Google ChromeのインストーラをダウンロードするアプリがMicrosoft Storeに登場、その後削除される 16
どっちもどっち 部門より
Microsoft StoreでGoogle Inc製の「Google Chromeインストーラ」というアプリの提供が始まった(The Verge、Softpedia、Neowin、Windows Central)。
Microsoft Storeポリシーの10.2.1には「Webを閲覧するアプリでは、Windowsプラットフォームによって提供される適切なHTMLエンジンとJavaScriptエンジンを使用する必要があります」と明記されており、Google Chromeを単純にUWPアプリ化してもMicrosoft Storeでは提供できないことになっている。
そのため、このアプリはWindowsデスクトップ版Chromeのインストーラーをダウンロードするだけのもので、Windows 10 SでChromeが使用できるわけではない。アプリの画面にはChromeのダウンロードページがそのまま表示され、「Chromeをダウンロード」→「同意してインストール」をクリックすると既定のWebブラウザーで「ChromeSetup.exe」のダウンロードが開始される。
ただ、このアプリは公開から12時間ほどで削除されたようだ。MicrosoftはThe Vergeに対し、Microsoft Storeポリシーに違反していたので削除したと説明している。Microsoft Storeポリシーにはストアで公開するアプリの原則として「他のアプリにはない、唯一無二の価値を提供しましょう」と記載されている。さらに、Microsoft Storeポリシーに適合するブラウザーアプリをGoogleが作ることを歓迎する、とも述べたとのことだ(On MSFT、The Verge。