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インターネット

中国の「ブートキャンプ」式インターネット依存症治療 20

ストーリー by reo
帰って来ない幸せというのもあるのかもしれない 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

中国では「インターネット依存症」治療に軍隊訓練を取り入れているそうだ (ITworld の記事本家 /. の記事より) 。

北京の基地には若者専門のインターネット依存症リハビリセンターが設置されている。この施設を立ち上げた Tao Ran 氏は現在 70 名ほどの患者を抱えているそうだ。患者の多くは学力低下や反社会的行動、また鬱などの症状を見せる子供を心配した保護者に無理やり連れてこられるとのこと。保護者に騙されて連れてこられる患者も少なくないそうだ。患者のほとんどが男性で、WoW や Counter-Strike といった RPG にハマっていることが多いという。一方、女性患者はオンラインチャットにハマっていることが多いそうだ。

通常 3 ヶ月程度という入院期間の間、軍の厳しい規律に従い、武道などの軍の訓練に従事するという。もちろんインターネットからは完全に隔離された生活となる。精神科医からのレクチャーや、医者とのセッションなども設けられている。Ran 氏いわく学業に関する保護者からのプレッシャーもインターネット依存に陥る一因であることが多く、セッションなどのアクティビティには保護者の参加も義務付けられている。

しかしこのような厳しいプログラムを経ても7割程度しか「完治」しないとのことで、残りの 3 割はプログラムによる多少の変化はみられてもゲームに戻っていってしまうそうだ。

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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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