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2018年12月1日のIT記事一覧(全3件)
13780543 story
アメリカ合衆国

米国でボットによる買い占めを禁止する法案が提出される 21

ストーリー by hylom
法で規制するほどのことなのか 部門より
headless曰く、

オンラインストアでの人気商品買い占めを禁ずる「グリンチボット禁止法(Stopping Grinch Bots Act of 2018)」が米連邦議会に提案された(プレスリリースSoftpediaH.R.7160S.3639)。

提案者の一人、チャック・シューマー上院議員(ニューヨーク州選出)は昨年、転売目的で人気のおもちゃを買い占めるのに使われるボットをクリスマス嫌いのグリンチになぞらえ、「グリンチボットにクリスマスを盗ませたり、ニューヨーカーの財布から金を盗ませたりしてはならない」と述べ、対策を小売業界団体に要請していた。

法案にはこれを踏まえた呼称が付けられているが、対象はおもちゃに限定されず、オンラインストアが設定した販売個数の制限を迂回する行為と、それにより取得した商品の転売を禁じる内容となっている。ただし、調査・研究目的に限り、制限を迂回するソフトウェアの作成・使用が認められる。

法案の正式名称は「(A bill)to prohibit the circumvention of control measures used by Internet retailers to ensure equitable consumer access to products、and for other purposes」となっており、上院・下院それぞれ同じ内容の法案が提出されている。ただし、短い名前として「Stopping Grinch Bots Act of 2018」が指定されているのは下院の法案のみだ。

米国ではボットによるチケットの大量購入・転売を禁ずる法律「Better Online Ticket Sales Act of 2016(BOTS Act)」が2016年に成立しているが、グリンチボット禁止法はBOTS Actのオンライン小売サイト版になるとのことだ。

13780957 story
Google

Gmailの入力補助機能、性別のある代名詞を含む入力候補の提案を停止 56

ストーリー by headless
困難 部門より
Googleが5月から英語版Gmailで提供開始した入力補助機能「Smart Compose (スマートコンポーズ)」で、性別のある代名詞を含む入力候補を提案しないよう変更されたそうだ(Reutersの記事Neowinの記事The Vergeの記事)。

スマートコンポーズは文を途中まで入力すると文脈に応じた続きを提案して文を完成できるようにするもので、受信メールへの応答用フレーズを提案するスマートリプライとは別の機能だ。これにより定型メールの入力時間を短縮でき、入力ミスを防ぐこともできる。

しかし、1月には性別の特定できない「an investor」を受けて「him」とする文が提案されてしまう問題が見つかっていたという。開発チームは対策を検討したものの有効な解決策は見つからず、性別のある代名詞を含む文の提案自体をやめることにしたそうだ。

オートコレクトのおかげで間違ってしまうというケースはよくあり、スマートコンポーズでも性別とは関係なく明らかに間違った提案がされることがある。ただし、Googleのプロダクトマネージャーのポール・ランバート氏によれば、すべての間違いを同一視すべきではなく、性別の間違いは非常に大きな問題とのことだ。

実際のところ、性別に関する情報なしで代名詞の性を指定するのは無理な話だが、メールを書く人はその人物の性別を知っていることが多いと思われ、わざわざ性別のない代名詞で示すのもおかしな話だ。なお、修正前の動作を現在確認することはできないが、明らかに性別がわかっている場合でも性別のある代名詞を含む文は提案されなくなっているようだ。
13780969 story
インターネット

スターバックス、米店舗のWi-Fiにポルノブロック機能を導入へ 75

ストーリー by headless
導入 部門より
スターバックスが来年から米店舗のWi-Fiにコンテンツフィルターを導入し、ポルノや違法コンテンツの閲覧をブロックするそうだ(The Vergeの記事Business Insiderの記事The Next Webの記事)。

スターバックスは2016年、米NPOのEnough Is Enough(EIE)の要請に対しポルノコンテンツのブロックを検討すると回答していたが、2年以上経過した現在もポルノ閲覧を禁じるのみでブロックは実施されていないという。そのため、EIEではスターバックスが約束を破ったと批判し、11月20日から署名キャンペーンを開始。1週間ほどで目標とする5万人の半数を超える署名を集めていた。

一方、スターバックスでは2年の間に複数のコンテンツフィルタリング技術をテストしていたといい、ようやく適切なソリューションを特定できたので2019年から米店舗での導入を順次開始する、とBusiness InsiderやThe Vergeに伝えたとのこと。現在のところスターバックスからの公式な発表は出ていない。

EIEが「National Porn Free Wi-Fi」キャンペーンを開始したのは2014年。2016年にはマクドナルドがEIEの要請に応じてコンテンツフィルターを導入するなど、大手ファーストフードチェーンの多くが店舗のWi-Fiでポルノコンテンツをブロックする中、スターバックスは大きく出遅れていた。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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