
無許可で音源が使用されたミュージックビデオが原因で、オリジナルの楽曲権利者に著作権侵害申し立てが送られる 47
今後どうなる 部門より
マンドリン奏者の石橋敬三氏が、Youtubeで、著作権侵害申し立て問題に巻き込まれているそうだ。
ブログによると、2016/8/21に、Youtubeから『[著作権侵害の申し立て] 動画はミュートされました』と言うメールが届いたらしい。
石橋氏によると、権利侵害を申し立ててきた相手は、中東レバノンの「Watary Producrion」、侵害されているとされる動画を確認すると、その映像は、2011年に石橋氏がYoutubeに上げた音源をそのまま利用したミュージックビデオであると言う。
Youtubeには自動的に著作物を認識・検出するコンテンツIDと言う仕組みを持っている。つまり、コンテンツIDのシステムが逆方向で権利侵害を見つけてしまった、と言うことのようである。過去にはオープンな材料を共通で使用していた動画を削除してしまうと言った事故も起きている。
ここまでならよくある事故の可能性が高かったのだが、今回は石橋氏が抗弁したところ、却下されたという。現在は再審査申し出ができる状態だが、再びそれが却下されるとアカウント停止すると通告されているそうだ。
争いになっている楽曲は「Aries」。2011年11月にYoutubeにアップロードされ、その後CD化もされている楽曲であり、作品データベースを確認するとJASRACに信託がされている事が確認できる。(作品コード:199-3967-1 ARIES ISWC:T- 914.205.934-5 )
これに対しはてなブックマークやTwitterでは今こそJASRACが動くべきだという声がある一方、JASRACはYoutubeと包括契約を結んでいるのでYoutube上では使用料を徴収する以上の事はできないのでは、と言った声や、音源が直接盗用されていることから、著作隣接権の問題になるのでJASRACの範囲外になると言う指摘もある。
石橋氏はブログにて
これは僕だけの問題ではありません。
先にも述べたように、状況からすると、これは誰にでも起こりうることです。
たまたま僕だっただけです。
こんなことがまかり通ってはいけない。と述べた上で、今後争う事を表明しており、今後が注目される。
ポストする前に元サイトを確認すべき (スコア:4, 参考になる)
akiraaniさんがコメント「顛末は英訳して公開しておくべき」で触れているように
すでに相手側の動画は削除され、石橋敬三氏の動画は復活していますね。
http://kzo.me/restoration/ [kzo.me]
また、タレこみでも紹介されているブログ記事のコメントで弁護士への相談を
始めた旨や「親類に国際特許を扱っている者がおり」等の本人による発言もあります。
http://kzo.me/aries_my_right/ [kzo.me]
ネタ元を確認せずにまとめサイトからそのままネタを引っ張ってきたり
同様の確認をせずにコメントをするのは、他人のTweetを鵜呑みにしてRTするのと
同じくらい残念な行為じゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
とにかく、解決したようで、よかったですね。
それはともかく、
> http://kzo.me/restoration/ [kzo.me]
の最後で
> 内容は『連絡をよこせ』だけです。
なんてのはひどい(原文わからんけど)
しょせん、その程度の相手だったのでしょうか。
Re:ポストする前に元サイトを確認すべき (スコア:3)
「連絡をよこせ」と日本語で連絡がきたわけではないでしょうから
おそらく、Please contact us ~ みたいなメッセージだったんだろうと
推測できますね。
日本と違って海外では、自分に非があると自覚していたとしても
相手が謝罪だけでまるく納めてくれるのか賠償金を要求してくるのか
わからない状況の場合、いきなり謝罪の言葉を出すのではなく
まず先に相手の出方を窺おうとしても不思議じゃありません。
Re: (スコア:0)
Please contact us の後に、理由(要件)が書いてなかったんだろうな
Re: (スコア:0)
トップにぶら下がってますけど、誰に返信しているですか?
Re:ポストする前に元サイトを確認すべき (スコア:2)
トップ+一部のコメントに対してですよ。
Re: (スコア:0)
コメントには直接返信した方がいいと思いますよ
なんだか意味が分からん事になってる。特に最後の三行。
Re:ポストする前に元サイトを確認すべき (スコア:2)
最後の三行を読んでピンとくる人だけ
「だよね~」と思ってくれればそれで。
わからない人はどうかスルーしてください。
これはJASRACの仕事でしょ (スコア:0)
石橋氏の行動に対する感想。
また、タレこみでも紹介されているブログ記事のコメントで弁護士への相談を始めた旨や「親類に国際特許を扱っている者がおり」等の本人による発言もあります。
JASRACに著作権管理を委託しているのだから、これは著作権者本人がどうこうすることではなく、JASRACが動くのが正しい方法だと思う。そうしないと、複数の交渉者が生じてしまう(先方から見たら、どいつを相手にしたらいいかわからなくなる)。著作権法は属地法だからJASRACの管理も国内に限定されるのかと思ったら、そうでもない [jasrac.or.jp]ようだし。
まっ、ブログを読む限り、JASRACにも連絡しているようだから、JASRACが何とかするでしょ。
Re:これはJASRACの仕事でしょ (スコア:2)
弁護士に相談する ≠ 弁護士を代理人として立てる
ですから、複数の交渉者云々は気の回しすぎかと。
それに「~がなんとかするでしょ」と素人判断で済ませるよりも
弁護士に最善手が何なのかを相談するほうが、大人の行動として適切でしょう。
レバノンのミュージックビデオの方、消えてるね (スコア:2, 興味深い)
タレコミにあるミュージックビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=a6NiZcxnlKw [youtube.com]
消えてるね。
"Cyrine Abdel Nour - Bhebak..." この動画は、Keizo Ishibashi から著作権侵害の申し立てがあったため削除されました。
申し訳ありません。
だそう。話はよい方向には行ってるのかな?
。。。。ところが (スコア:0)
8/24のブログより
「先方から私のところに連絡が入っています。
内容は『連絡をよこせ』だけです。」
>だそう。話はよい方向には行ってるのかな?
とはとても思えませんね。
しかし、他人の著作物勝手に使って、しかも元の著作権者を侵害で訴えて、その上これって、
「まともな相手(企業)ではなさそうですね」
Re: (スコア:0)
連絡をよこせ、だけではなんとも。
Youtubeの件ならYoutubeに、著作権の件ならJASRACが窓口なので、
直接連絡しても仕方ない。
相手がマトモでもヤクザでも、これだけでは良いも悪いもないです。
Re: (スコア:0)
他人の著作物を勝手に使用してんですから、「まずは謝罪から入るのが筋」でしょう。
その上、「勝手に使用した他人の著作物の著作権を主張して、相手に迷惑をかけている」
上で、「謝罪もなく『連絡をよこせ』だけ」ですよ。どう考えても「まともな相手(企業)ではなさそうですね」
としか。
>Youtubeの件ならYoutubeに、著作権の件ならJASRACが窓口なので、
>直接連絡しても仕方ない。
なら、「連絡よこせ」なんて言うな
Re: (スコア:0)
>他人の著作物を勝手に使用してんですから、「まずは謝罪から入るのが筋」でしょう。
うん、あなたはまず自分と他人の考えは違うことを学びましょう。
Re: (スコア:0)
盗みしといて、謝るまでもなく、上から目線が当たり前って
>http://srad.jp/comment/3069092
もずいぶん頭のおかしい人ですねとしか。
>自分と他人の考えは違うことを学びましょう。
のレベルじゃないでしょ。権利者をさらに怒らせてどうするんだか。
http://srad.jp/comment/3069115 [srad.jp]さんへの返信もここに
>厳密にはパクった当人の自供でしか確定はしないんだから。
楽譜のレベル(曲のパクリ)ならそうですが、今回は「音源そのもの」の盗用なので、
波形比較ですぐに確定しますがな。
Re:。。。。ところが (スコア:1)
>相手は買った音源を使っただけかもしれんよ。
今回、その言い訳は聞きません
買っただけの音源なら、そもそも著作権の主張ができませんよ?
大元が、「Watary Producrionが曲に対して著作権を主張して、石橋氏の大元の音源を著作権侵害で訴えた」
とこから始まってる事を忘れてません?
Re: (スコア:0)
使用権だけを買ったのならね。
Re: (スコア:0)
まではほぼ事実と言っていいんだけど
これはコンテンツIDによるYouTube側の自動処理が原因の可能性もあるからややこしい
いやまあ一番悪いのはWarary某なんだけど、そこは「著作権侵害として本来の作者の投稿したものを消させた」ところまで認識してるかは判らない
# 認識してなかったとしてもそいつが悪いというのは同意だがね
Re: (スコア:0)
プロダクションとしては発注した映像用に作られた曲という認識の可能性もありますよ。
曲のパクリなんて珍しい話でも無く厳密にはパクった当人の自供でしか確定はしないんだから。
顛末は英訳して公開しておくべき (スコア:1)
結局、向こうが盗用がばれたことに気づいてコンタクトとってきている段階みたいですが、(参考 [kzo.me])ことの顛末は日本語だけじゃなくて英訳して公開しておくべきですな。
知らないところで悪役にされてたりなんてことがないように。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
GoogleのBANは極悪 (スコア:1)
GoogleのBANのやり方はひどすぎる。
今回の件でも触れられているけれど、いきなり警告して改善を求め、Googleの要求を十分に達成していないとすぐにBANして反論も復活要請も一切聞かない。
AdSenseでこれをやられた人は多いと思う。
Googleの警告も曖昧で、規定のどこそこに違反しているから直せとしか言わない。
自分のサイトのどこが違反しているのか具体的には教えてくれないので、一生懸命探して、ここがそうかも知れないと思って修正し、Googleに「直してみたけどどう?」と連絡すると、「直ってませんね。ではBANします。抗議も何も一切聞かないからね。さよなら」で終了。
最低限、どこが違反しているか指摘してくれれば直しようがあるのだが、Googleは酷すぎる。
ユーチューバーたちも、BANされたら収入が突然閉ざされるリスクを考えると怖いんじゃないだろうか。
Re: (スコア:0)
Googleからしてみれば、ガイドラインをろくに読まないユーザーも、広告の設置位置も把握してないユーザーもいらないんじゃないすかね。むしろ当然の反応。
Re: (スコア:0)
日本に「懲罰的損害賠償制度」が必要な所以である。
Re: (スコア:0)
広告の位置とか、そういう単純な問題じゃないのよね。
Googleが、サイトのどこが問題なのか言わないの。
よって、大きなサイトだと場所の特定ができず、何度か修正しないと直しきれない。
なのに、直したけどどうですかってGoogleに確認してもらうのは1回だけしかない。
それでアウトだとBANなの。永久に。
数年間に書いた数百ページのブログがあって、その内容に問題がある箇所があるとだけGoogleが言ってきたとき、短期間でそれを全部チェックして直すことは不可能。
Googleのやり方は当然の反応ではなく、極悪。
最低限、どこが問題なのか指摘すればいいだけの話。
Re: (スコア:0)
Googleにしてみれば困ったことをするページは全世界に山のようにあるから
いちいち懇切丁寧な対応なんかしていられなくて、ルールに当てはめて
杓子定規に振り分けることしかできないのではなかろうか。
Re: (スコア:0)
見つけた問題は1箇所でも、それ以外にも問題があるかもしれない。
問題箇所を全部チェックしてそれを報告するなんて、高額な有料サービスにしないとやってられないだろう。
大袈裟な (スコア:0)
このまま進むと、最悪の場合、この『Aries』に関する全ての権利が奪われ、『逆に僕がCDで他者の作品を勝手に使っている』という判断をされるかもしれません。
さすがに大袈裟。
youtube(google?alphabet?)はいつから司法権を手に入れたんだろう。
まあ、海外企業とか訴えるのが大変ってのはあるだろうけど、国際化してるからしょうがないし、
今までjasracやレコード会社が担ってた部分でもあるし、組合でも作るとかするしかないんじゃないかな。
Re:大袈裟な (スコア:1)
YouTubeで削除されたことを根拠に、海外の裁判所で著作権侵害認定されるって可能性はあると思うけどな。
裁判所がちゃんと仕事しないで自国民側の主張を鵜呑みにすることだってあるわけでさ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:大袈裟な (スコア:1)
司法権の話してんの、それ?
「世間的にそういうことにされて、事情を知らない人からそういう扱いを受ける」
って意味だと解釈してたけど。
だってさ、「Youtubeでは僕の動画は権利侵害として削除されたけど、あの曲は実は
僕がオリジナルなんです!信じてください!」とか言われても、普通信じないでしょ。
今回は偶然JASRACが関わってるから判断つくだけで、同人音楽だったらこうはならない。
ちなみに日本でも「のまネコ」騒動という、大手レーベルが既存コンテンツの権利を
独占しようとした事例があるので、そんなにブットんだ話じゃないと思うよ。
Re: (スコア:0)
弁護士に相談するのが普通は最初にすることのような気がするけど
Re: (スコア:0)
俺も大げさだと思った。
最悪でもYoutubeが使えなくなるだけなのにね。
Youtubeの利用規約 [youtube.com]によると、
「お客様は、(i)本サービスが、カリフォルニア州のみを拠点とするとみなされること、及び(ii)本サービスが、カリフォルニア州以外の法域で、特別又は一般的であるとを問わず、YouTubeに対して人的管轄権を生じさせない、受動的なウェブサイトとみなされることに合意します。」
とあるので、著作権侵害の訴訟をする場合はアメリカで裁判する必要があるのだろうか。
それともレバノン?
Re: (スコア:0)
Youtubeのみで発表していたら、過去に公開していたことを証明するのが難しくなると思われますが。
Re: (スコア:0)
今回はCDを発売しているしJASRACに登録しているので証明は難しくないけど、一般論でいえばYoutubeだけで発表するのは危険だってことだね。
著作権者はGoogle以外のサービスに自衛のためにアップしておいたほうがいいね。
Re: (スコア:0)
最近の若い衆は、音楽はYoutubeで聞くものらしいから、そこで聞いたらその音楽はその動画主のもの、って認識になってもおかしくないな。公式っぽい動画だと。
もちろん法的な権利まで取り上げられることはないだろうけど、盗作者扱いされる可能性は十分ある。
Re: (スコア:0)
これってフツーの著作権を守る為の所有者の仕事の一つですよね。
常に権利問題の矢面に立つ代わりに多大なる権利を得ている訳で、そこは仕方ない事ではある。
侵害する側としては公開作品ならなんでも思い付きで使えるので、それこそ誰でもやれちゃう事だし。
JASRACにやらせる?現状のJASRACの業務ではないだろうし、将来的にもやらせるのは反対。
出版社みたいな強権を与えるって事だよね?
そんなの与える位なら、利用料徴取代理人のままでいてくれた方がマシだ。
Re: (スコア:0)
他でもJASRACのことを「利用料徴取代理人」と称しているひといるけどあなたか?
JASRACは著作権の「信託契約」なので、出版社なんてもんじゃない強力な権利を持っているよ。権利者にかわって権利者とほぼ同等の権限を振るうことができる。
例えば、代理で訴訟することもできるし、例え権利者が拒否しても、個別に許諾の拒否はできません。(全部信託を引っこ抜くしか方法がない)
根本的に勘違いしてませんか。
また、音楽著作権に限れば、相手が違反していれば裁判でもなんでもして徴収するのがJASRACの業務ですよ。そこに隣接件は含まれないだけで。
Re: (スコア:0)
「youtubeの演奏ビデオ」ってのだと基本筋違いだな。
信託しているかどうかでなく信託の内容の問題だ。
Re: (スコア:0)
どうも根本的に理解してないみたいだな。
Youtubeの演奏ビデオに発生する著作権関係の知的財産は
1.演奏されている音楽そのものの著作権
(楽譜などで表される、曲そのもの)
2.演奏している演者や、音源の原盤に発生する著作隣接権
3.ビデオそのものに発生する著作権(演出など)
の三つになる。これはそれぞれ別。今回はたまたま一人の人に帰属しているだけで、普通は別である事のほうが多い。(1は作曲家、2は音楽出版社と歌手、3はテレビ局、など)
このうち1がJASRACに信託されている内容なので、別にYoutubeの演奏ビデオと限定した上で筋違いなんて主張できる内容はありません。
その上で、一括許諾契約がされていると言う話はあるけど、これは元が演奏ビデオだから、と言う話じゃなくて、相手の利用形態に関わる話だから違う。そして商用利用の可能性もあるし、ミュージックビデオなど商用利用での著作物の使用はもちろん別口だから、JASRACは当事者として動いているわけだね。
JASRAC (スコア:0)
こういうのを取り締まる為に存在するのが建て前だよね?
国内では弾き語りまで締め上げるのに、海外は放置?
Re:JASRAC (スコア:1)
この件、勘違いしている人が多いけど、JASRACは口出しできません。
なぜなら、youtubeとJASRACは包括契約をしており、youtube内で使用された楽曲については著作権使用料がJASRACに支払われる仕組みになっているからです。規定の料金が契約通りに支払われている以上、JASRACが管理している部分に関しては合法なのです。
なので、JASRACがyoutube上の海賊版音源について法的権利の行使やら取り締まりをすることはあり得ません。
今回の件で問題になるのは作曲者の権利ではなくて、レコード製作者の権利および実演家の権利です。
これらの権利はJASRACは取り扱っていませんし、そもそも自分で演奏して録音した音源と言うことであれば、権利は全て演奏者が管理している状態にあるはずです。
詳しくは著作隣接権で調べて見てください。
というわけで、記事にある「音源が直接盗用されていることから、著作隣接権の問題になるのでJASRACの範囲外になると言う指摘もある」というのはまあその通りだと思います。
#正確に言えば「JASRAC的には合法だが、著作隣接権では問題ありの事例」ということですね。
盗用元の音源がCDなのであれば、RIAJがレコード製作者の権利を代表管理している可能性もありますが、石橋敬三氏がyoutubeに上げたものがオリジナルと言うことであれば、まあどちらも石橋敬三氏が管理している状況になるかと。
石橋敬三氏が自身で弁護士雇って対処しようとしているのはそういう理由があるからですね。氏の対処は正しいし、youtubeの初期対応がざるだった以上、他に対抗手段はありません。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
JASRACの包括契約内容 (スコア:2)
>この件、勘違いしている人が多いけど、JASRACは口出しできません。
>なぜなら、youtubeとJASRACは包括契約をしており、youtube内で使用された楽曲については著作権使用料がJASRACに支払われる仕組みになっているからです。
私も初めはそう思ったのですが、#3069430で書いている方がいらっしゃるように、JASRACの包括契約内容を改めて見てみると今回の件は微妙かもしれません。
動画投稿(共有)サイトでの音楽利用|JASRAC
http://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html [jasrac.or.jp]
この中に包括契約の条件として『動画の内容が「特定の企業や商品、サービスを宣伝するもの」ではない。』という項目が記載されています。
件の動画はWatary Producrionによる商品としての音楽をプロモーションするミュージックビデオなので、JASRACがこの動画をCMとみなして包括契約の対象外と判断する可能性もあるかもしれません。
著作隣接権では問題ありには同意です。
もっともDMCA削除申請においては著作権のどの支分権に基づくかを明らかにする必要はないし、件の動画は石橋氏の名義のDMCA申請で現在は削除されていますね。
次はWatary ProducrionがDMCA異議申し立てをするのかどうかが気になります。
Re: (スコア:0)
使用権の話ではなく、どの権利に基づいて削除するのかって話だよね。
で、わざわざ著作隣接権に基づいて削除申請するのだろうか? 米国での話だからこの場合は複製権かな。
そんな変なことはしないと思うんだけど。
単にcopyrightが理由というのなら、まずはJASRACが対応するのが当然。
Re: (スコア:0)
いや、そうでもないです。
Youtubeなどネットメディアとの包括契約は、アップロードする人が非商用に限っているはずです。これは直接的に無料・有料という話じゃなくて、これそのものが何かを広告する目的だったり、広告で利益を得る目的であっても駄目なはず。
厳密には広告利益のための無料はあんまり厳しく取り締まっていないようですが、音楽を使ったCMについては音楽著作権収入の中でもかなりの割合を占めるようなので、結構厳しいみたい。
今回の件が公式配信だと名乗っていると、形式的にはJASRACはYoutubeの包括契約外になるということになって、石橋氏が要請すれば調査はするんじゃないかなあ。今となっては石橋氏の名前で配信が停止されているようなので、アレですが…。
Blogの方でもJASRACも動いているという話もありました。
当然本丸は配信していると言う話よりも、件のミュージックビデオそのものに対する音楽利用でしょうけども。
Re: (スコア:0)
>こういうのを取り締まる為に存在するのが建て前だよね?
一体いつからJASRACが著作権の全権代理人になったんだ?
代金徴収の代理人であって権利者に代わって揮えるのは使用料を取る事だけだよ。
Re: (スコア:0)
なんでJASRACが放置すると思ったのだろうか。
以前は有名じゃない人の話は放置することがあったけど、ネットが普及してからは放置しなくなったよ。
というかできなくなった。