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米 Newsweek 誌、紙媒体発行を年末で終了、電子版に特化 34

ストーリー by reo
収益性を確保できるか 部門より

taraiok 曰く、

米国の週刊誌 Newsweek 誌は 18 日、12 月 31 日号を最後に紙媒体の発行を取りやめ、来年初めから完全に電子版に特化することを発表した。近年はインターネットを通じてニュースに接する人が増え、紙媒体の広告収入が減少したことから経営難に陥り、2010 年に一度売却されている。その後も、タブレット端末の急速な普及により、紙媒体の読者の減少に歯止めがかからないことから、電子版に特化することを決めたとしている (The New York Times の記事NHK ニュースの記事本家 /. 記事より) 。

一方、「ニューズウィーク日本版」の発行元である阪急コミュニケーションズは紙媒体として出版を続けていくとしている (時事ドットコムの記事より)。

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  • by kanta1880 (42886) on 2012年10月22日 16時36分 (#2256303) 日記

    iPad買ってなんか試しに読んでみるかと思って年間購読してます。
    値段も手頃(2200円/年)だし毎週届くのでついつい読んじゃいますし、本誌自体も紙有りきではなくタブレット用に工夫されてたりするのでただ見てるだけでも結構楽しいですね。
    いくつかNewsstand対応の書籍を読んでみましたが、一番凝った作りだった気がするので結構前から紙の廃止は計画してたんじゃないかな~と思ったりもしますね。

  • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 16時27分 (#2256291)

    紙は見捨てられた

  • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 19時10分 (#2256405)

    紙で売れないものが、電子版なら売れるってのは幻想。雑誌・新聞は記者の人的コストが高いので、紙を捨てても経費節減の効果は薄い。それに電子版でも組版やオーサリング、サーバー代、顧客管理など紙の印刷・流通に匹敵する費用がかかるんです。

    電子版なら安くしてという声が必ず出るが、予想部数から適正価格を計算すると、いまの紙媒体の数十倍になるでしょうね。

    それでは売れないので、フリーライターの同人雑誌的なものを狙うんだと思います。他にも収入源を持った人たちが、月数十万円の利益をわけあう。たぶん、今のNewsweekとは、まったく違うものにならないと存続は厳しいでしょう。

    関係者のめいf、いや、幸運を祈ります

    ----
    業界の中の人なのでAC

    • by Anonymous Coward

      前半には同意だけど後半は全く的外れじゃないかね。

      そんな金にならなさそうなものにNewsweekの名前を冠してアメリカ人がビジネスとしてやるとは思えん。

      • ソースの一つ NHK [nhk.or.jp] の伝えるところにもある通り

        しかし、インターネットを通じてニュースに接する人が増え、紙媒体の広告収入が減少したことから経営難に陥り、2010年には親会社の「ワシントン・ポスト」が僅か1ドルでほかの会社に売却しました。

        の後は気概だけで今までどおりができなくなったので別物に変質変容したと思った方が。今のというより過去のワシントン・ポスト傘下の時代とは違うと。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 15時30分 (#2256241)

    雑誌も本も電子化でいいけど、紙がない分安くしてくれないかな?

    それと夜寝ながら読むことが多いんだけど、リーダーをもっと軽くしてくれ。
    LCDのバックライトは必須。
    ノイズも出ないようにしてくれないと、ラジオを聞きながら読めない。

    • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 15時54分 (#2256261)

      アメリカでは大概紙より安いんじゃない?
      LCDは必須ではないな。
      電子ペーパーでも全然構わない。

      親コメント
    • by skapontan (35455) on 2012年10月22日 16時21分 (#2256284) 日記

      NewsWeekみたいな本だと、写真のウェイトも低くないから、
      安価な電子書籍リーダーでは見にくいんでは。
      すると高解像度のタブレット端末ってことになり、見やすいのはいいけど重くなる。

      将来的には、軽いタブレット端末という形式に収束すると思うので、今売ってるのはどちらも過渡期の未完成品と思ってます。
      少なくとも日本では。だから何時まで経っても日本に電子書籍元年がこないわけ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 17時02分 (#2256325)

        狐「あのブドウは酸っぱいに決まってる」

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        日本では端末があっても見るコンテンツがないのが理由だろどう考えても。
        そして専用の電子書籍端末は割にあわないのでスマートフォンに収束すると思うよ。

        • by nemui4 (20313) on 2012年10月22日 16時33分 (#2256301) 日記

          ボリュームのある文章読むにはスマホ画面じゃ厳しいねぇ。
          せめてなんとかパッドかタブレットが欲しい気がする。
          #近い未来にどれかの端末かまた新しい端末が出てその辺の溝が埋まることを祈る。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            メーカーは消費者がほしいと言ったものを作ってくれるとは限らないってことです。さらにノイジーマイノリティがほしいと言っていても実際に作ってみたら売れたためしがないという経験もさんざん繰り返してるし。

      • by Anonymous Coward

        (デバイスの制限はあるけど)自由に拡大できるのも電子版の利点じゃないのかな。
        拡大しても写真が見るに堪えないってことはないんじゃないかと。
        どうしても紙書籍の1ページ分をまるごと表示して読まないと(読めないと)気が済まないならともかく。

        読む側の都合に合わせてレイアウトや読み方を変えられるようにするのはなにか問題があるのかな?

        • by skapontan (35455) on 2012年10月22日 18時06分 (#2256353) 日記

          もちろんコンテンツの問題ではあるのですが、
          電子書籍コンテンツはなんかデータ容量を気にしてて、
          画像データは極力小さくしちゃうのです(大きくても対応電子書籍リーダーの解像度)。
          制作側の問題だといえば、そのとおりなのですが。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          そんなことしたら高くて重くて厚くて熱いiPad3を売りつける理由がなくなっちゃいます。

          奇人変人コンテストよろしく米粒文字もiPad3なら理論上読める!!
          で必死にならなきゃいけない人たちが世の中にはいるんですから。
          一般人はそんなキモいことせず素直にズームするなんて
          口が裂けても言ってはいけないんです。

          ちなみにそう言う人たちの脳内では
          iAndroidやWindowsは低解像度のクソ製品ですがiPad2やiPad miniは宇宙的理由によりすばらしい製品になります。

          • by Anonymous Coward

            iAndroid

            こっちもApppleじゃぁ・・・・

            • by Anonymous Coward

              ふむ、「Appple」という中華ブランドの「iAndroid」という製品のことですかい?

          • by Anonymous Coward

            >ズーム
            ピンチアウト/ピンチイン=iOSの機能 みたいな現状なのに?

            https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A2... [google.co.jp]

            • by Anonymous Coward

              ご存知ないのかもしれませんが、
              現在では無効と判断されたマルチタッチ関連特許の中において
              Appleがピンチイン、ピンチアウトの特許を持っているんだ、と主張していた時期が長くありました。
              最終的には三本指以上での操作の一部のみ認められ
              二本指操作を含め一般的なピンチイン、ピンチアウト操作については無効となりました。

              このため、たとえばXperia x10などはあえてマルチタッチの実装を待ち、
              該当特許が無効と判決が出てからマルチタッチを実装したり、
              すでにマルチタッチでズームイン、ズームアウト操作ができる機種のメーカーでも
              ピンチイン、ピンチアウトとは呼称しないよう控えるなどの時期があったんですよ。

              ですので、あなたの主張は
              「ごく一部の操作にしか効果がないマルチタッチ関連特許を、あたかも非常に幅広く通用するものだと主張して暴れたAppleによる歪んだ結果」
              を強調する意味しかないのですが、
              そういう話をご希望でしょうか?

    • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 16時28分 (#2256294)

      紙媒体ではページ送りの都合などで面倒だった、アームに固定して読書ってのが楽でいいですよ。
      ページ送りは手もとのスマホでリモート制御かBTトラックボール。
      ノートPCでごろ寝以上に堕落感も味わえます。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 16時08分 (#2256277)

    ここまで思い切るとは驚いた。
    凄く大きな決断だな・・・。

  • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 16時44分 (#2256311)

    取次会社・返品制度・再販制度、それぞれ向こうではどうなっているのだろう? 教えて識者の方。

    • 再販制度なんてものはない。書籍でも普通に安売りできる。したがって再販制度を前提にした取次や返品の仕組みもない。

      • by Anonymous Coward

        ビジネスとしては健全なんだが、文化保護の観点だとどうなんだろうな。

        個人的には、保護の効果や歪みの規模を見る限り、ビジネスの仕組みは手をいれずにシンプルにして
        保護は別口で金を投下するべきな気はするが。

        日本の出版はどうなるんだろう。ソフトランディングできるんだろう・・・。

        • by Anonymous Coward

          無理無理。
          ランディングしようとすると債務超過になるので。
          このまま自転車漕ぐしかない。

  • by Anonymous Coward on 2012年10月22日 18時13分 (#2256361)
    と言われなくる日はいつ来るでしょう…」 と書こうと思ったら、そんな事書いている人はどこにも居なかった。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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