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インターネット

トンガ唯一の海底ケーブルが損傷、通話や通信がほぼ不可能に 30

ストーリー by hylom
冗長化は大事 部門より

南太平洋の島国・トンガとその隣国フィジーを結ぶ海底通信ケーブルが破損し、インターネット接続ができなくなる事態になっているそうだ(AFPロイターMatangiTonga)。

問題が発生しているのは、トンガの首都があるトンガタプ島とフィジーを結ぶケーブルと、トンガタプ島とヴァヴァウ諸島を結ぶ国内ケーブルの2つで、ケーブルが切断された場所は比較的浅瀬の場所だったことから、船舶の錨によって切断されたか、もしくは弱い地震などが原因では無いかとみられている。

現在は急遽衛星通信用のアンテナが設置され、衛星経由でインターネット接続ができる状態になっているものの、速度が遅いためさまざまな影響が出ているという。

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  • by Anonymous Coward on 2019年01月29日 7時54分 (#3556166)

    もしかしてトンガには伝書鳩がいなかったのでせうか?

    • by Anonymous Coward

      面白すぎてビックリだわ

    • by Anonymous Coward

      マジレス

      速度が遅いためさまざまな影響が出ている

      じゃなくてこっちだった

      衛星経由でインターネット接続ができる状態になっている

    • by Anonymous Coward

      狼煙ならなんとか

    • by Anonymous Coward

      海のど真ん中の国から鳩を飛ばそうなんて残酷な!
      せめて鴎にしてください!

      • by Anonymous Coward

        RFC1149は、鳥類搬送者(avian carrier) としているだけなので、
        搬送者として十分信頼のおける鴎を準備出来るのであれば、
        プロトコル上は鴎でも可。

  • そういう発想は無かったんだろうか.....
    数キロ離して二本引くだけでも効果はあったと思うんだけどなぁ。

    • by Anonymous Coward on 2019年01月29日 9時27分 (#3556194)

      トンガの人口は10万人ちょいです。
      海底ケーブルの長さがどれくらいかわかりませんが、数億から百数十億円かかるかも。
      どこかのお金持ち国からの経済支援で引いたのかもしれませんし、そういう支援で作られるインフラが二重化とかちゃんと考えてくれたかは微妙。

      今は衛星回線を使っているということですが、それがバックアップなんじゃないでしょうか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      この手のコメントを見るたびに思うんだが、素人が5秒で思いつくことを専門家が考えてないと思い込むのはなぜなんだろう。

      もちろんバックアップも想定した上で、他の条件も考慮して今の形になってる。
      そもそもトンガは4年前に光ファイバを引くのにかなり財政的に無理をしてる。
      世界銀行、ADB、TCCからお金を引っ張ってるので、海底ケーブルを多重化するだけのお金は到底ムリ。
      2本引くってことは、単純にコストがほぼ2倍になる。Landing Stationの建屋くらいしか共用できる部分がない。
      だからこそ、当初からバックアップは衛星で割り切るという選択をしている。

    • by Anonymous Coward

      トンガでアマチュア無線の免許申請が激増したりして

      • アマチュア無線でのパケット通信は、IPではない形のコンピュータ間通信として存在した。
        やはり太平洋のど真ん中だから需要があったのか、ハワイ大学などで研究開発があった。

        用途はBBSと電子メール。
        UUCPですらなかったのではないかと思う。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月29日 7時58分 (#3556168)

    トンガとインターネット接続不能というワードから、.toドメインに
    アクセス不能というデマが発生したりして。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月29日 9時51分 (#3556207)

    総務省のお金が動いている「成層圏プラットフォーム事業」で、
    長年にわたり培われた技術が中期的解決に役立ちそう。
    防災用途として開発された技術で離島向きとは聞いていたけど、
    近くの島まで300kmなこの事例に合致してて正直びっくり。
    同じ島国なんだな・・日本も。

    • そんなもの使わなくても、米国で現在各社絶賛実験中の衛星インターネットで、あと数年もすれば地球上どんな僻地でもブロードバンド通信ができるようになりますよ。

    • by Anonymous Coward

      日本もやってたんだ。Facebookのソーラードローンはポシャったけど。
      報告書が平成15年で終わってるけど、こっちもポシャってる?

    • by Anonymous Coward

      成層圏プラットフォーム事業は既に終わってるようですね
      ただ失敗に終わったのではなく
      超高速通信衛星きずなの方へ注力した感じがありますが

      • by Anonymous Coward

        そのきずなもほとんど終わっていないだろうか。後継システムの開発ってやってます?

  • by Anonymous Coward on 2019年01月29日 13時04分 (#3556304)

    ハワイは、アメリカ本土と東アジア・東南アジアをつなぐ回線の多くが経由してるけど、
    アメリカ本土・ハワイ~NZ・オージーの通信ケーブルを、途中のトンガ経由で送るとかだめなの?

    • by Anonymous Coward

      トンガのちょっと北のほうにあるサモアにはハワイから何本かきて揚がってるので、サモアに引ければ良さそう。
      距離的には800kmだけど、トンガ領の北にある島からは500kmくらい。

      400万円/km くらいなので、20億円くらいかな。
      トンガの人口10万人だから、1人2万円くらいの負担。

      トンガの平均年収は14万円くらいなので、ま、だいたい2ヶ月分くらいの給料負担で引けますね。

      5人家族なら10ヶ月分ちょいの負担。

    • by Anonymous Coward

      このサイトの(https://maps.esri.com/rc/cable/index.html)
      海底ケーブルの接続状況からして
      既にあるようですね
      トンガはハワイ、オーストラリア
      フィジーはパプアニューギニア、オーストラリア経由で行けそう

      どうも状況が文面からわからない
      海外接続は生きてるけど、国内回線が切断されて不通という事なのかな

      • by Anonymous Coward

        記事にTonga Cableが登場しますし、Nuku’alofaとFiji間が破損(あと国内ケーブルも)って記事にもありますから、むしろ海外接続が死んでるでしょ。
        そのサイトにも、トンガとフィジーの間にケーブルがありますが、多分それではないですかね。

      • ケーブルが陸揚げされているからと言って、その島の人が使えるわけではない。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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