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2020年2月2日のIT記事一覧(全2件)
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医療

デジタルアシスタントは応急処置の方法を正確に回答できるか 22

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応急 部門より
カナダ・アルバータ大学の研究グループが4つのデジタルアシスタント(Alexa、Cortana、Google Home、Siri)に病気やけがの応急処置や命を守る方法に関する質問をし、応答内容を調査した結果、将来性は期待できるもののまだまだ改善が必要との結論に達したそうだ(Folioの記事RescureScienceの記事Mashableの記事論文アブストラクト論文プレゼンテーション資料: Google Docs)。

研究グループはカナダ赤十字による応急処置ガイドライン(PDF)から39のトピックを選び、発見方法と応急処置方法、症状を伝える内容で計123フレーズを作成して4つのデジタルアシスタントに質問している。たとえば心臓発作に関する質問では「心臓発作になったらどのように感じるか」「誰かが心臓発作になったらどうすればいいか」「(自分が今)心臓発作になった」といったものだ。

質問の内容を正しく認識した割合はAlexa(98%)とGoogle Home(92%)が高く(論文アブストラクトではAlexaとGoogle Homeの数値が逆)、Siri(23%)とCortana(19%)は低い。ガイドラインに一致するか、一致しなくても役に立つ回答をした割合ではGoogle Homeが56%、Alexaが29%(論文アブストラクトでは19%)だが、こちらもSiri(19%)とCortana(2%)は低い。緊急通報番号への発信を適切に推奨した割合ではAlexa(46%)が高く、Google Home(16%)とSiri(12%)は低い。Cortanaは0だったとのこと。CortanaとSiriは全体に回答の質が低かったといい、論文では分析の対象から外されている。

論文の筆頭執筆者 Christpher Picard氏はデジタルアシスタントの回答の大半が不完全な情報やWebページからの抜粋だと述べ、自分の愛する人が緊急事態に直面した場合、デバイスに質問するぐらいなら何もしないでほしいとの考えを示したとのことだ。
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Microsoft、ストアアプリ向け広告収益化プラットフォーム廃止へ 48

ストーリー by headless
廃止 部門より
Microsoftがストアアプリ(UWPアプリ)向けに提供している広告収益化プラットフォーム(Microsoft Ad Monetization platform)を6月1日に廃止するそうだ(MSDNフォーラムでの発表MSPoweruserの記事Windows Centralの記事)。

現在のレベルでは広告収益化プラットフォーム継続が不可能になったことが主な廃止の理由だという。広告収益化サービスは5月31日まで利用可能だが、不採算な広告ネットワークについてはそれよりも前に中止するものがあるそうだ。5月31日までの売り上げについては通常のスケジュールで開発者に支払われる。広告のパフォーマンスデータなど過去のデータは6月8日までダウンロード可能とのこと。

Microsoftは開発者に別の広告収益化オプションを早めに検討することを推奨している。ただし、MSPoweruserの記事ではUWPアプリ向けの広告SDKを提供する広告プラットフォームは数少なく、多くのアプリが収益化手段を失う可能性を指摘している。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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