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2018年12月9日のIT記事一覧(全2件)
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Google

Web版Google翻訳、一部の言語で性別を指定した翻訳結果が選択可能に 26

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人力 部門より
Googleは6日、Web版Google翻訳の一部の言語で性別によって異なる翻訳結果を選択できるようになったことを発表した(The Keywordの記事The Vergeの記事VentureBeatの記事Neowinの記事)。

単語自体の意味は同じでも、言語によっては男性・女性を区別せず表記するものもあれば、異なる表記になるものもある。そのため、言語の組み合わせによっては、翻訳元で男女が指定されていなくても、翻訳結果では男女の指定が必要になる。

これまでは1回のクエリに対する翻訳結果は1種類のみだったため、いずれかの性別を指定した翻訳結果が返されていた。しかし、学習に使用する翻訳データは単語ごとに男女の偏りがあるため、「strong」「doctor」が男性として訳され、「nurse」「beautiful」は女性として訳される傾向があったという。

今回の変更により、翻訳結果が性別によって異なる場合、女性版と男性版の翻訳結果が提示され、ユーザーが選択できるようになった。例では英語の「surgeon」をフランス語イタリア語ポルトガル語スペイン語に翻訳すると男性形と女性形の2種類が提示されることや、トルコ語の「o bir doktor」を英語に翻訳すると「she is a doctor」「he is a doctor」の2文が提示されることを挙げている。

ただし、トルコ語→英語では文単位の入力で男女2種類の翻訳結果が提示されるが、英語→フランス語などでは単語1つのみ入力した場合のみに限られるようだ。また、現在のところ日本語には未対応で、「o bir doktor」は「彼女は医者です」と訳され、「O bir doktor」では「彼は医者だ」と訳された。Googleでは今後、対応言語の拡大やアプリ版での提供開始などを計画しているという。
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ビジネス

オフィスで働く人の多くが必要なファイルを見つけ出すのに苦労しているという調査結果 155

ストーリー by headless
発掘 部門より
情報管理プラットフォームを提供するM-Filesの調査によると、オフィスで働く人々の多くが必要なファイルを見つけ出すのに苦労しているそうだ(プレスリリースBetaNewsの記事)。

調査は世界9か国のオフィスワーカー1,500人以上を対象に実施されたもの(ただし、リストアップされているのはオーストラリア・オーストリア・フィンランド・フランス・ドイツ・ニュージーランド・スウェーデン・スイス・英国・米国の10か国)。回答者の所属組織は官民を含み、中小企業から大企業まで幅広い業界におよぶ。

回答者の83%は既に存在する文書を見つけられず、作り直しを余儀なくされた経験があるという。また、45%は文書や情報を探し出すのが難しく、時間を要すると感じており、96%は文書やファイルの最新版を見つけるのに何らかの困難を感じているとのこと。エンタープライズコンテンツ管理(ECM)ソリューションの導入率は平均24%と低く、米国では22%に過ぎないとのことだ。

これらはM-Filesの2019 Intelligent Information Management Benchmark Reportの一部で、リポートの閲覧には登録が必要となる。ただし、リポート自体はまだ公開されておらず、登録すると公開時にリンクが電子メールで通知されるとのこと。スラドの皆さんは仕事に必要な文書やファイルを職場で見つけるのに苦労したことがあるだろうか。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall

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