フランス国民議会、オンライン書店による無料配送の禁止法を可決 46
ストーリー by hylom
狙い撃ち 部門より
狙い撃ち 部門より
slashvista 曰く、
日経によるフィナンシャル・タイムズの翻訳記事によれば、フランス国民議会が、オンライン書店による顧客への無料配送を禁止する法案を可決したそうだ。事実上、Amazonの攻勢からフランス国内の書店を防御するための措置のようだ。
上院の承認が必要だが、ほぼ承認されると思われる。このところのフランスの米国ネット企業に対する姿勢は非常に厳しいものがあるが、これは消費者の反感は買わないのだろうか?
書籍割引の逃げ道をふさいだだけ (スコア:3, 参考になる)
フランスの書籍の再販制度の流れを見ていれば、いままでの流れにのっとっているだけとわかる。
1981年のラング法によって書籍の再販制度が認められて新刊の場合は5%までの割引しか認められなくなった。
また景品も原則つけて販売してもいけないので、おまけで値引くこともできないようになっている。
2011年からは電子書籍についても定価販売を義務付ける法律ができているので、フランスでは日本のように電子書籍は
再販対象外だから安売りできるってことはない。
唯一送料だけが、安売りの抜け穴として残っていたのがこれを今回の法改正でふさがれ、大手でも個人商店からの販売でも
価格が変わらないようになる。
フランスでは書籍を定価販売しろという圧力が強いからまた別の抜け穴が見つかったらまた塞ぐ法律ができるだろう。
先生、怒らないから (スコア:2, 興味深い)
(-∀-)ノ
Re: (スコア:0)
チッ
ノ
Re: (スコア:0)
最近のフランス書院文庫、どう見ても「美少女文庫」向けだろ、ってのも混ざってたりするからな。
ところで「ナポレオン文庫」とか覚えてる?
Re:先生、怒らないから (スコア:1)
ところで「ナポレオン文庫」とか覚えてる?
専修大学SF研が15年くらい昔に出版全点目録および解説をコミックマーケットにて配布していたことがあります。けっこうな労作だったからこの総目録解説を電子出版してくれないかなーと今でも思います。
Re:先生、怒らないから (スコア:1)
ナポレオン文庫に限らず、最近の乱立してるラノベレーベルって目録あったりするんですかね?
電子目録なんかあると、色々と積読消化とか捗りそう気がするんですけど。
Re:先生、怒らないから (スコア:1)
ポルノが本分の出版社のものは知りませんが…コバルト文庫は集英社文庫コバルトシリーズの頃の昔からほぼ毎年書店で非売品として配布してます。
電撃文庫、ファミ通文庫、MF文庫J、スニーカー文庫などのメジャーどころも見かけたことがあるけどほぼ毎年か否かは掌握していません。なによりこのあたりのレーベルは文庫目録が文庫サイズでないため「文庫」というアイデンティティにこだわっていないのでしょうというのが私見。
Re: (スコア:0)
数年前のコミケでそんなようなのを見た記憶があります。
その後、増補していた気がするので美少女文庫の方でしたかね
ググってみたらナポレオン文庫の方を作っている方が居ました。
Re:先生、怒らないから (スコア:1)
「ゆんゆんパラダイス」がそうだっけ。
のちに出たビデオアニメでかないみかさんが声当ててたんでいまだに記憶に残ってる。
らじゃったのだ
これは本ではないっ!! (スコア:2)
とか言うと無料のままとかですかね。
さすがにそんなことはしないだろうけど、
問題として送料無料が原因で書店が衰退したのが事実であればある程度の救済は見込めると思う。
そうでなければどこかの国がやったダウンロード違法化みたいにやっても円盤の売り上げは回復しなかったみたいになる。
Re: (スコア:0)
書籍と同梱可のしおり0ユーロ(送料込)とか
逃げ道はありそうだけど喧嘩してもしかたないような
Re: (スコア:0)
宝○社「書籍付きのおまけです!」
アレっ?
値引き (スコア:1)
Amazon「送料分値引き販売しますね」
Re:値引き (スコア:1)
フランスも再販制なんですよ。
Re:値引き (スコア:1)
送料1セントで。
Re: (スコア:0)
それをするためには、アマゾンがフランス国内で運送会社を運営しなくちゃいけない。すると、アマゾンが法人税を払う羽目に!
Re: (スコア:0)
フランスの法人税が利益にかかるならやはり問題ないと思うよ。
Re: (スコア:0)
次回に遣えるポイント付けますだろう、そこは。
単なる値引きじゃこの取引で切れてしまう。
ポイント付けとけば次につながる。
脱法書籍 (スコア:1)
つまり、トイレットペーパー(ちり紙)か、コピー用紙(柄付き)として送れば問題ないと。
……電子書籍はどうするんですかねぇ。
Re: (スコア:0)
電子書籍はとっくに、再販制度の対象じゃないので値引きし放題。
ただしAmazonですら、出版との契約切られるの困るので、基本的には協議して価格決めてる。
Re:脱法書籍 (スコア:1)
Kindle本の期間限定半額セールに惑わされてけっこう買いこんでしまった orz.
Re: (スコア:0)
そもそも電子書籍に送料はかからないからいいのでは?
通信費はかかるけど、もともとユーザーが払っているもんだし
配送料1サンチーム (スコア:1)
1円配送みたいなことにならないの?
あまり意識しないんじゃない? (スコア:0)
> これは消費者の反感は買わないのだろうか?
「配送無料」なんて触れ込みは、元々商品価格にコミコミのものでしょう?
Re: (スコア:0)
商品価格に送料盛り込んでもアマゾンの方が安いんでないの?
少なくとも日本の場合はほとんどそうですな。
Re: (スコア:0)
返本なしの買取りの方が、安く入荷できる場合があるんで、大量販売で再販でないリスクを管理できるなら、利幅を大きく取れるというのがあると聞いたことがある。だから、販売予定数を超過すると、すぐに再入荷未定になるわけだ。
Re: (スコア:0)
つまりkonozama
Re: (スコア:0)
というか、ぶっちゃけ大人買いだと大手で一番割高なのがアマゾン
ひょっとして古本の話してるのか?
Re: (スコア:0)
書店との比較でということじゃないの。
書店:定価
Amazon:割引価格(送料込)
だよね。
Re:あまり意識しないんじゃない? (スコア:1)
時は金なりじゃないけど、書店に発注すると平気で一週間以上かかるし。
書店で本を探すことや発注すること自体にもAmazonに比べるとめんどくさいってのもあるし。
#暇なときに本棚を渡り歩いて本を探すのも面白い
Re: (スコア:0)
日本には再販制度という物があるので、まあフランスにもあるらいですが
でも実際アマゾン以外の大手はポイントとか値引きクーポンで結構派手に実質値引きしてますけどね
いまどきリアル書店ですら1~2%くらいのポイントくらいはくれるというのにアマゾンときたら
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
消費者は馬鹿 (スコア:0)
消費者の顔色をうかがってばかりだと、日本みたいになる。
製造者不明のイオンのPBでも食ってろ。
Re:消費者は馬鹿 (スコア:1)
さすがに鉛は食べないョ
#先月ヨーカドーで弁当買って食べてた・・・
Re: (スコア:0)
ウォルマート「せやろか?」
Re: (スコア:0)
中の国「なんやて?」
でもね (スコア:0)
取次に訊いても入荷未定の本を書店で買えと言うのならアコギすぎる
米国だけじゃないと思うが (スコア:0)
日産が保有するルノーの株だってアレだし、フランスはどこに対しても同じでは。
Amazonの場合フランスでも税金払ってなさそうだし (スコア:0)
フランスでも払ってるとは到底思えないんだよね。
外資でおまけにインフラにただ乗りしてたら、フランスじゃなくても風当たり強くなって当然だろ。
Amazonだってそういうリスクは承知の上で、それでも金払いたくないから法の穴をついてるわけだから、しょうがないんじゃないの。
送料無料で本当に儲かるのは? (スコア:0)
顧客だと思いがちだが、実際には輸送会社が損をしているので、めぐりめぐって国内の顧客は本来ならば享受すべき恩恵をAmazonに奪われているのを送料程度で喜んでいるだけ。
再販を守れとは思わないけど、無料にした時に誰が儲けていて、誰が損をしているのか気が付くべき。
民度の違い (スコア:0)
> これは消費者の反感は買わないのだろうか?
買わないんじゃない。年がら年中いろんな組織がアチコチでストをやってて、それをちゃんと応援する国だからね。「自分の権利をキチンと主張する」「巨大資本に文化を牛耳らせない」ことにコストがかかることを理解してる層が分厚いんだよ。
目先の10円、50円に振り回されて、社会全体への影響を考えられない上に同調圧力で長いモノに巻かれるしか選択肢のない”世間”でしか暮らせない准北朝鮮な日本とは民度が違うんだよ。
日本も・・・ (スコア:0)
日本もこれくらいのことが出来る国だったら色々と助かるのになぁ
Re: (スコア:0)
だな。
TPPで国を売ろうとしてる政府の国民から見るとうらやましくて仕方がない。
「何でも、多数決を通せば正義」という衆愚政治の一例だと思う。 (スコア:0)
本来、多くの人が、その法律が、合理的に必要か、どうかを、よく考えて、論理的な整合性などに基づいて、判断するべきだ。
しかし、最近は、多数決さえ通せば、何でも認められるような、危険な衆愚政治に陥りつつあるように見える。
本来、人権や団体の自由は、尊重されるべきなのに、
「特定の国に、たまたま、乗り合わせた」というだけで、合理性もなく、多数を武器に、袋叩きにするような法律が通るのは危険だ。
我々が、選挙で投票するとき、そのような法律の可能性まで、公約されていたとは思えない。
しかし、議員たちは、選挙が済むと、「我こそは正義の代弁者だ」と言わんばかりに、
慎みや自制もなく、少数者の叫びを大した議論もせずに、多数決を連発して、無理を通す。