
カラオケでVOCALOID楽曲をVOCALOIDに歌わせても100点は取れない 75
ストーリー by hylom
プロが本人の楽曲を歌っても100点にならないしねぇ 部門より
プロが本人の楽曲を歌っても100点にならないしねぇ 部門より
近年ではVOCALOIDを使った楽曲がカラオケで数多く配信されているが、「藤本健の“DTMステーション”」にて、このような楽曲を実際にVOCALOIDで歌わせて、さらにカラオケの採点機能を使って採点してもらう、という実験を行った模様が掲載されている。
原曲と同じように初音ミクでボーカルを打ち込み、カラオケのマイク入力経由でその「歌声」を通信カラオケ機に送り込んでの実験とのことだが、採点結果としては100点にはならず、90~94点という結果になったそうだ。このような「採点」機能ではオリジナルと一致しているかどうかをチェックしているわけではないためこのような結果になった模様。
どちらかといえば (スコア:4, 興味深い)
ボカロなら毎回全く同じ歌声になると思うので、
100点を取れるかどうかよりも
複数回同じ曲の採点をして、毎回同じ点数を取れるかどうか
の方が興味がある。
或いは、もう少し発展させて
少しずつ改良を重ねて100点を取らせることができるのか
とか。
Re:どちらかといえば (スコア:1)
90点満点で、残りの10点は乱数だったりして。
採点がゲームだと思えばそういうプログラム書くのはごく普通だよね。
ただの乱数だとそれらしくないから、数字が少ないほうに
偏らせるくらいの事もやってあって、結果90~94点になっちゃうの。
〜◍
Re:どちらかといえば (スコア:1)
そもそも環境にもよるんじゃないかな。
データを直接採点機に流し込むならともかく
音声として発したいわゆる振動を音を感知して採点するなら
空気具合、湿度、密閉度などの環境、反響、マイクに対しての位置、等々で全く変わってくるわけで。
データ的には全く同じでも、外部出力しちゃったら毎回全く同じは物理的にありえない。
Re:どちらかといえば (スコア:1)
この記事の場合というか今のシステムでやろうとすると、
カラオケとボーカルの同期が手動なのでその部分で絶対にゆらぎが入りますから、同一の得点にはならないようです。
得点は元に忠実ではなく客観的な基準からして上手いか下手かで出しているので、どこを改善していけばという指針を具体的に出せると面白そうですね。
本職の歌手も (スコア:1)
Re:本職の歌手も (スコア:5, おもしろおかしい)
入試などの国語の試験に出された「作者の気持ちを答えよ」に、当の作者が正解を答えられないのと同じ?
Re:本職の歌手も (スコア:5, おもしろおかしい)
野坂昭如の話?
Wikipediaの火垂るの墓 [wikipedia.org]から引用。
> 娘の学校での宿題の、「火垂るの墓の作者は、どういう気持ちでこの物語を書いたでしょうか」という問いに対し、「締め切りに追われ、ヒィヒィ言いながら書いた」と答えた
Re:本職の歌手も (スコア:4, おもしろおかしい)
落ちを書かなきゃ。
> 翌日のテストで答えにそう書いた娘は×をもらった。
清水義範も (スコア:1)
清水義範も書いていました。
自分の作品が試験に出たと聞いて
問題を見てみたが正解が分からない、と。
どの本だったか失念しましたが。
--------------------
/* SHADOWFIRE */
Re:清水義範も (スコア:2)
そのとおり。
音楽鑑賞や美術鑑賞で、どんな感想をいっても不正解ではない。文芸作品鑑賞も本来そう有るべき。
ついでにいうと、評論を題材とするのもどうかと思う。「難解な文章の読解能力」の究極のテストのようなものを、標準の題材として扱い、試験にもよく出るのは、単に国語問題を作る人の怠慢としかいいようながい。
評論などがあるせいで、難解な文章をつくるのがまるで高尚なことのように感じている人もいる気がする。
逆の話として、高校の頃、古文の先生が、「君ら、受験が終わって大人になったら、もう一度教科書に出てきた作品を、文芸作品として読んでください。本当は味わい深いものですから」と言っていたのが思い出深いです。たしかに、古文・漢文は、古典を読み解く技術に特化した授業だったなぁ。(その分、点は取りやすかった)
Re:本職の歌手も (スコア:2, すばらしい洞察)
良い-悪いの軸と、正しい-誤りの軸はきちんと区別する習慣をつけるとよいと思います。
Re: (スコア:0)
少し違ってて、うまく歌えていると一般的に信じられている迷信を曲のあちこちにちりばめるようでも
あります。
「お願いランキング」という番組を見るとそう思った。
Re: (スコア:0)
入試などの国語の試験に出された「作者の気持ちを答えよ」に、当の作者が正解を答えられないのと同じ?
それは、作者の気持ちを聞いた問題ではなく、多くの読者が共有する「作者は多分こう思ったんだろう」というものを答える問題だから...
Re:本職の歌手も (スコア:2)
ならば問題文もそうすべきですね。
Re: (スコア:0)
(問題製)作者の気持ちを答えよ
Re: (スコア:0)
それができない人間をランクアウトさせるための試験ですから。
Re:本職の歌手も (スコア:1)
というか「作者のきもち」とは言うものの、実際は「作品のテーマ」や「作品から想起・誘導される思想」を答えよ、って問題ですよね。
作者の気持ちなんて寒いとか暑いとか飯喰いたいとかトイレ行きたいとかかもしれないんだから。
作者は気楽に娯楽作品を書いたつもりでも、時に反戦やファシズムを読み取られたりもするわけで。
(仮に作者の思考の根底にそういうものがあったとしても、作者がそれを想定して作品を書いたかは書いたその瞬間に話を聞いてみないと分からない)
Re:本職の歌手も (スコア:1)
国語だけだと思ってますか?
他の教科だって、(その教科の本質はともかく)教師が出す”問題文の問題点”は似たようなものですよ。
数学ですら、文章題や図形問題において文章の論理構造の隙を突いた回答、出題の不備からくる回答をしても大抵は0点です。
(高校や大学になってきたらじわじわと変わって来ますが)
意地悪な目を持って各教科の問題を見直してみてください。
「正答」以外の「間違いとは言えない回答が存在するもの」や、
「この前提条件では回答が定まらない、あるいは選択肢の中に正答がないもの」がけっこう有りますよ。
Re:本職の歌手も (スコア:1)
掛け算の順番とかが最たるものなんじゃないの
Re: (スコア:0)
答えさせるというよりも、常識的なものの考え方を教えているわけですね
スラドには残念ながら身につかなかった幼稚な人が少なからずいるようですが
Re:本職の歌手も (スコア:2)
実際に試験で答える際には空気を読んだ答え方をすべきだろうけども、
それと同時に問題文の有り方に疑問を持つ事は決して悪い事だとは思わないな。
Re: (スコア:0)
それはディベートとかでやることであって
ペーパー試験でやることじゃない。
TPOをわきまえる判断力があればその程度わかるだろう?
Re:本職の歌手も (スコア:2)
えっと、そのような趣旨の事を書いたつもりなのですが…?
Re:本職の歌手も (スコア:2)
Re:本職の歌手も (スコア:1)
少なくともとある大学入試においては、出題者の想定とは異なる回答であっても点を与えることはあると(採点担当の人から)聞きました。
現国の回答はひと通りではない、ということです。
Re:本職の歌手も (スコア:2)
んーちょっと違うか。私は
「TPOはわきまえるべきだろうが、それと同時に何かに疑問を抱く事は否定すべきではない」
という趣旨で(#2499253) を書きました。
ペーパー試験で空気を読んだ答えを記述した上で、
その問題文に対する疑問を教師にぶつけるのは悪い事だとは思えないのです。
Re:本職の歌手も (スコア:2)
円広志が夢想花を歌ったところ低く採点されて怒ってたという場面が昔のナイトスクープにありました。
Re:本職の歌手も (スコア:1)
Re: (スコア:0)
アレサ・フランクリンとか、レコーディングでもテイク毎に違ったそうですからね。
人間の歌唱が心に訴えるものである以上、音符にはある程度則った上でヒネリが入る。それは発声のタイミングであったり声量の変化だったりビブラートやこぶしであったり、もしくはそれ以外の何かなワケですもんね。
それを数値化して採点材料にするというのは、イコール「本職の歌手が唄うテイク」にはなかなか近づかないのは想像に難くありません。技術者としては、それが今後発展することにも期待や興味はありますが…。
とはいえ、少なくとも現段階ではカラオケの採点機能は「遊びの要素」であって、「歌唱のスキルの絶対価値を決めるもの」ではないと、みんな思ってるんじゃないでしょうか。本人歌唱に近づけても、100点にはならない。みんなでワイワイと点数で盛り上がったり、ストイックに「カラオケ採点機能で高い評価を得る歌唱法の探求」とかして、愉しめばそれでいいと思います。
と書きつつ、
「本人歌唱とdiffとって差の少ないほど高得点」
というモードがあってもエエんやないか、と思わんでもない(笑)。
Re: (スコア:0)
一度歌ったものを全く同じように歌える人間はまずいないし。
その方々に限らず、大抵の歌手はレコーディングでは何度か歌って一番良かったものや良かったところを切り貼りしたものを音源にする。
一回で済む(その一回に最高を持って来られる)歌手はとても少ない。
最初の歌唱から時間が経てば尚更、プラスにせよマイナスにせよ、同じものにはならない。
Re:本職の歌手も (スコア:2)
若い頃の身体能力や歌唱力で達成できていた声域声量やリズムを老いて維持できなくなるのをキャリアや心を込めてと言い換えてごまかしている方々にとっては達成困難で受け入れがたい要請でしょうね。。。
千昌夫だけかと未成年の頃は思っていたが、彼が典型なだけで多くの歌手がやることだったと後年知った。
Re:本職の歌手も (スコア:1)
Re:本職の歌手も (スコア:1)
自分がリードボーカルの曲は自分の作曲で通すから。というわけでデュオ時代も5人になっても一緒だったけど別れた元カレの鈴木康博ではないだろうなという証左にもなる。
衰えたからこの曲は封印、みたいに潔く発言すると財津和夫がさらに嫉妬じみた発言を冗談まじりにしてくれるだろうに、ストレートにそんな発言をすると溜飲を下げるんじゃないだろうか?
// 以前文化放送でだったか、財津和夫の持番組で小田和正に対抗心・敵愾心をそれなりに語っていたことを思い出した。
完全再現とは限らない (スコア:1)
Pからデータを入手したのかと思ったらそうじゃないのね。
「基本的に、そのボカロPさんにお任せしましたが、「できるだけ原曲に近い形にしてほしい」というお願いだけはしておきました」
つまり原曲と違いがある可能性が残るので、この条件では議論する意味がないんじゃないかなぁ。
Re:完全再現とは限らない (スコア:3, 参考になる)
藤本さんのツイートによれば、初音ミクの持ち歌ではない「天城越え」でも似たような点数だったようです。
https://twitter.com/kenfujimoto/status/403421809174786048 [twitter.com]
原曲との一致を採点しているわけではない、というアルゴリズムである傍証にはなるかもしれません。
加点方式 (スコア:1)
それって (スコア:0)
どこにボーカロイドに限定する意味が?
Re:それって (スコア:2)
人間の歌手であれば、音程や伸ばし方が唄う度に違うこともあり、仮に採点基準が「本人の歌に近いこと」であったとしても本人が100点を取れないのは当然である。(背景)
しかしボーカロイドであれば同じ曲であれば同じ音が流れるはずであり(注)、採点基準が「本人の歌に近いこと」であれば100点が出せるはずだ。(仮説)
しかし検証してみたところ100点は取れなかった(検証の結果、仮説は棄却された)。
ということではないかと。
ま、採点基準が「本人の歌に近いこと」ではないことは良く知られた話なのですが。
(元の歌より長く音を伸ばすとかビブラートを強く出すとかで得点が上がったりするので)
Re:それって (スコア:1)
「(注)」って書いておいて説明付けるの忘れてた(苦笑)。
他の方のコメントにもありますが、ボーカロイドと言えどマイクや再生環境などのせいで「同じ音」にはならないわけで、仮説の前提も若干あやふやだけど気にスンナ、みたいなことが言いたかった。
Re: (スコア:0)
人間の歌手にやらせるより簡単ってだけでしょ。
いやでも (スコア:0)
音程もあっているんだけど・・・
減点の理由書いてもらわはないと、当たりのないくじ引くのは嫌よ。
Re: (スコア:0)
単に加点がなかったってだけかも。
音程だけ合わせれば100点なら、100点の人はいっぱいでてくるだろうからね。
Re: (スコア:0)
あくまで娯楽商品なので
人間がもりあがるように作られている可能性はあるかもね
Re: (スコア:0)
きっと採点機のハード要因でしょう。
歌唱原器からの標準信号を測定して公差に収まらない結果が出たら
採点機の方に問題があると判断するのでは?
測定器はJSIMAによって1年以内での校正が推奨されております。
採点機の校正って定期的にやってます?
ちゃんと校正マークついてます?
校正もしてないような機器の測定結果を信用するんですか?
#ところで、歌唱力の公差ってどのくらいなんでしょう?
Re: (スコア:0)
機種によっては抑揚とかしゃくりとかビブラートとかで加点されるので音符ベタ打ちだと弱いのでは
ボーカロイドはビブラートもするけど
コンテストや試験は「採点者の好みを答えよ」であって、「作曲者・作家の意図を当てろ」ではない (スコア:0)
作家の子供が、その作家の小説を題材にした国語のテストで赤点取って、
作家本人の父親に「『このときの作者の気持ち』ってなんだったの?」と聞いたら
「『締 切 が つ ら い』、だ」 って答えたのは
誰だっけ?
Re: (スコア:0)
野坂昭如が『火垂るの墓』においてだったかと。
あと、子供じゃなくて孫だったかと。
ボカロだけで完結していないじゃない? (スコア:0)
カラオケにVOCALOID Editor for Cubase NEOを持ち込んで試した、と。
リバーブなんかの処理はオフにした、と書かれているけど、最近はボカロで作ったデータを伴奏とあわせて完成ではなく、ピッチや音量、場合によっては波形も調整してより伴奏となじませると聞いたから、更に調整が必要だったのかもな。
Re: (スコア:0)
自分もボカロ曲をボカロに歌わせたから100点じゃね?という話はおかしいとおもった。
カラオケと今回の環境で、まったく同じボカロではないわけでしょう。
同じ音なら100点というわけじゃない以前に、同じ音でない可能性が高い。
カラオケの点数がよくても、音楽としてはいまいち (スコア:0)
ということを、テレビで変な髪型をした人が歌っているのを見て思いました。