Microsoft、Azure上でEthereum開発環境を提供 10
ストーリー by hylom
ビットコインがこっちの方面に発展するとは 部門より
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あるAnonymous Coward 曰く、
Microsoftは、ベンチャー企業ConsenSysと提携し、Azure上のEthereum開発環境、すなわちEthereum Blockchain as a Service(EBaaS)を提供することを発表した(Microsoft Azure Blog、ZDNet Japan)。
Ethereumはスラドでも以前取り上げられたことがあるが、分散型アプリケーションやスマートコントラクトを実現するソフトウェアである。ブロックチェーン上でチューリングマシンを実装していて、特定のサーバーに依存せずにプログラムを実行、その結果を共有することが出来る。またConsenSysは、このEthereumプロジェクトのメンバーが創設した企業である。
今回MicrosoftとConsenSysが第一弾として提供するのは、統合開発環境であるEther.Campと、プライベート・セミプライベートなEthereum環境BlockApps。Ethereumのプログラムをブロックチェーン上で実行するには仮想通貨Etherを支払う必要があるのだが(これはマイニングを通じて各参加者に分配される)、このBlockApps上でならばそれを気にせず、テストや試作が行えるというわけだ。ロイターの報道によれば、既に4社の金融大手がこのサービスを利用開始しているという。
ブロックチェーン技術と金融業界といえば、NASDAQのLinqもつい先日発表されたばかりである。これからいろいろと盛り上がっていきそうだ。
最近のマイクロソフト動向を考えると関わりたくない (スコア:0)
梯子外されそうな予感
Re: (スコア:0)
つかAzureってあるのだから、単にコンピュータ資源としてAzureを使うというだけの話で、
MSが中身を開発すると言う話ではないでしょう。
ベンチャー企業ConsenSysにしても、M$がなんか安く使わせてくれるから使う程度の話で
やすければGoogleでもAmazonでも何でも良い感じなんじゃないですかね?MSと関係が悪くなれば
よそに移るだけだろう。
MSというより、「仮想通貨Ether」という尖った分野には素人さんはまだ早いんじゃないだろうか
Re: (スコア:0)
ブロックチェーンってネットワーク上のノードが一斉に入れ替わると不味くないですかね?
そもそもこういう「支援を必要としている」のであれば支援がなければ打撃を受ける筈です。
MSがそうそうに切り捨てた場合に耐えられるかって微妙では。
Re: (スコア:0)
少なくとも今回のは、単なる開発用のサンドボックスだから
そういう心配はいらないんじゃないの
# 開発環境のノードが、他人の手で勝手に入れ替えられたらそりゃ別の意味で不味いけどさ
Re: (スコア:0)
まあMSなら梯子外されても外されただけで数年は存続できるからマシじゃね?
Googleあたりは突然サービス終了とか梯子外した上に叩き落しに来る
なるほどわからん (スコア:0)
どなたかえろい人、導入する目的や効果をわかりやすく説明してもらえないでしょうか。
Re: (スコア:0)
報酬が支払われる分散コンピューティングという理解だけどどうなんでしょうね
awsでいいきもするんすけど
Re: (スコア:0)
それ以外にも契約情報をブロックチェーンに残せるので、DRMにも応用できるんじゃなかったかな。
つまり特定の運営主体が必要のないDRMシステムを構築できる。
DRM付き電子書籍の「運営会社が撤退したら読めなくなる」問題の解決になる可能性がある。
Re: (スコア:0)
Ethereumは分散コンピューティングっていうより、重複コンピューティングなんだよね
同じプログラムを全員で実行して、相互に実行結果をチェックして、正しい結果を得る。
例えばアンケートの結果を集計するなんて時、たとえ集計プログラムがオープンソースであっても、
本当にそのプログラムが実行されているかどうかは分からないよね?
基本的には、実行環境を提供してる奴を信用するしかないわけだ。
Ethereumでは、P2Pのネットワーク全体が実行環境になる。だからその過半数のノードを
乗っ取るとかしない限りは、投入されたプログラムが正しく実行されることが期待できる。
その代わり、全
Re: (スコア:0)
全部のノードは言い過ぎじゃないの?
その時の利用者(マイナー)の多数が異論なく採用すれば、ですよね?
採用をもって承認するってだけじゃないっけ?