押井守監修「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 2.0」 63
2029年までアップグレードし続けて 部門より
reo 曰く、
今年夏の公開が待ち遠しい押井守監督最新作「スカイ・クロラ」の公式サイトに掲載された情報によると、「スカイ・クロラ」に先行して7月12日から東京・大阪・名古屋・福岡・札幌で「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 2.0」が限定公開される。これは1995年に公開された押井守監督作品「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を全カット・サウンド(セリフ・音楽・SE)をリニューアルしたもの。新作3Dシーンの追加、6.1ch化、スカイウォーカーサウンドでファイナルミックスを実施している。Variety Japanの記事によると押井監督は「リニューアルしたいと思ったことは1度もないが、『攻殻機動隊』が誤解されていると思ったから。ヒットしていないし、ビデオやDVDで見た人は多いかもしれないが、スクリーンで見た人は少ない。ぜひスクリーンで見てほしいと思った」として「攻殻機動隊 2.0」の制作に踏み切ったとのこと。
現在公開されている映像を見る限りでは、冒頭で少佐がビルから落下するシーンやハッキングされた通訳の電脳をスキャンするシーン(これは元々3Dか?)などが新たに3D化されている模様。その他「アヴァロン」や「イノセンス」でも使われたQUANTEL社のDOMINOを用いてポストプロダクションが全編に渡って行われているように見える。音響製作は「Mr. インクレディブル」のランディ・トムが担当し、人形使いの声は家弓家正から榊原良子に変更となり、後半の印象ががらりと変わる事が予想される。
余談だが、NHKスペシャル「沸騰都市」のオープニングとエンディングも押井守監修なので、押井守の新作映像に飢えている方は手っ取り早く6月18日深夜の「沸騰都市」再放送をチェックしてみるといいかも。
誤解されていると思ったから (スコア:2, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
誤解というかそういうキャラなのでは (スコア:1)
黒っぽい画面とボソボソした声と難しそうな理屈で塗り込める人、
というイメージしかないんですよねぇ<押井監督。
# 攻殻もパトレイバーも最初の地上波放送は楽しめたんですが。
まあそういうのが好きな人が一定数いる、というのはわかるんですが、
わざわざ原作がある話を押井節で映画にする必要がどこにあるのかは
今ひとつピンときません。
# 最近の士郎正宗は「設定をご披露して終わり」的な
# 傾向が強いのでウマが合うのかもしれないし、
# ネームバリューがあるものをかき集めれば
# 商売になっちゃうという事情もありそうな気がしますが。
yp
Re: (スコア:0)
原作では、電脳世界を背景としつつ「人間」が描かれてましたけど、映画はみんな「哲学する人形」になってました。
「イノセンス」のアニメーション・映像作品としての素晴らしさは論を俟たないと思いますが、あれが攻殻かというとそんなことはないと思う。
ま、人それぞれでしょうけど。
思い出話 (スコア:2, 興味深い)
気持ちの良いアクションシーンが多いことや高品位の作画で構成されているという事もあってか「押井守が大衆に迎合した」とか古くからの押井守ファンの中には批判している人もいました。しかしながら、「うる星やつら 2 ビューティフル・ドリーマー」や「天使のたまご」と同様に、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」も実に押井守的な、現実と虚構をテーマにしたお話であると解釈すると、決してそういう大衆に迎合したような作品じゃあないと思えるんですけどね。むしろ(ビューティフル・ドリーマーから)10年以上経過しても、この人の作るものは変わらないと評価するべきで。冒頭の落下 → 義体作成(オープニング)→ 自室で目覚めるという流れに意味があるというお話を fj.rec.animation だったか Yahoo! 掲示板だったかで聞いた時は目から鱗が落ちたものです。
ちなみに上映館へのリンクは公式サイトの上映館情報からさくっとググっただけのものなので間違っている可能性もあります。間違っておりましたら、地元民の皆様からのフォロー、よろしくお願い致します。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re:思い出話 (スコア:1)
すでに後進に追い越されているのに、今でもその同じところをグルグル廻ってしまってる感じがする。
イノセンスを見てそう思った。
Re: (スコア:0)
あのエロいねーちゃんてんこ盛りなシロマサの漫画を、よくぞここまで下半身が反応しようの無いキャラデザにしたものだ、流石は押井守
と逆に感心した物です。
自宅のダンボールを漁らないとソースを提示できないのですが、作成後のインタビューで主要スタッフ(黄瀬和哉?)が
「今度はパト1、2と違って、裸同然のねーちゃんがガンガンアクションするよ!」
と押井にいわれ、期待して現場に入ったらそれは本当だったがキャラデザがアレで激しく萎えた。
と言う逸話があったような。
#勿論、アレでハァハァできたあなたの趣味をとかく言うものではないですがw
とりあえず (スコア:1)
プルタブを今風に変えるのかどうなのか...
誤解されてそうなイメージリスト (スコア:1)
* マトリックスの二人から賞賛されてるそうだけど、実際見てみたが話が解らん。
* 見た感じ、人物の表情が変に硬くて、アメリカ漫画?と思っちゃう。
* 腕が千切れるとか描写は細かいけど、細かすぎて何だかダークな感じ。
* ロボット?アニメ?何だか馴染めない。
* それどこの国の話?中国?
* ミリタリーマニアの押井さんなのに、全然ミリタリーしてないじゃん。
# 僕としては電脳化以前の現世に希望が持てないんだけど。
俯瞰しよう。何事も俯瞰しなくちゃ駄目だ。
沸騰都市 (スコア:1)
CGは顧客のニーズ? (スコア:1, おもしろおかしい)
顧客Aさん:「何でもかんでもCGで演出すればいいってもんじゃないんだ、大丈夫、ブライトさんを説得する自信はある!」
顧客Bさん:「2.0?冗談じゃありません。現状でアニメの面白さは100パーセント見れます」
顧客Cさん:「3D風になってないな」
顧客Bさん:「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ」
このようなお客様からの声が続々と送られて来ますよ
2.0といえば (スコア:1)
押井守も好きだけど・・・「攻殻機動隊」は映像、ノベライズ全部制覇した感想としてはコミックの方が好きかも。
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とゅー びー おあ のっと とぅー びー ゲノム読めても理解できない
神は細部に宿る (スコア:1)
朧げな記憶を引っぱり出してみると……
あたりで冷や水をぶっ掛けられた記憶が……。
つまりDVD化しないって事ですね (スコア:0)
Re:つまりDVD化しないって事ですね (スコア:1)
Re:つまりDVD化しないって事ですね (スコア:1)
返って誤解した人 (スコア:1)
原作(マンガ)の「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 2」の映画化と
思っちゃったのよ、私は。
少佐が窓の外を落ちながら消えていくところをみて、SAC 2ndGIG
第一話のパクリと思っちゃう人が続出しなきゃいいけどね。w
あと、私は実写化に反対はしない立場だけど、実写版製作者に対して
プレッシャーになるような映像だったらいいなぁ。
リニューアル? (スコア:0)
Re:リニューアル? (スコア:1)
ニルスのふしぎな旅 [wikipedia.org]2.0なら見てみたい気もする.
# 初めて買ったアニメのボックスセットなのでID
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
押井監督=うる星BD、パトレイバー、ときて攻殻で有名になったけどその後泣かず飛ばず
という印象ですが……
その後なにか監督したという話も耳にするわけでもなく、
名前を聞くのは前記の作品に関してのみ
今Wikipediaで監督作品一覧を確認してみましたが、
名前も聞いた事無いようなものやマイナーに終わった物などをいくつか手がけていたんですね
Re:リニューアル? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
#そもそも信者の感想なんてあてにならん
Re: (スコア:0)
たかが観客の立場から、したり顔で興行云々言うだけよりはまともですよ。
「売れてるからいい映画だ」とか言うのは、映画好きの人の態度じゃないし。
# 映画をきちんと観ずに眺めてるだけの人の、なんと多いことか
Re: (スコア:0)
(それこそ立喰師列伝とか地球博みたいなものまで見に行った)
その感想はしょうじき正しいと思います。
つーか、なんでだか気になってついつい見てしまう俺から見ても
なんで押井が崇められてるのかさっぱりわからんw
何にも進歩してないしむしろ老害じゃねーかとか思うこともままある。
…んだけど見に行っちゃうんだよなー。たぶんこれも見に行くと思う…。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
こういう企画は長期的に見れば業界の衰亡を早めるだけだと思いますが。
なんだかんだ言われながらも新作にこだわり続けてる宮崎駿は偉いや。
Re:リニューアル? (スコア:2, 興味深い)
業界的には宮崎駿がいつまでも業界のトップランナーであり続けるのはおかしなコト。
リメイクにしてもそうだけど、アニメ業界は明らかに停滞している。
つまり有望な若者が出ていない。
世の中にはまだまだアニメファンがいる。市場がある。配給会社もある。
だけど、若手クリエータがいない。そうなると過去の人、過去の作品を掘り起こさざる得なくなる。
だから、宮崎駿が健在なのも、リメイクが結果を出すのも同じムジナなんだと思う。
Re:リニューアル? (スコア:1, すばらしい洞察)
#もちろん洋画の吹き替えでもだけど。
#中にはアタリの人もいるんだけどね。
最近でひどいと思ったのは、「のび太の新魔界大冒険」での久本雅美、あれはないだろ。最後の最後でぶち壊しだ。
声だけでの演技力やキャラクターと声の質との相性などを検討した結果、プロの声優も含めた候補者の中からその芸能人が選ばれたというのなら納得もするが・・・。
Re:リニューアル? (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
> つまり有望な若者が出ていない。
耳タコなぐらいこういう話を聞くんですが、宮崎駿はカリ城で38歳、ナウシカで43歳だったわけで
今現在このあたりの年齢の「有望」なアニメーションの人材なんてわんさかいますよ。
沖浦啓之
磯光雄
細田守
湯浅政明
鶴巻和哉
山下高明
樋口真嗣
小西賢一
西尾鉄也
本田雄
まだまだいるでしょう。
攻殻の話題で「神山健治」忘れちゃいかんでしょ (スコア:1)
今年43歳位だね。
問題はこの後。
アニメ業界の低迷というけど、ケータイに時間もお金もとられてしまって、
今どきの若い人はゲームやアニメどころじゃないでしょ。
潜在的な人材がいたとしても需要が減ればどんなサービス業だって衰退するよ。
中年、高齢者向けアニメが増えるのかなぁ。
Re:リニューアル? (スコア:1)
ただし、当の宮崎駿さんも、Wikipediaのナウシカの項で
「宮崎の監督作『未来少年コナン』『ルパン三世 カリオストロの城』を通じて、まだ無名だった宮崎の才能に早くから着目しており」 [wikipedia.org]
と書かれているくらいですので、この10人の中から1人くらいは未来の宮崎駿が出るのかもしれません。
#しかしまあエラく大器晩成な業界だな(違
Re: (スコア:0)
全国ロードショーで客を呼べるという意味で真っ当な才能があるのは、その中だとかろうじて樋口真嗣くらい。
その樋口も客を呼べてるのは実写の方だし。
Re: (スコア:0)
さすが60年代生まれはバブルに踊っただけの無能ばっかり
Re: (スコア:0)
2029年のこれと202X年のそれ [tokuma.co.jp]との違いが知りたいそっち系の門外漢
誤解? (スコア:0)
S.A.Cと混同されている、という意味じゃなくて?
Re:誤解? (スコア:1)
徳間書店の『リュウ』で「『攻殻機動隊』がジブリアニメのようにヒット映画であると誤解されている」と話していましたよ。
アメリカでビデオチャートに載ったとか、その後のDVDが売れたとかあるけれど、実際にスクリーンで観た人は非常に少ない、と。
バージョン番号おかしくね? (スコア:0)
だからこれは1.2とか1.5とか言うべきと思う。
(原作に1.5があって誤解を生む?)
そもそも、映像作品で"2.0"の".0"にはどういう意味があるのか?(やぼだな…)
Re:バージョン番号おかしくね? (スコア:3, 興味深い)
その昔、Production I.G のサイトで「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のサイトは gits というディレクトリ以下にありました。
http://web.archive.org/web/*/http://www.production-ig.co.jp/anime/gits... [archive.org]
そして「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」が作られ、「S.A.C. 2nd GIG」が作られ、これらのサイトはそれぞれ gits3, gits4 というディレクトリ以下にありました。
http://web.archive.org/web/*/http://www.production-ig.co.jp/anime/gits... [archive.org]
http://web.archive.org/web/*/http://www.production-ig.co.jp/anime/gits... [archive.org]
当然、その後に公開された「イノセンス」が gits2 だとみんな勘ぐったのですが、I.G のサイトにあるイノセンスのページは gits2 ではなく innocence というディレクトリ以下に作られましてな
http://web.archive.org/web/*/http://www.production-ig.co.jp/anime/gits... [archive.org]
http://web.archive.org/web/*/http://www.production-ig.co.jp/anime/inno... [archive.org]
その理由は何でか分かりません。オチのない話でスミマセン w
もともと「攻殻機動隊 2」という題名で制作されていたものが鈴木敏夫プロデューサの意向で「イノセンス」という題名に変わった事となにがしかの関連があるかもしれないし、ないかもしれないし。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
別物だったって事でしょ (スコア:1)
#ごめん、「イノセンス」だけしか見てないから聞いた話なんだけど・・・
Re:別物だったって事でしょ (スコア:1)
国内はともかく、海外ではタイトルをどうするんだろ?
Re:別物だったって事でしょ (スコア:1)
Re:別物だったって事でしょ (スコア:1)
世界と融合してしまった素子や4桁のキーナンバーなど、多少匂わせている程度なので
見てなくてもなんら問題はありませんが。
gits2が空いていたのはなんでしょうね。
攻殻は公開直後から続編が望まれていた(制作サイドに)ので予約でもしてたんでしょうか。
Re: (スコア:0)
なんでもかんでも2.0って付ければいいてもんじゃ (スコア:0)
過去にしがみついてるだけ (スコア:0)