禁煙成功への道、ウェブ版禁煙プログラム兼電話相談 20
ストーリー by headless
年会費ということは 部門より
年会費ということは 部門より
danceman 曰く、
ウェブ上の禁煙プログラムに電話相談を組み合わせることで、禁煙の成功率が2倍になるという研究結果が発表された。(Reutersの記事)
調査は禁煙プログラム「QuitNet.com」を使用して18ヶ月間にわたって行われた。QuitNetでは年間99.95ドルのプレミアムバージョンと無償のベーシックバージョンが提供されており、約2,000人の喫煙者が(1)プレミアム+電話相談、(2)プレミアム、(3)ベーシックの3グループに分けられた。その結果、(1)のグループは15%が禁煙に成功したのに対し、(2)は8%、(3)は6%となった。5回の電話相談は最初の1ヶ月に集中して行われ、喫煙を再開してしまいやすい時期を的確に狙っているため高い効果が得られたようだ。
15%の成功率は一見低い数字のように思えるが、カウンセリングや薬の助けによらない禁煙の成功率は5%を満たないとのことで、十分な結果が得られていると言えるだろう。だが、これから禁煙する人にとっては説得力のある数字とは言いがたいように思える。
私がやめられたきっかけ (スコア:3, 参考になる)
7〜8年くらい前まではハイライトを1日に2箱弱吸うヘビースモーカーでした。
ですがたまたま「喫煙者を救え」 [letre.co.jp]というページを読んで、それをきっかけに喫煙習慣から抜け出すことができました。
件のページは「禁煙セラピー」 [amazon.co.jp]という本を底に書かれているそうです (そう明記してあります)。正しいメソッドを知るためにこの本を参照するようにとも書かれていますが私の場合このページで十分でした。実践する際に気をつけた点を挙げます。
・同居人が帰省している隙を狙った。煙草が吸えずににイライラして当たり散らすことを嫌ったため
・ここにある記述を信じて取り敢えず3日間やりすごしてみようと思った
・「禁煙するぞ」とか思いこまずに「いつでも吸えるさ。今吸わなくても」くらいの軽い気持ちで
・吸いたくなったら「吸っちゃダメだ」と思わずに、気を逸らす方向で
・むしろ禁断症状がどんなものか楽しむ感じで
・本文にあるとおり吸いたくなったときに禁断症状か習慣か考えるようにした
・同居人が帰ってきたときに「煙草はもうやめたよ」宣言をした (無論成功した確信があったからです)
でまあ、あっさりと喫煙の習慣から解放されちゃいました。それ以来一切煙草を口にしていません。
考え方というか姿勢の問題も成功の一因かもしれません。「禁煙」など強く禁止を示唆する言葉を使うと「吸わない、吸えない」などと考えるとどうしても「もう一生吸えないのか」などと考えてしまい煙草が頭から離れなくなります。なのでこういう強い禁止を思わせる言葉を頭から極力排除しました。ちなみに今ここに書いている文章でも「禁煙」などに代表される表現は注意深く扱っています(そのつもりです)。
誰もがこれで成功するとは思いませんが、こういうやり方もあるよということで。
それにしても喫煙の習慣がなくなっちゃったので「禁煙セラピー」なる本を読んではいないのですが、よくよく考えたら面白そうなので読んでみようかな…。
ちなみに2〜3年くらいはフラッシュバックがありますw 突然口腔内に煙が広がる感覚が湧いたりします。この感覚も結構面白いものでした。それで煙草が喫いたくなるかというと、初めの1ヶ月くらいはそうなりましたが、それ以後は全然思わなくなりました。
Re:私がやめられたきっかけ (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
そう、それが大事だよなw<理由
無理やり吸わされたんなら別だけど、通常は自分で吸い始めるもんだからな。
こんなに苦労してやめるもんなのか!?って思う。
やめなきゃならない理由ってのも知りたいな。
< 吸うこと自体は、嫌煙者じゃないから悪くは思わないけどね。所詮嗜好品。
< 社会悪って点では、酒と同等だしな。
Re:私がやめられたきっかけ (スコア:1)
あんまり参考にならないかも知れませんが、私からも一応体験談を。
7年前に辞めました。
それまではラッキーストライクスーパーマイルドを1~2日に一箱位のペースでした。
しかし、喉が弱いので辞めなければならないと、日頃から感じていました。
正月になって、タバコの代わりにガムを噛み、禁断症状をやり過ごすこととしました。
で、あっさり辞められました。
# その代わり、顎関節症が悪化しました。(泣)
Re:私がやめられたきっかけ (スコア:1)
『今は禁煙しているんじゃない、安くなるまでちょっと休憩してるだけだ』
と申していました。何十年も吸ってきたのに、気持ちの持ちようなんだなぁと思いました。
Re:私がやめられたきっかけ (スコア:1)
自分の場合は病気がきっかけで吸いたい気持ちが消え失せましたが、
周囲の禁煙のきっかけは「なんとなく」が一番多いかも。(サンプル数3ですが)
禁断症状も無く、やめた後は「なんで止められなかったんだろうなあ」とのんびりしたコメント。
嫁から強制されて「止めないと駄目」という気持ちで禁煙に成功した人もいますが、
何年も禁断症状に苦しんだり、悪夢にうなされたり大変だったらしいです。
☆大きい羊は美しい☆
自力禁煙ってそんなに少ない? (スコア:2)
私自身もそうですが、周囲を見てもこの数字はちょっと少ない気がするんですが。
そもそも統計を取れるようなことなんでしょうか?
Re:自力禁煙ってそんなに少ない? (スコア:1, 参考になる)
人知れず禁煙を始めて、人知れず失敗していく人が多いからじゃないですかね?
私の場合、最初の一週間を乗り越え「今回は上手く行きそう!」と確信してから周囲に話しましたし。
現在喫煙者の人でも3~4日ぐらいなら、誰にも言わず「試しに」止めた事あるって人多いですよ。
失敗した人は失敗した事を言い回らないが、成功した人は訊いてもいないのに報告して回るってのもあるかもしれません。
あくまで私と私の周りの人の話です。
Re: (スコア:0)
カウンセリングも薬もどちらも一切ないという人が少ないだけなのかもしれません。「禁煙成功したよー」と言ってもどうやって成功したのかまでは聞かないと言ってくれませんから。
ある日吸った瞬間に急にまずいと感じたり、体の調子が変になったのでやめたという人が身の回りに多い気がする。あとは値上げで、お財布が吸わせてくれませんみたいな? けどその人たちがどちらもなくやめられたかどうかはわからない。
禁煙を成功させる秘密 (スコア:1)
+αが重要ならば (スコア:0)
じゃあ電話相談のみではどうですか?……と思ってしまうのだが。
比較するなら「ベーシック+電話相談」と「電話相談のみ」というグループも欲しかったところですね。
# 自分は元から喫煙してないから関係ない
# でも好きな人が喫煙習慣あるので若干興味はある
Re: (スコア:0)
> # でも好きな人が喫煙習慣あるので若干興味はある
まだお付き合いしていないのに、ずいぶん気が早い話だこと。
仮に付き合ったとして、非喫煙者の相手から「禁煙して」って言われても難しいと思う。
ここは一つ元ACがちょっとだけ喫煙者となって、電話で励ましあいながら一緒に禁煙に取り組めばいいのでは?
でも、元ACに喫煙習慣がついてしまっても、責任はとれないのでよろしく。
Re: (スコア:0)
別に受動喫煙してればわざわざ吸うことないでしょう。
それでもヘビースモーカーとずっと一緒にいれば余裕で中毒になりますので注意。
毎度お騒がせ (スコア:0)
正しい日本語マンだよ!
× 5%を満たない
◯ 5%に満たない
◯ 5%を越えない
寝る前に復唱してみよう!!
Re:毎度お騒がせ (スコア:1, おもしろおかしい)
ニコチン切れましたか?
Re: (スコア:0)
それよりタイトルの「ウェブ版禁煙プログラム兼電話相談」のほうがわからないよ。
「ウェブ版禁煙プログラム」が「電話相談」を兼ねるって、どういうことかと思って読んだら、
「ウェブ版禁煙プログラム」に「電話相談」を組み合わせただけだよね……。
Re: (スコア:0)
Webのみでは、ほとんど効果がない! (スコア:0)
15%の成功率は高いと思う。と言うのは、このような調査を受ける人は自力で止められなかった人達だから。一方、Webサイト使用は8%、6%とベースラインの5%と比べてあまり変わらず、効果があるとは言えない。5%は一見低い数字のように思えるが、これまで自力で止められなかった人達が、この期間中に止めた割合だから、まぁこんなもんだろう。
結局、電話で他人にうるさく監視されると止める気がするということか。調査後に復活してなければ良いが・・・
Re:Webのみでは、ほとんど効果がない! (スコア:1, すばらしい洞察)
アルコールにしろギャンブルにしろ、大抵の依存症脱出プログラムって他の依存症患者と一緒にグループで挑むんですよね。
日本の「禁煙マラソン」では成功率が高い (スコア:2)
日本では1997年から「禁煙マラソン」というボランティア活動が続いていて
ネットでの参加 + 携帯メールなどの組み合わせです。
禁煙マラソン公式サイト [kinen-marathon.jp]と
主宰者インタビュー記事 [fururu.net]によると、
「このシステムを利用して禁煙に成功した人は、6年間で約2000人。
禁煙を始めてから1年間継続する割合は常時60%を超えており、
世界的に例をみない成功率なのだとか。」
とのこと。 日本のやり方を他の国もまねたらいいのにな、と思いますよ。