国会図書館、ネットで有料公開を検討 62
ストーリー by reo
復刊ドットコム涙目 部門より
復刊ドットコム涙目 部門より
papa-pahoo 曰く、
国立国会図書館の蔵書をインターネット経由で有料公開する構想が浮上しているという (asahi.com の記事より) 。
その背景には、700 万冊をデジタル化している Google ブックスの衝撃があった。国会図書館で現在公開している近代デジタルライブラリーは、著作権が失効した明治・大正期の書籍 15 万 6 千冊のみ。そこで、利用者から使用料を徴収し作家や出版社に分配することで、既存の出版ビジネスとの共存を図る目論見だ。
絶版 SF やミステリーを読みたい発作に襲われるタレコミ人としては、早期の実現を期待する。
国会図書館からの発表 (スコア:3, 参考になる)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1187666_1393.html [ndl.go.jp]
Re:国会図書館からの発表 (スコア:1, すばらしい洞察)
「その仕組みの要点は、公共的な団体に当館のデジタル資料を無償で提供し、
当該団体が公衆に有料で配信して、その料金のうちから権利者等に還元するというものです。」
また、天下り利権団体作る気満々ですね。
アメダスデータみたいなのはご免ですよ。
IDENTIFICATION DIVISION.
AUTHOR YUKI-KUN.
Re: (スコア:0)
とはいえ、国会図書館自身が事業をやるわけにはいかんし(不可能でないにせよ、制約や支障が多い)、
一般企業に委託という形もいろいろ揉めそうだし…。
#天下りの何がいかんて、現場を離れたひとが(あるいは現場をやる年齢でないひとが)そこに行くことと、なおかつ本当に何もしてないように見える事だけだと思う。
Re: (スコア:0)
#天下りの何がいかんて、現場を離れたひとが(あるいは現場をやる年齢でないひとが)そこに行くことと、なおかつ本当に何もしてないように見える事だけだと思う。
肝心なことが抜けている。何もしていないのに高給とりで、退職金もたくさんもらえるということだ。さらに、付け加えるなら、そのお金の出所が国民の税金(天下り先への発注元官公庁経由)ということ。
資料保護のためにもデジタル化を (スコア:3, 興味深い)
国会図書館の複写サービス [ndl.go.jp]を使うたびに、「どうせスキャンするんだったら、このときデジタル化してくれたらなあ」と思っていました。国会図書館ぐらいでしか参照できない貴重な本が、その都度複写機にかけられて、どんどん傷むわけですよ。だから、片端からデジタル化するのもいいけど、複写要請があったものからデジタル化してもらえるとうれしい。
Re:資料保護のためにもデジタル化を (スコア:1, 興味深い)
国会図書館に赴かずに郵送の複写を依頼する場合、速達を希望すると余計にお金とられるし、お金の支払いも面倒です。
ps.gzでもpdfでもjpegでもいいから電子化された形でメールで送るとか、専用のサーバにログインすると見られるようにしてもらいたいです。
特に資料のページがわからない場合、一旦目次を請求して、次に本文を請求するという二段階の作業になるので時間もお金も(国会図書館の人的リソースも)けっこうかかりますし。
しかも「欠落」と書かれていて複写できないとかマイクロフィルムにするときに欠落しているページも多いので、こういう痛みから救うためにも電子化はすすめて貰いたいものです。
# 肝心のページが「欠落」で泣いた
# 結局、遠くの大学の図書館から取り寄せた(支払いは切手...)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
現状の「撮影によるマイクロフィルム作成」が、それに近い感じですね。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/data_copyfee.html [ndl.go.jp]
マイクロフィルム作成された資料は、原本からの電子式複写は不可になった筈。
古典籍資料室に置いてある様な古い資料以外でもマイクロフィルム作成は可能です。
# マイクロフィルムは寄贈しなきゃならないのだけど、その分税金の控除を認めて欲しいぞ。
地方図書館で閲覧実験 (スコア:2)
国立国会図書館の蔵書を地方の図書館でも瞬時に閲覧できるようにする実験が、9月から始まるとのこと(朝日新聞の記事 [asahi.com])。利用場所を図書館に限定することで無料を維持するという。
無料でやればいいのに (スコア:1, すばらしい洞察)
地域の図書館では有料のニュースサイトを図書カードがあれば無料で見れる。
しかもその予算に1000万も割り当てられていないということだ。
それで、国立国会図書館の来館数/観覧数と比べても、10円のニュースを全員が見た場合、1億円は超えないだろう。
Re:無料でやればいいのに (スコア:1)
国民が等しく利用するようになれば、逆に税を投入しての無料化を検討するべきだろうけど。
もしも叶うなら、ハル・クレメントの「超惑星への使命」が読みたい。
存在は知ってるけど、入手がほとんど不可能で。
〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
公開によって機会損失を蒙ったと考える、著作権者・出版社側と利害の調整が付けばね。
この種の思い付きを語るのは簡単だけど、実行するのは縫い針の穴をアルパカが通るくらい難しい。
利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1, すばらしい洞察)
そうなってしまうと、ユーザ視点ではGoogle実効支配の状況と大差無いので、
「WindowsXP,Vista,7のIE7以上でのみご利用になれます」も勘弁な。
# で、DRMどうすんのよ?
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:2, すばらしい洞察)
#個人的には、一般的なフォーマットでブラウザでプラグインなしで見られるほうが好ましいけど難しいのだろうな
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1, おもしろおかしい)
逆に考えるんだ
>「WindowsXP,Vista,7のIE7以上でのみご利用になれます」も勘弁な。
男は黙って、超漢字のみ対応
男は黙って、超漢字のみ対応
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:2)
超漢字V英語対応キット (スコア:1)
> これまでの超漢字Vはメニューやパネルが日本語で表記されている
(はるこ先生の超漢字Vを使いこなせ! Lesson9 Step1 より)
> メニューやパネルなどを英語化する
(「超漢字V英語対応キット」を公開しました より)
フリーでも商用でも、英語版の日本語化って話はたくさん聞くけど、逆を目にする機会はかなり少ない。さすがだ。しびれた。
男は黙って、超漢字。
Re: (スコア:0)
いいかげん、Windowsがデファクトだって認めなよ。
Windows以外への対応だって、ただじゃないのよ。
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1)
de facto だけでは「標準」という意味はありませんよー。
Windows2000 は XP の de facto parent とか、そういうのかも。
ちなみに、Windows98 が de jure parent。
# でも「ケータイ」と「スーパー」は許せる30代。
Re: (スコア:0)
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:2, すばらしい洞察)
「べき論」で言えば、「HTML4.01」「XHTML1.0」「CSS2.1」以降に対応しているWebブラウザ全てに対応する事を期待します。
ただし、個別のブラウザサポートである必要は無く、個別のブラウザ検証も不要です。
民間企業の営利サービスではないのだから、それぐらい求めたっていいでしょ?
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1)
> 民間企業の営利サービスではないのだから、それぐらい求めたっていいでしょ?
いや、民間企業のサービスでないから絞込みが必要なのよ(税金でしょ)。
行政なら、一般普及率の高いブラウザの1or2にさえ満足すれば良いと思うよ。
なので、IEとその他ひとつで十分でしょ。
IEのみって話でも、全体の70%以上はカバーできるので、有りとは思うけど。
<規格に準拠しておいて、あとはご勝手にって手もあるが、サポートの分だけコスト高
民間なら、儲かると思えば対応するブラウザを増やすだろうけどねw
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1, すばらしい洞察)
> いや、民間企業のサービスでないから絞込みが必要なのよ(税金でしょ)。
「税金でしょ」がなに?支出が少なければいいというものではない。民間サービスじゃないんだから、支出目的に合致しているかどうかで決まるはず。
============================
国立国会図書館法:
前文
国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。
第一章 設立及び目的
第一条 この法律により国立国会図書館を設立し、この法律を国立国会図書館法と称する。
第二条 国立国会図書館は、図書及びその他の図書館資料を蒐集し、国会議員の職務の遂行に資するとともに、行政及び司法の各部門に対し、更に日本国民に対し、この法律に規定する図書館奉仕を提供することを目的とする。
============================
「真理がわれらを自由にする」という崇高な理念で、日本国民に対し図書館奉仕を提供することを目的とする機関が「全体の70%でOK」というのは物足りない気がします。
それにソフトの政府調達でも、ベンダーロックインをなくそうとする動きがあるなかで
> IEのみって話でも、全体の70%以上はカバーできるので、有りとは思うけど。
これはないよ。
Re: (スコア:0)
まったくですね。利用者全体に占める障害者の割合なんて微々たるものなんですから、障害者対応なんてもってのほか、税金の無駄遣いです。
Re: (スコア:0)
望んでなってるのと、そうじゃないのとをごっちゃにするなんてすり替えもいいところだな。
Re: (スコア:0)
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1)
国会図書館有料公開の話?
Re: (スコア:0)
そもそも現状の日本ではこの様なサービス自体、
利用形態・環境・価格等のあらゆる条件は一切無関係に、
そもそも「需要が見込めない」のですが...。
と言うわけで、出直してきて下さい。
Re: (スコア:0)
......と、誤認してみる
Re:利用者視点では嬉しいが、 (スコア:1, すばらしい洞察)
サポートも検証もしてくれなくていいしお使いのブラウザは推奨しませんでもいいので問答無用で
お使いの環境ではお使いになれません
ページに飛ばして門前払いはご勘弁を。
#Konqueror遣いのAC
Re: (スコア:0)
#MacではIE5で打ち止めなので。
電子ブックリーダーやiPhoneアプリが望まれる (スコア:1, すばらしい洞察)
やはり電子ブックリーダーが絶滅したのは問題だったなぁ…
国会図書館の長尾館長は、面白い人です (スコア:1, 参考になる)
なんで無料じゃないのかと (スコア:1)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
なんで無料だったら先進国で有料だったら後進国なの?意味不明。
著作権の有効期間が長すぎるからこんな問題が起きるんだ (スコア:1, すばらしい洞察)
と、あおり気味なタイトルをつけてみましたが、著作権が切れるころには原本がぼろぼろになってアーカイブ化が難しくなっているというのはたくさんありそうな話。
実際問題として、一定期間過ぎてしまえば著作財産権を維持することで得られる報酬なんてほとんどのケースでゼロなわけで、そういう書籍はさっさとアーカイブ化できるように法律を整備したほうがいい気がする。
それで商売するならともかく、絶版後5年くらいでさっさとアーカイブ化して公開とかのルールを図書館には認めるべきなんじゃないかなぁ。
#そうすると、今度は電子書籍を販売しているところが困る可能性があるんで、デジタルコピー不可くらいの思い切った制限が必要になりそうだけど。
#どうせ必要なら手で書き写すなりプリントアウトするなりするだろうし、バランス的にはそれくらいでいいような気もする。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:著作権の有効期間が長すぎるからこんな問題が起きるんだ (スコア:1)
>絶版後5年くらいでさっさとアーカイブ化して公開とかのルールを図書館には認めるべきなんじゃないかなぁ
「絶版だが著者が生きている」場合の複写制限とか考えるとハイハイと言えないのかもしれませんね。
合同著物関係の複写で揉める利用者は、いつ見ても微笑ましいものです。
# ごくたまに、取扱い方というか見方が微妙でその場で中の何人かで審議開始なんてこともありますが。
==========================================
投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
Re: (スコア:0)
>著作権が切れるころには原本がぼろぼろになってアーカイブ化が難しくなっているというのはたくさんありそうな話。
別に著作権切れる前にデジタル化はしとけばいいじゃない。アーカイブへ入れるかどうかはおいといて。
電子納本制度を作って (スコア:1)
使用料の根拠は? (スコア:1)
>著作権が失効した
>使用料を徴収し作家や出版社に分配
えっと、「元」権利者に払うって事?
経費は幾らか掛かるだろうけど、権利持ってない人に権利料を払うって言われても。
そりゃ払いたいなら元権利者に払っても良いかも知れないけど、強制徴収はねぇ。
TomOne
Re:使用料の根拠は? (スコア:1)
>えっと、「元」権利者に払うって事?
気違いの妄想って面白いね。
死んでしまった人に払えとかねぇ...馬鹿って、だめだね。
>そりゃ払いたいなら元権利者に払っても良いかも知れないけど、強制徴収はねぇ。
払わないためのシステムがあるんだよね。
利用者の費用負担で寄贈扱いでもいいから (スコア:0)
スキャンしただけか (スコア:0)
絶版漫画もお願い! (スコア:0)
Re: (スコア:0)
しかしやはり「キャンディ・キャンディ」や「MASTERキートン」は読めないのであった……。
あと児ポ法関連ってどうなるんだろう?
サンリオSF文庫とか (スコア:0)
版元がもうなくて
作家は海外(鬼籍入り多数)
翻訳者も...( 〃 )
というような作品の場合はどうなるのでしょうか?
時代の流れだし決して悪いわけじゃないけど (スコア:0)