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2019年10月6日のIT記事一覧(全1件)
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Chrome

Google、Chromeで混合コンテンツを完全にブロックする計画 52

ストーリー by headless
計画 部門より
Googleは3日、Gooogle Chromeで混合コンテンツを完全にブロックする計画を発表した(Chromium Blogの記事VentureBeatの記事Android Policeの記事SlashGearの記事)。

混合コンテンツはHTTPSページのサブリソースがHTTP接続で読み込まれる状況を指し、Chromeを含む現在のブラウザーのほとんどがスクリプトやiframeといった危険性の高い混合コンテンツをブロックする。一方、比較的危険性が低いと考えられる画像や音声、動画については読み込みが許可されるが、偽の画像への差し替えや、トラッキングcookieの挿入といった攻撃を受ける可能性もある。

Chromeでの混合コンテンツ完全ブロック計画は段階的に行われる。まず、12月に安定版がリリースされるChrome 79ではサイト単位で混合コンテンツのブロックを解除可能なオプションが設定に追加され、現在はブロックされているスクリプトやiframeの読み込みを許可できるようになる。

Chrome 80ではHTTPSページで音声と動画のリソースをHTTP接続で読み込むよう指定されている場合、HTTPS接続に自動アップグレードして読み込みを試みる。HTTPSでの読み込みが失敗した場合はデフォルトでブロックされるが、先述のオプションで読み込みを許可することも可能だ。画像の混合コンテンツは引き続き許可されるが、読み込まれた場合はHTTPページと同様に「保護されていない通信」という表示がOmnibox左端に追加される。

Chrome 81では画像の混合コンテンツも自動アップグレードの対象となり、HTTPS接続で読み込めない場合はデフォルトでブロックされるとのこと。Chrome 81は2020年3月に安定版リリース予定となっている。
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