ロシアTwitter、テロ攻撃後SNSの議論誘導を行う。英国の分裂が目的か 35
おそロシア 部門より
ロシアに関連した偽のソーシャルメディアのアカウントは、2017年にイギリスで発生した4回のテロ事件後のSNSの議論の方向性に影響を及ぼしていた可能性が高い。Centre for Research and Evidence on Security Threats(CREST) の研究者によると、3月のウェストミンスター橋襲撃、5月のマンチェスター・アリーナ爆発、6月のロンドン橋テロ事件およびフィンズベリー・パークのモスク突入事件後、少なくとも47のロシアTwitterアカウントが公衆被害を増幅させる目的で重要な役割を果たしていたことが分かっている。
ロシアの47アカウントのうち、8アカウントがとくに活発に活動しており、4回の攻撃について475件のツイートが投稿され、15万回以上のリツイートが行われていた。議論を偏向されることが目的だったようだ。CSRIは「2017年のテロ攻撃後、ロシアはTwitterやFacebookなどのプラットフォームを使って噂を広め、ニュースや陰謀論を偽装、事件の影響と憎悪を増幅させ、国内の分裂を拡大させるために利用されたとしている(guardian、Slashdot)。