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バグ

ウイルス作成罪、成立 145

ストーリー by hylom
一部にはソース持ってるだけでダメとかいう噂もあったけど…… 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

asahi.com時事通信日本経済新聞などで報道が出ているが、4/1に国会提出され、5/31に衆議院を通過していた「情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律案」、通称ウイルス作成罪の法案であるが、17日の参議院本会議で可決し、法案が成立となったようだ。正当な理由なくウイルスを作成、提供、供用した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処すると規定し、人に実行させる目的でウイルスの取得や保管も2年以下の懲役または30万円以下の罰金となる。

この法案に対して、バグ放置も不正指令電磁的記録提供罪が成立するという法務大臣答弁があり、その後、高木浩光氏が参議院法務委員会で参考人意見陳述を行うという流れになっていた。この成果であると思われるが、参議院では法の適切な運用を求める付帯決議が付いたようだ。

それにしても、どの報道もウイルス保持が即犯罪になると読めなくもないように書いてあるのは気になるところだ。

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  • 判断は気分次第 (スコア:4, すばらしい洞察)

    by iwakuralain (33086) on 2011年06月17日 13時36分 (#1971747)

    人に実行させたりする目的はなくとも、それを判断する警察なり何なりが「そう」だと判断したらとりあえずはしょっ引けるという。

    #その後、不起訴なんかで出れたとしても時間と弁護士費用なんかは消費してたり・・・

  • by dark_green (28724) on 2011年06月17日 21時36分 (#1972011) 日記

    法律案を見てないのでなんともアレなんだが、ウィルスの定義はどうなっとるんじゃとググってみた

    IPAのページ [ipa.go.jp]より抜粋
    > 第三者のプログラムやデータベースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり
    > 次の機能を一つ以上有するもの
    > (1)自己伝染機能
    > (2)潜伏機能
    > (3)発病機能

    うーん、「被害」や「機能」の解釈しだいでどうにでもなりそうな…

    # 高木センセイ、GPLはウィルスにはいりますか?

  • by Anonymous Coward on 2011年06月17日 13時10分 (#1971727)
    「サイバー犯罪条約へ加盟するために共謀罪は切り離し不可能です(キリッ」って何だったの?
  • by Anonymous Coward on 2011年06月17日 13時32分 (#1971744)

    正当な理由なくウイルスを作成、提供、供用した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処すると規定し、
    人に実行させる目的でウイルスの取得や保管も2年以下の懲役または30万円以下の罰金となる。

    それにしても、どの報道もウイルス保持が即犯罪になると読めなくもないように書いてあるのは気になるところだ。

    それにしても、どのスラドのタレコミも、ウイルス作成、提供が即犯罪になると読めなくもないように書いてあるのは気になるところだ。www

    • まったくですね。
      どんな国語力をもってすれば「人に実行させる目的でウイルスの取得や保管」を単純所持と同一視できるのか大変興味深いです。
      親コメント
      • >「人に実行させる目的でウイルスの取得や保管」を単純所持と同一視できるのか大変興味深いです
        あなたはプログラミングのことを知らないのかもしれないけど、ウイルスに限らず、
        ほとんどすべてのプログラムは他人に実行させるものだからだよ。

        例外的に自分一人で使ったり趣味で作ることもあるけど、ためしに公開したり
        求められれば人にあげたりもする。たとえばLinuxのようにね。

        そして日本の警察は結果だけを見て
        「Linus氏は最初から人に実行させる目的させるためにLinuxを作った」
        と判断する(こじつける)のは難しくない。

        そして公開当初のLinuxにも、バグはきっと沢山あっただろうね。

        親コメント
    • それは「正当な理由」というのが、官僚の胸三寸で如何様にでも出来るからだよ。

      実際の運用にあたって「正当な理由」というのをどう定義するかは、今後政令なり、通達なりで官僚の好きに出来る。最近の例だと、薬事法の運用変更による医薬品の通信販売の禁止騒動とか、中古家電品に対するPSE法の適用問題とか・・・。

      政治が無能だから、こうやって官僚の裁量が大きくなり、官僚の権力が増していくのさ。

      ちなみに「人に実行させる目的」というのは、当人の胸三寸の問題だから、実質的に証明するのが不可能に近く、実効性の無い法律だよね。

      親コメント
  • by greentea (17971) on 2011年06月17日 14時31分 (#1971783) 日記

    例えば、著作権侵害の防止という理由で、何らかのコピーガードプログラムを実行させる場合。
    それが、世間一般から見て「やりすぎ」だった場合。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%8... [wikipedia.org]

    それをしたのが、ソニー系列の大きな企業だった場合でも、一個人としてのシェアウェア作者だった場合でも、
    正当な理由か否かを、まったく同じ基準で評価してくれるのだろうか?

    別に、この法律に限らなくても、そこらへんが怪しい法律って他にもある気がするけど。
    ソフトウェアの販売・配布って、個人や小企業でも、プロや大企業と同じフィールドに立ちうる領域だから。

    --
    1を聞いて0を知れ!
  • by Anonymous Coward on 2011年06月17日 15時27分 (#1971819)
    正当な理由で作成されたウイルスが漏洩して他人に被害を及ぼした場合、
    作成者は罰せられるのでしょうかね?
    こういうものは管理責任まで問わないと抜け穴だらけのような気がするなあ。
  • 警察当局「大きな武器に」 ウイルス作成罪成立 
    2011.6.17 22:45
     平成15年以降、4回目の法案提出で成立したウイルス作成罪。これまで苦肉の捜査を強いられてきた警察当局は「やっとという思い。サイバー犯罪摘発の大きな武器になる」と期待を寄せている。
     一連の法改正では、差し押さえの対象が拡大されるなどしており、「捜査側の恣意(しい)的な運用につながる」といった懸念も示されているが、警察庁幹部は「あくまで悪意の作成者を摘発するのが目的」としている。

    さて、私のような技術者から見たこの法案とは・・・

    日本にはプログラム技術者ギルドが存在しませんから、技術者不在で、法律家さんと行政警察さんが勝手に解釈して法律を作ったと言うのが、世界基準で見ること。

    ウイルスってのは、主にネットワーク経由で拡散や活動するものですから、昔から言われている通り、海外との法制との兼ね合いを上手に生かさないと法自体が上手く動作しない。

    AというプログラムやOSがあったとして、何らかの被害者Bが居たとする。
    そしてCというプログラマーがウイルス作成罪に問われる。そして当然、裁判が開始される。

    いわゆるCがツール厨房は普通に立件できて、裁判もすんなりと終わるでしょうね。でもやる奴ってさ、知的な連中ですよね。。。今までイタチゴッコしてきて警察庁は理解していなかったのだろうか。

    例えば、Cというプログラマーが意図的に悪質でウイルスの根拠となしえることが難しいものとして製作されてるだろうし、それが通常動作として近似されたものを作るだろう。
    当然だがこのままでは立件が難しくなり、以前と同じように器物損壊や窃盗といった罪状でしか捜査ができないものになる。これは日本国内の警察庁内でも職員さんは随分と勉強しているはず。

    当然、スパムやウイルスといった意図的に悪質なものは、永遠にイタチゴッコでしかありません。
    法制は、ぼやぁっとみているだけではないでしょうから、法の改正をしていき、より厳密な改正を行うと当初のプログラマーの利便性と兼ね合わせるような形で作った法律が違う物になるでしょう。

    それは大袈裟に言い表すならば、自動車メーカーが日本国内で法定速度100kmしかないのに速度が180km出る車(今は自動車にCPUがあり、燃料コントロールするプログラムを積んでいますからね)を作って販売した場合にウイルス製作罪を立件するかどうかを検討するような社会創りをしているのと似ている。まぁ常識の範囲で立件などするわけも無いが、今の日本がどれほどなものかわからないし、狂った社会ならやるだろう。

    ネット環境の情報はすさまじく早いものです。きっと半年・1年間くらいで動作が難しくなる法でしょう。専門家として見る限り、これは非常に残念で遺憾な法案なの。海外でも似たようなことが数多くあって、なぜ日本は勉強できないのだろうか。不思議だ。

    それとウイルスの根拠について日本国内で制定される(現在は捜査官の私見でしかないかと思われる)ということが専門家を抜きでやろうとしている愚かしさは露に見るに耐えかねます。
  • まぁ、彼の場合は何の法律に引っ掛かったのは今だによくわからんです。
    国家反逆罪だったっけ?
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