに頼っています。
楽譜は書きません (スコア:1, 興味深い)
Re:楽譜は書きません (スコア:1, 興味深い)
私にはとても真似できませんが…
Re:楽譜は書きません (スコア:3, 参考になる)
一昔前にMIDIを多少かじった事がある人なら記憶の劣化を別にすれば
大半の人が読めるんじゃないかと・・・。スコア入力やピアノロール入力なんて
当時はあまり安価なソフトが無く貧乏人にはMML→SMFは至って普通でした
当時はMMLでMIDI書いてWRDファイル書いて、WRDの背景用にMAG描いてなんてことを
共同でしたり一人でやったりと色々でした
私も基本的なエクスクルーシブメッセージを除いてSMFなんて読めません
Re:楽譜は書きません (スコア:1, 興味深い)
少なくとも私の身近を見回すと、
90年代前半に「みゅーじくん/みゅーじ郎」「レコンポーザ」あたりだった人が多くて、
「MML」な人はまず居なかったです。
(あとMacも結構いたが、それはおいといて)
世間平均ではそんなに多かったのでしょうか、MMLな人って?
活動拠点がパソコン屋か楽器屋かの違い、かな?
「音楽」として取り組んだ人は、MMLに寄り道(ごめんね)せずいきなり楽器っぽい道具(ソフト)を使うことが多いのじゃないかな。
MMLだと何が困るって、
→ベロシティとかゲートタイムとか変わりまくるデータは効率的に読み書きしにくい
→1パートのポリフォニック数が多い&不定だと、これもかなり読み書きしにくい
要するに例えばピアノ人間にとっては鬼門なんですよねえ。
(ピアノ曲は、ジャンルにもよるけど、しばしば、パートの数が1曲の中で「動的に」変化する(と見なせる)。パート縛られると不可能じゃなくても凄く不自然で可読性が低いデータになっちゃう。)
さらにリアルタイムレコーディングもしたくなったらもうアウト。
そういえばソフトじゃなく単体ハードウェアシーケンサというものも有りましたね。
「まずパソコンがあった」人ならパソコンそのものの出費は計算する必要は無いですが、
そうでなければパソコンベースの音楽環境よりお安くついたかも知れません。
しかもまず間違いなくリアルタイムレコーディング(あるいは鍵盤による打ち込み)機能がついてるんで、画面が絶望的に狭くてもリアルタイム系の人はあまり困らなかったりするし。専用機で自由度が低いぶん覚えることが少なくて楽という面もあったし。
>あまり安価なソフトが無く
そういえば、特に当時主流だった(はずの)PC98系で、
無料なシーケンスソフトはありません(普及してません)でしたね。
思えば不思議な話ではあります。
プレイヤーは(Mimpiとか)ちゃんと有ったから、
SMFだけじゃなくメジャーな商用シーケンサの独自形式の読み込みのためのHACKも
問題なく完了してたし、
IBMPCのようにハードの多様性に気を使う必要もあまり無かったし。
(音楽ソフトの作りやすさという意味では98のほうがIBMPCより良好だったかも。割り込みとかも使いやすかった。)
お隣のX68世界には無料ソフトSTed2があったわけですし、
どう考えても下地は十分だったはずなのに、
結局出てこなかった。
閑話休題。じゃあ何を読んでたんだ?といわれると、
→ピアノロール
→画面上の簡易化された譜面もどき
→イベントリストエディタ画面
ですかねえ。
というか、面倒なんで
→好きなところにカーソル合わせてプレイボタンをポン!
かな。音楽なんだから見るより聞いたほうが早いし確実。
そういえば途中からの演奏をさせようとしたら、やたら待たされるソフトってのも、ありましたね(^^;
いったいどんな内部アルゴリズム使ってんだか…と首を傾げました。
各小節の頭へのポインタとかキャッシュしてなかったんだろうか?
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
>「MML」な人はまず居なかったです。
>(あとMacも結構いたが、それはおいといて)
後半は長いので読んでませんが
こういう人たちはお金がある、と呼んでいいと思います。
# WinGrooveが出費の限界という人が対象の話だったのではないかと
Re:楽譜は書きません (スコア:1)
パソコン使った音楽関係の記事は、Macしか見た記憶が無い。
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
当初から98とかの話題も豊富でしたよ。
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
Macを目撃できたのはでかい楽器屋、銀座十字屋とか。
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
よく知らないんですが、DT[M]じゃなくDT[P]のほうが、
日本でのMacの普及の牽引車になってたんじゃないでしょうか?
ところでリンク先の
「プロの音楽制作現場でのWindowsの望みが絶たれた」
ってのも言いすぎでないですか?
たしかにWinからLogicはきえましたが、
他のソフトも色々あるはずです。
そのどれもがぜんぜんプロの使用に耐えないというんでしょうか?
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
常に「普及数と値段は反比例(例えば)する」わけじゃないのは、
LinuxよりWindowsが流行ってることを見れば…げふんげふん。
それに、
お金の差がそんなについたかどうかも疑問を感じてます。
有償ソフトの有無の以前の問題として、
(有償)ハードであるMIDI音源を買わないとDTMは出来ないので、
差額は大したことなくなっちゃいますよね。
WinGrooveのようなソフト音源が出てきたのは結構後のこと(Win3.1時代)だし。
DOS時代にはそんな夢のようなものは存在しませんでした。
みんな、何が何でもMT32/CM64/SC55/SC88…を買わざるを得ない状況で
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
チップ音源の打ち込みはMMLに限る・・・と思いつつも不自由さも否めない。
仮にMIDIシーケンサを使うにしても、STed2ならいざ知らずトラッカーは無理!
Re:楽譜は書きません (スコア:1)
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
# アセンブラのニーモニックとマシン語の違いみたいなものか
Re:楽譜は書きません (スコア:0)
デルタタイムのバイト数の切り変わり目(可変長形式なので)でウロウロされたり、
ランニングステータス使われまくったりすると、
だんだん何いってんだか判らなくなってくるけど、
SMFって基本的にそんなに難しくないでしょう。
あとは60だったら中央ドだとか、そういう程度で。
手書きのPDF化でよろしい… (スコア:1)
そうでない場合、効率がいいかどうかはかなり微妙です。
テキトーに書いてしまいたい所とかもありますしね。
文章のタイピングほどに効率化されればいいかもしれませんが…。
#デジタルのペン入れも最近ようやく使える様になってきたが、
#音楽系はインターフェイスがガチガチに保守的なので進化遅い…というよりしない。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:手書きのPDF化でよろしい… (スコア:1, 興味深い)
マウスでちょんちょんするのも分量が多くなるとナンセンスだし
(私はマウスベースの譜面ソフトで人差し指が腱鞘炎っぽくなりましたorz)
いっぽうでMMLベースもユーザや曲想を選んでしまうので、
あいだをとったソフトで、主にキーボード(パソコンのほうの)でサクサク書けるようなものが
ほしいところです。
誰かviかEmacsの上で動く奴を作ってくださいm(__)m。
操作性はそれらのソフトに準ずるってことで。
(譜面と比べた場合の)MMLの違和感は、
MMLがテキストつまり1次元ベースなんだけど、
譜面は概ね2次元ベースだ、という相違に由来するんだろうと思います。
それで、画面上を2次元的に飛び回ってデータを編集するソフトといえば、
「スクリーン」エディタであるviやEmacsの操作性が
参考になるんじゃないか?と思うんです。
テキストといっても、入力結果である文字列に倣う(=MML)じゃなく、
入力工程であるエディタ(ラインエディタじゃなくてね)に倣おう、
という話です。
Re:手書きのPDF化でよろしい… (スコア:1)
作り手のデジタルディバイドが適当な所まで埋まって、
弾ける奴は弾けばOK、弾けない奴はGUIで素材加工すればイナフになったのが原因なんでしょうね。
これだともう楽譜書く必要がほぼないし、そもそも読み書きする為の共通の表現やソースがいらない。
現場もかなり変わりました。
技術屋からすると全く(ごく純粋な効率とか視認性の面で)異常な言語で作り上げられてるけど、
それで世の中回ってるから巨大な壁を感じるわ(^^;
でもその為に、効率的な環境を持たない打ち込み型の新人は失われた世代としか言いようが無いレベルに…。
#一部の業界の高齢化(というよりやってる人がずっと同じで後継が育たない)にはびっくりする
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
譜面いろいろ (スコア:1, 興味深い)
「テキストから楽譜を作成するツール"GNU LilyPond"の紹介」
というリンクをClickすると、
この「楽譜はどう書きますか?」というページに来れてしまうのは、
なんか変ではないですか?
なにか違うデータが混じっているのでしょうか?
さて。
「描く」だけなら別に音楽ソフトでなくていいじゃん、という説もあるようです。
手書きという意味じゃなく、ソフトを使うけど、「音楽」ソフトでなくていいぞと。
http://www.venus.dti.ne.jp/~kiyo/sound/Fl/sx-draw.html [dti.ne.jp]
こんなページを見つけました。
単なるお絵かきソフト(レイヤ機能は要るらしいです)
に、五線や音符などなどの(単なる)「絵」を貼りこんで
譜面にしてしまえという話のようです。
音楽ソフトとの相違といえば、
譜面として矛盾が無いか自動チェックする機能とか、
音で確認する機能とか、
そういう付加価値を期待したものだと思いますが、
まあいいやと開き直って、こういう手もあるようです。
ところで、もっとセコく、アスキーアートで五線譜をやっちゃう人は居ないんでしょうか?(^^;
Re:譜面いろいろ (スコア:1)
PDFtoMusic (スコア:1)
フランスの Myriad [myriad-online.com] 社の PDFtoMusic [myriad-online.com] 使うと、
pdf の楽譜を演奏したり、MIDI に書き出したりできます(GUI で)。
Pro 版だと MusicXML [wikipedia.org] もサポート。
Mac と Windows 両方に対応してます。
三線譜への招待 (スコア:1)
言語そのものを改良したほうが、本質的
しかし QWERTY キーボードを習熟してしまうほど人間は学習能力があるのが悩み。
Search Results for “三線譜”
http://www.youtube.com/results?search_query=%E4%B8%89%E7%B7%9A%E8%AD%9... [youtube.com]
これで解決
3線譜への招待(前半) #1/2
Re:三線譜への招待 (スコア:0)
12音がすべて等間隔なわけですか。
読むだけじゃなく書くのも(慣れれば)相当早くなりそう。
(平均律決めうちで#vs♭の区別を捨てたわけですね。確かに五線譜の半音表記と音階表記の両方に日和ったような書き方は、#vs♭の区別を厳格にする必要が有る楽器向けですね。少なくとも現代のピアノとギターには不要な冗長表記です。)
ただ、これを「3」と呼ぶのは少々変な気がします。
実際にはオクターブの間は6本の線がありますね。
濃い線がオクターブ、点線がその半分つまり増4度、薄い線が全音、ですか。
さらに線と線の間に置くことも許すことで目出度く半音を書けるというわけですが、
するとこれの味噌は「3」という数字なんかではなく、
「線の濃淡をつけている」という点なんじゃないでしょうか?
線の数はむしろ五線譜より増えていますが、それを濃淡で感じにくくさせたというところが味噌。
えーっと (スコア:0)
・・・そうか!描画機能あるところ、痛ペイント職人ありだ!
新ジャンル「痛楽譜」を作らせようと言う釣りタレコミなんだな?!そうなんだな?!
Re:えーっと (スコア:3, 参考になる)
# 変な楽譜元祖は蟹のカノン [derek-hasted.co.uk]とかですかね。
以上
Re:えーっと (スコア:0)
#と元コメ主があえて言わなかったであろうことをわざわざ言ってみる
んなもん (スコア:0)
日本人だけど (スコア:0)
Re:日本人だけど (スコア:0)
Re: 楽譜はどう書きますか? (スコア:0)
…適当なソフトで書いて、文章中に画像(ベクターでもビットマップでも)として、突っ込むしかないんでしょうかねえ…
# opendoc?
Re: 楽譜はどう書きますか? (スコア:0)
そういうものを使えば、
「ワープロに譜面を突っ込める環境」は、
作れば作れるんだろうと思います。
ただ、現存してないのは、
技術的にそれが出来ないからじゃなく、
「Officeソフトではまず必要とされないから」なのでしょうね(^^;;
ところで、音楽ソフトのなかには、
そもそも音符を(TrueType)Fontとして持たせてる奴が、あったと思います。
(多数派を占めてるかどうかまでは知りません)
結局のところ、複雑なかたちを持ち、隣の文字(?)との相互影響(旗つなぎとか)を考慮するとなると、
音符を文字だと思って処理するのが、いまどきのOS上でのアプリにとっては有利なんでしょうね。
演奏機能とかも、あまりうるさい事言わなければ実装なんて簡単なものですし。
(SMFを出力してメディアプレイヤに演奏させる…でOKかどうかは微妙ですが)
技術的には、ほんと、ワープロと音楽ソフトの、距離はそんなにないはずですね。
勿体無い。