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2018年1月6日のIT記事一覧(全2件)
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音楽

Cortana、音楽の識別能力を失う 14

ストーリー by headless
忘却 部門より
Cortanaは音楽を聴いて曲名やアーティスト名などを表示する能力を備えていたのだが、Groove Musicサービスの終了に伴ってこの能力が失われた(Windows Centralの記事Neowinの記事MicrosoftのJason Deakins氏のツイート)。

現在、Cortanaのウィンドウ右上にある音符のアイコンをクリックすると、英語(米国)環境ではしばらく聴いたのちに曲名「Song unrecognized」、アルバム名「this service is retired」、アーティスト名「music continues」と表示される。以前はCortanaからShazamを呼び出すこともできていたが、ShazamはWindows版のサポートを終了しており、現在は呼び出せなくなっているようだ。

日本語環境では「現在、曲を検索できません。インターネットに接続していることを確かめて、やり直してください。」と表示される。以前試した時も日本語環境では検索できなかった気もするが、別の機能を試した時だったかもしれない。

なお、Windows 10 Fall Creators Updateでは、Intel/AMD/ARMプロセッサーの脆弱性公表が早まったために前倒しで緊急提供されたKB4056892をインストールするとCortanaの音符アイコンは表示されなくなった。
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著作権

ホワイトノイズだけのYouTube動画に5件の著作権侵害申立 42

ストーリー by headless
ザー 部門より
YouTubeで公開されているホワイトノイズが10時間続くだけの作品に、著作権を侵害されたとの申立が5件送られているそうだ(TorrentFreakの記事作者のツイート)。

この作品「10 Hours of Low Level White Noise」はオーストラリアの大学の音楽学部で教鞭をとるSebastian Tomczak氏が2015年に公開したものだ。映像は「Low level white noise」と書かれた静止画像で、オープンソースソフトウェア「Audacity」搭載のノイズジェネレーターで生成したという10時間のホワイトノイズがダビングされている。

他の作品からサンプリングしたものなどではないが、ホワイトノイズを使用しているらしき作品の著作権者4人/社から、Tomczak氏の作品が数秒~数分にわたって著作権を侵害しているとの申立が計5件届いている。ただし、申立者がマネタイズを希望しているため、アカウント停止や動画の公開停止にはならなかったようだ。

チップチューンをテーマにした論文で博士号を取ったというTomczak氏は作成当時、さまざまな継続するサウンドを長時間聞き続けることによる知覚や注意力の変化に興味を持っていたという。同時期には完全五度の2つのトーンが10時間続く「10 Hours of a Perfect Fifth」や1時間かけて1つのトーンが1オクターブ上昇する「Hour-Long Octave Shift」といった作品も公開しているが、これらに著作権侵害の申立は届いていないとのこと。

Tomczak氏のオリジナル作品に著作権侵害の申立が送られるのは初めてではなく、これまでは異議申立がすべて認められてきたという。Tomczak氏は今回も異議申立が認められると考えているが、コンテンツIDによる誤った著作権侵害の主張が行われないよう、YouTubeには何らかの調整が必要だと感じているとのことだ。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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