IT 部門、パフォーマンスはどう測る ? 29
ストーリー by reo
定量的な評価はとかく難しい 部門より
定量的な評価はとかく難しい 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
本家 /. 記事 ``Ideal, and Actual, IT Performance Metrics ?'' より。
わが社では IT 部門のパフォーマンスが「チケット (trouble tickets) がクローズされるまでの時間」で測られていることが最近分かった。自分は IT 部門はユーザにとって出来るだけ透明性の高いものであるべき、というのが重要なゴールの一つであると考えていたため、この評価方法にちょっと引っ掛かった。いかにチケットを早くクローズするかよりも、かかってくる電話の数を減らすことに焦点を当てるべきなのではないだろうか ?
/.er の皆の環境では IT 部門のパフォーマンスは何で測られているだろうか ? また、どのように測られるべきとお考えだろうか ?
/.J 諸兄方の環境ではいかがだろうか ? ポイントとなる「理想」と「現実」を交えて伺わせて欲しい。
パフォーマンス計測不可 (スコア:4, 興味深い)
ここはひとつお約束の吉田茂の演説 [google.co.jp]を
君達は自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない、御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡の時とか災害派遣の時とか
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。
Re: (スコア:0)
隊員に贈る言葉としてはその通りなんだけれども、
防衛予算もIT予算も増やしたり減らしたり、いろいろ考えないといけないのよね。上役は。
やる気を出させるというのは、パフォーマンスを上げるのに費用対効果が最高になり得る
強力な手段なので、上位の意思決定層にはうまく活用していただきたく。
#まあ、つまり、卑近の例を挙げると、
#コピー費をケチるために面倒な手続きによるID管理を導入すると、
#効果は僅かなのに不便を強いられた社員のやる気ダウンは甚だしいから、アホなことすな、と。>わが社
Re:パフォーマンス計測不可 (スコア:3, おもしろおかしい)
「カラー印刷はモノクロ印刷より高いから控えるように」言われて実践してたら、
「カラープリンタの利用率が低い」と言ってカラープリンタ撤去されちゃったよ。
TomOne
Re:パフォーマンス計測不可 (スコア:1)
いや、それは本来必要が無いのに使ってたってことだから別に撤去してもいいのでは。
署名スパムがウザい?アカウント作って非表示に設定すればスッキリさ。
Re: (スコア:0)
そこを考慮して大事な会議の分厚い資料をモノクロで人数分、大量に用意して、おっしゃ明日は!と
気合いれてたら、「あれカラーじゃないの?」のって、偉いさんの一言で台無しさー らららー らららららー
Re: (スコア:0)
つまり、要約するとこうだ。
・偉い人に出す資料 -> 常にカラー
・偉くない人に出す資料 -> 常にモノクロ
自分宛に提出される資料の色数で、社内での地位がわかる様になるぞ。
やる気のコスト (スコア:0)
やる気を出させるためのコストもそれなりのもんだと思う。
ただ、何の節約にもならない形でゴッソリやる気を奪うことができる、
というだけのことかと。
#「ただ駄目にする」のが簡単なのはやる気に限らないと思う
Re: (スコア:0)
つまりIT部門がちやほやされるには他社をk
Re:パフォーマンス計測不可 (スコア:1)
征服合併した会社の情報システムの片寄とかリプレースの時とかですかね?評価するという業務知識 (スコア:4, すばらしい洞察)
何もトラブルが無い:「あいつらは何やってんの?」
重大なトラブルが出た:「あいつらは何やってんの!」
結局、何をやってるのか理解していない/されてなければ、
評価することもされることも難しいのではないかと思います。
Re: (スコア:0)
Re:評価するという業務知識 (スコア:2)
リーダーというものはね、他人をおだててこき使えばいいのさ!!
自分は一番安全な場所で!失敗してもあははと笑い!
もしも勝ったら目一杯いばりちらしてやるのさ!!
# 某 最強サラリーマンの台詞
# リーダーが管理職ならそんなもんですね
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
「ITのことを一切分からなくても、IT部門の管理職は務まる。(分からないことは聞けば十分。)」
というトンデモ経営学が大日本帝国に存在する限り、この問題の解決は難しいと思います。
Re: (スコア:0)
> 「ITのことを一切分からなくても、IT部門の管理職は務まる。(分からないことは聞けば十分。)」
これってトンデモ?
まっとうな意見に思えるんだけど。
最後の括弧付きのなければダメダメだけど、わからないことを聞く度量のある管理職なら十分つとまるでしょ。
下手にわかってる人の方が、余計な口を出して駄目そう
単位が気になります。 (スコア:1)
Re:単位が気になります。 (スコア:1)
関連事項に「~マーチ」がありますから、
やっぱり「拍(または泊を使用しても可)」ではないかと。
人事を半分尽くして天命を待つ
Re: (スコア:0)
クローズまでの時間? (スコア:0)
Re:クローズまでの時間? (スコア:1, すばらしい洞察)
分布図としてグラフにでもして期間単位の遷移にすれば分かりやすい。
そうすれば、少なくとも該当部門の行動遷移は分かるから、落ちているか上がっているかの判断材料にはなる。
トラブルチケットという形式で作業をしているパターンについてのみの評価についてはね。
他の業務についての評価はまた別の話があるんでない?
今回の話題のテーマとしてトラブルチケットという(あくまで)一面が取り上げられているだけで。
内容は計測不能 (スコア:0)
>時間と内容という二次元
理想はそうだけど、
問題は「内容」を客観的に計る手段がいつでも不足してるという点。
思い込み(や酷いときには思い上がり!)によって
なかみの重さがひどく過大評価されたり過小評価されたりしてることは
いくらでもあります。
Re: (スコア:0)
「内容」を測るのが、往々にして中身を全く理解してない上司や一般ユーザーだったりするから困る。
イケてなくても? (スコア:0)
さっさと片付きさえすればイケてなくても [srad.jp]高評価されたり...
満足度も測らないとダメですね。
え?なにイケてなくても解決直後は喜ばれ、あとで忘れた頃に爆発?
Re: (スコア:0)
普通はそう。
それぞれの問題の難易度に関しては「数があれば平均化されるだろう」と言うことで無視。
確かに理想はそうだろうけど (スコア:0)
かかってくる電話の数が減っていくと、IT部門にまわされる
予算と人員カットの絶好の口実になっちゃうかも。
感情論の前に現行法をチェックしたいところ (スコア:0)
理想と現実がどうこう以前に、民事訴訟起こせば勝てたりするんじゃない?
法に詳しい人の解説求む。
ストーリーずれ (スコア:0)
ITILって (スコア:0)
うまく使えば有効そうだなぁ,と赤本・青本を読んで思ったのが数年前。その後IT業界を離れてしまったので,実践する機会はありませんでしたが・・・。
itSMF Japan設立セミナーにも参加した個人会員だったけど今は異業種なのでAC
Re:ITILって (スコア:1, 興味深い)
日本のITなんて、やっぱり、そんなレベルなんだなぁと…。
ITILも今やv3、ITIL v2の赤本・青本以外のパートも含めて、7冊に構成されているので、読むのも一苦労です。
ま、ITILも具体的なことは書いてないから、スタート・ポイントには良いけど…ってなっちゃいますけどね。
#もちろん、何も無いところから手探りで始めるより遥かにマシですよ。
Re: (スコア:0)
赤本青本だけで、普通の企業IT部門には十分です。
他の本はCIOとかコンサルとかアーキテクトとか、経営層と連携して
動く分野の人に役立つものです。
というか、ITILは「そもそも」IT部門の仕事評価のために作られ、
便利だから拡張されてったもの、と聞きました。
たしかに日本だとITILの知名度も運用レベルも低いのを実感するけど
ISO20000取得数は世界有数なんだな。これが。