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翻訳物の技術書は「~~入門」という名前が付けられる傾向がある 67
ストーリー by hylom
「はじめての〜〜」もあるねぇ 部門より
「はじめての〜〜」もあるねぇ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
はてなブックマークで、翻訳物の技術書にはタイトルに「入門」という文字が入っている書籍が多い傾向があることが話題になっている。元ネタは「和訳された技術書の邦題がひどく入門な件について」というブログ記事だ。
確かに、「~~入門」というタイトルの書籍は多い気がする。試しにAmazonでコンピュータ・ITカテゴリの単行本に限って調べて見ると、全タイトル約6万8000件のうち、「入門」というキーワードにヒットしたのは約8000件で、1割以上のタイトルに「入門」という単語が付いていることになる。とはいえ、ここで問題とされているのは、そもそもオリジナルのタイトルに「入門」という意はないのに、日本語版では「入門」という文字が入っている点だ。そのため、初心者が入門書だと思って買ったら全然理解できなかったという事件も発生しそうである。
「入門」という言葉はかなり幅広い意味を持っている(別の分野でのエキスパートにとっての「入門」と、まったくのIT初心者の「入門」は当然意味がだいぶ異なるだろうし)ので、まあ付けたくなるのは分からなくもないが……。
上級入門編 (スコア:4, おもしろおかしい)
中級入門編
初級入門編
実態とマッチしていればOKな気がする。 (スコア:3)
そういった本の訳書なら ~入門 ってタイトルを付けても良いのではと思いました。
Re: (スコア:0)
っつー話なのかもしれないな
アメリカ人見栄っ張りだし
Re: (スコア:0)
良書と呼ばれるような本だと、導入部を飛ばすってことはなかなか無くて
程度の差はあれ導入部があって、一応は初心者でも読めますってなってる感じがする
# そもそも「入門」≠「初級」なんではないかと
入門書しか売れない (スコア:2)
Re: (スコア:0)
ピアソンの件は、間口が広そうに見える本が皆無だった事が原因と思います。
# 中身は同じでも例えば Modern C++ Design 〜テンプレート入門〜 ってタイトルならもっと売れたかも…
Re: (スコア:0)
入門レベルに留まってるのが一番楽だし、コストパフォーマンスいいからね~
一方 (スコア:2)
『大全』とか『極意』なんて書いてあると、ぬるそうなイメージが。
技術書とは言い難いけど。
Re: (スコア:0)
The Art of ナントカ とかいう大仰なタイトルのヌルい本もありました。
Re:一方 (スコア:2)
便乗しますが、"Zen of なんとか" っていうタイトルは
どう訳すんでしょうか。
Re:一方 (スコア:1)
Ninjaもね。
jQuery: Novice to Ninja http://www.amazon.com/dp/B00766CC9S/ [amazon.com]
Secrets of the JavaScript Ninja http://www.amazon.com/dp/193398869X/ [amazon.com]
Re: (スコア:0)
Ninjaは「達人」あたりが適当では
Zenはなんじゃろな
Amazonで検索してみたら Zen and art of ~ ってのが出てきてよけいわからなくなった
単純に学ぶだけじゃなくて何かしらの境地に至るって感じなんだろうか
Re: (スコア:0)
ああ、それは同意だわ。
わりとなれてる人が知識や技術を深める目的で読もうとすると、中身の薄さにがっかりする。
LinuxやWindows等のOS, Photoshop等のアプリとかね。
Re:一方 (スコア:1)
「JavaScript Ninjaの極意」も良い線行ってるかも。
http://www.amazon.co.jp/dp/4798128457/ [amazon.co.jp]
"Secret of the JavaScript Ninja"
http://www.amazon.co.jp/dp/193398869X/ [amazon.co.jp]
逆パターン (スコア:2)
新しい技術は(残念ながら)海の向こうから来る (スコア:1)
というか, 入門書レベルが必要な新しい技術は, 極少数の例外を除いては海外物なんですよね. そうでない確立された技術については, 多数の教科書的な本が有ったり, あるいはネット上の情報を拾ってくれば良いので, わざわざ翻訳本を購入しなくても良いという.
自然, 翻訳本は入門書が多くなるという.
Re:逆パターン (スコア:1)
日本の技術書がありそうなテーマというと、Rubyでしょうか。
ところで入門の次って何? (スコア:2)
入門書以上がほしい時は入門書から探せば良かったのか
光の速さで歩けは無茶だ!せめて走らせろ!
だいたい合ってる (スコア:1)
熟練者は原著を見る。って、えっそういう意味じゃ無い?!
Re: (スコア:0)
> 熟練者は原著を見る
実際それが理由じゃないですかね
今どき本にしか載ってない情報なんてほとんどないし、
ある程度以上理解できれば直接公式のリファレンスなりなんなりを読んだほうが確実で早いです
ティーガーフィーベル (スコア:0)
VI号戦車ティーガーI 取り扱い入門書…だよね。
Re: (スコア:0)
PS、一方ソ連共産党軍(赤軍:ソ連軍になるのは1946-02-25)は取説不要(ちょっとオーバーかな)の戦車、T34を生み出した。
極左主義者よ見よ、ナチスドイツ(軍)にも学ぶべきものはあるし、更に悪逆非道のソ連共産党(赤軍)にすら学ぶべきものはあるのだ。
「はじめての~」 (スコア:1)
だと電車内で読みにくい
Re:「はじめての~」 (スコア:2)
はじめてのチューリングマシン
...なんて思いついてみたけど、そんな本は無いようだ。
Re: (スコア:0)
最近は、Aがキスで、Bが何だっけ? Cは手をつなぐだったっけ? よく覚えてないけどそんな隠語は使わないんだよ。
Re:「はじめての~」 (スコア:1)
隠語と無関係な定番ネタ(?)を探してみました。
まぁ「プロセッサ」が入ってしまうと趣がないですね。(何の
Re: (スコア:0)
C++も、Dもあるでよ
乳バンドはどうした?乳バンドは! (スコア:0)
ラノベは若者がターゲットだと思うが、このタイトルは正しく理解されてるのか、
おじさん心配になっちゃいます。
「彼女と二人で「C」体験! V2.0 ~絶頂ポリモーフィズム~」
http://www.amazon.co.jp/dp/B0095F0EF2/ [amazon.co.jp]
ところで「使わない」のと「知らない」のは違うと思う。
おっさん世代でも接吻とか逢い引きとか、使わなくても知ってたわけだし。
「通い婚」も授業で習った。
ましてABCくらいBOOK OFFで古い漫画の立ち読みでもしてれば、
一つや二つは出て
Re: (スコア:0)
若者はみず谷なおき氏の単行本をBOOK OFFで立ち読みしたりしないだろ…。
# いい漫画家さんだったが…、合掌。
Re: (スコア:0)
つい最近くらいまで若者だったような気がするくらいのお年ごろですが、
ABCは姉の持ってた古い漫画で知りました。
使うことはおろか、同年代でどの程度知ってる人が居るのかどうかもわかりませんね。
#Cでポリモーフィズムは入門向けではないと思う
Re: (スコア:0)
「続・初めてのPerl 改訂第2版」とか「初めてのPHP、MySQL、JavaScript&CSS 第2版」とかちょっとAmazonで検索してもざくざく出てくるわけで。
昭和から、ずっとそんなもんじゃないですかね? (スコア:1)
少なくとも手元にある翻訳技術書は確かに大半が入門ってなってるでありますね。
一番古いのでは、人生ゲーム入門でありますかねぇ。
(ゲーム理論による開発コミュニケーションの本)
人月の神話だと、確かに小説か何かと勘違いしてしまいそうな気もするでありますが……
Re: (スコア:0)
「五輪の書を英語に直訳したら、オリンピックの本と勘違いされそうだ」みたいな話は聞いたことがある。
でも今ぐぐったら普通に「The Book of Five Rings」だったw
http://www.amazon.com/gp/product/B0035FZM28/ [amazon.com]
#全然関係無いけど、翻訳家って大変だなあと思った幽遊白書ネタ。
# http://world-manga.at.webry.info/201308/article_3.html [webry.info]
Re: (スコア:0)
SAMURAIDOとか変なタイトル付けられてなくて良かった
売り上げ的な話 (スコア:1)
出版社目線で言うと、「~入門」は売れるんだよね。やっぱり。
ちなみに、一番売れないのは「~概論」。
Re: (スコア:0)
「猿でもわかる~」とか「猫でもわかる~」とか銘打たれている本は売れているのかどうか気になります。
Re: (スコア:0)
オライリーの本なんかだと、ある程度は対象の事を把握していて、
もっと網羅的に知識を取り入れたい場合に買いたくなるので「入門?いやもう少し深い内容を・・・」とか思っちゃいますけどねえ。
3000~円も出して入門本買うのもなあ・・・みたいな。
一方で、浅く知識を取り入れたい時はオライリー本は重すぎたり。
てのは個人的見解ですが、一般にはやっぱ売れるんですかね。
改称されることも (スコア:1)
"The Busy Coder's Guide to Android Development" [commonsware.com] は
最初の訳本が「入門 Android 2 プログラミング」 [shoeisha.co.jp]で、改版後の書名が「Android 4 プログラミング教本」 [shoeisha.co.jp]に変わったね。
内容に一番ふさわしいのは原書の題名だが。
Android 開発を始めたころに手に取ったのが前者で、しばらくたってリファレンス的な本が欲しくて手に取ったのが後者だったという…。
オライリー限定? (スコア:0)
記事には書いてないけど、リンク先の例はすべてオライリーだし、
>技術書の洋書を翻訳してくれる数少ない出版社のうちのひとつとしてオライリージャパンのことは常に応援していますが(実際にたくさん買ってますよ!)、難しい本も「入門」にしちゃうのはいかがなものか!
と結んでいる。
(オライリーの)翻訳物の技術書は「~~入門」という名前が付けられる傾向がある
ではないのなら、他の例示もほしいところ。
Re:オライリー限定? (スコア:2, 参考になる)
翔泳社、アスキー、ピアソンエデュケーション、オーム社の例がでてますね。
http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20130811/p2 [hatena.ne.jp]
まだ洋書の「~入門」はマシな部類で、和書だったら、
「やさしい~」「入門の入門」「世界でいちばん簡単な」「猫でも分かる」
みたいなタイトルの本も出ています。
この程度、入門だろ (スコア:0)
出版社や翻訳者からのそういうメッセージかもしれない
Re:この程度、入門だろ (スコア:1)
実際そうなんでしょうね。
直訳してるんじゃなくて、ちゃんと意訳してるだけでしょ。
名前負けする本なんて売りたくないでしょうし。
というか、入門とでも付けざるをえない (スコア:0)
「詳細」とか「詳解」みたいつけた本もあるが、
内容が入門編から詳細まで多岐にわたってるのにその邦題はおかしい。で、「入門」。
「ハッカーのため」とか日本じゃハッカーのイメージ悪いんだから(クラッカーと区別する気がない)だめでしょ。
データ解析は翻訳だけじゃなく内容が変わっちゃってる(入門編を追加)ので別の話。
まあ全体的に「誰に」売りたいかの差ですわね。
欲しい人だけ買えよ、と、流行の技術が誰でもわかるから買ってね(はあと)、の差。
Re:というか、入門とでも付けざるをえない (スコア:2)
この前オライリーの「LINUXプログラミングインターフェイス」ていう1,548頁の本を買ったんだけど、
Linux入門でもいいかもしれない、初歩的なところから実に細かく書いてある。
# 全部、読みきって理解したら、相当なレベルになっていそうだけど(自分は読み切れていないです ^^;)
Re: (スコア:0)
確かに。
「ハッカーのため」なんて本持ってたらそれだけでウィルス作成の証拠とされかねないですからねー。
Re: (スコア:0)
ハッカーの教科書やハッカー・プログラミング大全は普通の書店でも扱ってるわけですが、一体どうすれば・・・
Introduction to 〜 (スコア:0)
これまで意識したことはなかったけど、言われてみれば「なるほどなぁ」という気がしますね。
以下、雑感。
・Essential ~ みたいなのは、それなりに訳そうと思うと「XXXの極意」みたいな感じになるんだろうなと思うが、
それだとお硬く見えすぎるので、「〜入門」というのが超無難なところになるんだろうな。
・欧米の大学のテキストを見てると「Introduction to 〜」という名前の教科書がすごく多い。
「Introduction to Applied Physics」「Introduction to Concrete Mathematics」「Introduction to Object-Oriented Programming with Java」とか。
理数系や経済系の教科書の1年生向けはだいたいそんなのが多い。同じノリで、邦題化するときに「〜入門」とつけてるんじゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
> ・Essential ~ みたいなのは、それなりに訳そうと思うと「XXXの極意」みたいな感じになるんだろうなと思うが、
エッセンス部分ということだから、「XXXの要点」とか「XXXのポイント」みたいな感じだと思うよ
SFの邦題よりまだましだろ (スコア:0)
入門と付くくらいなんだよ。気にするなよ。
つか、どの程度本気の内容なのかは値段で判断するとか
自分なりの物差しくらい準備しようや=
バイブル (スコア:0)
~バイブルってのもよくあるよねと思ってAmazonで検索したら540件しかなかった。
しょぼーん・・・