日本ペンクラブと Google が合意、協力関係の構築へ 18
ストーリー by reo
そんな約束をして大丈夫か? 部門より
そんな約束をして大丈夫か? 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
Google が進める図書館蔵書のデジタル化プロジェクト「Google ブックス図書館プロジェクト」に対し日本ペンクラブが抗議をしていた問題で両者が話し合いの結果、「同クラブ所属の著者や出版社から要請があった場合、スニペット (作品内容の抜粋表示) を速やかに Google が削除する」などの合意が得られたという。また、同プロジェクトに関連して今後法的に争わないことも決まったという (ITmedia ニュースの記事より) 。
蔵書のデジタル化は図書館の利用者にとって有意義なプロジェクトと思われるので、日本でもプロジェクトが進んでいくことを期待したい。
スニペット表示で (スコア:3, 参考になる)
スニペットの表示で、権利者が「損する」と考える理由が、まったくわからない。
図書館や書店で現物にあたれない状況で、ある本を買うかどうか迷ったとき
「その1フレーズが確かにそこに書いてあるか」は決定打になることがある。
うちには、グーグルブックスのスニペットを参考に買った本がたくさんある。
どんどんスキャンして、どんどん全文検索対象になってほしい。
Re:スニペット表示で (スコア:3)
同感です。Googleは著作権が切れたものでなければ全文ダウンロードは出来ない
ということになっているので、権利を侵害するとは思えません。
思うにGoogleという企業が全文スキャンを行うという、そこにひかかってるのかも
しれませんね。
ペンクラブが合意したといっても
角川が会社として拒否したり、また著作者が個別に拒否したりしてるようで、無論、
権利はその人たちにあるので外野が文句をいう事はできないですが、Googleの試み
は知の集積という点で意義があると思うので、それから離脱を図る権利者がいるの
は残念なことですね。
Re:スニペット表示で (スコア:3, すばらしい洞察)
> 同感です。Googleは著作権が切れたものでなければ全文ダウンロードは出来ないということになっているので、権利を侵害するとは思えません。
一部であろうがなんだろうが、公衆送信権の侵害でしょう。
一部だからオッケーみたいなオレオレ解釈をするgoogle(とあんた)は全く信用できない。
Re:スニペット表示で (スコア:1)
一部であれば著作権で許されている引用の範囲に当たると思われます。
Re:スニペット表示で (スコア:1)
引用が主体なのでアウト
基本的な知識も無しに議論に参加する人が多すぎる。
著作権法は安易な文面で量も多くないから一回目を通してから参加してくれ。
Re: (スコア:0)
雑談だからって露骨なでたらめを言っていいという理由にはなりません。
Re: (スコア:0)
「著作権で許されている引用の範囲」を把握したうえでおっしゃられています?
Re: (スコア:0)
> Googleの試みは知の集積という点で意義があると思うので、それから離脱を図る権利者がいるのは残念なことですね。
知の集積に協力せずに消費するだけの人の意見だね。
Re:スニペット表示で (スコア:1)
消費してくれる人がいるからご飯が食べられているという基本的な事を理解していない人の意見だね;p
Re: (スコア:0)
googleは権利者に対価を払わずに(=ご飯食べさせずに)、フリーライドしてるから文句言われているんでしょうに。
Re: (スコア:0)
http://www.google.co.jp/search?q=Google%E3%81%AE%E8%A9%A6%E3%81%BF%E3%... [google.co.jp]
集積はされてますね。知かどうかは分かりませんが
Re: (スコア:0)
歌集とかはどうかなぁ。一ページ内で完結するような内容だと抜粋表示でも痛いかも。
君がため春の野に出でて○○つむ我が衣手に○は降りつつ
秋来ぬと目には○○○に見えねども風の○にぞおどろかれぬる
○が○は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで
天の原ふりさけ見れば○○なる三笠の山に出でし月かも
とか、伏字を導入すれば・・・・
#古今和歌集なので著作権切れですので。
Re: (スコア:0)
そういう形で販路を広げたいと思う権利者はそうすればいいでしょう。
そういう形は必要ないという権利者もいる。
Googleが勝手に公共を振り回して強制公開する権利はない。
そんだけ。
Re: (スコア:0)
どの本に何が書いてあるかという情報をきちんと整理するのは
文化資産を管理するためにはとても重要で意味のある作業。
昔から文化的に意義のある本については、索引やコーパスが作られてきた。
意義の薄い本だって、本当はそういう作業が行われてしかるべきだったはず。
やっと技術がそれを実現しようとしているのに、くだらない著者の我儘で邪魔しないで欲しい。
自分の望むカタチでしか読まれたくないんだったら、公共の流通に載せないでファンクラブでも
作ってそこで配ってろって言いたい。
著作権はそんな便所の落書を保護するための権利ではない。
Re: (スコア:0)
要件を満たしていれば、便所の落書きでも保護するのが著作権ですよ。
自費出版されたような本は、大半が掲載希望だろう。 (スコア:2, 興味深い)
自分の祖父も、戦争体験や自分の仕事などを、自費出版で本にしたが、ほとんどが散逸して消えるにまかせている。
ほとんどの自費出版本はもちろん赤字だ。でも、多くの人に読んでもらうために本にしていた。
大半の自費出版本は、希望者には無料で配っていた。
図書館に寄贈しても、ほとんどは数年で捨てられてしまう。
子孫の連絡が取れるうちに、多くの人に見てもらえるような形で保存してもらえることが、故人の遺志にも沿うだろうと思っている。
離反作家が出そうになって妥協した可能性…… (スコア:1)
Google図書館プロジェクトだと、内容的には無償公開でも広告収入が発生する可能性がある。国立図書館の電子化プロジェクトには残念ながら、著者へのフィードバックはない。
だから、作家の中には、Googleのプロジェクトの方が望ましいと考える人もいるのでは。
そもそも、絶版書籍は出版社が権利持ってないので面倒見てくれないし、かといって版下を持ってないから自分から電子化に参加も難しい。
そういう作家の意見が内部的に反映されていたりするのかもしれません
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