4月5日未明、人気アニメ「ラブライブ!」シリーズの公式サイトが一時的に何者かに乗っ取られる事態になっていた(ITmedia)。現在は復旧しているようだ(ハフポスト)。
サイトをホスティングしているサーバーが乗っ取られた訳ではなく、同サイトのドメイン(lovelive-anime.jp)の所有・管理権が何らかの手段で第三者に移管されてしまった模様。
過去には一部のドメイン名登録代行事業者で第三者による移転申請が意図せず実行されてしまうというトラブルがあったが(過去記事)、今回のケースもこれに似た問題があったのではないかとの指摘が出ている。
10連休に向けた啓発になってしまった (スコア:5, 興味深い)
汎用JPドメイン名登録申請等の取次に関する規則 [jprs.jp]
第11条(取次にかかる登録申請等に対する決定の伝達業務)
2 当社が、指定事業者に対して登録者の意思確認等を依頼した場合、
指定事業者がその依頼のときから10日以内に登録者がその意思を有しない旨の回答をしない場合には、
指定事業者において登録者の意思確認等を行い、登録者がその意思を有する旨の回答を得たものとみなす。
ラブライブ!公式サイト乗っ取りに使われた「ドメイン移管」の仕組みとは “10連休”に危険潜む? [itmedia.co.jp]
JPRSの規則にある「10日以内」。この数え方をJPRSに確認すると、「営業日計算ではなく暦通りの数え方だ」という。
Re:10連休に向けた啓発になってしまった (スコア:2, 参考になる)
さすがに問題だとは思ってるのか、4/26(金)に発生した申請については
10連休にともなう特別措置はあります。
#指定事業者には3月に通知済みだけど、転載は控えさせていただきます。
#JPRSさんもホームページで公知すれば良いのに…