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2019年12月のIT人気記事トップ10
14070236 story
バグ

outlook.jpでメールのタイトルに「【】」という括弧を2組以上使うとメールが送信できないというトラブル 64

ストーリー by hylom
【至急】【重要】は届かない 部門より

Microsoftの無料メールサービス「outlook.jp」において、メールのタイトル(件名)で「【】」という括弧を2組以上使うと送信したメールが実際には送信されなくなるというトラブルが発生していたという(…Outlookの送信メールが……消えた…?)。

顧客からの問い合わせメールの返信がないことに気付いて調査したところ、件名が正規表現で「Re:【.+】【.+】.∗Re:【.+】【.+】.∗」になっていると、outlook.jpからメールを送信しても実際にはそのメールが送信されないということが判明したという。また、送信時にエラーは出ず、送信したメールは送信済扱いになるため、送信者がこれに気付くことはなかったようだ。

なお、原因はoutlook.jpでのスパム対策機能などではないかとも推測されている。

14076881 story
インターネット

「さくらの専用サーバー」利用者がサポート対応の悪さをQiitaで暴露、その後記事がQiita運営によって非公開にされる 130

ストーリー by hylom
またQiitaか 部門より

Anonymous Coward曰く、

12月24日深夜、「ほんとうに怖い。さくらのレンタルサーバー」という記事がQiitaに投稿された。内容はさくらインターネットのサーバーレンタルサービス(さくらの専用サーバー)を10年ほど利用していたが、2年ほど前にさくらインターネット側でのデータセンター内でのサーバー移動作業が行われ、その際にトラブルがあったというものだ(Web魚拓)。

この記事の内容自体は実際に発生しそうなトラブルではあるものの、執筆者による一方的な内容であることから100%そのままは信じられない、という意見もある。しかし、25日昼頃に突然この記事が「業務妨害」という利用規約違反で閲覧できなくなった。さくらインターネットの中の人はこれに対し「例の記事が消えて社内が混乱中。誰が削除依頼したのか分からなくて。」という反応をしていたが、その後Qiitaが自主的にガイドライン違反だとして非公開化していたことが明らかになっている

14065657 story
ビジネス

地方中小企業で業務改善したら上司や社長から睨まれクビになった、という話 256

ストーリー by hylom
世の中大変だ 部門より

Anonymous Coward曰く、

今日Twitterで話題になっていた「業務ハックしてクビにならないために」というnoteの記事が身をつまされる話だったので共有する。

この記事は、投稿者の方が昔務めていた地方中小企業の話のようで、そこには毎朝受注データをWebからダウンロードしてリネームして所定の位置に置くという、朝のオペレーションがあったという。ミスが起こると後工程すべてに影響する上に、そのためだけに早番として早朝出勤を強いられており、氏はPythonとSeleniumで30行ほどのコードを書いて自動化したとのこと。

結果、業務効率は大幅に改善され、現場からも大好評、さらに社内には他にも業務改善できるのでは?という声が大きく上がるなど影響は大きかったのだが、上司や社長の不評をかって自動化は取り止め。氏も解雇されたという。氏は上司や社長が反対した理由として「上司のメンツを潰した」「社員がマニュアル人間の方が都合がよかった」ためではないかと記している。

とはいえ、氏は業務改善の効果が絶大であることを知った体験だったとまとめている。なんとも身につまされる話であるが、これが地方中小企業の現実なのだろうか?

14062771 story
政府

官房長官曰く、政府ITシステムのバックアップデータは行政文書ではない 256

ストーリー by hylom
論理削除が絶対 部門より

追求が続いている首相主催の「桜を見る会」問題では、野党がその参加者名簿の公開を求めたものの、すでに削除されているとして応じられなかった。この名簿については開示請求時点ではバックアップデータが存在していたが、そこからの復元をすべきだったのではないかとの声に対し菅義偉官房長官は「バックアップデータは行政文書には該当しない」と主張している(毎日新聞)。

内閣府は名簿の作成作業をシンクライアントで行なっており、データはサーバー側に保存されている(朝日新聞)。そのため政府は削除された後にデータを復元するのは不可能と主張しているが、バックアップデータは削除後最大8週間保存されているという。データが削除されたのは5月9日で、野党が開示請求を行なったのも5月9日であるため、その時点であればバックアップデータから文書を復元できる可能性があった。

一方菅官房長官はこれに対し、「バックアップデータは一般職員が業務に使用できるものではなく、組織共用性を欠いており、業者に頼まなければ取り出せない状況にあったと聞いており、行政文書には該当しない」と主張している(NHK)。

14061232 story
Windows

Windows 10の無償アップグレード提供はまだ終了していない? 99

ストーリー by hylom
ライセンスの有効性については不明 部門より

headless曰く、

MicrosoftはWindows 7/8.1に対するWindows 10の無償アップグレード提供を終了したと説明しているが、インストールメディアを使用した無償アップグレードをブロックするといった措置を特に行っていないという話が出ている(gHacksBetaNewsWindows LatestSoftpedia)。

Windows 10の無償アップグレードキャンペーンは2016年7月29日に終了し、ユーザー支援技術利用者向けの無償アップグレード提供も2018年1月16日で終了した。しかしgHacksが試したところ、その後もインプレースアップグレードを実行すればWindows 10の有効なプロダクトキーを要求されることもなくライセンス認証が完了する状態が続いていたという。

これについてWindows 10発売前からMicrosoftで働いているというRedditユーザーのコメントによれば、当時Windows and Device Groupを率いていたテリー・マイヤーソン氏はアップグレード件数を増やすことに注力しており、Windowsのライセンス収入がMicrosoftにとって主要な収入源ではなくなっていることもあって抜け穴の存在を気にしていなかったそうだ。別のRedditユーザーはライセンス認証が完了しても合法的なライセンスを所有していることにはならないと指摘するが、元のコメントではWindows 10のEULAにそのような行為を禁止する条項がないことにも言及している。

Microsoft従業員を名乗るRedditユーザーの主張が事実かどうかは確認されていないものの、また別のRedditユーザーからは数か月前にも無償アップグレードが可能だったと報告されている。元のコメントでは大量に無償アップグレードが実行された場合には対策が行われる可能性も指摘しているが、Windows 7のサポート終了を前に無償アップグレードをブロックする可能性は低いとの見方をgHacksは示している。

14070228 story
クラウド

500TBのDropboxアカウントにデータベースファイルを入れて運用していたという話 61

ストーリー by hylom
ある意味クラウド 部門より

ある企業が別の企業を買収し、その開発部門を統合しようとしたところ、その開発部門が「奇妙」だったことに気付いた、という話がRedditで紹介されている@needle氏のTweet)。

たとえば、その開発部門は必要なマシンとして4TBのストレージを搭載したノートPC40台を要求したという。また、基本的なメンテナンス作業ですら、2、3日必要というスケジュールを出してくるそうだ。さらにネットワークモニタリングでは、この部門で定期的に数GBのデータトラフィックが発生していることが明らかになっていたという。

マネージャがこのことについて開発部門のスタッフに質問し、ストレージやサーバーに問題があるのであればAmazon(のクラウド)でサーバーやストレージを追加導入することは可能だと説明したところ、開発部門のスタッフは「必要なのはDropboxのサポートだ」と答えたという。実はこの開発部門では、データベース全体をDropboxのストレージ内に保存していたという。

このチームが開発していたアプリケーションはクラウドサービスのHeroku上で動作しており、インスタンスの起動毎にDropboxからデータベースファイルをダウンロードするという仕様になっていたそうだ(Herokuのインスタンスでは再起動時にローカルストレージがすべて削除されるためだと思われる)。確認したところ、このために使われていたDropboxアカウントでは497TBもの容量が使われていたという。さらに、開発部門のスタッフらは開発用マシンでもこのデータベースファイルを同期させており、Dropboxでバージョン管理も行っているような状況だったそうだ。

なお、Dropboxの利用料金は「数千」(単位は不明)だったという。

14061970 story
ストレージ

HPEのサーバーやストレージで使われているSSDで不具合、SHRT_MAX+1時間の稼働でデータ喪失 76

ストーリー by hylom
どうしてこうなった 部門より

エンタープライズ向け製品を手がけるHewlett Packard Enterprise(HPE)のサーバーやストレージで使われている特定のSSDで、稼働時間が32768時間(約3年270日8時間)を超えるとデータが喪失する不具合が確認されているとのこと(PC Watch)。

ファームウェアが原因とのことで、「32768」はshort intの最大値である32767を超えた値であることから、SSDの内部でのデータの取り扱いに何らかのミスがあったのではないかと見られている。HPEはこれに対応するためのファームウェアを配布しており、利用者に対してはすぐの適用が呼びかけられている。

14071764 story
クラウド

多くの自治体が利用する日本電子計算のクラウド障害、バックアップに問題があり15%は復旧不可に 102

ストーリー by hylom
クラウドでもローカルバックアップは必須なのか 部門より

12月4日、NTTデータ傘下の日本電子計算が運営・提供しているクラウドサービス「Jip-Base」で障害が発生した。これによって複数の自治体のシステムに影響が及んでいるが、同社が12月16日に記者会見を行い、障害の詳細を説明した(日経xTECHITmediaINTERNET Watch)。

すでにストレージ関連の不具合が発生していたことは明らかにされているが、バックアップ機能にも不具合が発生しており、これによって全データのうち15%は単独での復旧が不可能な状況になっているという。ただ、一部は自治体が独自にバックアップを作成している可能性があるようだ。

問題のストレージについてはEMCジャパンと保守契約を結んでおり、障害が発生した4日にEMCジャパンとともに調査を行ったという。その結果、5日にはストレージのファームウェアに問題があることが判明、ファームウェアのアップデートを実施したものの、論理的なデータ不整合が発生していたためにそれだけでは復旧できないことが分かったという。

日本電子計算はファームウェアの検証などは行っておらず、ベンダー側からの情報提供に頼っていたようだ。また、EMCジャパンはファームウェアの不具合について知っていたものの、日本電子計算側にはそれが伝えられていらず、さらにEMCジャパンはこの不具合が重要なものだとは認識していなかったという。

また、バックアップについてはソフトウェアのトラブルで一部が適切に行われていなかったとのことで、これは日本電子計算側に問題があったようだ。

14076749 story
インターネット

日立社内から会社公認でQiitaに技術記事を投稿しようとすると、ハンコをもらうのに3日かかる 67

ストーリー by hylom
これが日本式か 部門より

Anonymous Coward曰く、

日立製作所のITプロダクツ統括本部では、会社公認で技術系記事共有サービスQiitaに記事を投稿しようとする場合、課長/部長/課の情報資産管理者/知財管理部署のハンコをもらう必要があるそうだ(このことを説明するQiitaへの投稿記事)。

その記事を投稿するのにかかった時間は「準備1日、記事執筆時間30分、ハンコをもらう時間3日」だったそうだ。また、投稿の際にはExcelとWordの帳票をダウンロードし、多数のチェックリストにチェックを入れてハンコを押して関係各所に回す必要があるという。なお押印や関係各所への連絡は電子化されている模様。

14066293 story
ソフトウェア

Excelの表の罫線の引き方、最近は横線しか引かないのが主流? 69

ストーリー by hylom
印刷するならそっちの方が見やすい? 部門より

Anonymous Coward曰く、

Togetterにて、「なぜ最近の若者はエクセルに線を引かないのか?」と言われるが、若いからではなく最近のやり方がこうなのでは?という話が取り上げられている。

Webとか論文とかでは横線だけの表をよく見るけど、Excelでも今はこちらが主流なのか?

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開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー

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