
2013 年のエイプリルフール RFC と Internet Draft 9
来年は我々が 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
今年のエイプリルフール RFC は以下の 2 つ、
- RFC 6919: Further Key Words for Use in RFCs to Indicate Requirement Levels
- RFC 6921: Design Considerations for Faster-Than-Light (FTL) Communication
6919 は「MUST」や「MAY NOT」といった、要求水準を示すキーワードに、「WOULD PROBABLY」とかのもっと変なものを追加する提案。提案という見掛けだが、RFC 中で示されているどのキーワードも、既存の RFC 中の用例を示しており、10 節の Security Considerations の結論「The key words in this document can be applied when the threat model is ambiguous, and mitigations are unclear or inconvenient.」を見ると、軽い警鐘の意図があるのかな、と思われる。
6921 は超光速通信について軽いノリで扱った RFC。パケットが送信されるよりも前に受信される、だとか、耐遅延性のあるプロトコルにおいて遅延が負の場合である、といった話。
今年は RFC の他に Internet Draft (ID) も出ており、その名も「draft-draft-draft-00」というもの。ID の名前規則「draft-提案者名-対象名-連番」に則り、ペンネーム D. Raft さんによる Direct Random Access File Transfer というプロトコルの提案。名前のダジャレをやりたかっただけという感じで、プロトコル自体は、UDP で読み書きリクエストを投げるだけの、ノード (ホスト) 1 個でファイル 1 個しか扱えないというラフなもの。
某企業でトラブルの対応をしているとき (スコア:2)
パケットは送信されていないのにデータが記録されているとかいうおかしなことを体験したことはあったな・・・。
結局はネットワークをよくわかっていない担当がテンパって意味不明の障害報告を上げたことが原因だったけど。
おかしな体験というと、(実話) (スコア:2)
昔、席替えしたときに、Windows PC間(たしか両方95)で、共有フォルダが見れない現象があった。
ping は普通に通るし、HTTPでネットは見れる。
原因がわからず、四苦八苦してたらLANケーブルが抜けてたことがあった。
あれは、将来ケーブルが繋がれることを見越しての動作だったのか・・・
#ちなみに、無線LANだったという落ちは無い。
Re:おかしな体験というと、(実話) (スコア:1)
PCが繋がらないというから見てみれば、LANケーブル自作していて、方ペアだけツイスト忘れってのがあった。
#ストレートでもないクロスでも無いなんか微妙なケーブル
Re:おかしな体験というと、(実話) (スコア:3)
随分昔の話になるけど、自作パーツの販売をしてた近所のPCショップにLANケーブル10mの制作を依頼した時の事。
出来上がったケーブルのプラグ部分を見ると、ケール部の並びがこんなのだった。
------------------------------------
橙白橙白橙白橙白橙白橙白橙白橙白橙白
橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙橙
青白青白青白青白青白青白青白青白青白
青青青青青青青青青青青青青青青青青青
緑白緑白緑白緑白緑白緑白緑白緑白緑白
緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑緑
茶白茶白茶白茶白茶白茶白茶白茶白茶白
茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶茶
------------------------------------
Re:おかしな体験というと、(実話) (スコア:1)
シンプルなケーブルテスターだと導通確認しかしないし、とりあえず使えてしまうのがアレですね。
ギガビット転送をすると問題が顕在化するかもしれません。
うちの職場に居た後輩が色弱だったんですが、ケーブル作成で似たようなのを作ってました。
うまく区別できないんで、似たような濃淡のを並べるしかなかったそうです。
どんなにがんばっても作れないひとも居たので、新人研修でLANケーブル作成を必須課題にしました。
現場に出てから作れませんとか、LAN配線を間違ったりして大事にならないよう人員配置するためです。
http://blog.livedoor.jp/labrie/archives/50536153.html [livedoor.jp]
Re: (スコア:0)
>> 原因がわからず、四苦八苦してたらLANケーブルが抜けてたことがあった。
Hackして原因を突き止めたわけですね.
Re:某企業でトラブルの対応をしているとき (スコア:1)
タウ波を拾ってしまった可能性!
・・・は、置いといて。
なぜかクロックの狂っていたPCのせいで作成日時が最終更新日より新しいファイルができて首をひねったことはありましたw
Re:某企業でトラブルの対応をしているとき (スコア:1)
FAT32の更新時刻の精度が2秒単位なおかげで
makeだったかVSSだったかeclipseだったか・・・
更新時刻を常に監視してるヤツがいちいち「ファイルが更新されてるぜ?」と報告してきて
うざい思いをした記憶が。
MAY NOT? (スコア:1)
おいおい、要求水準キーワードには、「MAY」はあるけど、「MAY NOT」はないよ。
なぜか。答えは簡単。「MAY」は、その要求が実現しなければならない(つまり「MUST」)のではなく、「してもよい」すなわち「OPTIONAL」(選択機能)であることを示す。ならば、「MAY NOT」はどうか? 「MAY」の否定で「しなくてもよい」? 残念、普通の英語の「may not」は、禁止(してはいけない)という意味だったのだ。
禁止という意図であれば「MUST NOT」がある。ここで「MAY NOT」の出番はないね、ということで、そんなキーワードはないの。