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Google

米 Google、福利厚生に「死亡手当」を追加 42

ストーリー by reo
人材を手放さないために 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

米 Google では無料の社食や散髪、社内医療、また米国では珍しいウォシュレット導入など様々なサービスが提供され米国一福利厚生の手厚い企業とも言われている。最近これに「死亡手当」が加わったそうだ (Forbes の記事本家 /. 記事より) 。

米 Google の死亡手当は、社員が死亡した際にはその後 10 年間に渡り毎年、配偶者もしくはパートナーに死亡社員の給与の半額を支給し続けるというもの。また、株式の権利は直ちに確定し、さらに子供がいる場合には 19 歳に達するまで (全日制の学生の場合は 23 歳に達するまで) 毎月 1000 ドルが支給されるとのことだ。

この死亡手当は在職期間不問となっており、同社の 3 万 4 千人に上る社員ほぼ全員が支給条件に当てはまることになるそうだ。

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  • これで安心して (スコア:5, おもしろおかしい)

    by iwakuralain (33086) on 2012年08月15日 11時12分 (#2212296)

    死ぬまで馬車馬のように働けますね

    # Googleにデスマがあるかどうかは知らんが

  • by deleted user (3598) on 2012年08月15日 15時19分 (#2212568)

    全自動運転カーに乗ってて事故に遭ったら労災ですよね。。。

    --
    =^..^=
    Enjoy Computing, Skiing, as much as Horse Racing.
  • by mondy (27787) on 2012年08月16日 2時28分 (#2212908)

    凄い良い制度だが、実際問題としてgoogleはどれ位の費用を支払う目算でこの福祉を導入したのだろうか?
    在籍中に死亡する従業員の数はどれ位と試算されているのだろうか?
    振り返って見れば私の環境では同僚が在籍中に死亡したケースというのは1件しかない。
    3万4千人にもなればそれなりに居るだろうが、それでも年でも50人いくのだろうか?

    寧ろ多いのは病気になってから脱落していくケースで、病欠期間がどれ位許容されているか確認しておくべきかもね。
    日本だと半年から1年くらいが限度のように思うが、その期間で死に至るほどの病傷はそうは多くないだろう。
    googleは当然こういった事を見越して、配偶者や親族へも影響を及ぼせる分の良い賭けだからこそ仕掛けたはずと思う。

    いやまぁそれでも良い福祉ではあるので、出来れば本制度の年間支出について公表してくれると凄く嬉しいところ。
    それで費用がこの程度ならと導入する企業が増えればいいが、まぁgoogleが公表するメリットがないね。

    • by Anonymous Coward
      費用を払うのはgoogleと契約した保険会社で、google の当面の支出はその保険会社への定期的な保険金だけなのではないでしょうか(つまり経費で落ちる、悪く言えば税金対策?)
      だから、google の社員が何人死のうとも保険会社が破綻することはあってもgoogle は無傷なような気がする。(保険会社はこんなリスクの大きな保険を請け負うのだから、リスク分散のために、また別の保険会社と契約して、そのまた保険会社に契約して、と続くので、例えばgoogle の支社が大災害で全滅した場合に保険・金融業界で連鎖倒産が起こる)
      • by Anonymous Coward on 2012年08月16日 8時50分 (#2212989)

        >こんなリスクの大きな保険

        いや、大きくないでしょ。通常の生命保険レベル。
        例えば年収2000万円の人間が死んだって、1000万円*10年でたったの1億円。たいした額じゃ無い。
        #個人加入の生命保険だって同程度でしょ?

        あと、社員数が十分にいるなら、わざわざ保険会社なんぞに頼まずに全部自分で持った方が得。保険会社にとられる分が無くなるし、数が十分多ければ支給額も確率論に近い値になって変動が少ないし。
        (要は保険会社が利益得てやってることを、自分でやるようなもの)

        親コメント
        • by mondy (27787) on 2012年08月16日 18時19分 (#2213433)

          多分こういう感覚で出来たのが、ソニー損保とかソニー銀行ですかね?
          証券・金融系は資本があれば儲かる商売ですし。

          #最近だとソニーだけど、旧財閥系でもこれらに手を出す組織は多い。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          ああ納得。
          良くある会社で掛ける生命保険を、分割で手当として払っているだけか。
          保険屋との契約次第では、一括で金貰えばその金で後任を雇うことだって出来るね。

  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 12時02分 (#2212350)

    ひとつ重要な事があって、これ、Googleに在籍中に亡くなった場合だけが対象なはずです。
    多分、転職したらパー。
    こうなると、「自分の子供が大学を出るまではGoogleにいよう」という選択をする人も増えそうですね。

    • by Anonymous Coward

      注意点も何も、それが目的だろ

    • by Anonymous Coward

      >Googleに在籍中に亡くなった場合だけが対象なはずです。
      >多分、転職したらパー。

      そらそうでしょ。

  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 14時27分 (#2212511)

    「おれ、googleをやめて起業しようと思うんだ」
    「考え直して。うちには子供もいるの」
    「もう決めたんだよ」
    「そう……じゃあしょうがないね」
    「ああ!」

  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 11時31分 (#2212322)

    社員への給付の原資が尽きたらどうなるんだろう?
    給付水準引き下げに対して社員から訴訟をおこされたり,その点はあらかじめ契約上クリアされていたとしても給付引き下げを発表したとたんに社員が大量流出したりして....
    #そのうち社員専用墓地とか作るんじゃないか?(教会・結婚式場はもうある?)

    • Re:将来の話 (スコア:2, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2012年08月15日 11時38分 (#2212326)

      生命保険に入るだけでしょう。
      社員を被保険者にして加入するのは特に珍しくはないと思う。ただ普通は受取人は会社だけど。
      USに限ってるところからすると、社員との雇用契約に
      この特典をつけることの会社側リスクが問題にならない項目があるんじゃないかな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 11時39分 (#2212327)

      原資がつきたら一回倒産させればいいだけでしょ。

      #社員専用墓地ってまるで京セラじゃないか。

      親コメント
    • by onpuya (34959) on 2012年08月15日 11時40分 (#2212330) 日記

      Googleに死亡手当が支給されます。
      なんてね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      Google アーコロジーも近い……か?

    • by Anonymous Coward

      日本には厚生年金があるじゃないか

      # ただし嫁が死んでも一時金のみ

  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 11時46分 (#2212337)

    >株式の権利は直ちに確定し

    どういう意味?

  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 11時59分 (#2212348)

    「米国一福利厚生の手厚い企業」
    とは言うものの、本来であればこのレベルが当然なんですよね。
    一般的な企業の福祉が壊滅的なだけであって・・。

    • by 335 (4199) on 2012年08月15日 12時38分 (#2212395) 日記

      当然ではないでしょ、

      単に高額報酬の現金支給への課税率が高いから、それ以外の経路で利益分配すると言うだけで、同じコストで現金支給できるなら現金支給するでしょう。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        単に金を積むだけだと、競争が一次元になってしまって、他の企業(FacebookとかAppleとか)との人材獲得競争において平凡な結果しか残せないから、あの手この手の福利厚生をつくって差別化して魅力をアピールしてるんですよね?
        このレベルが当然も、課税がどうこうもまたちょっと違うんじゃないでしょうか。完全なる「労働市場の需要と供給」の中で頭ひとつ飛び抜けようと必死こいてるだけですよ。

        まあ「代わりなんかいくらでも居るんだ」みたいなことになる職場とは、まったく別世界ですわな。

    • by Anonymous Coward

      当然って…

      単に保険を掛けて掛け金を負担するだけじゃないのかな。
      給与を現物支給で上乗せしたようなもんじゃない?

      そうでないなら、こんなことができるのは規模が大きいか金が余ってる会社だけ。
      俺の会社でこんなことしたら、一人死んだら会社潰れるよw

    • by Anonymous Coward

      本来なら、若いうちから「将来のために」生命保険に入ってるもんでした。
      保険に入ってれば、死亡時5~10年分位もらえるので、死亡時のパートナーへの福祉は重くなくても問題なかったはず。
      今は不景気で保険に入らないので、その代わりにこういう措置をするのでは。

    • by Anonymous Coward

      日本だと国民年金や厚生年金などの遺族年金がありますが、
      そこは社会保険庁、甘くはありません。
      国民年金の滞納期間が多かったりすると遺族年金はもらえません。

      受給期間はgoogleの10年よりは長いでしょうが、金額は大幅に
      少ないです。
      標準報酬額の数分の一くらいで、子供がもらえるのも月額1,2万
      ってところです。

      共済年金だと、ものすごく手厚いかもしれないですね。
      夫婦で教師をやっていて、夫が死亡、妻が存命の場合、
      妻がもらってる年金(自分のと遺族年金)で、同居している
      4世代が余裕で生活できる世帯もあります。

      そういう世帯の孫の代の人の話で、母親から
      「あんたが死んでも家族は(収入的に)困らないが、
      おばあちゃんが死んじゃうと年金が止まって大変なことになる」
      と言われていたそうな。

    • by Anonymous Coward

      会社で保険に入ってってのは実は珍しくは無い。
      これで珍しいのは一括とせずに手当として規定している所。
      保険屋で計算したら、実はそっちの方がローコストだったのかもしれない。

  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 13時25分 (#2212447)

    googleは在職期間不問死亡後10年間か。日本軍と比較してみよう。
    日本軍の軍人恩給は現在でも年一兆円くらい払っている。
    階級に応じた支給額。受給資格は12年以上の兵役(戦地勤務は3倍)。
    という事で、いきなり南方の激戦地に飛ばされた人などの遺族は貰えない。

    #googleにデスマーチはあるのだろうか?

    • by Anonymous Coward
      >受給資格は12年以上の兵役(戦地勤務は3倍)。

      36年も戦地勤務しなきゃもらえないの?
      小野田さんでも足りないな・・・

      日本語って難しい?
  • by Anonymous Coward on 2012年08月15日 13時35分 (#2212458)

    余命を宣告された開発者が最後の花を咲かせるべく Google に転職してきて、新サービスを立ち上げた直後に倒れたり、志半ばにして倒れた故人の遺志を受け継いでサービスが立ち上がるという Google 伝説が生まれるんですね。

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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