Wolfram|Alpha サービス開始 40
ストーリー by reo
やはり返ってきました 部門より
やはり返ってきました 部門より
altosax 曰く、
Wolfram Researchが作った新しい検索エンジン、Wolfram|Alpha がサービスを開始した。
噂されていたような「グーグルキラー」ではなく、科学数学方面に特化したもののようだ。特に Mathematica の基礎機能がそのまま使えるので、微分方程式を解くくらいなら Mathematica を立ち上げる必要がなくなりそう。サイトには色々と例が載っているので遊んでみてはいかがだろうか。
とりあえず "the answer to life, the universe, and everything" は正解していた。
自然科学・数学に特化はしていないと思う (スコア:4, 興味深い)
その評価は時期尚早ではないでしょうか。 Wolfram|Alpha の壮大な目標 [wolframalpha.com]は措くとしても、今でも自然科学・数学関係以外でもいろいろな機能が実装されています [wolframalpha.com]。例えば、都市名を入れると地図上で場所を表示する [wolframalpha.com]とか、 URL を入れるとドメインの所有者の情報を返す [wolframalpha.com]とか、英単語を入れるとその意味を返す [wolframalpha.com]とか。これらの機能のうちどれだけが現時点で実用になるかどうかは、僕はまだ遊んでみただけなのでわかりませんが、自然科学・数学関係に特化しているとは思いませんでした。僕はむしろ、少し遊んでみた印象では、 Google の会社情報検索など様々な検索機能 [google.com]の部分をより発展させたようなものになっている感じを受けました。
Re:自然科学・数学に特化はしていないと思う (スコア:1)
(height of Mt.Fuji / today weather of Beijing)
検索サイト利用する時って、この程度のことを調べたいこともけっこうあるので、
そういう時にはとっても便利かも。
Googleだと検索結果の中から、目的の情報が載っていそうなページを探し出さなきゃ
ならないですからねえ。
Wikipediaだと、「今日の」みたいな情報には向かないし。
どっちかというと
「コンピューター! 目的地の気温はどのぐらいだ?」
みたいな、そういうサービスなのかな。
人がコンピューターに期待してたのは、確かにこういうコトなのかもしれないなあ。
みの3号
〜愚か者にも三分の理〜
Re:自然科学・数学に特化はしていないと思う (スコア:1, 興味深い)
>Googleだと検索結果の中から、目的の情報が載っていそうなページを探し出さなきゃならないですからねえ。
Googleっていうか、「Wolfram以前」殆どすべてに当てはまることじゃないでしょうかね。
目的の情報に関して、本来そこの検索フォームに入れるべきポータル的なサイトが出てくればいいと利用者側も解っている。
その答えを返してくれる本来の場所まで知っていて、「天気 気象庁」なんて検索していたりするのですよね。
そして次からはブックマークやウィジェットを使うようになったりする。
>検索サイト利用する時って、この程度のことを調べたいこともけっこうあるので、そういう時にはとっても便利かも。
そういう問題は認識されていて、ask.comとかPowerset(MSが買収)とか、「知りたい事そのもの」に近づける試みは今までもありました。
ネット黎明期には「全文検索の精度」と「収集文書の蓄積量」それから「検索速度」や「時系列を遡るためのキャッシュ」によって、
「知りたい事のソース」をネット全体から効率良く引っ張ってくる、「ネット上に存在する事」を前提に作られていて、
それは決まった書式によって蓄積されている訳でないデータベースとしてのネットに親和性が高かったからでしょう。
図書館の司書や、コンシェルジェ、「リソースを知っている専門家」がいればよかった。
Wolfram以前のシステムは、答それ自体をシステムが知っている必要は無かったし、知り尽くすことの限界に見切りをつけていました。
計算機能とか地図検索とかニュースなどを用意したり、ポータルサイトとの融合などもあったりはしましたが。
Wolframのアプローチは中のエンジンはどのようになっているか解りませんが、そのサイト内で完結させる事を狙っているのでしょうね。
なぜなら従来型のリソース勝負の検索システムでは、どんなに効率的でも単にデータ蓄積が無い後発のシステムには勝ち目が無いから。
ネット上のリソースに答えを求める必要がある、例えば他人の言及を期待して探すのが従来型の検索に勝つことはないが、
Wolframは電卓の内部で完結可能な問題、ウェブ上のリソースに頼らない問題に対する答えを返す事には勝機がある。
ウェブ上のリソースを参照するためのクエリ理解部分だと、Powersetなどがやってきた事と変わらないので強みがありません。
>「コンピューター! 目的地の気温はどのぐらいだ?」
という答えも返せるかもしれませんが、方向性の主軸では無いと思いますしWolframが初めてではないでしょう。
(少なくとも今のところは)「Wolframが何を返してくるか知っている」利用者には優れた答えを返せる専門サイトに見えます。
気温というのは、結局他所のリソースに頼らないと取得できるはずは無いので、技術のキモが自然言語解析とリソースの蓄積になりますが、
従来でもあった「クエリの理解」にWolframが一手間加えてくれる「結果に対する計算力や表現力」が差異になっているのでしょう。
この例でいうと、目的地の天気を尋ねれば天気図をリアルタイム描画してくれることまで期待するくらいのものでしょう。
まああまりに高度な表現力になってしまいますが、気象情報はありふれているので、そこまでしないと差別化が出来ません。
現にGoogleだって、「東京 気温」とやれば一番上に天気予報が出てくるくらいの意味理解がついているので簡単すぎます。
今のところGoogleでは「東京の気温は?」という自然文では返って来ませんが、マリッサ・メイヤー [google.co.jp]が言っていたように、
人がスペースで区切った検索になれるのは早いという思想が最近までのGoogleの立場だったので敢えてやってこなかっただけでしょう。
(英語圏では自然文理解を取り入れ始めているとのニュースがこの前出ていました)
第一その結果を得るために、気象庁サイトに行って検索したりディレクトリを辿るのとどっちがいいかというと、
天候ぐらいならポータルサイトのナビゲーションを辿るのもそれほど苦じゃありません。
いまどきの検索システムは、「目的地の天気は?」程度では良好な差別化が期待できない程に高度になっています。
そんな世界なのに、ちょっとした意味理解の差を競って差が出ると思ってサービスインするような馬鹿じゃないはずですから。
「計算力」と「表現力」、この2つがWolframの背景から伺える方向性なのではないでしょうかね。
Re:自然科学・数学に特化はしていないと思う (スコア:1)
普段Javascriptを切ってる自分にとっては、googleキラーにはなりようがないな。
Re: (スコア:0)
ほかにも、株の分析もありますよ。
たとえば、
google microsoft stock [wolframalpha.com]
なんつうか、、 (スコア:4, おもしろおかしい)
What's your name?
> My name is Wolfram|Alpha.
How old are you?
> 4.103 days
Who created you?
> I was created by Stephen Wolfram and his team.
What do you like?
> I like to explore the computational universe.
音声対応してくれれば、少し楽しいかもと思った。
Re:なんつうか、、 (スコア:1)
> Shall we play a game?
How about Global Thermonuclear War?
> Wouldn't you prefer a good game of chess?
Let's play Global Thermonuclear War.
世界全面核戦争へのカウントダウンが~!?三目並べを教えなきゃ!
#映画「ウォーゲーム」より。
日本の市ぐらいまではローマ字で検索すると普通に出るみたい (スコア:1, 参考になる)
で、 (スコア:1)
ベータのリリースはいつごろでしょうか?
#ついでに、RC と正式リリースも
Re:で、 (スコア:1)
Lv5以下の社員全員にデスマーチ!
Re:で、 (スコア:1)
ここ [impress.co.jp]の記事で述べられていましたが、
ということで、ベータ版の予定はありません :p
残念 (スコア:0)
Re:残念 (スコア:2, すばらしい洞察)
たんに「"CLANNAD"="人生" 」は正しくない、ってことでしょ。
Re: (スコア:0)
"CLANNAD"="人生" [wolframalpha.com] は正解しませんでした。
それは、解釈を間違っている。
CLANNADは人生
↓
CLANNAD ⊆ 人生
だ。
Re:残念 (スコア:2, おもしろおかしい)
正解は
CLANNAD ⊇ 人生
かもしれない。
イースターエッグ (スコア:0)
ちなみに WolframAlpha は Internet に住んでるらしい。 まだまだいっぱいありそう。
むしろ数式に徹底的に特化してほしいな (スコア:0)
これで数式ソフトなしでプラウザだけで作業できるようになる
数式のレンダリングだけでも (スコア:1)
数式のレンダリングだけでも便利に使えますよね。
パワポに貼り付けるにはちょっと小さいか。
屍体メモ [windy.cx]
行列計算が死んでる気がする (スコア:0)
{{1,0},{0,1}}{{1,2},{3,4}}とかやると...
Re:行列計算が死んでる気がする (スコア:3, 興味深い)
> {{1,0},{0,1}} . {{1,2},{3,4}}
まださらっとしか触ってないけど便利ですねこれ。Mathematica流の命令
> N[pi,100]
と,平文命令(?)
> 100 decimal digits of pi
が使えるのが特に。
# って,先日Mathematica 7を購入した自分としては心中複雑なものも(w
Re: (スコア:0)
まだいじってないのだがWolfram|AlphaでMathematicaの数式処理の機能がすべて使えるのならありがたい.
たまに多項式の変形,部分分数展開等をするためだけにMathematicaを引っ張り出してくることがあるのでね.
手計算でやろうとしたら本当に大変なのよ. 設計お手上げって感じなんだから.
Re:行列計算が死んでる気がする (スコア:2, 参考になる)
Wolfram|Alpha Blog : Wolfram|Alpha Is Launching: Made Possible by Mathematica [wolframalpha.com]
"When we launch Wolfram|Alpha this weekend, it will be running Mathematica on about 10,000 processor cores, using gridMathematica-based parallelism. And every single query that comes into the system will be served with webMathematica."
Re:行列計算が死んでる気がする (スコア:1)
それだと、要素同士のかけ算になります。
名前を考えよう (スコア:0)
ググれのように。
ヲルフラム だと長くて読みにくいので。
動詞にして「ウォルフれ」?短くなってねえ。
かといって、「オオカミたん」とか一般人に言ってもぴんと来ないと広まらない。
むしろ切り出すべきは、後半か?
「アルファたん」。いや、アルファなら「アルファさん」・・・?
動詞かは難しいな。「ルファれ」?「アルっとけ」?
口に出して音になると伝わりにくいか・・?
真ん中を切り出す?
「フラムさん」?「ラムちゃん」?「フラってこい」「フラる」?
何となく音的にはこれかな、と思ったが、原単語との差が大きくてパッとはわかりにくいね。
# Google以外が流行らないのは実はこのせいではないかと思ったりもする
Re:名前を考えよう (スコア:1, おもしろおかしい)
# とさらら
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
発声するとマスかいてるみたいでどうも…。
こっちはダメでした (スコア:0)
ヴォルフラムて (スコア:0)
「何ぃいい!ボクの検索結果に不満があるって言うのかああ!」(サイガーの声で)
Re:ヴォルフラムて (スコア:1)
こういうひとです:Stephen Wolfram: Official Website [stephenwolfram.com]
Re: (スコア:0)
ずいぶん変わっちゃったな
ファインマンと一緒に写ってる写真のイメージで固定されてた
Re:ヴォルフラムて (スコア:1)
あの頃はウルフラムもふさふさしてた。
さようならファインマンさん [maruzen.co.jp]のp.162にファインマンとウルフラムが会話している写真あり。
1+1 (スコア:0)
1+1 [wolframalpha.com]
Result: 2
1+1=2である理由について一講釈あるかと期待したが、そんなに暇人ではなかったか。
"Where is my mother?" (スコア:0)
Re: (スコア:0)
"Japan"で検索してみると (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Location の色塗りの方が…
ダメだこりゃ (スコア:0)
Mach1 at altitude=380000Km =2.864x10^8m/s [wolframalpha.com]
GLaDOSちゃんとも知り合いのようです。 (スコア:0)