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インターネット

中国メディア、「ベゾス氏、誤操作でワシントン・ポストを買収」 というジョーク記事にだまされる 14

ストーリー by hylom
虚構新聞に釣られないのが不思議である 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

中国の新華社通信は9日、AmazonのCEO、ジェフ・ベゾス氏がオンライン販売サイトの誤操作によりワシントン・ポスト紙を買収してしまったと報じた。ベゾス氏はワシントン・ポスト紙を購入する意志は元々なく、操作ミスによって購入してしまい、購入後にその事実に気付いたという(AFP BBNews)。

しかし、先に報じられていたとおり、ベゾス氏のワシントン・ポスト紙購入は「うっかり」ではない。そもそもベゾス氏はワシントン・ポスト紙のオーナーであるドナルド・グラハム氏の友人で、直接の交渉で購入に至ったと報じられている。

新華社通信の報道は、実はコメディアンのアンディ・ボロウィッツ氏が米誌New Yorkerのオンライン版のコラムで書いたジョーク記事を真に受けてしまったものらしい。ボロウィッツ氏の記事では、「非常に大きな取り違え」だとして、「私がワシントン・ポストを買収するなどあり得ない…そんな新聞、読んでもいないのに」というベゾス氏の架空のコメントを「引用」したほか、「ベゾス氏はクレジットカードの請求明細に2億5000万ドルという『並外れた金額』があるのを見て、同紙を買ったことに気が付いた」などと書かかれていたという。

AFPBBニュースの記事によれば、中国の国営メディアは時折、西側社会のジョーク記事を事実だと誤解することがよくあるとのこと。

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