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YouTube

なぜかYouTube上で日本の古い楽曲が人気になることがある。アルゴリズムの謎 29

ストーリー by nagazou
再発掘されるのはいいことではあるものの 部門より
YouTubeは視聴者の興味を推測することにより、それぞれの動画のクリック数と視聴時間を維持するアルゴリズムを構築していることは有名だ。Ars TechnicaのCatherine Sinow氏は、先のアルゴリズム的な理由によりおすすめに載りやすい楽曲が登場する「YouTubecore」というカテゴリに注目しているという(Ars TechnicaGIGAZINE)。

YouTubecoreの面白いところは、従来のプラットフォームでは見られない選曲がなされる点にあるという。そのYouTubecoreで日本の古い楽曲が人気を集めることが多いそうだ。有名なのが、高田みどり氏のアルバム「鏡の向こう側(ThroughtheLookingGlass)」だという。この投稿は著作権違反の投稿だったが、削除されるまでに200万回再生を超える人気を集めたとのこと(The New York TimesGIGAZINE)。

人気を集めるものの多くは1980年代にリリースされたアンビエント音楽だったそう。同様の形で過去に注目されなかった楽曲が、発表から時間を経て日の目を見る現象がいくつか発生している。このためどういうアルゴリズムでYouTubeが楽曲をセレクトしているか研究する動きも出ているようだ。
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  • たぶん「曲を聞き終わった後(動画を最後まで再生した後で)ランダムに別の動画に飛ばす」っていうのをやってて、そのユーザーが動画をスキップしなかったら「この曲を好きな人はこの曲も好き」という重みづけに使ってるんだと思うけど

    高田みどりの曲が好きな人はどんな音楽から飛んできたんだろうね?
    うまいことマネタイズできれば宝の山っぽいけど

  • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 14時56分 (#3934205)

    検索では古い情報を抹殺して自らの価値を下げているGoogleが、YouTubeでは別のことをやっている

    • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 15時29分 (#3934232)

      抹殺自体がフェイクニュースですよ
      https://srad.jp/comment/3610517 [srad.jp]

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        実際に過去に検索できたページが出てこない(埋もれているとかではない)のだけど本当にフェイク?

        • by Anonymous Coward

          それサイト自体が消滅してる可能性も・・・

    • by Anonymous Coward

      情報とメディアコンテンツとの差ではないかな
      情報は日々古くなっていくが、メディアコンテンツはそれ単体で完結するものだし古典という形でも生き残る

      # 悪意ととるなら、古いコンテンツは所有者が曖昧になっていたりで訴えられにくいものとして優先しているとか

    • by Anonymous Coward

      それが「別のこと」と映るのは君があまりに表層しか見てないってことでしょ

  • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 15時19分 (#3934220)

    聞いたところでは、動画配信の供給過多でもう視聴者の可処分時間(?)のうち「目を必要とする動画」の占めることのできる時間は残っておらず、残すは「ながら聞き」できる「耳だけでよい動画」の時間しかないのだそうです。アンビエント音楽が人気というのは「ながら聞き」用なのでは…

    • by Anonymous Coward

      ながら聞きの動画を再生しながら、目を必要とする動画を視聴するのか!?!?

      別の見方をすると、動画の形で音楽を配信してるだけではないかと思うのだが........

  • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 15時26分 (#3934227)

    しばしば見かける「著作権違反」、ほんとは「著作権侵害」「著作権法違反」じゃないかと思うんだけどソースが見つからない。
    教えて偉い人、タダで。

    // 「無断リンク」「無断引用」「全文引用」なんかにはツッコミ入るのにね

  • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 15時46分 (#3934243)

    D社がYouTube界の支配に乗り出したんだろ

  • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 16時05分 (#3934256)

    なぜかThrough the Lokking Glassが「ガラス坂」に脳内変換されて
    高田みどりを高田みづえと勘違いした。
    # 少し混乱した。

    • by Anonymous Coward

      高田みずえ いいですね。

      彼女の歌のなかでは「私はピアノ」もいいけど「硝子坂」が一番好き。

  • by Anonymous Coward on 2020年12月02日 20時44分 (#3934435)

    現実問題として「黄金期」の楽曲っていい曲が多いんだよ。
    昭和後期~平成初期の歌番組がゴールデンタイムを席巻していた頃の奴。

    商業主義が蔓延して粗製乱造を始めたあたりの曲は、ミリオン飛ばしたところで一瞬で終わってる。
    「若者の音楽離れ」って自業自得って面が多いと思う。

    • by Anonymous Coward

      自業自得というのはちょっとひどいかなと。
      「黄金期」の楽曲にいい曲が多いのは同意します。が、そうなっている理由は音楽そのものの特性があるのかな、と。

      動画だと演出なり何なり時代とともに工夫する余地はどんどん出てきていますが (デザイン、2D/3D、アニメーションの仕方、写実的/トゥーン寄り、など) 、
      方や音楽は、相も変わらず音源は一緒だし、人が心地よく感じるコード進行・メロディラインも決まっているし……となると、
      「昔と違う新しくていいもの」を生み出すのは至極困難だと私は捉えています。

      さらに厄介なことに映像はカメラワークなり演出なりがある程度似てい

      • by Anonymous Coward

        そういう考え方もできますが、現実は本当に粗製乱造だと思いますよ。
        だいたい番組にしてもタレントや作曲家の育成にしても、圧倒的に低予算ですから。

        「成長過程もファンと一緒に」「若い才能」とかを理由(口実)にして未熟なうちから
        仕事させて収益化しますし、何より作曲・歌詞・歌手の一本でやってる人も激減してます。
        あと、活動の場が低予算バラエティ番組中心になってますので当然ギャラにも響きます。
        そこそこ売れてもバイトしながらレッスンの時間も取れないでは成長しません。

        カネかけりゃいいって話でもないんですが、カネを掛けなきゃ品質は当然下がりますよ。

    • 「昭和歌謡曲」と一括りにしていますが、歌い継がれた名曲の陰でどれだけの曲が忘れ去られていったか。
      上澄みだけ見れば、どれも素晴らしいものに違いないでしょう。

      現代のクリエーターは、同時代のライバルに加え、過去の名作とも競争しなければならないので大変だ。

      • 過去の名作とも競争

        これはまあいつの時代もなので

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        しかしこの数年(というより10年以上)、その「歌い継がれる名曲」が全く生まれていない。
        秋元なんて何百曲もの詩を書いた上に数多の総合プロデュースまでやってるけど、
        30年前の「川の流れのように」を超える後世に残るものを世に送り出したのか?

        過去の偉人どころか過去の自分すら超えられないって困った事態だ。
        というより商業主義に走りすぎて後世に残るような作品が本当に生まれていない。

  • by Anonymous Coward on 2020年12月03日 2時14分 (#3934509)

    80年代の昭和歌謡やムーディ歌謡を勝手にリッピングして、チョップして無理やりフィルターでウインウイン言わせてるのは何故流行っているのか

    という話じゃないのね

  • by Anonymous Coward on 2020年12月03日 10時42分 (#3934653)

    同じページを表示して欲しいねえ移管前に外視野でちらりと見た気になるコンテンツに二度とたどり着けないとかやり過ぎ
    ようつべの関連サーチ変わり具合が特に酷すぎてウンザリなんだわ

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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