Office2007のリボンUI、便利に使えてますか? 169
ストーリー by yoosee
そもそも周りにOffice2007ユーザがいないな 部門より
そもそも周りにOffice2007ユーザがいないな 部門より
nori2 曰く、
Office 2007に新しいインターフェイスとして搭載された「リボンUI」が登場して、半年ほど過ぎた (参考: すべてが分かるOffice 2007大百科 (4) リボンUI - なぜ、今新しいUIなのか?) 。 インターフェイスが変わったことへの拒絶反応の声も当然のようにあったものの、 使いやすくなったという声も見かける。 諸兄の周りでは、この新UIは受け入れられていますか?
UIが問題ではなくて (スコア:5, すばらしい洞察)
旧来のメニューUIを使った経験のある人からは、使いにくいとの評価に変わります。
UIが問題の本質ではなくて、2種類のUIが共存している環境が問題であって、どちらかに統一されたら
嫌でも落ち着くのではないでしょうか。
#私はキーボードショートカットで済ます場合が多いので、あまり苦労はしていませんが…。
教育となるとそうもいきません (スコア:2, 参考になる)
なんですよね。英語版キーボードだとShift+8が(じゃなかったりしますし。
ノートパソコンも視野に入れると、ショートカットキーの運用を教える場合は最初に、
Ctrl/Altキー探しを教育しなければならないことになります。
それに初心者にとって同時押しは難しい操作です。やはりショートカットキーを教育に使うことは
できません。
[ファイル(F)]とか出てくるリボンをVisualStudioで開発するしかないかも知れません。
Re:教育となるとそうもいきません (スコア:2, 興味深い)
アイコンを図示しなければならないGUIは、
逆に教えにくいと感じるときもあります。
対象領域を選択→ホームタブ→フォント→Bと描かれたアイコンを押す(リボンUI)
と
対象領域を選択→Ctrlを押しながらB(キーボードショートカット)
どちらが教えやすい・理解しやすいかと考えると、私は後者だと思います。
>それに初心者にとって同時押しは難しい操作です。
片手の同時押し(小指+英字キー)ではなく、2本指(人差し指 or 中指 +英字キー)で
教えると、習得が早いようです。なれた学生は勝手に片手でやりますし。
Re:教育となるとそうもいきません (スコア:3, 参考になる)
私も以前はそう思っていたのですが、最近はソフトウェアの機能や操作の紹介がYouTubeなどに投稿されたビデオによって行なわれる事例が増えています(例えばcompiz-fusionなど)。将来的には益々ビデオによる説明・紹介が増えていくのではないかと予測出来ますが、その場合はリボンUIはキーボードショートカットを使うのよりもはるかに分かりやすくて良いのではないかと思います。またさらに言うのならば、ビデオによる説明が前提であれば旧来のメニューUIよりもリボンUIの方が視覚的に分かりやすいだろう、と思います。
もちろん検索の問題などを考えれば操作説明を文書にしなければならない場面がなくなるわけではないので、キーボード操作での説明に利点が残るのだとは思いますが、説明が容易という点でのメリットは徐々に減っていくのではないでしょうか。
Re:教育となるとそうもいきません (スコア:2, すばらしい洞察)
「アプリケーションを使って何かを作る」教育時では
また違う取り組みが必要と考えています。
確かに操作法の習得時にビデオ教材は非常に有効で、
オンデマンドで教材を呼び出すシステムも安価に構築できますし、
理解できるまで何度でも繰り返しできる点で優れていると思います。
ただ、アプリケーションを使って何かを作り、その内容を評価するような場合に、
アプリケーションの操作法を都度呼び出し、自習するのも時間面でちょっと苦しいような。
その解決策の一つとして、ショートカットを使うこともあるのですが、
その他に何か良い方法は無いでしょうか?
Re:教育となるとそうもいきません (スコア:1)
確かにビデオによる操作説明は特に単機能の場合に優れているように思えます。単操作の連続によって構成される複雑な操作をビデオで説明した場合、個々の操作方法をあっさりと忘れてしまう恐れはあるかと思います。それを一々単機能説明のビデオを見直して...というのは実際のところ時間がかかってあまり現実的ではないと思います。
しかしこれもあくまでも現時点での制約のように思えます。個人的な経験として、以前はビデオを観るのも観てもらうのも大変でしたが、近年ではYouTubeなどの登場でそれが極めて容易になりまたその機会も圧倒的に増えました。具体的な方法は分かりませんが、同じことが機能説明においても起こる可能性があるかも知れません。極端な話、ヘルプが単機能の各名称とビデオによって構成されかつそれが簡単迅速に閲覧できるようになったとすれば、個々の操作方法で分からないことがあればすぐにヘルプのビデオを観ればいいでしょ、と言って済ませることが出来る時代が来るかも知れません。現在既に操作説明のビデオを作成するコストは下がりつつありますので(例えばGNOME界隈ではistanbul [gnome.org]などの簡単に操作できるデスクトップセッションレコーダの登場以来、機能説明のビデオを目にする機会が極端に増えました)、そうなる可能性はあると個人的に感じます。そして、そうした時代が来た時にはリボンUIは単なるメニューよりも視覚的に優れている以上、有効に活用されるのではないでしょうか。
でも結局のところ現時点ではキーボードショートカットによる説明をその場その場で行なうのが時間的に効率的だろうと思います。しかし以上のようなことを考えればGUIで教えにくい点があるからキーボードショートカットという場面はいずれほとんど無くなるのではないかと思います。だってそもそもキーボードショートカットの存在を理解してもらうのだって、大変じゃないですか。それしたいのならCtrlキーとCを一緒に押してねと説明しても、私の場合、大抵は「はぁ?何めんどくさいこと言ってんの?」って顔されます。
Re:教育となるとそうもいきません (スコア:4, 興味深い)
Wordではセクションの区切り方や印刷・文字属性を変える等を15秒程で解説するFlashを作ってみました。
Webブラウザから簡単に参照できる点で好評です。
ただ、ビデオ教材を作るのが簡単になったのは技術面の話で、それを作る為に必要な人工費は別途必要であり、
こちらが曲者であると感じています。自分の情熱で動けるLinux界隈ではともかく、金銭的な話が絡んでくる
業務アプリケーションではマニュアル・教育にかけるカネは削られがちです。
# 自分が責任者のプロジェクトでは、予算の10%をドキュメント化・教育に振りますが…
>キーボードショートカットの存在を理解してもらうのだって
方法から教えると、やはり反発を受けます。
ショートカットを使うと、メニューから選ぶより早く操作できる利点を
先に告げると、食いつきもよくなる傾向があります。
Re:教育となるとそうもいきません (スコア:1, 参考になる)
油断するとGateway MP8701Jの様な例外にぶちあたることもあります。
(最下段アルファベットが一つずれている‥‥(笑えない))
Re:UIが問題ではなくて (スコア:2, 参考になる)
ですが慣れるまでですかね。
機能的には色々と使えたり表現出来る要素が増えているので
いまは重宝してます。
#UIとは関係ないがPDFに出来る機能は便利に使わせてもらってる。
Re:UIが問題ではなくて (スコア:2, 興味深い)
使いたい機能を探しやすいと思いますね
# ショートカットキーを覚えたいと思うほど頻繁に使わないので・・・
Re:UIが問題ではなくて (スコア:2, 参考になる)
嫌でも落ち着くのではないでしょうか。
アプリへのリボンUIの実装にはMSのライセンスが必要なので、どちらかに統一される日は遠いと思います。
政治的な理由や、そもそもOffice製品と競合するアプリにはライセンスされないことなどから。
Office 2007の無償UIライセンス、コードは提供せず [itmedia.co.jp]
人柱用 (スコア:2, すばらしい洞察)
反応をみてる。
ユーザーにしても、ヘビーユーザーにしても、デベロッパにしても。
それで、良しとなったらWindows全体のガイドラインに
するんじゃないでしょうか。
で、あまりに拒絶反応が激しければ、とっととリボンUIを
引っ込めて、何もなかったかのようにOffice 2003に
2007の機能を取り込んだ、Office 2008/2009を発売
することでしょう。
マイクロソフトも過去の互換性重視政策を考えると、本気で
メニューバーを完全廃止する気などないはずです。
Office 2007は、人柱用ということでは。
わたしの読みは、SP1になると、メニューバーが実装され、
にもかかわらず、大勢は、リボンUIに流れていく、
というものです。
こういう根性の入った実証実験ができる
マイクロソフトが、すこしうらやましかったりしませんか。
普通だと、リボンUIこけただけで
会社は傾くはずです。
ジャストシステムの歴史はそんなことを彷彿とさせます。
------ nori2
Re:UIが問題ではなくて (スコア:1)
タブブラウザもDonutsを使ってましたが、Sleipnirへ移行。
検索UIのキーワード欄と使用するエンジンが分かれているのに完璧に依存してしまって大変です。
OSの再インストールをしたついでにFirefox2への移行をやってみましたが、細かい部分に慣れなくてストレスがたまり1週間で挫折しました
深読みしてみる (スコア:5, すばらしい洞察)
しかも、この世代の人たちは、購入決定権をもちしかも自らパソコンを使っている比率が非常に高い。
短期的に見るとOpen Bussinesなどの2003以前のOfiiceへのダウングレード権を持ったライセンス製品への以降を助長することになるでしょう。しかし、長期的に見ると今回のインターフェース変更はシェア低下の直接的な原因となりえるともいえる。さらに、ダウングレード権目当てのユーザにとっては、ライセンス製品へ移行したとしてもアップグレード権目当てではないためSAによる長期的な収益の向上はもたらさないでしょう。
じっさい、「新しいパソコンかったら2007がついてたけど2003に変更したい。変更しろ」なんてことを頻繁に聞きますしいわれます。
Re:深読みしてみる (スコア:3, おもしろおかしい)
20年後も「ファイル」→「開く」とかやるんですかね。
Re:深読みしてみる (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:深読みしてみる (スコア:2, 参考になる)
ある特定の人たちにとってツールバーの「位置が固定されていること」と「常に見えていること」はかなり重要だったりします。フローティングツールバーでさえ対応できない人もおおいのです。
ましてや2007のあの丸いところに色々ついていることさえ気づかない人は、使い始めて20分でそれまで苦労して作ったファイルを保存も印刷もすることができずに猛烈なクレーマーに変身します。
便利に使ってる (スコア:5, 興味深い)
カーソル動かすと変更が即時反映されるから試行錯誤の回数が減った気がする。
その反面、意識せずに使っていた機能がどこかに分類されてしまって探し回る事もある。
カーソルをオブジェクト選択に切り替える機能とかね。これで30分くらいはまった。
訳ありでExcel 2003とExcel 2007とOOoを併用しているけど、あまり使わない機能を探すときにそれぞれの特色が出るかな。
2007 → 適当にリボンをめくる。条件揃わないと出てこないリボンは人に説明しにくい。
2003 → ヘルプでキーワード検索。いらない情報をよりわけるのが面倒。
OOo → ぐぐれ。ヘルプは飾り。
2003と比較して、画面で指定できるカラーに互換性がない件と画像の印刷位置がずれる件が不満だけど、その辺を乗り切ったら2007に全面移行してもいいかなと思う。
縦になればいいのに (スコア:4, 興味深い)
リボンが縦に設置できるといいのにとすごく思います。
Re:縦になればいいのに (スコア:5, 興味深い)
私も邪魔でしょうがないと思っていたんですが,リボンをダブルクリックすることで「最小化」できると知ってからはそうでもなくなりました.むしろツールバーがなくなった分Office2003より作業領域が広くなったくらい.
そんな使い方をしてるため,私のなかでのリボンの位置づけは「新しい分類に従った,よりグラフィカルなメニュー」といった感じです(よく使う機能はキーボードショートカットで呼び出すことも多いですし). そのかわりツールバーがないため,マウスで使おうとすると今まで1クリックで使えていた機能が2クリック以上必要になってしまう点には少々不便を感じています.まぁ,そういうのこそクイックアクセスツールバーを使え,ということなのかもしれませんが.
あと,リボンと関係ない所では,テキストを右クリックした時に出る書式設定・画面右下のズーム機能,あたりが結構便利と感じています.
Re:縦になればいいのに (スコア:2, 参考になる)
β版の頃から、ヘルプに Ctrl+F1 でリボンの表示 on/off ができる、と書いてあったりします。これからタイプしまくる、という時に Ctrl+F1 を押す癖をつけると便利かもしれません。
# Word はこの状態で見出し表示 + スタイル表示にすると書きやすすぎる。
翻訳に関してはデフォルトで全言語が有効であるため、必要なものだけに減らすのが異様に大変というのはありますね。せめて全部、日本語→○○と○○→日本語のみ、すべて無効とかで最初に選べるといいのですが。
Gtk# Ribbon Library (スコア:4, 参考になる)
・Google SoC: Gtk# Ribbon Library [tirania.org]:紹介記事
・開発者ブログ [wordpress.com]
上記記事では DreamWeaver, Bluefish, Blender あたりもリボンUIっぽいとされています。私はいまだにOffice2007のリボンUIにはなじめないのですが、こうした他のソフトウェアでも類似のUIを採用しているのだと考えれば、もしかして以前との見た目の違いにとまどっているだけなのかも知れないと思います。リボンUIが流行ればいずれ慣れて便利に使うようになっているのかも。
なお開発者ブログには、MonoDevelopをリボンUIに替えたい、みたいな事が書かれていますので、ひょっとしたらMonoな人々の間でリボンUIが流行るかも知れません。
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:3, 興味深い)
Gtkとか(あとKDEとか)の方面ってさ、悪い意味で(も)MSの後追いなUIばかり作っているよね。
そういう意味では、彼らが採用したからといって、それが「良い」UIである保証なんか何処にも無いと思う。
>リボンUIが流行ればいずれ慣れて便利に使うようになっているのかも。
「いずれ慣れて」という発想は危険です。
伝説の靴職人フェラガモの言葉を引用しましょう。
「靴が足に慣れるのではない。足が靴に慣れるのだ。」
これは「慣れればいい」という意味ではなく、まったく逆の意味の言葉です。足は柔軟だから慣れてしまえるんだけど、慣れたからといってストレスが無くなるわけじゃなく、単にストレスに「気づかなく」なるだけ、なのだそうです。実際には負担は蓄積する。
靴職人としての彼が、合わない靴によって足を痛める人が昔から後を絶たないのを嘆き、そのカラクリ(なぜ人はその原因に「気づかない」のか)を説明した言葉です。
われわれソフト屋(でしょうか?)も肝に銘じるべき言葉だと思います。
われわれも体に合わないMSのUIに「慣れさせられて」いるだけ、かも知れませんよ。
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:3, すばらしい洞察)
慣れさせられているの極みだと思うのですが・・・・
# そもそも、QWERTYキーボードが・・・・
1を聞いて0を知れ!
Re:Gtk# Ribbon Library (スコア:2, 参考になる)
> というのは今日トピックが立った「(シャープの)マルチタッチ画面」
> のようなデバイスに、Xは対応できないからです。
> (マウスが1画面あたり一匹だと決め付けてるので)
MPX [unisa.edu.au]で快適なマルチポインタ生活をお楽しみ下さい。
> いや、逆に疑問なんですが、期待してるユーザなんて居るんでしょうか?
文系の世界にはたくさん居られます。MS Office は魔法の箱だからこれひとつで全て解決!的なことをしばしば期待されます。
マイクロソフトらしい? (スコア:3, 興味深い)
# そもそもOffice系ソフトは滅多に使わないのがそう思う原因。
Re:マイクロソフトらしい? (スコア:2, 興味深い)
機能が整理されて配置されていますよ
頻繁に使う機能はアクセスしやすいところにありますし
あまり使わない機能でも、関連しようなよく使う機能があるあたりを探せば見つかるし
少なくても2003とかOpenOffice.orgとかを使っているときより、多くの機能を使えるようになった。
以前は機能がどこにあるのかよくわからなかったので、htmlタグを手で入力して、それをOOoでdocにコンバートなんて手間がかかることをやってたんだけど、最近は直接2007で作成してる
Re:マイクロソフトらしい? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:マイクロソフトらしい? (スコア:1)
>頻繁に使う機能はアクセスしやすいところにありますし
使い始めはそうでしょうが、慣れてくると
「俺の頻繁に使うモノがイチイチタブ切り替えないとねーよ」
……と思ってくるヒトも少なくないだろうと思うわけで。
作る側が思う「初心者にやさしいインターフェース」にありがちな罠
「一見わかりやすいけど、慣れてきたら激しくウザい」
に陥ってるよーに見えてなりません。
細かい部分の詰めが甘い (スコア:2, 参考になる)
機能に関しては、やっと及第点になったという印象です。PowerPointスライドやExcelのグラフ等、他人に見せる部分がやっとマトモなクオリティで作れるようになったことは大きく評価できると思います。
UIに関してですが、リボンは可もなく不可もなくといった感想です。気になるのは、リボン上のボタンから呼び出した先のダイアログの作り込みが甘いことです。
例えば、(オートシェイプなどの)枠線のスタイルの設定が、2つのページに分散していて、それらを切り替える手間が非常に煩わしいです。なんとか1ページにまとめて欲しかったですね。
また、グラデーションの設定のUIも、随分と原始的というかやっつけで作ったという感じです。IllustratorみたいなUIが欲しかったんですが。
使う側には優しく、作る側には厳しく (スコア:2, 興味深い)
まだまだ作り込みが甘くて古い設計のダイアログが出てくる所もあるけど、ちゃんと作ってあるところは素晴しい。
Adobeは早くこのUIを取り込むべきだと思う(コントロールパネルという名前で似たようなものは一応ある)。
ただ、カスタマイズしたり、作ったりする方としてはあまり優しくない印象を受ける。
デフォルトのタブの並びや項目はカスタマイズできないし、
ウインドウを小さくしたときにグループが折り畳まれる挙動も標準の挙動から変更できないし、
ユーザーの作ったグループは固定サイズとなってしまう。
それから、使う側としてはまとまってるのはいいんだけど、逆に作るときは上手くまとめないといけないから大変そう。
サイズの制限はきついし、きっちりグループ分けしないといけないし、分類も実装側から見た分類ではなく、使う側の視点に立った分類をしないといけないし、階層の深さだってあまり深くできない。
# ただ、良い設計であることにあまりこだわらなければそれなりに適当に作れるのかもしれない。
結局Ribbonやそれを含むOffice 2007全体のUI(Fluent UI)は使う人のためのUIであり、作る側のためのものではないように感じる。
おまけ: Ribbon風、コマンドライン入力補助UI [srad.jp]のアイデアメモ。
パソコンを買ったけど (スコア:2, 興味深い)
あまりにも使いづらいので、辟易しています。
いろんな機能をさがしまわってばかりで、全然仕事になりません。
従来のメニューだったら、一応メニューの中をひととおり探せば
ほとんどの機能にアクセスできるから、目的の機能もその中にあるはず、
という希望を持って探せるんだけど、2007では、どこをどう探せば
目的の機能に到達するのか、そもそも自分が望む機能はあるのかないのか、
それすら分からずにやみくもに探し続けるというのは気分が滅入ります。
慣れればいいのかもしれませんが、慣れるまでの時間的コストをどうしてくれる。
パソコンがマニアだけのもので、新機能を試したりすること自体が目的の
ユーザーばかりだった時代は、とうの昔に終わってるのです。というか、
そういう時代を終わらせた張本人がUIの変更だとかやるんだからなあ。
UIは誰のためか (スコア:2, 興味深い)
他の方も書いてるのですが、MicrosoftもリボンUIへの変更に関してはかなり悩んだのじゃないかと思います。今までのUIから大幅に更正が変化するって事は、どうしても既存ユーザからの反発はあるでしょうし。それを承知で敢えてUIの大幅な変更を行ったのは、これから使い始める人の学習コストを下げたかったからと言うのがあるんじゃないかと思います。
CUIからGUIに変わったときも、その後GUIが凝った物へと変更されていくときにも、やっぱり既存ユーザとしては「いままでのまま」が使いやすいのは確実だと思います。それでも、より始めて使う人が使いやすい物にしていくというのはOSやアプリケーションの進化の方向としては妥当じゃないかと思います。
ただ欲を言えば、旧来のUIにも簡単に戻せるようにしてもらえればもっと良かったなあとは思います。
#Emacsにも挑戦して、Vimにも挑戦して、両方とも挫折したヘタレだけどIDで
M$らしいな (スコア:2, 参考になる)
マイクロソフトって、Windowsアプリのガイドラインとかいって
サードパーティのUI設計にいらん制限(もちろんガイドラインだから守る義務はないにせよ)をかけておきながら、
Office系ソフトが、どんどんそのガイドラインを逸脱したUIを導入し、
あまつさえそれを「最新の思想を他社に先駆けて採用」みたいな宣伝文句で売り込んでるんですよね。
モノのでき以前に、そのあこぎなやり方に脱帽するとともに、
普通に開発競争してれば、もっと早くもっと使い勝手のよいUIが実現してたかも、と思うと
逆に残念な気がします。
まだ使わせてもらえません (スコア:1)
#WindowsはもちろんXPだ
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:1)
うちの職場もそう。自宅の PC には OpenOffice.org しか入れてないし……。
MS-Office使ってません (スコア:1)
最近ぐぐるさんのStarSuiteを入れました。
もちろんEmacs風キーバインドにカスタマイズ済み。
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:1, 興味深い)
つーか、2001ばっかり使ってた社長がリボンUIを触って
「うひゃー」ってなってからは、Officeの更新の話が
立ち消えになりました。
#ついでに言うと社長はVistaも「ありゃなんだ?」と
#申しております。
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:1, 興味深い)
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:1, おもしろおかしい)
さすがにデスクトップユースには居ないだろう
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:1)
個人で、ですが。
今も2003ですし、次の(今構築中の)ML350 G5 [fukapon.com]に乗せるのも2003です。2008はまだ時期尚早ってことで。
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:1)
Select/SAなしで買ってるからアップグレードできないと言われ(ホントかは知らない)、ずっとこれ使ってます。
個人ではPowerPoint 2007を近々買おうと思っています。2003 1年間ライセンスがもうすぐ切れるので。新しいUIは結構楽しみ。
Re:まだ使わせてもらえません (スコア:3, 参考になる)
>2003 1年間ライセンスがもうすぐ切れるので。
<プチ情報>
PowerPointの1年間ライセンスパッケージも
Office2007へのアップグレード対象ソフトになってますので、
アップグレード版買うとかなりお得になると思います。
(Microsoftに確認しました。)
#Office2007が出たあとも、新品のPowerPoint2003 1年間ライセンスパッケージ売ってた。
#Officeをまったく持っていない状態からだと
#それと2007アップグレードパッケージと組み合わせるのが、
#一番安かっただと思う。
はっきり言って (スコア:1, すばらしい洞察)
何も知らないから宣伝に騙されて買っちゃったのね〜、とか、
あー、とりあえず新製品買いたいだけなのね、何も考えてないのね、とか。
マイクロソフトがこのまま一直線に没落していくとは思わないけど、やっぱりこいつらは失敗作。
Re:はっきり言って (スコア:2, 興味深い)
こっちはシステムとして売ってるので市販アプリみたくスピード第一で対応できるわけじゃないのに「なんで話題の最新OSが発売されてるのに、古いOS売りつけようとするわけ?」みたいな。
大抵は最終的には説得可能なのですが、たまに営業が安請け合いで原設計に書いちゃったりすると最悪で…。
Re:はっきり言って (スコア:2, すばらしい洞察)
使い方次第だとは思いますが (スコア:1)
あくまで私の使い方なんでしょうが、頻繁に使う機能はキーボードからショートカットで使う事が多いし、GUIから操作するにしても使用頻度が多い為に割と直ぐに覚えてしまうからです。
#私が「苛っ」とするのは、普段余り使わなくて「確か2003以前だと、このメニューのこの辺にあったような?」みたいな覚え方をしている機能を探すときでしょうか。
GUIの利点の一つは、「よく知らない/使ったことがない機能に直感的にアクセスしやすい」事だと思っているのすが、そういう観点で見ると、今までのものと比べて劣っているとはあまり思えないです。
#かといって、優れているか……というと、いまひとつ具体的に挙げれないんですが……。
Re:使い方次第だとは思いますが (スコア:1)
>つまりマウスカーソルをアイコンに載せて初めて意味が解るものも少なくないからです。
それはOfficeの開発者もよく分かってて、だからRibbonではアイコンとテキストの両方を表示するようになっています。
# 実験の結果、アイコンだけとかテキストだけと比べて、両方表示するのが一番良いと言ってた気がするけどソース失念。
UIより不具合をどうにかして欲しい (スコア:1, すばらしい洞察)
新しいバージョンを買わないという選択が困難になるので。
Re:Officeは知らないけど (スコア:3, 興味深い)
気になります.
Officeだと,リボンを用いた際の挙動とポップアップメニューからの操作で微妙に挙動が
異なっていたりとか,Office内のソフトウェア毎に微妙に操作/設定で異なる点が多いとか.
(まあ後者は前からですけどね)
たとえばWordでテキストを選択,リボンの部分でフォントを変更しようとすると即座に
選択部分のフォントが変わってプレビューできるのに対し,ポップアップから同様の操作を
しても変化がないとか.
Vistaも,細かいところの整合性(というかなんというか)が取れてなくて,不可解な挙動を
してみたりはありますね.
#とりあえず,エクスプローラのウィンドウにぎりぎりおさまる(もしくははみ出す)ぐらいの
#長いファイル名のファイルで,ファイル名の変更をやるとファイル名が見えない部分に飛んで
#行ってしまうってのはなんとかしてほしいかなあと.
両者とも,言われてるほど悪いとは思いませんが,それぞれ1年ぐらいかけて完成度を上げ
られればよかったのになあ,とは思います.