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インターネット

ネット上での医薬品販売禁止は偏見が原因の1つ? 184

ストーリー by hayakawa
少なくともドラッグストアで購入するのと同程度の安全性はあると思う < ネットで医薬品販売 部門より

hylom 曰く、

先日医薬品の通信販売を規制する省令が公布されたが、Internet Watchに、この規制が決定される舞台裏では「ネットが危険なのは言うまでもない。そんな危険なところで医薬品を売らせてはいけない」といったネットへの偏見・無理解があったのではという趣旨の記事が掲載されている。

同記事によると、省令の公布前には「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」が開かれていたが、そのメンバーはドラッグストアチェーン、薬剤師、配置薬販売、薬害被害者団体、消費者団体、薬剤師系の学者などで、ネット販売を行っている側の人間はほとんど参加できず、その結論は「(努力している業者もいるものの)依然ネットには未承認薬などがあふれているので危険である」というものになったという。

この件を巡って先日厚生労働省で検討会も開かれたものの、マイコミジャーナルの記事によると「もう結論は出ている」「ネット販売の議論は不要」という意見も出たようで、参加した楽天の三木谷社長が激怒する事態になったようだ。また、ケンコーコムの後藤氏は会合終了後、今回の省令は憲法違反に当たる可能性があるとして提訴も考えている旨を語ったとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by nmaeda (5111) on 2009年02月26日 13時22分 (#1520872)

    最初の会合だと、ドラッグストアチェーンのような、既得権益を守る側がネット販売のデメリットを述べ、後は薬害被害者の団体が勘違いな発言を述べる。反対意見なんかでるわけがない。よくある、ありがちな中央官庁の仕事だよ。

    ドラッグストアのチェーン店で、その場に薬剤師がいる確率はどの程度だろうか? 名義貸しが横行しているんだから、ほとんどの場合はいないだろう。いたとして、レジでイチイチ説明しているのだろうか?

    どこかの元大臣のように、勝手に二倍三倍の量を服用するとか、神経系に影響を与える薬(風邪薬)を服用しておきながらアルコールを摂取するとか、そういうリスクは大人なら判断できると考えるのが妥当。充分な判断力を持っていない子供が購入しようとしていれば販売時にレジで注意するかもしれないが。

    もし、大人でも専門家でないと判断できない医薬品なら、そもそも一般用日薬品として販売すべきでなく、医療用医薬品(医師の処方箋が必要)とするべきだろうから、別の問題。

    それにネットを狙い撃ちしたといわれないように通販全般を対象にしたものだから、TVショッピングだろうと、電話通販だろうと何でも含まれるようになってしまって、その影響範囲も充分に考慮していなかったなんて、問題外だよ。

    • by Anonymous Coward on 2009年02月26日 15時34分 (#1521028)

      >ドラッグストアのチェーン店で、その場に薬剤師がいる確率はどの程度だろうか?

      このまえ近所のマツキヨに行ったら「現在薬剤師不在のため医薬品の販売を停止しております」という張り紙がしてあった。
      その場にいたところで、やることといえばレジ打ち程度なんだろうけどなー。

      ***
      聴覚障害者にとっては対面販売よりも文字で情報が見えるネット販売の方がいいという意見もあるようです。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年02月26日 13時54分 (#1520915)
      昨今の規制緩和の流れで大手ドラッグストアの躍進などもあり地方の中小
      薬局の経営が苦しくなっているとかで、ネット規制は薬局の保護の一環
      という話が昨年から新聞等でも取り上げられてました。
      中小薬局がネット販売で成功した事例もあるそうですが、全体から
      見れば少数派でしょうし業界としては規制を望んでるとか。
      それを受けて一部議員も規制の方向に賛成してる模様で、この話の根は
      選挙も絡んで深いようです。だから、結論ありきなのもむべなるかなと。

      とはいえ、楽天三木谷氏激怒という事態にまで至ったことで厚生労働省並びに
      関係者も規制反対派を無視しづらくなったかもしれませんねえ。
      親コメント
      • by nmaeda (5111) on 2009年02月26日 14時34分 (#1520965)

        三木谷氏の激怒が報道されたこともありますが、そもそも今回の会合が開かれたのは、電話で注文を受けて販売していた地方の伝統薬(通常、漢方薬)メーカーの多くが廃業に追い込まれるといった報道によりますから、このままでは訴訟リスクが高すぎるでしょう。正規のメーカーや販売者による通信販売で特に薬害が多い事実はないようですから、行政訴訟で敗訴する可能性もあります。

        これらのメーカーは、電話で顧客に症状を聞いてアドバイス、販売する商品の選定を行っていると主張していて、規制派の薬剤師による説明と方向性が合致していますから、これらのメーカーを潰す合理性がありません。

        それに、中小薬局が規制に賛成しても、ドラッグストアのチェーン店の展開を防ぐこともできません。通信販売を狙い撃ちにするのではなく、すべての販売者は販売店に薬剤師を置くこととして、名義貸しを禁止する、通信販売なら顧客からの質問に薬剤師が応じるようにする、というような規制にすべきだったでしょう。これなら、例え猶予期間があっても、ドラッグストアは既存店に薬剤師を配置するだけでも大変で、チェーン展開が減速せざるを得ませんから。

        親コメント
  • by akiraani (24305) on 2009年02月26日 14時24分 (#1520952) 日記

    「医薬品のネット販売規制、憲法違反の可能性も」業界団体側が説明会 [impress.co.jp]

    協会弁護士の阿部泰隆氏は、「改正薬事法には通信販売については何の規定もない。法律は、細かい部分については省令に委任することが認められているが、あまりにも漠然とした委任は白紙委任として認めらない。省令は、憲法に定められた国民の権利を大幅に制限するもので、委任の範囲を超えて違憲の可能性が高い」と指摘。

     パブコメでの反応なんかも含めて考えると、この指摘のとおり実際に国民の権利(通販でしか薬が変えないような人の権利など)が侵害されているというのは確実。そして、それに勝るメリットがあるのかといわれると客観的事実としてそんな説明をした人はいない。(というか、できるわけがない)
     あながち的外れな指摘ではないかと……。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
    • by leftwing (37789) on 2009年02月27日 1時00分 (#1521416) 日記

      協会の弁護士は阿部先生ですか。阿部先生は行政法の権威ですが、過激な発言をされるお方としても知られています。

      ところで、先生は裁判を想定して仰ってるはずなので、そこの国民の権利とは「客が薬を買う権利」ではなく、「業者がネットで薬を販売する権利」のことだと思われます。

      そんなのどっちでも良いじゃないかと思われるかもしれませんが、前者と後者では裁判での扱いが違ってきます。

      原則として、裁判は自己の権利を侵害された場合に起こすことができます。そうでない裁判もありますが、これらはあくまで少数の例外ですので、普通の人は原則だけ知っていれば十分です。

      これをふまえると、前者では裁判を起しても確実に負けてしまいます。薬をネットで買えることは、あくまでネット業者がいるから得られる反射的利益であって、権利とはいえないと判断されるからです。

      後者では、販売を禁止される処分を喰らえば、直接に自己の販売する権利を侵害したとして裁判を起こせます。今回の場合、規制手段の正当性が疑わしいため、勝機もあるかと思われます。

      ところで、上の業者vs国(地方自治体)の裁判が行われ、勝訴したとしても違憲ではなく違法と判示されるはず [courts.go.jp]なので、先生が違憲と言っているのは言い間違いです。

      親コメント
  • by vzg02111 (4390) on 2009年02月26日 14時57分 (#1520984)

    少なくともドラッグストアで購入するのと同程度の安全性はあると思う < ネットで医薬品販売部門より。

    同感ですね。

    最近、ドラッグストアのレジも緩くなりましたよね?
    一昔前まで(10年くらい前かな? もっと前?)だと、医薬品と食料品や雑貨を売るレジが別々で、医薬品は白衣を着た販売員(資格は持っていたのかな?)に「薬を下さい」と言って取って貰わなきゃいけない棚に入っていたように思います。
    少なくとも、今のように自分で手に取って選ぶ+そのままレジを通過するような店は無かった気がします。
    確かに、今でも「白衣を着た販売員」は店内にいるような気がしますが、普通の店員さんと同じように在庫の整理をしていたりして、薬の棚に張り付いているのを見たことはありません。
    おそらく何かの規制が緩和された結果なんでしょうけど、これで事実上「市販薬の対面販売」は無くなっているわけです。

    同じ買い物かごに食料品と化粧品と雑貨と医薬品を混ぜてレジを通って帰ることが出来る。
    最早、ドラッグストアだかコンビニだか判らない状態です。
    まぁ、医薬品を不自然に大量に買ったりしたらレジの人からアラートくらいは出るのでしょうが、2~3件ハシゴすれば結構な量の医薬品を何の警告も無しに買い込むことだって不可能ではないでしょう(或いは複数人で買う、日を変えて複数回訪れるとか)。

    ネット販売や通信販売が「対面でないから危険」と言うなら、これらも危険なような気がします。
    今回の騒動では「ネット販売/通信販売」の対極として「対面販売」が言われていますが、こういった対面販売の現状については何か議論がなされているのでしょうか?
    これを議論せずに、ネット販売や通信販売を排除する結論だけを欲しがるのでは、何らかの既得権保護の為にやっていると思われても仕方ないでしょうね。

    依然ネットには未承認薬などがあふれているので危険である

    これってピンぼけというかすり替えですよね?
    こういうアングラ的なものって、表向き薬の販売が禁止されてても裏で蔓延るだけのような...。
    これを止めたければ「未承認薬の販売」を禁止するのが筋のように思います(既に禁止されてる? なら問題ないような)。
    これも「ネットを排除するため」のただの言い訳に引っ張り出されているだけのような気がします。

  • 「ネットへの偏見」というのは、反発の方向性が的を外しています。今回の改定は通販全体に網をかける規制で、ネット販売を狙い撃ちするものではないからです。実際、厚生労働省の出した要約資料には、対面でない販売の制限だけ書いてあって、ネットのネの字も出てきません。郵便での注文も電話注文も一律に規制されています。

    薬局へ行くだけで一日仕事になってしまう僻地の人とか、薬局が開いている時間に買いにいくことができない多忙な人とか、いわゆる生活弱者を直撃するのが今回の規制の大問題です。

  • 早い段階で楽天の重役のポストでも厚生労働省に差し出せば万事解決してたんだろうけど。

  • 部門名 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2009年02月26日 14時40分 (#1520974)

    > 少なくともドラッグストアで購入するのと同程度の安全性はあると思う < ネットで医薬品販売

    違うよ。
    ドラッグストアで購入するのと同程度に安全性がないんだよ。

  • by Anonymous Coward on 2009年02月26日 15時33分 (#1521026)

    何かと海賊版、コピー品などで悪名高いお隣中国だと、
    ネットは違法薬物、薬品販売の温床になっています。
    大手チェーンじゃない規模が小さい薬局はこういうところから仕入れてたり
    するので小さい薬局も危ない・・・。

    薬じゃないですが、例のメタミドホスも発売が禁止されたはずのずっと後も大手の
    B2Bネット売買サイトでは普通に販売されていました。

    中国人を無闇に悪くはいいたくないですが、彼らが大量に入ってきてる現在、
    「中国から直送→偽造した箱に詰め替え→ネットで販売→売りきったら逃げる」。
    なんてことを容易に予測できてしまうのが悲しい。
    バイアグラとかも欧米では中国製偽薬が出ているようですし・・。

    個人的には、前述の将来を見越して、もしネット販売を認めるにしても、国の審査と許可を得た
    資本力(問題が起きても対応できる金がある)がある大手か、クレームがつけやすい店頭での
    販売に絞ってほしいなと思います。
    さらに、ネット販売の保険制度を作って、ある程度大規模な事故でも確実な保証を得られるような
    仕組みが欲しいです。

    • by ahirose (31873) on 2009年02月26日 19時07分 (#1521185) 日記

      それは薬に限ったことでしょうか?
      偽ブランドの電化製品や洋服も通販されていると思います。では電化製品や洋服の通販を認めない方向に行くべきでしょうか?偽物をつくって売ることが問題なわけであって、偽物を売ることを取り締まればよいだけです。

      #たしかに薬剤のような微妙なものでは許認可制も検討の余地ありだとは思うけど、それは偽物の問題もあるけど、怪しい業者の参入に対する一定の歯止めとして考えたい。

      親コメント
  • 新たな商機 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by tamago915 (19926) on 2009年02月26日 13時30分 (#1520879) 日記

    こういう規制強化は、新たな商機につながるはずなのですが、ネットベンチャーが規制反対しかいわないのはなぜだろうか。
    たとえば、ネットで薬売りを派遣するビジネスが成り立つかもしれないし。

    • by snowmark (36692) on 2009年02月26日 13時40分 (#1520894)

      > ネットで薬売りを派遣するビジネス
      ネットで注文すると
      薬箱担いだおばーさんが
      紙風船や飴を携えて
      富山からはるばるやってきてくれるのですね
      #実物を見たことはない年だけどID

      --
      ~パタポン教徒~
      親コメント
      • by nagomi (35277) on 2009年02月26日 13時53分 (#1520913) 日記
        うちではここ [sinnippai.co.jp]が1シーズンごとに来てますね。
        どう見ても不健康そうな顔色したねーちゃんが担当なんですが。
        それって営業的にどうなのよ。

        # 栄養ドリンクの試供品はあんたが飲めと言いたい
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2009年02月26日 15時15分 (#1521001)

          >うちではここ [sinnippai.co.jp]が1シーズンごとに来てますね。
          >どう見ても不健康そうな顔色したねーちゃんが

          「死にパイ.co.jp」ってどんなねーちゃんだよーwww

          と思いました。

          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年02月26日 13時53分 (#1520912)

      コスプレおにゃのこ型の薬売り?

      # 確かにそれはそれで需要はありそうだ

      ## でも薬とは根本的に違うような

      親コメント
  • 参考 (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2009年02月26日 14時08分 (#1520927)

    日本オンラインドラッグ協会の後藤さんが参加した「検討会」の議事録等へのリンク
    http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html [mhlw.go.jp]
    このページの「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」の第5回が当たります。

    探すのが大変なのでそれぞれのリンク。
    議事録 [mhlw.go.jp]
    資料:医薬品のインターネットによる通信販売について(pdf注意) [mhlw.go.jp]
    後藤さんが使ったプレゼン資料(pdf注意) [mhlw.go.jp]

  • 麻薬 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年02月26日 14時08分 (#1520928)
    大麻や麻薬を対面販売している人が居るので医薬品の対面販売も禁止すべき
  • by renja (12958) on 2009年02月27日 11時43分 (#1521578) 日記

    ここやその他ネット上でよく見かける規制反対派の意見に
    ・規制したいのは薬局の既得権益を守りたいだけだ!
    ・対面販売がザルなのにネット販売規制はおかしい!
    というのがありますが、
    規制反対してる側も既得権益を守りたいだけではないですか?
    対面販売がザルだから、ネット販売をザルザルのまま放置するべきですか?

    「規制」という言葉を相手に、よくかんがえずに反発しているだけではありませんか?
    片手落ちだというのはわかりますが、規制に反対するのは何かおかしくありませんか?

    薬局でも通販でも、現状の無法状態を解消して、薬剤師を置いて販売相手に口頭での説明を義務づけ、
    要はどっちも規制するのが理想だと思うのですが。

    読売の記事 [yomiuri.co.jp]では
    <以下引用>
    >メーカーはこの薬について、薬局に対し、販売は1人1箱を厳守することなどを求める文書を配布していた。
    >ところが、この男性が近くの薬局を4、5軒回ると、複数販売する店もあり6箱購入できた。
    >(中略)「楽天市場」で見つけた3軒目ですんなり24箱をまとめ買いできた。
    >(中略)別のネット商店街などでも、個数制限せずに販売する薬局があるのが現状だ。
    <引用ここまで>
    などと、ネット通販の無法っぷりが現実の薬局とは比較にならない現実が書かれています。

    実際、楽天市場では産地偽装や偽ブランド商品なども大手を振ってまかり通ってますし、
    現実の薬局に比べて信用されないのは仕方ない話でしょう。

    --

    ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
    • 私は薬剤師のバイトしてました。
      頻繁に咳止めシロップを買っていく人がいて、中毒とわかっていたけれども、何も言いませんでした。

      >などと、ネット通販の無法っぷりが現実の薬局とは比較にならない現実が書かれています。

      薬局・薬店は、安全性を考えて売る個数を制限してるんじゃありません。
      単に、店頭にそれだけしか在庫がないからです。あるなら、あるだけ売る。それが基本。

      >薬局でも通販でも、現状の無法状態を解消して、薬剤師を置いて販売相手に口頭での説明を義務づけ、

      薬剤師は薬局・薬店に「雇われてる」立場なんですよ。売り上げを減らすような行動取ったら、すぐにクビとはならないまでも、立場が悪くなることは必定です。
      たくさん買ってくれる人はいいお客さんです。大量販売で事故が起こっても、販売した店の薬剤師が責任取らされた前例なんてないので、いくらでも売ります。
      親コメント
  • by hashitom (34540) on 2009年02月26日 13時12分 (#1520856)
    「渋谷が危険なのは言うまでもない。そんな危険なところで医薬品を売らせてはいけない」
    (中略)
    その結論は「(努力している業者もいるものの)依然渋谷には未承認薬などがあふれているので危険である」というものになったという。
    • Re:延髄反射ネタを一つ (スコア:3, おもしろおかしい)

      by Emc2 (14960) on 2009年02月26日 14時00分 (#1520920) 日記

      えーと…脊髄よりは思考中枢に近い、ってことでおk?>延髄反射
      #これは何髄反射に属するレスだろう

      --
      RYZEN始めました
      親コメント
      • Re:延髄反射ネタを一つ (スコア:3, おもしろおかしい)

        by T.Sawamoto (4142) on 2009年02月26日 16時01分 (#1521055)

        意識の介在なくして身体が反応を起こす反射には多種のものが存在するが、このうち以下のものを三大髄反射と呼ぶ。

        ・脊髄反射
        ・延髄反射
        ・骨髄反射

        延髄反射は脊髄よりも思考中枢に近いため、反応速度を維持しつつより高度な反応が行えることからしばしば好んで用いられるが、大きな弱点があることにも留意する必要があるだろう。
        延髄は脊髄や脳と異なり骨で覆われておらず、衝撃に弱い。このため、反射を外部から中断することが可能である。
        対象者の延髄反射回路に介入し、それを切断せしめる技術は「延髄切り」と呼ばれ、主に脚部を用いて打撃を加えることで実現される。

        骨髄反射は本来神経組織でない骨髄を反射に活用するという超絶技能である。
        仙骨神経叢を経由し骨髄を用いることになるため、仙骨の発達した者(仙人)のみが会得可能とされる。
        この技能を修得した者として名高い麻呂 [bian.in]の尊称が"marrow reflex"から来ていることは言うまでもない。

        ――民明書房刊『医学的見地より考察した中国拳法』より

        親コメント
  • by yukichi (12361) on 2009年02月26日 13時15分 (#1520864) ホームページ

    ネットで違法な薬品の販売が行われているのは事実でしょうが、それと一般の薬品の販売を停止する事とは無関係でしょう。ネットじゃなくたって、違法な薬品は販売されているのだから。対面販売だって、都会なら一駅行って他の薬局を探せば良いんだから、無理にでも薬にしがみつきたい人には無意味でしょう。

    ひとつ思うのは、薬害の危険などを考慮するなら、購入履歴を参照して危険な量の販売を制限したり、組み合わせを禁止する仕組みが作れないものかと思います。そう出来れば、能力が属人的になりがちな対面販売よりよっぽど効果があるんじゃないかと。またはメールベースのコンシェルジュみたいのがいるといいのかもしれませんが。

  • 「正しい情報提供や指導には“対面”であることが必要」

    置き薬なんて速攻禁止にすべきでは……。

  • 言うまでもない。
    で片付けられたら、話し合いの余地が無い。
    具体的な証拠を出さない限り、偏見であり、明らかに平等の原則に反している
    ので、憲法違反である。
    ネット内では、”ダガーナイフを持った通り魔”も”自爆テロリスト”も
    実際に人を殺さないので、安全とも言える。
  • 汎用的なドラッグサーバーシステムの開発とか。
    ネットが危険だと言ってるんだから、それに対抗し得るインフラを整えるのも事業者の仕事でしょう。

    # 開発にあたって別の利権も絡んできますか、そうですか
  • いや、すごいただの感想でしかないんですが。
    # というかそれ以前としてやっぱ手続きがマズすぎた気もしますが。

    で、マスコミと同じっていう主旨ですが
      * 必要性はすごよくわかる
      * だけどひどいorやっかいな問題がよくでる
          ** 報道被害とか
          ** 偽バイアグラとか
      * 弊害がひどくて、当面ないほうがマシちゃう?という(感情だけども)結論になりがち

    みたいな。

    うーん。

    個人的に、薬品レベルになると現状のネット上での販売ってあんまりアレかなとは思います。
    それよか減ってる店舗の代りになるなら、自分がサービスを受けるオンライン薬局へ病院から処方を送付してもらうようなサービスみたいなのが先に必要な気が。
    # 妄想

    本当は薬局で薬を受けるのがいいんでしょうけど、昨今の薬事情を考えると、どっちにしろ気楽に相談というよりは医師に処方してもらう薬くらいしか受けてない(自分)、なので、ただひたすらに薬品履歴を管理してそれでマズくないか見てもらえれば十分かなぁ。などという気も

    まあ必要にあわせて対面での相談できる必要はある気もしますけども。

    # 身内に薬剤師いるけどID

    --
    M-FalconSky (暑いか寒い)
    • 一般用医薬品と医療用医薬品(処方箋が必要)がごっちゃになっていませんか?

      通販で売れるのは一般用医薬品。医療用医薬品は調剤薬局(薬剤師が常駐)でないと売れませんし、もし通販にしてしまうと医療機関を受診した翌日~数日後にしか薬を受け取れません。風邪をひいて内科を受診したのに風邪薬を受け取るのが明後日では医療機関を受診した意味が半減です。

      また、調剤薬局でも在庫できる医薬品には限界がありますから、現実的には、医療機関と(事実上)提携している、その医療機関近くの薬局に処方箋を持ち込む必要があります。そうでなく、任意の調剤薬局に持ち込むと、これまた薬を受け取るために数日待たされる可能性があります。万が一、調剤薬局の通販化が認可されたとしても、同様の事態が発生する可能性が高いです。マイナーな科目の新薬は在庫がないかもしれません。それなら、医療機関近くの調剤薬局を利用した方が便利でしょう。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年02月26日 14時10分 (#1520930)

    その会合の模様はニュースで見たけど、
    はっきり言って、三木谷の方が「既得権益」守りたさにギャーギャーわめいているようにしか見えなかった。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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