重力に逆らって坂を転がり上るボールの映像 42
ストーリー by reo
ある Anonymous Coward 曰く、
今年で 6 回目となる "Best Illusion of the Year Contest" で、明治大学の杉原厚吉特任教授による作品 "Impossible motion: magnet-like slopes" が大賞を受賞した (New Scientist の記事より) 。
内容は「重力に逆らうように坂を転がり登っていくボールの映像」というもの。詳しくは以下をご覧あれ。
確かにボールが坂を「転げ落ちるように」登っていく。もちろんこれにはタネがあり、賢明な方なら想像が付くかとは思うが、目の錯覚を利用したトリックとなっている。杉原教授は錯覚を科学的に分析する研究を行っているそうだ。
なんだ磁石か。 (スコア:4, おもしろおかしい)
そんな単純な仕組みではない (スコア:4, おもしろおかしい)
#でもマジで計算されてるよな
Re:なんだ磁石か。 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:なんだ磁石か。 (スコア:1, すばらしい洞察)
ボールの中にモーターが仕込んであるんだよ
Re:なんだ磁石か。 (スコア:1)
杉原厚吉特任教授は超能力者だったのです。
#新人類なのかHGS患者なのかそれ以外なのかは不明
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
日本のお家芸、吊り操演です。
Re: (スコア:0)
ちがうちがう
ビデオの逆再生だよ
Re:なんだ磁石か。 (スコア:1)
上下さかさまに撮影してるだけ。
Re:なんだ磁石か。 (スコア:1)
うむ。少なくとも動画では2回、実施しておるからの。2回実があるんじゃないか?
…なに「こん猫(なこ)とに、何回、実あるの?」という質問ではなかったのか?!
fjの教祖様
Re:なんだ磁石か。 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
あぁ、意味なんかないぜ。だが、間抜けは見つかったようだな
Re: (スコア:0)
都市伝説とか (スコア:4, すばらしい洞察)
[ボールがひとりでに転がり上る、魔の坂]
とか言うのを本で見た事がある。
まぁその種明かしも同じで、
実は重力方向が坂の上の様に錯覚して見える坂というオチ。
それだけならただのおもしろ話だけど、
高速道路で[下り坂なのに上っているように見える]なんて事があると
無意識にアクセルを踏み込んでスピードが出すぎる
なんて事も想定できる。
(というか実際にある)
学問として目を引くネタではないけど、
実は重要な話かも知れない。
# [錯覚させて人を騙す]みたいな話は勘弁してほしいけど
Re:都市伝説とか (スコア:3, 参考になる)
3次元の図形を2次元に射影すると一部の情報が失われて、上り坂も下り坂もこんな絵に見えるところが原因の一つですね。
実際のところは、人間は他の情報(視覚的に得られる風景や平衡感覚など)も利用することで上り坂か下り坂かを判断しますが、そういった他の情報が乏しい場所では間違った認識をしてしまう。
まあ、エッシャーの騙し絵などではこれを利用しているわけですが、現実の道路では危険。
Re: (スコア:0)
道沿いに水平線を階段状に書いておけばいいのに、なぜ誰もやらないのか
Re:都市伝説とか (スコア:1)
それはそれで, また別の錯視の原因になりそうな.
例えば登り坂だと道路に対しては進行方向下向きの線になるんで, 集中線と同じような効果で実際よりも奥行き(距離)があるように見えてしまうとか.
Re:都市伝説とか (スコア:1)
少なくとも道路を走っている時は横を見て走りませんから。
私の場合は前を見て走ってます。
Re:都市伝説とか (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
コストじゃないでしょうか。
その水平線、堅固な土台にでも据えない限り、適切なメンテを続けなければあっという間に水平じゃなくなっちゃいますよ
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そういう名前がついてなくても、高速道路とかだと情報が乏しくて分かりづらい。
なのでこまめに標識があります。本当にひどいところだと、標識だけじゃなくて道路に書いてありますね。ようするに、運転のときはボケっとしてるなってことで。
Re:都市伝説とか (スコア:2, 興味深い)
随分昔の話だけど、人工知能研究とか空間認識の世界で、
「うまくできた人工知能は人間の目と同様な錯覚もする」
みたいな話は聞いたことがある。錯覚の原理を理解することは、
自律ロボットの研究でも無視できない問題なのかも。
錯覚は目だけじゃない (スコア:2)
あとは坂の塀部分の端の切り方がもう少しいじれるかも?
理解しやすいシンプルな形状だという解釈に誘導されるとあっさり騙されてしまうものですね。
こわいこわい。
Re:錯覚は目だけじゃない (スコア:1)
周囲が塗りつぶされてなかったらわかりやすそうだけど。
やられました(^^ (スコア:1)
どおりで全体的に影がないなーとおもた。
人事を半分尽くして天命を待つ
ミステリー坂 (スコア:1, 既出)
各地にあるミステリー坂 [seesaa.net]と同じ理屈と考えていいのかな?(リンク先は香川県の屋島に関するブログ記事)
TVにて (スコア:1)
目の錯覚を利用した芸術作品等と一緒にね。
Re:TVにて (スコア:1, 興味深い)
第1回 錯視コンテスト [ritsumei.ac.jp]ですよね.
ずいぶん前の話だなと思っていたのですがそれほど古くもなかったようで.
上記のサイトを見たときは「どこが錯視だ」と思っていましたがこっちの方の受賞なら納得.
Re:TVにて (スコア:1)
海外のアーティストの作品も紹介していましたから。
動画 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:動画 (スコア:2, おもしろおかしい)
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もしかして (スコア:0)
ボールの数の比較で、錯覚が解除されたりするのかな?
教えて偉い人!
Re:もしかして (スコア:1)
Re:もしかして (スコア:1)
Re: (スコア:0)
爆問学問が食いつきそう (スコア:0)
樋を水が上る (スコア:0)
子供の頃に、マジックハウスか?ビックリハウスかわすれたけど
その中に、樋を水が上るのを見た覚えがあります。
Re:樋を水が上る (スコア:1)
白浜エネルギーランドのミステリーハウス [royalpines.co.jp]じゃないですかね?
写真奥に見えてるのがたしかそうだったかと。
本もあるよ (スコア:0)
(amazonで売っている)
本屋でパラパラと見ただけだけど、絵でしか存在できないと思う数々の図形を無理やり
立体にした写真が多数載っている。
(角度を変えた種明かしの写真も掲載)
ただ残念なのは、この坂のムービーと同じく、工作が非常に汚い。
一気に本を買う気が失せるような代物だから、amazonで注文する場合は気を付けること。
# 小中学生に工作をさせているのではなかろうか。
Re: (スコア:0)
研究室かゼミの学生にやらせてるんじゃない?もともと数値幾何学の人だから、工作が下手でもそれはそれでしかたないような。
ちゃんと器用な工作の人を雇えば、というのはあるかもしれないけど、学生にやらせればタダだからねぇ。
Re: (スコア:0)
ノイズも奥行きを推測するヒントのひとつになるわけだし、その辺のノイズも錯覚に利用することは可能だと思う。
汚さとは違うかもしれないが、レールガイドの中央部分でV字の隙間があるのは意図的に作ってあるわけだし。
コンピュータによる不可能立体の計算を応用したものですね (スコア:0)
やっていらっしゃる方ですね。写真から輪郭抽出したり手書きで描いた図面は、
ノイズや歪みのため厳密には「不可能立体」になってしまいます。
先生は、これらをきちんとした3次元データを復元するための堅牢な
アルゴリズムを研究していく中で、逆に「ある点からみると不可能立体に見える」
現実の立体物の作り方などについても、いろいろ研究なさったようです。