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プライバシ

米連邦地裁、一般公開されているLinkedInプロフィールへのスクレイピングをブロックしないよう命ずる 28

ストーリー by headless
命令 部門より
米国・カリフォルニア北部地区連邦地裁は14日、一般公開されているLinkedInプロフィールにサードパーティーのアクセスを禁ずるのは不当だとする米hiQ Labsの訴えに関連し、LinkedInにブロックの中止などを命ずる事前差止命令を出した(Ars Technicaの記事Consumeristの記事BetaNewsの記事裁判所文書)。

2012年に創業したhiQ Labsは、LinkedInユーザーが一般公開しているデータをスクレイピングし、クライアント企業の従業員が転職する可能性などを分析して通知するサービスを行っている。これに対しLinkedInは5月、無許可でデータをスクレイピングする行為はユーザー規約に違反するなどとして、hiQ Labsにスクレイピングを即時中止するよう通知する。通知ではhiQ Labsの行為がカリフォルニア州法や米連邦法のコンピューター詐欺と濫用に関する法律(CFAA)やデジタルミレニアム著作権法(DMCA)にも違反するとし、hiQ Labsがデータにアクセスできないよう対策したとも述べていたとのこと。

しかしhiQ Labsは通知の内容に合意せず、同社の行為がカリフォルニア州法や連邦法に違反しないことの確認などを求めた訴訟を提起する。訴状(PDF)では一般公開されているLinkedInのユーザープロフィールへのアクセスを禁ずるのはカリフォルニア州法に違反すると主張。LinkedInによるアクセスブロックを中止する事前差止要求(PDF)も提出していた。

連邦地裁では差止要求について、アクセスのブロックによりhiQ Labsが受ける損害が大きいのに対し、データスクレイピングによるLinkedInの被害は小さいと判断した。ユーザー規約に細かな字で記載されたプライバシーポリシーを読んでいるユーザーが少ないように、ユーザーは高いプライバシーレベルをLinkedInに期待していない点や、プロフィールの変更が追跡されたという苦情も3件にとどまり、苦情がhiQ Labsとは無関係な点、hiQ Labsが5年にわたってサービスを提供しているにもかかわらず、LinkedInは具体的な損害を示していない点などを挙げ、アクセスブロックの即時中止およびスクレイピング中止を求めた通告の即時取り下げをLinkedInに命じている。
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  • 一般公開しなけりゃいいなら課金するのはどうよ。
    ユーザーだとポイントが貰えるとかユーザー相互なら実質無料で見れるようにしつつ、薄く広く取る利用方法だと高額になるような仕組みで、
    とかマーケ素人が妄想してみる

    • by Anonymous Coward

      システムは複雑化し、ユーザには不便を強いて衰退する未来が見える。
      そこまでしてブロックする必要あるの?
      裁判でもブロックした合理的な理由を示せなかったのに?

      • by Anonymous Coward on 2017年08月19日 20時12分 (#3263970)

        懸念してるのは、ユーザー離れでしょ。転職の機会を斡旋してるはずなのに、落とす理由を企業が見つける場所になったら、転職の回数が減るどころか、ユーザー登録する人が少なくなる。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          でもまあ公開情報ですからね。どのみちある程度審査が進めばLinkedInのプロフィールはチェックされるのではないかと。
          ついでに利便性が落ちると不採用にする理由を探すのが不便になると同時に採用したい労働者を探すのも不便になるし。
          単に採用者と応募者の仲介役をよそに取られたくないというだけの話ではないかと。
          それと広告が売れなくなるのも困る。

          • by Anonymous Coward

            ある程度審査が進むとっていうけど、人間の調査能力に限界がある以上、それは絶対評価でしかないからな。クロールして統計データを出すと、全体で何番目、っていう相対評価が出る。

            そうやって絞ると、相対評価で下の基準になった人のメリットが薄くなるから、登録しなくなる。

            • by Anonymous Coward

              採用者の立場から考えると相対評価で下の低い評価を受けた人がいないほうが楽かもしれない。

              • by Anonymous Coward

                だから、サービスに価値がでるわけでしょ。それを上流からみると、単なる隙間産業ならプラス評価だが、ダメージを与えてくる寄生虫なら排除しないと。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月19日 20時43分 (#3263977)

    金払ってもっとデータもらえばええやん。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月19日 20時50分 (#3263979)

    かつては、検索サイトのように「広くネットユーザーの公益に資する為」ぐらいのタテマエでもないと
    そう大っぴらにやれることじゃなかったような気がする。

    • by Anonymous Coward

      日本では運が悪いとLibrahack事件のように長期拘留される世の中なのに。

    • by Anonymous Coward

      「かつて」っていうのがいつを差しているのかわからんが、Windows 95の頃からWeb自動巡回ツールなんていっぱいあったぞ。
      Vectorとか窓の杜とかでいくらでも見つかった。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月19日 23時23分 (#3264016)

    アクセスコントロールは運営者の権利じゃねえの?

    • by Anonymous Coward

      hiQ Labsの行為が違法でないのはわかるが、LinkedInの行為が何の法律に反するんだろうな。
      単純に「マナーの悪い客を出入り禁止にした」ってだけに見える。

    • by Anonymous Coward

      prismがブロックされないように判決を出しているんでしょ。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月19日 23時24分 (#3264017)

    昔、Firefoxお断りとか、IEお断りのサイトってあったけど、アメリカだと違法になる可能性があるとは。

    • by Anonymous Coward

      Japanese only とかやべぇんじゃねぇの

      • by Anonymous Coward

        Sorry, Japanese only.って謝ってるからいいんじゃねぇの

        • by Anonymous Coward

          哀れな日本人専用
          だっけ?

      • by Anonymous Coward

        「天安門」とかの検閲ワード使ってChinese避けしてるサイトはやべえかも。

        • by Anonymous Coward

          サイトの名前に天安門って付ければよくね?

  • by Anonymous Coward on 2017年08月20日 0時19分 (#3264034)

    ここまで広がれば名前地域と現職以外全ブロックしても競合は太刀打ちできないんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月20日 10時28分 (#3264111)

    連邦地裁では実害や影響だけで判断されるのか。

    • 事前差止というのはそういうものです。
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      そりゃ、差し止めできるでしょ。民事訴訟なんだから。もし、金銭的損害が大きい方を差し止めてしまったら、どっちみち敗者が弁済しなきゃいけなくなる。裁判が長くなれば弁済額も多くなるんだから、そういう意味では当然かと。

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