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2019年5月18日のIT記事一覧(全3件)
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Firefox

Mozilla、拡張機能全滅問題に対応する旧バージョンFirefox向け修正を拡張機能としてリリース 13

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拡張 部門より
先日発生したFirefoxの拡張機能全滅問題について、Mozillaが旧バージョンFirefox向けの修正を拡張機能としてリリースした。Firefox 66とFirefox ESR 60では既に修正済みバージョンがリリースされている(Mozilla Add-ons Blogの記事gHacksの記事Softpediaの記事)。

MozillaではFirefox 52~65向けの修正を予告していたが、実際にはFirefox 47~65向けの修正が提供されている。拡張機能はバージョン別に「Disabled Add-on Fix for Firefox 47-56」「Disabled Add-on Fix for Firefox 57-60」「Disabled Add-on Fix for Firefox 61-65」の3本に分けられている。それぞれ対応した拡張機能をインストールすることで新しい証明書がインストールされ、拡張機能やテーマが再び正常に利用可能となる。

なお、Firefox 61~65対応版のみ、Mozillaがデプロイした修正を受け取っておらず、最新版にアップデートしたくないユーザーにインストールが推奨されている。詳細が説明されていないためFirefox 61で試したところ、オプションで「プライバシーとセキュリティ→Firefoxが技術的な対話データをMozillaへ送信することを許可する」にチェックが入っている(デフォルト)と拡張機能が自動でインストールされた。このほかのバージョンに同様の説明はなく、設定にかかわらず手動でインストールする必要があった。

ちなみに、Firefox 61~65対応版はabout:addonsに「hotfix-update-xpi-intermediate」と表示され、このほかのバージョンでは「Hotfix for Firefox bug 1548973 (armagaddon 2.0) mitigation」(ママ)と表示された。Firefox 47~56対応版はダウンロードページにFirefox Quantumと互換性がないと記載されており、about:addonsでは旧式の拡張機能であることが表示される。ただし、MozillaではいずれのバージョンもFirefoxを最新版にアップデートする場合は互換性の問題が発生する可能性があるとして、アンインストールするよう求めている。

Mozilla Add-ons Blogの記事では修正に関する更新情報を追記してきたが、今回(5月14日)の更新情報が最終版になるとの見方を示している。
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バグ

WhatsApp、音声通話の着信でリモートからのコード実行が可能な脆弱性 15

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着信 部門より
Facebook傘下のWhatsAppが提供するメッセンジャーアプリ「WhatsApp Messenger」でリモートからのコード実行が可能な脆弱性CVE-2019-3568が見つかり、修正版が公開されている(FacebookのセキュリティアドバイザリーThe Guardianの記事Neowinの記事Android Policeの記事)。

Facebookによると脆弱性はWhatsAppのVOIPスタックに存在するバッファーオーバーフローの脆弱性で、特別に細工した連続するSRTCPパケットをターゲットの電話番号に送信することでリモートからのコード実行が可能になるという。ターゲットが応答する必要はなく、着信させるだけでコードが実行されるようだ。Financial Timesの記事によると、この脆弱性を悪用してスパイウェアをインストールするコードをイスラエルのNSO Groupが開発しており、既に攻撃が確認されているとのこと。

脆弱性はAndroid版のバージョン2.19.134やiOS版のバージョン2.19.51などで修正されており、最新版への更新が推奨されている。
13911986 story
グラフィック

Windows 10 May 2019 Updateの「ペイント」ではキーボード操作で描画可能に 35

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描画 部門より
Microsoftは14日、Windows 10 May 2019 Update(バージョン1903)の「ペイント」アプリ(mspaint.exe)でキーボード操作による描画が可能になることを明らかにした(Windows Insiderの記事On MSFTの記事Windows Centralの記事)。

現行のペイントではキーボード操作によるツールの切り替えには対応しているものの、描画を実行するにはマウスやタッチスクリーンを使用する必要がある。May 2019 Updateではカーソルキーとスペースキーを組み合わせて描画や範囲選択が可能になり、Ctrl+カーソルキーでキャンバスをスクロールできる。選択範囲や未確定図形のサイズ・位置を変更するには、Tabキーで操作位置を選択してカーソルキーで操作する。操作を取り消すにはEscキー、確定するにはCtrl+スペースキーを押せばいい。

この機能は簡単操作機能の一環として追加されたもので、ペイントをWindows標準の「ナレーター」などスクリーンリーダーと組み合わせて使う場合の動作も改善されているとのこと。キーボード操作による描画機能は今回初めて発表されたものだが、遅くとも2月のWindows 10 Insider Preview ビルド18343には搭載されており、20H1ビルドでも利用可能だ。このタイミングで発表したのは5月16日のGlobal Accessibility Awareness Dayに合わせたようだ。

ペイントは2017年のWindows 10 バージョン1709で非推奨となり、標準アプリではなくMicrosoftストアで提供する計画が発表されていた。Windows 10 バージョン1803以降では間もなくMicrosoftストアに移動するといった情報を表示する「製品の警告」ボタンが追加されていたが、最近のInsider Previewビルドではボタンが削除されており、MicrosoftのBrandon LeBlanc氏が当面はWindows 10に含まれ続けると明言していた。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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