経産省曰く、スマートスピーカーの誤判断によるネット通販注文は契約未成立となる 39
ちゃんと確認しろという話 部門より
経済産業省は「電子商取引及び情報財取引等に関する準則」の改訂を議論しており、その論点として「AIスピーカー」(スマートスピーカー)を利用した電子商取引やブロックチェーン技術を使った契約、国境を超えた取引に関する製品安全関係法の適用範囲についてが挙がっている(改定案概要、「電子商取引及び情報財取引等に関する準則改訂案」に対する意見公募、FNN PRIME)。
まずスマートスピーカーを利用した電子商取引についてだが、スマートスピーカーには音声でネット通販業者への注文を行える機能がある。しかし、誤認識や言い間違えで注文が発生した場合、その注文をどう扱うべきかの指針は示されていなかった。今回の改定案では、誤認識での注文について「AIスピーカーを通じた契約は成立していない」と明記されており、こういった問題については事業者が適切に対応を行わなければならないとしている。また、発注者が言い間違いをした場合についても、その注文に対して確認を行わないようなシステムになっている場合、発注者側は契約無効を主張できる可能性があるという。
また、ブロックチェーン技術を用いた価値移転については、まずこうした技術を使って実装されたトークンは法的な意味における通貨ではないとしつつ、トークンを用いた価値移転については契約として有効であり、契約者はお互いに義務を履行する義務があるとし、例えば現金や物、サービスを提供したにも関わらずトークンの移転が行われない場合は相手にトークンの移転を請求できるとした。
国境を超えた取引に関する製品安全関係法の適用範囲については、海外事業者が日本国内で製品を流通させる行為についても製品安全関係法の適用対象となるとした。また、国内事業者が外国に製品を輸出する場合は製品安全関係法の適用外となるが、輸出先海外業者がそれを日本国内で販売するようなケースでは製品安全関係法の適用対象になるという。
言い間違い (スコア:2)
どうやって判断するんだろう。
注文を繰り返して「はい/いいえ」の許可を求めるくらいかな。
あるいは注文許可用のパスフレーズを音声で登録しておいてそれをしゃべる?
#呪文的なのが良いな
一年前の記事
Amazon エコーが大失態…「ニュースの声を注文と勘違い」誤発注殺到
https://roboteer-tokyo.com/archives/7270 [roboteer-tokyo.com]
ことの発端はアメリカのダラスに住む6歳の女の子がアマゾンエコーに「ドールハウスとクッキーを買って」とお願いしたことだ。数日後、約160ドル(約1万8千円)相当のドールハウスと2kgにもなる大量のクッキーが家へ配達されて、女の子の母親はびっくり。結果、届いた高価なドールハウスはチャリティーに寄付されることになったのだとか。
ここまではただの笑い話かな、そして喜劇的な悲劇が
このなんとも微笑ましい事件をアメリカメディアは朝のニュースで取り上げた。このニュースを伝える際、男性アナウンサーは「アレクサ、私にドールハウスを注文して。(Alexa order me a dollhouse)」と話した。するとその結果、なんとTVの音声を主人からの注文と勘違いしたエコーがドールハウスをアマゾンに注文し始めたというのだ。
Amazon Echo届いてわりと最初にショッピング機能はオフにしたけど、実際使ってる人はどうなんすかね。
Re: (スコア:0)
後からだと客と運営のどちらも判断できず、客側が有利になっちゃうね。だから、注文時の音声は全部録音・送信してサーバーで記録かな
Re: (スコア:0)
アメリカだと家に届いちゃって支払いが済んでいても箱を開けていてもキャンセルすればお金も戻されるけど、
日本だとそういう文化じゃないから経産省が口を出さないと、
……みたいな流れかと思ったけど、どうなんだろうか。
Re: (スコア:0)
アメリカだからクッキーが2kgなのか、利益率の高い高価なものを注文するのか、どっちなんだろう
Re: (スコア:0)
> ここまではただの笑い話かな、そして喜劇的な悲劇が
むしろ前者こそ悲劇寄りで、後者は笑い話寄りだと思う。
前者は泣き寝入るかキャンセルに持ち込むか悩む事案で、結局寄付という形で泣き寝入りした悲劇だが、
後者はAmazon(とTV局)に怒鳴り込むなり、当然の顔してキャンセルできる笑い話になる。
Amazonからしたら前者が笑い話で、後者が悲劇なんだろうけど。
圧倒的に数の出ている他のアシスタント類に比べて妙にトラブル起こしまくってるのを見るにAmazonの品質不足見切り発車による自業自得な気がしなくもないんだよなぁ・・・
まあ、妥当かと (スコア:2)
スマートスピーカー経由の注文で知らない間に、とか、第三者にいたずらで注文されたみたいなトラブルはおそらく今後も起き続ける。個人認証がざるの窓口で通販でモノが買える以上、それは避けられない。
本来、注文者が本人で今ちゃんと目の前にいるのかどうかを確認しなければならないのだけど、残念ながらマイク以外に入力装置のないスマートスピーカーでは今の技術では当分無理。
スマホなどの別デバイスを使って二段認証を必須にするとかすれば話は別だろうけど、それだったら最初からスマホで注文するわってなるしねぇ……。
なので、現状は、販売店側がそういうリスクを考慮して対策を練る必要があるだろう。例えば、返品コストを見込んだ価格設定にするとか、スマートスピーカー経由の注文はメールなどでの注文確認プロセスを余分にはさむようにするとか。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
音声で認証ってそんなに難しいの?
声紋とか昔からやってたと思うんだけど。
Re: (スコア:0)
簡単な識別なら、今のAlexaでも出来るけど、誤検知0%には程遠い。
#3424456の例みたいに各家庭に一斉配信されたら、1万台に1台くらいは、誤検知するのではなかろうか。
ね、猫が注文した場合は… (スコア:0)
音声で注文
↓
確認用のメールが届く
↓
猫がクリック
↓
注文受付け完了
こうですか?
音声での注文の利便性が台無しじゃない?
Re: (スコア:0)
キャットフード注文するにゃ~
↓
ねこまっしぐら10個でよろしいですか?
↓
にゃ~
↓
注文受付完了
じゃないかにゃ?
確認もAIスピーカーが音声ですれば良いわけで。
Re:ね、猫が注文した場合は… (スコア:1)
「キャットフード注文するにゃ~」喋れるんだ、ネコマタ!
Re: (スコア:0)
AIが猫語を理解できるまで進化するんだよ
Re: (スコア:0)
にゃ~
訳:ちがう、カリカリじゃないカンカンのほうにゃ!
#やっぱスマートスピーカーの誤判断は契約未成立は正解だにゃ~
Re: (スコア:0)
確認メールの着信と回答もスマートスピーカーで行うようにすればいいじゃない。
Re: (スコア:0)
Amazon Dash Buttonは確認メールこそ届きますが、キャンセルしない限り(メール確認しないでも)届く形式ですね。
猫危険。
AIなんだから (スコア:0)
誤りかどうか判断しなよ。
こんなんだからAIなんてただのバズワード扱いなんだよ。
あるいは、冗談か本気かを判別できるのがスマートってもんだろう。
Re:AIなんだから (スコア:3, おもしろおかしい)
ダメだ…。冗談で言ってるのか本気で言ってるのかわからない…。おれはAI以下だ…。
Re: (スコア:0)
未満じゃないだけマシとでも言いたいのかな?
Re: (スコア:0)
一般人がAIと聞いて想起するのは潜在的に強いAI(現状実在しない)であり、
そのイメージを逆手に取りAIをバズワードにして弱いAIを売ってるのが昨今のAIだからなぁ…。
意図的な誤謬を招いて無理でしたって投げるんじゃなく、
実際に与えている印象並みの成果を出してみせろって言いたくなる気持ちは分かる。
屏風の虎みたいなもん。
「すごいAIなんだみんな買え」「では本当にすごい事をしてみてください」
理想 (スコア:0)
「コンピューター、船体切り離しを実行せよ。承認コード、ピカードアルファナイン。」「船体切り離しを実行します」
現実
「あれくさ、エッチなサイトを検索」「もう一度お願いします。」「さみしいんだけど」「おすすめの商品を発注しました。」
Re: (スコア:0)
ジョークグッズが届くんだろうか……。
Re: (スコア:0)
検索結果 "さみしいん" [amazon.co.jp]からすると・・・寂しい時は抱きしめて [amazon.co.jp]が届くんじゃないかな。
AlexaがAmazon Fire TVと連携できてたら夜這い海女 [amazon.co.jp]がストリーミングで再生されるかもしれない。
誰かが意図的に関連付け無い限りR1
確認のフェーズを入れるだけで間違いは減るだろうに (スコア:0)
注文をオウム返しして,
「以上の注文でよろしければ○○と発声して下さい。」
みたいな。
○○の部分は毎回変えて,簡単な足し算の答えとかでも
いいかもしれない。
Re: (スコア:0)
人間並みの能力を持ったAIだったら簡単な足し算くらいできるだろう。
足して20を越えると足の指まで使っても桁あふれしますが。
Re:確認のフェーズを入れるだけで間違いは減るだろうに (スコア:1)
Re: (スコア:0)
s/AI/アンドロイド/
Re: (スコア:0)
s/アンドロイド/ロボット/
Re: (スコア:0)
s/ロボット/アンドロイド/
Re: (スコア:0)
人「箸が欲しい」
AI「橋の注文でよろしければ〇〇」
人「〇〇」
AI「発注完了。施工をお待ちください」
Re: (スコア:0)
ベッドにて
男「でっかい車買ってやるよ」
AI「以上の注文でよろしければ『イクーッ』と発声して下さい。」
女「イクーッ」
後日10tダンプが納品される、、、とか?
Re: (スコア:0)
AI「以上の注文でよろしければ○○と発声して下さい。」
人「そんな・・・ハズカシイこと・・・いわなきゃダメ?」
AI「本人と認識できました。しばらくお待ちください・・・」
# AIなんだろ!やりとりで本人かどうか確認するぐらいのことできるだろ(ナニヲキタイシテル
Re: (スコア:0)
AI「以上の注文でよろしければ、お願いしますAI様と発声して下さい。」
人「えっ!?」
AI「お願いもろくにできないようなので、注文は取り消しました。」
人「ふざけるな!」
AI「礼儀のなっていない人にはお仕置きです。限度額いっぱいまで注文を入れました。」
Re: (スコア:0)
「以上の注文でよろしければ○○と発声して下さい。」
ミャー
「最上位権限を確認。ただちに注文品をお届けします」
ぶっちゃけそんな機能は不要だよね (スコア:0)
音声で注文とか、小さな機械のボタン押すだけで注文完了するダッシュボタンとか、使わないよね。
まぁネタとして一度二度は使うかもしれないし、機械だったら分解して遊ぶかもしれない。
でも真面目にそれを使って注文なんて普通はしないでしょ。
いったいどんな層をターゲットにしてるんだろう・・・
Re: (スコア:0)
音声注文はまだネタ扱いだろうけどダッシュボタンは便利だぞ。
あ、消耗品切れそうだ、と思ったらボタン押すだけでいい。あれ切れてるこれがない、とか一々メモって買い物行く必要がない。
Re: (スコア:0)
押したことを忘れてまた押しそう
Re: (スコア:0)
その場でスマホで注文じゃいかんのか
それか定期便
Re: (スコア:0)
>その場でスマホ
物理ボタンの利点は、一々スマホ取り出してーアプリ起動してー商品検索してーとかやらんでいいこと。
「あ、ない→ボタンぷち」のワンプッシュで完了する。
ちなみにスマホ派向けのダッシュも公式で既に提供されてるという。
https://www.amazon.co.jp/ddb/learn-more [amazon.co.jp]
>定期便
定期的に届く量に合わせて消費量調整するか、あるいは買い足しするかで余計な手間かかるじゃない。
ダッシュは本当に、極限までものぐさな層向けなんですよ。スーパーより割高だけど近いからコンビニを使う、みたいな層。
Re: (スコア:0)
消耗品が切れそうか判断するのがめんどくさいか、定期便で消費量調整するのがめんどくさいかといったら、定期便で消費量調整するほうが面倒くさくないです。
余ったら捨てればいいし。