iOS版Chrome 85、デスクトップ版サイトをリクエストした場合のUser Agent文字列が変更される

headless 曰く、

iOS版Chrome 85では、デスクトップ版サイトをリクエストした場合のUser Agent文字列がChrome 84までとは異なるものになっているそうだ(Chromium Blogの記事、 開発者向け情報)。

iOS版Chromeでユーザーがデスクトップ版サイトをリクエストした場合、Chrome 84まではデスクトップ版Safariと同じUser Agent文字列が送信されていた。Chrome 85以降でもデスクトップ版SafariのUser Agent文字列がベースとなっているが、「Version/<バージョン>」の手前に「CriOS/<メジャーバージョン>」が追加されているという。

iOS版Chromeのデフォルト(モバイル版サイト表示)ではモバイル版SafariのUser Agent文字列の「Version/<バージョン>」を「CriOS/<Chromeリビジョン>」に置き換えたものが送信されている。今回の変更により、モバイル版とデスクトップ版でUser Agent文字列がこれまでよりも揃った形式になる。

User Agent文字列変更の目的としては、iOS上のChromeとSafariの違いを考慮したユーザーエクスペリエンスを開発者が提供できるようにすることだという。しかし、Googleはフィンガープリンティングで使われないよう、ChromeのUser Agent文字列に含まれる情報量を減らす計画を進めている。今回の変更は情報量を増やすことになるが、計画から大きく外れるものではないとのこと。なお、この計画はCOVID-19の影響で2021年以降に先送りされている。

違いを考慮しなくていいよ

[Anonymous Coward]

スマホサイトはスマホという端末を考慮して表示してくれている。
でもそういう考慮が嫌だからデスクトップと同じ表示にしてくれ！ってことでデスクトップ版つかっているのに、
ここでまたUAで考慮されたら振り出しにもどっちゃう。

＃凝れば凝るほどユーザービリティは下がる

Re:違いを考慮しなくていいよ

[Anonymous Coward]

最近のスマホサイトは、UAよりも画面サイズと解像度で判断しているのが主流では？
スマホ専用というより、いわゆるモバイルファーストの設計で。

# 第一線のWebデザイナーの話を聞いてみたいです

Re:

[Anonymous Coward]

インターネットで公開されるサイトはそうなんでしょうが、エンタープライズの世界は相変わらず。
iPhoneで開いた場合だけ(リンク先がIE専用だったりで対応してないから)リンク出来ないようにとかよくある話。
そうでなくとも、SEがレスポンシブデザインって言葉知らないし、モバイルファーストなんて想像だに出来ないのがごまんといる。

Re:違いを考慮しなくていいよ

[Anonymous Coward]

・幅設定を全て%で設定することでレスポンシブと言い張るSE
・Flexboxを使えばレスポンシブと言い張る・・・
・Wordpressを使えば自動でレスポンシブ・・・
Web屋じゃないから良いんですが、全て社内に実在するからタチが悪い

Re:

[Anonymous Coward]

それ以前に…○○センチ（要は固定サイズ）で出せないなら出すな！みたいなのがまだまだ蔓延ってるという感じだし。

Re:

[Anonymous Coward]

コメントありがとうございました。
皆さんご苦労されていますね。

たしかに業務サイトや官公庁だと紙の様式の再現とか要求されることありますね。
スマホサイトなのに、、、

Re:

[Anonymous Coward]

ウェブデザイナーもどきですが
フレームワークやライブラリが判断してるので知らない

Re:

[Anonymous Coward]

デスクトップとモバイルではなく、iOSのchromeとそれ以外でしょ。
デスクトップとモバイルはsafariベースの文字列で区別つくんだから。