日本アマチュア無線連盟、業務委託先とのトラブルにより一部サービスが停止状態へ 60
ストーリー by hylom
TSS側の見解はいかに 部門より
TSS側の見解はいかに 部門より
pongchang 曰く、
日本アマチュア無線連盟(JARL)のWebサイトや会員情報管理システムが停止している状況になっているとのこと。ハード/ソフトウェア的な障害が原因ではなく、同連盟が会員情報管理やWeb等の業務委託を行っていたTSS社とのトラブルが原因の模様(hamlife.jpのニュース記事)。
日本アマチュア無線連盟はTSS社に会員情報管理システムやWebサイトの運営などの業務委託を行っていたものの、日本アマチュア連盟側は「正式な手続きによる契約解除」を行ったとのこと。「その報復として、JARL Webを、故意に昔の古いページに書き換え、さらにJARLからのWeb更新を出来なくするなど、様々なJARL業務への妨害工作や嫌がらせを行っている」と同連盟は主張している。
また、連盟の専務理事である日野岳氏が詳細を各所に説明しているが、これによると会員情報システムに接続できなくなっている、Webサイトへのコンテンツのアップロードができなくなっている、といった問題のほか、メールマガジンの配信拒否やスパムの急増といった問題が発生しているとのこと。
なお、現在、日本アマチュア無線連盟のWebサイトは「http://www.jarl.org/」というドメインで暫定的に運用されている。
未確認情報だが、契約解除は委託業務に対する値段交渉で合意に達せられなかったためという話があるようだ。また、「TSSは会員情報を1億2千万円で買い取れとJARLに要求している」という噂も流れている。
衰退の結果 (スコア:5, 興味深い)
私は今もコールサインを持っていて、クラブ局でコンテストにも出ている者ですが、
JARL存続問題を考える [www.ne.jp]やアマチュア無線活性化への提言 [itscom.net]など、JARLへの厳しい意見は多くあります。
#私がリンク先の意見に賛同しているわけではないです。
640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
なんかよくわからんのでしらべた (スコア:5, 興味深い)
門外漢なのでなんか事情がよく分からない。
と言うわけで調べてみた。ハムのひとつっこみよろ。
そもそもTSS社ってなに?
社のページ [tsscom.jp]、保証事業部のページ [tsscom.co.jp]によると
代表者:木村信次郎。
業務は
・ コンピュータ利用のためのシステム分析、設計、及びソフトウエア開発
・ コンピュータによる事務計算、及び技術計算受託
・ コンピュータの運営管理代行、及び要員派遣
・ オフィスオートメーション機器、及び関連用品の販売、保守
・ アマチュア無線設備の保証業務(総務大臣公示)
・ ビデオ、映画、コンピュータグラフィックス等、各種映像の製作
・ 医療システムの研究、開発、及びコンサルタント業務
・ 旅行業法に基づく旅行業
・ 損害保険代理業
と言うので、なんとなくなんだかわからないがいつもうろうろしていて、周りから挨拶されているいまいち本業がなんだかわからない謎のおっさんが営んでいる会社、みたいな臭いがぷんぷんする。
この会社はアマチュア無線とは、保証業務と言うところで関わっているらしいが、そもそも保証ってなんのこと?と言うと総務省によると [soumu.go.jp]
複数台の無線機で申請する場合、その中の1台でも技適機種でない無線機(JARL登録機種、海外製無線機、自作機)が含まれる場合は、無線設備の保証認定が必要となります
と言う事で、技適を通ってない、自作機や、海外輸入品などを組み合わせる場合に、技術適合なしでそれを認証すると言うアマチュア無線特有の制度のようだった。
それをこの会社が請け負っていると言う事で、さらにこのページ [yahoo.co.jp]によるとこんな話が
保証認定制度を残すことになったのですが、総務省は「労あって功少ない」この業務を民間委託にすることにして、委託会社を公募をしたようです。
(略)
総務省やメーカーから見れば妾の子としての存在の保証認定制度を引き受ける民間企業もなく、原さんの友人であった木村信次郎氏に依頼して手を挙げてもらったようです。
こうしてTSS株式会社(代表取締役=木村信次郎氏)の保証認定事業がスタートしたようですが、JARLからJARD(日本アマチュア無線振興協会)そしてTSSと、たらい回しにされた職員(今は社員)の精神は、明らかに蝕まれているようだ。
TSSの保証認定の担当者から電話で伺ったことだが、100件前後の申請待ちを、たった1人の担当者(一旦言ってから話を濁らせた?)が行っている
(略)
しかし誰が見ても利益を生む事業たり得ないことは明明白白だ。
さらに、ただしソースはWikipediaですがなんかいろいろと書かれている [wikipedia.org]。
なんだか根が深そう。簡単に解決しそうに無い。
/*以下妄想
下火になった保証業務を当時のJARLの原昌三会長(原敬の孫)がツテを使ってTSSに頼んだものの、実際にはかなり採算性の悪い事業であり、ボランティアも同然だった。そんな状況の中でその損失を補填する為にJARLはTSSにホームページやシステムの管理を依頼、半ばバーター取引になっていた。
しかし2011年に会長交代、その後当時の経緯などを考えずにJARLはTSS社に割高な管理費を下げることを要求。
TSS社は当時の話(あるいは契約)を持ち出して説得するも、決裂。破綻。→拗れてトラブルへ
こーんなよくある話じゃ無いかな
どっちにしてもアマチュア無線が下火になったのが元凶で、どちらも貧して鈍したけっかじゃねーのと外野は想像する。*/
Re:なんかよくわからんのでしらべた (スコア:2, 興味深い)
JARLとTSSの関係は保証認定業務の移管のはるか前から続いている。 会員データベースなんてしゃれた言葉のない「電算機」の時代からね。 プリンターがガチャガチャとカタカナ打ちした会員証を持っていた元JARL会員も多いのでは? あと会報(JARL News)や、QSLカードが送られてくる封筒に貼られていた宛名ラベルとか。
JARLはそこそこの金額を毎年、業務委託料として支払っていた。 その金額が適切だったかとか、委託契約更新の手続きはどうだとかは、TSS社長がJARL前会長の知り合いということとも絡めていろいろ憶測が流れていたことも確か。
Re:なんかよくわからんのでしらべた (スコア:1)
保証認定制度を残すことになったのですが、総務省は「労あって功少ない」この業務を民間委託にすることにして、委託会社を公募をしたようです。
なんかよくわからんのですが。まず、「保証認定制度を残すことになった」という下りですが、技的を受けた機種は保証認定は不要という事であり、保証認定制度を廃止という事はあり得ない。
次。「労あって功少ない」ですが、技的の試験に立ち合わせてもらった経験から、保証認定でもそんなに大した検査をするとは思えません。更正された測定器があればすぐに終わるような検査でしょう。
さらに、「この業務を民間委託」というくだりですが、総務省が自作機のデータを測定してあげる、なんて事はあり得ない。測定データは、民間の側が用意し、総務省はそれを認可する立場でしょう?
こうしてTSS株式会社(代表取締役=木村信次郎氏)の保証認定事業がスタートしたようですが、JARLからJARD(日本アマチュア無線振興協会)そしてTSSと、たらい回しにされた職員(今は社員)の精神は、明らかに蝕まれているようだ。
この程度は同業の範囲内じゃないですか…こんな妄想を書いている人間の精神の方がよほど蝕まれているような。
TSSの保証認定の担当者から電話で伺ったことだが、100件前後の申請待ちを、たった1人の担当者(一旦言ってから話を濁らせた?)が行っている
保証認定の労力を考えれば、別に1人でも重労働とは思えない。「1日100人もの客をレジ担当がたった1人で行っている。これは異常状態だ」というようなものでは。だいたい、今どき無線機を自作して保証認定に持ち込む人間がどれだけ居ますか?
Re:なんかよくわからんのでしらべた (スコア:4, 興味深い)
携帯電話みたいな規格物の製品と違って、自作やら業務機改造機やら骨董品見たいな無線機やらいろんな申請に対応しなければいけないので、認定作業の時間は掛かっているようです。
私も実際に業務用無線機を自作機扱いで保証認定をもらったことがありますが、提出した資料に対してTSSから来た質問から、電波法だけでなく、実際の無線設備についてかなり知識のある人が真面目にチェックしているという印象がありました。
#本当に1人で業務をこなしているとしたら、中の人が突然退職したら業務が回らなくなるんじゃないかって、他人事ながら心配です。
Re: (スコア:0)
横からですが一つだけ。
>今どき無線機を自作して保証認定に持ち込む人間がどれだけ居ますか?
それはつまり専任の担当者を置いたらそれだけで採算が取れないことを意味します。そもそも契約の妥当性に問題を
抱えていたのでは、との(妄想以外の)部分には割と納得できるのですよ。
それで (スコア:1)
それはつまり専任の担当者を置いたらそれだけで採算が取れないことを意味します。
専任の担当者を置いたから、Webサイトや会員情報管理システムが停止した、という事でしょうか?
Re: (スコア:0)
え?なんでそうなるの?
他人のコメントを妄想と批判する人が、そんな事言ってちゃダメでしょ。
Re: (スコア:0)
ちゃんとした契約をしない袖の下社会のひずみが如実に出たのだとすると、むべなるかなという気もする。
# 総務省にはいろいろと「してやられた」経験あり。
Re: (スコア:0)
長すぎて読めないって…
鉄道マニアもそうだけど、落ちぶれた理系趣味の類に漏れず、アマチュア無線、いろいろと問題のある人だけが残ってるんだな…。
全盛期最先端で役割を果たしていた人達は、つねに最先端の趣味へと移り続けてきている。だからすでにこの場にいない。よくても母校ぐらいの印象で、悪けりゃすでに捨てたと思っている。
その中でこだわるのは、アスペルガー症候群、あるいはその境界型に入るような人か、あるいは懐古趣味かどちらか。前者は必死になって今でもこれは最先端だと意義を説くのだけれど、実務的に関わっているプロからするとあまりよい印象を持たれていない事が多い。
後者は伝統芸能保存会ぐらいの気持ちでいるので無害なのだが、前者の人間が無駄に騒ぐ事を良く思っていない。
前者に運営能力は無いので、実際に会を運営しているのは後者の人間なのだが、今でも最先端だと拘り続けている前者が口を出すので歪みが溜まる。もしかしたらそういう話なのかもしらん。
Re: (スコア:0)
だからアニヲタはアスペル持ちがほとんどだし
死んだ方がいんじゃないかなw
人材不在? (スコア:4, 興味深い)
今のJARLには、Webサーバ管理やDBの把握、契約の状態などを適切に見られる人がいないんでしょうね。
技術趣味者の集まりだったら、アウトソースなどせず自前でがんばると思うので。
ちょっと前までは、アマチュア無線家って技術趣味の先端っぽい所を走っていたもんですけど。
コンピューターや通信系が発達して、興味が流れて人がいなくなったのかなぁ…。
自分も、パケット通信普及期まではやってましたが、インターネットが活発になった頃には引退しちゃいました。
たまーに、6mあたりで復帰したいな、と思うんですけど、QSLカードが面倒で再開せず。
JARLのQSLビューロも酷い有様だという噂も聞こえてますし、組織として終わりかけなんですかね。
Re:人材不在? (スコア:1)
> コンピューターや通信系が発達して、興味が流れて人がいなくなったのかなぁ…。
まあそうでしょう。
トランシーバーとか、自分が子供のときはわくわくアイテムだったけど
今の子供にとっては、超劣化携帯にすぎないらしくゴミ扱いでした。
Re: (スコア:0)
CQ誌を覗いてみても、「アマチュア無線家のためのパソコンの使い方」的な特集が組まれてますが、
かなーり初歩的な……どの辺の初心者を対象にしてるのかな-、というレベルの内容をやっている事が多く、
アマ無以外に向き合ってこなかったツケが今頃来ている、と感じる事があります。
#AとかKとかV(Y)とかIとかの国内主要4メーカーをみても、ハンディ機のメモリは増えても
#文字入力が区点コードだったりとか、どこで止まってるんだと突っ込みたくなる時も。
Re:人材不在? (スコア:2, 参考になる)
一時期、某社ではモバイル系のCPUとOSを使ってGUIを構成したHF機を開発してたけど諸般の事情で
開発が中止・・・。要するにプラットフォームを作りHF/VHF/UHF或いはミリ波まで無線ブロックをモジュール化して
運用バンドや資格に応じて構成可能な仕様を組む感じだったと・・・。結局は開発コストを回収出来るほどの
商売が成り立たないのと、GUI廻りは開発出来るけど高周波系は、GUIとの連携させるレベルの開発リソースが
確保出来なくて頓挫してた。
もう、JARL/JARD/TSSとかの化石は放って置いて、新たなアマチュア無線の運用スタイルとか法改正の動きを
進めた方が良いんじゃないのかな?
Re: (スコア:0)
ソフトウェア無線とかも、面白そうなのにもう一般ユーザーの手には負えなくなってきてますしね。
法律でどうこうとか、JARLどうこうとかいう次元じゃない気がします。
チューニングカーの世界で、インジェクションや電子制御スロットルに対応できなかったショップが、
頑なにキャブレターに拘ってしまうのとダブります。
Re: (スコア:0)
>ソフトウェア無線とかも、面白そうなのにもう一般ユーザーの手には負えなくなってきてますしね。
MakerFaireで実演展示してる人がちらほらいたけど。
Re: (スコア:0)
ただ、そうしてコンピュータ系と無線系が疎遠になったせいで、コンピュータ系の人間が無線特に法規系に疎くなって、
モバイルの法規関係でバカ言ってる人間が増えてる気がするのが何ともかんとも。
Re: (スコア:0)
アマチュア無線は電波法を自らのことと考える機会ではあったと思うけれど
関わらなければ法規は知らない・遠いものであるのは以前も同じだったと思う
携帯電話の普及した現在では、趣味人でなく一般人のリテラシーとして使い方だけでなくて、
無線の法規関係も一通り教えた方がいいかもしれませんね
Re: (スコア:0)
つーか、それをそのまま報道するIT系ニュースの記者のほうがな。
多分、もっと単純な理由 (スコア:4, 参考になる)
この手のトラブルは「Webサイトを構築させて納品されたからもうこっちのものだ。もう金は払わないもんね♪」「ならパスワード変えてサーバーにアクセスできないようにして、サイトは古い情報に戻してやる」「ぎゃ~、訴えるぞ!」な場合にありがち、ですよね。あるいは、TSSの後任の、もっと安いベンダーが能力不足でトラぶって、もう契約解除されているTSSに、無償でサポートを要求するなど (自分のスキル不足によるトラブルを、TSSが悪いと責任転嫁) 問題を起こしている可能性もある。JARL が、弁護士云々と言っているのに、TSS がすぐ言いなりにならないのは、弁護士が出てきたからといって、対抗できるだけの理由があるのでは。
ネット周りの知識が乏しく、円満に契約会社を変更することができなかったという事ですね。
やはり物凄い恥さらしっぽい (スコア:2, フレームのもと)
TSS 関係無いじゃん。最悪でも (技術力が無くても、という意味) KDDIウェブコミュニケーションズの技術連絡担当の人にお願いして、DNS 書き換えて貰えば済む話だろう。この程度の事もできないデジタルデバイドな方々が「Webサーバー(jarl.or.jp)の改ざん」だってさ。違うだろ。サーバー移転の方法からして根本的に分ってないだけだろ。
自分でサーバーの移転ぐらいやれよ。っていうか、サーバーの移転 (www.jarl.or.jp が指す DNS の情報を jprs.jp 上で書き換えるだけの話) もできない格安ベンダーに切り替えて、もう契約も修了した TSS に無償で格安ベンダーの尻拭い&技術指導しろとか理不尽な事を言い出して、ふざけるな契約はもう修了してるんだぞって事じゃね?
Re: (スコア:0)
Re:やはり物凄い恥さらしっぽい (スコア:2)
TSSの人ですか?
TSSが悪いとしたら、その悪いTSSにWebサイトや会員情報管理システムを頼んでいたJARLも悪い、という事になりませんか?
KDDIウェブコミュニケーションズのレンタルサーバーの設定 [cpi.ad.jp]すらできずに「Webサーバーの改ざん」「弁護士~」と一方的に叫ぶ団体(JARL)と、スルーしている団体(TSS)では、どちらの理屈が正しそうでしょうかね。
夫婦が離婚する場合でも、元・配偶者を一方的にある事ない事をボロクソにけなしてヒステリックに騒ぐ方と、じっと我慢している方では、どちらの言い分が正しそうだと思いますか。今回は、少なくともJARLは「円満離婚するだけの思慮が無かった」わけですから。
Re: (スコア:0)
あなたも、契約実務をあまり理解していないことは、よくわかりました。
KDDIウェブコミュニケーションズの技術連絡担当の人にお願いして、DNS 書き換えて貰えば済む話だろう。
おれも、ちょっとお願いしてみようかな(笑)
Re: (スコア:0)
他人のコメントは妄想だ妄想だとケチつけるくせに自分もこの妄言垂れ流し。すごい。
Re: (スコア:0)
whoisとDNSの公開情報から判断するなら俺も#2497383と同じ内容をしゃべると思うよ。
契約上二次請け三時請けがあるかどうかはこれらからではわからないもの。
JARL崩壊の予兆!? (スコア:1)
崩壊というのは大げさだが、他にも終身会員問題などがあって組織としてもう先が見えないという感じだね
今さら会員になるメリットが見えないし、単純に少子高齢化もあってJARL会員数低下に歯止めがかからない
明日の日本の縮図と言うのはやっぱり大げさか
#今回のトラブルはJARLの問題じゃなくてTSSの問題だと思ってる人がいるかもしれないが、TSSとの不透明な関係を考えればこれは明らかにJARLの問題
Re:JARL崩壊の予兆!? (スコア:1)
なんか、全部30年前から言われている問題で、ちょっと笑ってしまいました。
それにも関わらず30年生き続けているJARLってすごいのかも。
入会するならJARLじゃなくてARRL (スコア:3)
アマチュア無線も、インターネットに接続が許されなかった事、携帯電話の普及で息も絶え絶えですけれど、D-STAR [wikipedia.org]はどうなったんだと思ったら、デジタル対応の難しさ [wikipedia.org]のように、色々ある模様。インターネットに接続できるようになったのかな? D-STARは普及してるのかな。
今、アマチュア無線が有用と思えるのは、大規模災害時の通信手段として、ではないかと。東日本大震災の時は被災地から離れていた場所に居たが、大きな揺れが収まってからすぐに固定電話で家族の安否を確認。案の定、僅かの間に携帯は輻輳で全く使用不能。こういう場合でもアマチュア無線は他の地上設備に依存しないので基地局が使えなくなろうと関係無い。衛星携帯電話というのもあるが、市町村レベルの範囲ならアマチュア無線のハンディ機で十分に通話できるのではないか。役所と消防・警察・学校などに置いて、定期的に訓練してみては。もっともブームが去った今では従免持ちは希少で、試験なんか無理です、な人ばかりかもしれないが。
Re: (スコア:0)
大規模災害を予測して使うなら携帯衛星電話とかが確実でいいんじゃないの。少なくともアマチュア業務ではなさそう。
というか、そうか、たかだか電波出すのに(完マル徹夜くらいでも)わざわざ勉強する時代じゃないんだろうなあ。。
衛星携帯電話でも輻輳は起きる (スコア:2)
あれから東日本大震災が起きて、衛星携帯電話の優位性が印象付けられましたが…震災後は、衛星携帯電話は一般の客には販売を停止、官公庁と行政限定でした。今では個人相手でも販売されていますが。回線数は2007年より増えたかもしれませんが、衛星携帯電話の加入者はさぞかし増えたでしょうね。今の数字に関しては、データがみつかりませんでしたが。ですから、今後に大規模災害が起きた場合、衛星携帯電話が役に立てばいいですが、輻輳するかもしれません。思えば阪神淡路の頃はアナログ800MHzの時代でしたが、携帯電話は加入者が少なく、輻輳は問題にならなかったんじゃないかな。基地局がヤラれて通話できないというのはありましたが。あれで携帯電話が普及し、今ではイベントがあればつながらないほどですから。
アマチュア無線のD-STARはTCP/IPが通せる [jarl.com]ようなのでインターネット接続 [icom.co.jp]ができます。128kbpsあれば、かろうじてTV会議もできますね…Forward Error Correction 無しですが、TV会議装置の方でFECを扱えるでしょう。(災害の際にTV会議の重要性は認識されています [joetsutj.com]) とはいえ、ここまでできる人は少ないでしょうね。一方、衛星携帯電話ですと、値段はちょっと高い [www.dmat.jp]ですが、DoCoMo のワイドスターIIもベストエフォートで上り最大144kbps/下り最大384kbps出ます。1パケット0.1円かかりますが。衛星経由だとパケットのディレイが長そうなので、TV会議でつながるかどうかはテストが必要でしょう。
Re:衛星携帯電話でも輻輳は起きる (スコア:1)
思えば阪神淡路の頃はアナログ800MHzの時代でしたが、携帯電話は加入者が少なく、輻輳は問題にならなかったんじゃないかな。
まったく問題にならなかったわけではないみたいだね。『阪神・淡路大震災教訓情報資料集【01】通信途絶 [bousai.go.jp]』にこうある。
当時と今とではどっち輻輳の起きやすかっただろうね。加入者が少ないということは、基地局の数も少なかっただろうし。
そう言えば、かなり昔、新宿のビジネスホテルで、電波は充分強いのに、まったく発呼できないってことがあった。あれは輻輳だったんだろうなあ。特に何か事件が起きたたわけじゃないと思うけど。
Re: (スコア:0)
役所と消防・警察・学校などに置くのは、専用の帯域が確保され、行政で担任者をおく防災行政無線でしょ。アマチュア無線じゃない。
東日本大震災の時、東北では数が足らなかったところがあったようだが、震災後一気に予算が付いて普及が始まり、今はデジタル防災無線の整備が進んでいる。金がなくて従来機すら揃えられねえのにデジタル移行なんかできるかと言う声があったが、震災を機に優先度が上がり、被災地や先進地では消防団の1班に2つレベルまでは交信が可能な受信機が渡ってるはず。
一般向けは災害対応基地局の整備で着々とロバスト性を上げていく携帯電話が良
Re: (スコア:0)
>一般向けは災害対応基地局の整備で着々とロバスト性を上げていく携帯電話が良いでしょ。
インフラ整備に真面目に投資する電話会社を選びましょう
東日本大震災の時、アマチュア無線がなんかの役に立ったと言う報道ありましたっけ。 (スコア:0)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/153256/ [iza.ne.jp]
2008年06月15日(日曜日)
「趣味の無線に救われた」取り残された男性救出
13:22更新
「趣味の無線に救われた」取り残された男性救出 岩手県一関市でも15日早朝から、救出活動が再開された。道路が寸断され、路上や集落で孤立状態だった8人全員が救助された。救助された人たちは、断続的な余震におびえながら一夜を過ごしたが、「趣味の無線に救われた」「九死に一生を得た」と安心した様子だった。
「車に無線を取りつけていてよかった」。宮城県気仙沼市の自営業、小野元さん(60)は表情をゆるめた。自家用車に取
東日本大震災の時、アマチュア無線がなんかの役に立ったと言う報道ありましたっけ。 (スコア:0)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111103-OYT1T00223.htm [yomiuri.co.jp]
2011年11月04日(金曜日)
アマ無線、初心者受験21年ぶり増 災害に強い
固定電話や携帯電話は災害時に不通になったり、つながりにくくなったりするケースがあるが、アマ無線は不特定多数に同時に発信し、受信できるのが特長だ。4月以降、初心者向けのアマ無線4級の受験者は21年ぶりに増加傾向に転じ、日本無線協会は「自治体や病院職員がまとまって受験するケースも目立つ」としている。
同協会によると、最も受験者の多い4級は4月からの7か月間で2758人に上り、前年より14%増加している。静岡県を含
東日本大震災の時、アマチュア無線がなんかの役に立ったと言う報道ありましたっけ。 (スコア:0)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110317-OYT1T00265.htm [yomiuri.co.jp]
2011年03月18日(金曜日)
無線資格持つ職員現地へ、要望聞き支援…相模原
特集 巨大地震
相模原市は、壊滅的な被害を受けた岩手県大船渡市支援のため、アマチュア無線の資格を持つ職員2人を無線機とともに大船渡市に派遣し、同市の要望を聞きながら、連日、支援物資を送っている。
13日に派遣した無線部隊がすでに大船渡市役所に到着。15日と16日に毛布や水、紙おむつ、粉ミルクなどを送った。
(2011年3月18日07時24分 読売新聞)
東日本大震災の時、アマチュア無線がなんかの役に立ったと言う報道ありましたっけ。 (スコア:0)
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106080275.html [asahi.com]
2011年06月09日(木曜日)
三陸沿岸にアマチュア無線網 被災地の愛好者ら構築
2011年6月8日17時30分
被災地のアマチュア無線愛好家たちが、三陸沿岸のほぼ全域から世界中と交信できる無線ネットワークを自前で構築した。インターネットと組み合わせることで、出力の小さい携帯型の無線機でも、遠方の人と交信できる。愛好家らは「災害時の通信モデルになればいい」と期待する。
今回の震災では広い範囲で電話などの通信網が断絶された。山と入り江が続くリアス式海岸の三陸沿岸では携帯型の無線機による交信も
東日本大震災の時、アマチュア無線がなんかの役に立ったと言う報道ありましたっけ。 (スコア:0)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000027-kana-l14 [yahoo.co.jp]
2011年03月31日(木曜日)
東日本大震災:情報共有などで一役、大船渡で活動した派遣隊が帰県 相模原市
3月22日(火)21時45分配信
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大船渡市で支援活動にあたった相模原市の派遣隊が帰県し、22日に現地での活動を報告した。
友好関係にある相模原市と大船渡市は、災害時の相互協定を結んでいる。消防局などの職員7人が第1次派遣隊として、13日に相模原市を出発。保健師2人も加わり、19日まで大船渡市内で活動を行った。
携帯電話の中継塔が津波で破壊された大船
東日本大震災の時、アマチュア無線がなんかの役に立ったと言う報道ありましたっけ。 (スコア:0)
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110316ddlk14040277000c.html [mainichi.jp]
2011年03月31日(木曜日)
東日本大震災:相模原市派遣隊、無線で後方支援 連絡困難な岩手・大船渡市 神奈川
◇物資や医師を要請
津波で携帯電話の中継塔が破壊された被災地で、アマチュア無線が通信手段として活躍している。岩手県大船渡市では相模原市の第1次派遣隊に参加した職員7人のうち2人が資格を持っており、無線で午前9時〜午後5時の間、相模原市に定時交信。被災住民の救助活動を後方支援している。
緊急支援物資を搬送する第1次派遣隊は13日夕に相模原市を出発し、14日昼に現
Re: (スコア:0)
>今、アマチュア無線が有用と思えるのは、大規模災害時の通信手段として、ではないかと。
指摘している人がいるけど、それはアマチュア業務の範疇を越えるので、その目的として使うことを期待するのは間違い。
電波法調べてください。
Re:入会するならJARLじゃなくてARRL (スコア:2)
>今、アマチュア無線が有用と思えるのは、大規模災害時の通信手段として、ではないかと。
指摘している人がいるけど、それはアマチュア業務の範疇を越えるので、その目的として使うことを期待するのは間違い。
電波法調べてください。
電波法第 52条4。「非常通信」ですが。アマチュア局の非常通信マニュアル(PDF:2.17MB) - 内閣府 [bousai.go.jp]には詳しいけど、電波法を全然知りもしないで大間違いな理解に基づき「電波法調べてください」なんて言ってのける人間には理解できないだろうね。
Re:入会するならJARLじゃなくてARRL (スコア:1)
アマチュア局の非常通信マニュアル(PDF:2.17MB) - 内閣府 [bousai.go.jp]
本題と少しずれるようなずれないようなですが、内閣府が作った資料(.go.jpだし)かと思ったら、
まさに話題の渦中にあるJARL作成のマニュアルなんですね。
# そういう、公的な立場にある団体がこういうありさま、という。
Re: (スコア:0)
それはあくまでも非常用でしょ?その第五二条は「目的外の使用は基本ダメだけど、非常に関してはしょうがない」ってことでしょ。
その特例として認められている例外を主な目的にしてるってのは、おかしいでしょ?
開局しているものが災害に際して非常通信を行うことは許されるけど、非常通信のためにアマチュア無線を開局する、ということがおかしいんですよ。
「有用と思えるのは大規模災害時の通信手段」 これはあくまで緊急時の特例。これを主目的にしてどうする。
で、 (スコア:0)
TSS社ってどちら様?
WIS業界でそこそこ名が通ってるの?
テレビ新広島じゃないよね?
Re:で、 (スコア:5, 参考になる)
アマチュア無線機の保証認定をしている会社です。TSS保証事業部 [tsscom.co.jp]
#なんでそんな会社がWebサイトの運営をしているのかは、きっと聞いてはいけないお約束なのでしょう。
640GBはすべての人にとって未来永劫充分なメモリだ。
Re:で、 (スコア:4, 参考になる)
ここじゃねーのかと。
http://www.tsscom.co.jp/ [tsscom.co.jp]
theInsiderman(-1:フレームの元)
Re:で、 (スコア:2, 参考になる)
いくらなんでも、他社あげちゃダメでしょ。
どなたかモデで落としてやってください。
ここですよ。
http://www.tsscom.jp/ [tsscom.jp]
Re:で、 (スコア:1)
開いた瞬間ぐるぐる回りだして堪える間もなく吹き出してしまったじゃないか!