DBマガジン、休刊 54
ストーリー by hylom
生き残っているコンピューター誌はあとなんだろう 部門より
生き残っているコンピューター誌はあとなんだろう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
翔泳社の「DBマガジン」が、2010年9月号(2010-07-24発売号)をもって休刊とのこと。
データベース、それもRDBをメインにした雑誌という考えてみれば非常に特化されたものでしたが、また一つ紙のコンピューター雑誌が消えることになります。まぁ毎年同じような記事が並んでいたので編集も辛かったのかなとも思う反面、毎年補充されてくるDBエンジニア向けにはちょうどよい雑誌だったと思うだけに残念な気もします。
代わりに増えたもの (スコア:2)
iPhone雑誌。
Re:代わりに増えたもの (スコア:2)
Re:代わりに増えたもの (スコア:2, 参考になる)
2年間は寝かさないと他の雑誌に使いまわせないそうですから、すぐに同じ雑誌コードで出てくることはありませんよ。2年くらい前に休刊になった雑誌を探しましょう。
Re:代わりに増えたもの (スコア:2)
Re:代わりに増えたもの (スコア:1)
一方その頃、Ubuntu Magazine Japan vol.04 [amazon.co.jp] は amazon ランキング 40位を記録した。
はぴはぴはっぴ~
TomOne
Re:代わりに増えたもの (スコア:2)
雑誌売場に買うものがないので
いっそ買おうかと迷いました(笑)
しかし最近のパソコン雑誌は
なんでこんなに高いのでしょうねぇ。
2冊で入門書。3冊買えば分厚い専門書と同等です。
残念。。。 (スコア:1)
雑誌で勉強するな (スコア:1, おもしろおかしい)
記事を書くのが仕事の(悪くいえば)門外漢、エヴァンジェリスト、第一線で戦力になれず落ちこぼれた人・・・なわけで、第一線で仕事しようとする人には、面白おかしい読み物としてはいいが、技術を学ぶ術であってはならない。なので、新人には雑誌を読むな、書籍を読むなら俺らが勧めるものだけにしろと指導します。
Re:雑誌で勉強するな (スコア:3, すばらしい洞察)
「執筆」=「一流の証」だったんだけどね。
他の分野は知らないが「記事を書くのは2流」なんてのは、ノーベル物理学賞とかノーベル医学賞とか狙ってる分野の人たちか、
メーカーの社畜で過労死するくらい開発仕事やってる人たちの発言なんじゃないか。それはそれで認めるけどね。
DBマガジンの執筆陣がすべて一流とはいわないし、UnixマガジンにしてもBitにしても全て一流とはいわないが、
「一般論」として上位数%に位置するエンジニア、偏差値でいえば70越えの人たちがほとんどなんだけどな。
DBマガジンでいえば誰とはいわないが連載もってるスキルの高いひとがいるし、
DBマガジンでなくてもよければWEBDBマガジンあたりには今が旬の会社のトップエンジニアがガシガシ記事書いてるし。
書籍でもLinuxカーネル本とかいい本かく人たちがいるし、翻訳でもguscheの人がやってたり。
あんまり世の中しらないみたいなんで、まず本と雑誌を読んで勉強することを推める。
5年も勉強すればきっと初級者を脱出できるよ。
そして、5年くらいきっちり勉強すれば、執筆者がすべてをさらけだしてるわけでなく、
読者に理解しやすいようにレベルを落として(読者の目線まで降りて)考え抜いて文章を書いていることがわかるはず。
今はそれがわかってないみたいだから、他人を指導するなんてすぐにやめろ、新人が不幸だ。
Re: (スコア:0)
そういった本はこれから無くなってしまうのだろうか?
Re: (スコア:0)
>BitやUnixマガジンの頃から、できる人間しか執筆依頼がこないから
両方とも消えた雑誌だよね?
>「執筆」=「一流の証」だったんだけどね。
それは違うと思う。
なぜなら俺も執筆依頼がきて執筆したことがあるから。
おれが一流?んなわけない。
#数少ない例外という可能性もあるけど。
Re: (スコア:0)
>それは違うと思う。
私は利用者は執筆出来るけど, 開発者程執筆は難しいと思います.
ここは苦労してこうして実装したんだ的な物は利用者視点では不要の場合も多いですし,
良く使う大事な機能でも, /*FIXME: ....*/ なコメントで適当に仕上げたりしてますから.
半面, 開発からは一歩引いた執筆者さんの記事を読むと, 「ちょっと違うけどまぁいいか」
と思う事はままあります.
そう言う意味では開発も執筆も滞り無く出来るのは「超一流」と言ってよいとは思います.
# もちろん, 壊れている場合もありますが.
Re:雑誌で勉強するな (スコア:2)
コンピューターの技術の多様化は凄まじく。
どんなトップレベルのエンジニアも守備範囲外の技術が有り、
仕事毎にさまざまな守備範囲外の知識が必要になることも珍しくありません。
そう言う意味で、役に立たないとコキ下ろしてしまうところに舌鋒の鋭さとは逆の甘さを感じました。
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1)
一般論として「一般」あるいは「普通」という言葉を吟味せずに使う人の言は信頼に値しない.
# だから「一般」相対性理論が「特殊」相対性理論よりも簡単だと誤解されるんだよな
Re: (スコア:0)
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1, すばらしい洞察)
>新人には雑誌を読むな、書籍を読むなら俺らが勧めるものだけにしろと指導します。
そうやって若い芽を摘み、相対的に(狭い世界で)己の地位を磐石にしてゆくのですね。
参考になります。
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1, すばらしい洞察)
いいえ、自分の書いた本を売りつけるんです!
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1, おもしろおかしい)
こっちでダメだと言っても、上のほうで採用しちまうんですよ。
しかも、まるで俺らが工数ばかり食う無能のロートルかのように思われて首切りまでされる。
若いのがちゃんと有言実行して後始末まで全部やりゃいいんですけど、できねーんですよ。
だから、若いのには一通り経験させるまではモノ言えないようにしておかないと、いかんのですよ。
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1, すばらしい洞察)
おいおい、弱いなぁ。
そういうお花畑プランを現実的なプランに仕上げるのが、先輩の腕の見せ所だろ。
経験不足の部分は周りがサポートすれば良い。組織なんだから。
伸びようとしている芽を踏みつけちゃダメだよ。
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1, 興味深い)
この業界において、「新しいもの好き」は重要な資質だよ。
勿論評価、ふるい落しは必要だけどね。
Re: (スコア:0)
>しかも、まるで俺らが工数ばかり食う無能のロートルかのように思われて首切りまでされる。
「第一線」ってどういう意味で使ってたの?
Re: (スコア:0)
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1)
雑誌の目的が「第一線で仕事をしている人が手の内を明かす」のであれば最先端でバリバリにやってる人じゃないとダメでしょうけど
「新しい情報を読者に分かりやすく解説する」のであれば必要な条件は
「第一線で仕事をしていること」ではなくて「第一線の仕事の情報を集め、分析し、解説できること」でしょう。
門外漢はともかく”第一線で戦力にならない人”でもかまわないと思いますよ。(エヴァンジェリストについては保留)
例えば
第一線の野球選手が行ってる投法だの打法だの練習法だのを本人が解説することはないでしょうが
プロ未経験者やリタイアした元選手の中にその分析と解説が上手な人がいても良いわけで。(もちろん元選手=解説が上手、ではありません)
例えが微妙だな。プロ野球選手がTVのスポーツ解説や雑誌のスポーツ記事を参考にすることはあまりないに違いないハハハ。
(でもマネージメント側が情報収集には使うかな?)
Re: (スコア:0)
そこまで低く見る必要はないような気が・・・。
昔DDJで勉強していた自分としては、ちょっと抵抗あります。
# トップレベルのエンジニアだとそうなのかなぁ。
# 元ACがどんな仕事に携わってるのか興味がある。
Re: (スコア:0)
よくある「一流の人は書籍など書いているヒマはない」
の受け売りですね。
勉強というか、一冊買って少しの気付きやキッカケが得られれば十分モトとれますよ。
本や人の言葉ってまるごと飲み込むものじゃなくてそういうもの。
もしあなたの言葉を丸呑みしてそのまま実行してるような新人なら見込みはまず
ないですね。
Re:雑誌で勉強するな (スコア:1)
一流の人は、作業工数を一般人にあわせるために、
余った時間でテストしたり書籍を書いたりしてるんでありますよ……
#そしてさらに差が開く
Re: (スコア:0)
> 第一線で仕事しようとする人には、面白おかしい読み物としてはいいが、技術を学ぶ術であってはならない。
と
> 勉強というか、一冊買って少しの気付きやキッカケが得られれば十分モトとれますよ。
> 本や人の言葉ってまるごと飲み込むものじゃなくてそういうもの。
ってどう違うの?
Re: (スコア:0)
前者は雑誌からは学べない、後者は学べる。
前者の結論は雑誌を読むな、後者の結論は読むなはおかしい。
で、なぜ違わないと思ったの?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
その手には乗らんぞ。
この流れで紹介したら間違いなく叩かれる!
そんな時にはこれ。「K&Rのアレ」
これなら安心。叩かれづらい。
叩こうとすると「ガキが無理して斜に構えてんじゃねーよw」
という雰囲気になってしまう不思議。
Re: (スコア:0)
それ以外で
Re: (スコア:0)
俺の携わってる仕事はそんなにレベルが低かったんだな、泣ける話やな
#結構いろんなところで定期購読されてるの見てたからもっと長く続くと思ってたんだけど残念
Re: (スコア:0)
そうしてできあがるのはいわゆる「コレクター」と呼ばれる汎用性のない独りよがりな方法しか持たない駄目技術者なわけですね。
技術者が自の技術を公表することがアウトプットだけだと思っているようじゃ本質を理解してないと思う。優秀な技術者はそこを理解しているから積極的に外に出て行く。
また、これ本や雑誌に書いてあることが完璧だという幻想から来ているような。他者が言うことは解法のひとつ、あるいは仮説でしかないのに。
Re: (スコア:0)
何をいいたいのかさっぱりわからん。
指示語がなにを指しているのか、
なにが結論なのか、どの意見に対するレスなのか。
うだうだここで書いてないで、小学校の作文からやり直せ。
Re: (スコア:0)
一般論としては、単行本のほうが雑誌記事よりもきちんと校正されますので、雑誌で勉強するなというのはわかります。
ネットと書籍の違い (スコア:1)
ただ、雑誌というのはある程度の識者が構成しているおかげで、DB技術者として抑えておきたい基本的な考えや技術が網羅されていたのがよかったと思います。インターネットでは「今自分が欲しいモノ」だけになるので知識が偏りませんか?
そういう観点からすると雑誌と言うのは存在意義があると思います。もちろん分厚い専門書でもいいんですが、根詰めて集合理論やRDBMSの特性を解き明かしていくよりも、ちょっとずついろんな事を吸収しながら1年ぐらいしたらある程度のレベルになっていたりする方が初学者にはいいと思う。雑誌で扱っているのは最新とは言わないまでもある程度今日日の事だし、読者が実際にやれる題材を扱っていたりするし。で、そのレベルになってから専門書を読んでも遅くないように思う。
なのでDBマガジンが終了になったのはちょっと寂しい気がします。
職業としてのプログラマ
Re:ネットと書籍の違い (スコア:1)
最終号はMakefileで、やっとコンパイルできる、と。
Re: 部門名 (スコア:0)
雑誌を売るのをやめて (スコア:0)
自分を売るのか。
DBマガジン、休刊 (スコア:0)
ド○ゴンボ○ルも人気が落ちてきたんだね。
Re:DBマガジン、休刊 (スコア:1, 興味深い)
まだZとGTが控えていますよ。
雑誌って役に立ったのかなぁ (スコア:0)
「人気連載にもとづいた単行本」には、役に立ったのが複数あるんだけど、少なくともリアルタイムではあまり役に立てることができなかった気がします。
定番技術(SambaとかPostfixとか)はよく記事になりますが、Sambaなら今でもバイブル本を越える日本語情報はないし、Postfixも詳解本や実用本の方が役に立ったし。
定期刊行物を食べるのが苦手なだけなんですが。
Re: (スコア:0)
内容の新鮮度ではインターネットに劣るでしょうけど,
端から端まで目を通せば,知らなかったことや興味のなかったことを簡単にでも知ることができて,
月刊誌とか読むのは結構好きでした.
Re:雑誌って役に立ったのかなぁ (スコア:1)
ネット上で仕入れる情報って、どうしても興味のある/仕事に関連のある分野に限られる傾向があるので、隅から隅まで目を通せば幅広い範囲で情報が入ってくる雑誌は重宝してます。できればこれ以上なくなって欲しくないなあ。
Re: (スコア:0)
ケチつけている人は大抵読んでないですよ。
読んでる人は「そうでもないよ」という。
互いに別のものを見ているので議論が成り立つはずがない。
ちまちま買ってましたが (スコア:0)
ネタが無い感がちらほらありました。
「以前も同じような特集してなかったかな?」という感じの。
考えてみれば、DBは新バージョンがジャンジャン出るわけでもないし、
有名どころのDBは機能的にかなり完成されているので、
バージョン上がっても特集組みにくかったりするんでしょう…。
なにはともあれ、おつかれさまでした。
Re:ちまちま買ってましたが (スコア:1, 興味深い)
DBに限らずシステム開発・運用全般に話題が拡散してる感じはありましたね。
去年の「ぐるなび」のシステム変遷の話が面白かったです。
合掌。
Re: (スコア:0)
代替わりで (スコア:0)
KVS(Key-Value-Store)マガジンとかどうですかね?
RDB以上にネタ切れが早そうですが。