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2021年2月のIT人気記事トップ10
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お金

みずほ銀行で一時期ATMやネットバンクの障害発生。カードが取り込まれるなども 115

ストーリー by nagazou
月末というのが厳しい 部門より
みずほ銀行で28日、一部のATMが正常に稼働しないという障害が発生した。現在は復旧している。この影響により預金を引き出せなくなる障害が起きた。ATMにキャッシュカード、通帳等が取り込まれる事例も発生している。またインターネットバンキングでも定期預金の預け入れなどができなくなったという。NHKの報道によれば、28日夜7時半過ぎの時点で同行の5395台のATMのうち2956台が利用できない状態だったとしている(日経新聞NHK)。

みずほ銀行の公式サイトに記載された内容によれば、原因は定期預金取引のデータ移行作業にて障害が発生したためだという。3月1日午前0時に復旧したとしている。ATMに関しては、機器の再起動が行われた店舗から順次復旧しているとのこと。取り込まれた通帳やカードに関しては後日銀行から連絡し、返却を行うとしている。
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マイクロソフト

予測入力、どれぐらい必要? 80

ストーリー by headless
予測 部門より
Microsoftは19日、Microsoft 365 ロードマップを更新してWord for Windowsの予測入力機能を3月にリリースする計画を示した(Neowinの記事Windows Centralの記事On MSFTの記事The Vergeの記事)。

予測入力はスペルチェックや文法チェックなどの機能を備える文章作成アシスタントMicrosoftエディターの新機能で、昨年9月にOffice Insiderを対象にWordとOutlookでテストが行われていた。動作としては入力を開始すると入力候補が一つのみ表示され、TABキーで確定、Escキーで却下する。動画を見る限り予測入力が発動するのは一部の単語のみのようで、使い続ければ学習により改善されていくとのこと。テストの段階では英語のみサポートと説明されていたが、正式リリースで英語以外の言語もサポートされるのかどうかは不明だ。

日本語入力環境では予測変換機能が以前から利用できており、スマートフォンの入力システムでは英文でも予測入力ができるためそれほど目新しい機能ではないが、役に立つかどうかは精度次第だろう。個人的には半年(たぶん)ほど前、メインで使用しているWindows 10環境のMicrosoft IMEで予測入力中にハングする頻度が高くなり、メモ帳など入力中のアプリが巻き込まれてしまうため無効化した。最初は不便に感じたが、既に慣れてしまったのでそのままになっている。Ghacksの記事ではWordとOutlookで予測入力を無効化する手順も紹介しているが、スラドの皆さんは予測入力をどれぐらい必要としているだろうか。
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マイクロソフト

接触通知アプリCOCOAの不具合、Xamarinを使用したことが一因か? 204

ストーリー by nagazou
合理的にやろうとしたけれど 部門より

Android版で接触通知が行われないという致命的なバグのあった「接触通知アプリCOCOA」だが、iPhoneにも使用日数が数日毎にリセットされるといった致命的な不具合が複数報告されている(Togetter)。yprestoさんのツイートによると

COCOA iOSが初期化されるバグ、Xamarin.Formsがファイルを削除→移動している箇所でbreakpointで止めて、そのままアプリを落とすと、確かに初期化されることを確認しました(Githabへの書き込み

とのこと。タレコミ元のTogetterまとめにあるようにXamarin自体にバグがあったかどうかかは別として、発注や運用に問題があったといわれても仕方ない状況ではあるようだ。

あるAnonymous Coward 曰く、

Android版に致命的な不具合があったことが判明したCOCOA、iPhoneにも致命的な不具合が生じているとの報告が多く、平井卓也デジタル改革担当相もiPhoneでも起きている可能性について十分あると記者会見で述べたが、最近になってその原因の可能性として、COCOAの実装に使われているマルチプラットフォーム化中間フレームワーク「Xamarin」のコアにレースコンディションのバグがあることが発見された。まとめ「COCOA iPhone版のリセット不具合 Xamarinの基礎的欠陥が発見される」によると、設定情報を保存したプロパティをシリアライズしてファイルに書き出すロジックで、「.tmp」に書き出したのちに、元のファイルを削除してから、「.tmp」を元のファイル名にリネームすするコードが書かれているという。そのため、削除してリネームするまでの間に、プロセスがOSにより強制終了されると、設定ファイルが消失し、アプリが初期化されてしまうという。

情報元へのリンク

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バグ

COCOAのAndroid版に接触通知が送られない不具合。4か月間気がつかず 114

ストーリー by nagazou
肝心の機能が使えなかった 部門より
新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」のAndroid版に致命的な不具合があったことが判明した(厚生労働省TBS NEWSFNNプライムオンラインEngadget)。

本来はCOVID-19陽性者と1m以内、15分以上の接触があった場合は接触通知が届くはずだったが、条件を満たしていてもアプリの利用者に通知が届いていなかった。この問題は2020年9月28日に行われたアップデート以降に発生していたという。

朝日新聞によると、iOS向けの不具合を修正したときに、時間、距離等のパラメーターを変更した。iOSの不具合は解消されたが、アンドロイドは濃厚接触があっても低いリスクと判定されてしまったそうだ。不具合の解消は2月中旬を予定しているとのこと(朝日新聞)。

あるAnonymous Coward 曰く、

新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」に不具合が見つかり、少なくともアンドロイド版で去年の秋以降、感染者と接触した可能性のあるアプリの利用者に通知が届いていないことが関係者への取材でわかりました
とのこと。以前に、「接触の通知があったけど、アプリ上で接触が確認できないという問題」もあったのに、ちゃんと通知されるかすら確認していなかったのだろうか。

情報元へのリンク

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統計

IDC推計、2020年のPC出荷台数でChromebookがMacを上回る 90

ストーリー by headless
増加 部門より
IDCの推計によると、2020年のPC出荷台数でChromebookのシェアが10%を超え、Macを上回ったとみられるそうだ(GeekWireの記事9to5Macの記事Mac Rumorsの記事Ars Technicaの記事)。

IDCはPC出荷台数のOS別シェアを公表していないが、GeekWireが問い合わせるとデータを提供したという。それによると2019年時点でChrome OSのシェアは6.4%で、6.7%のmacOSとほぼ並んでいたが、2020年には4.4ポイント増加して10.8%となり、0.8ポイント増で7.5%のmacOSを上回っている。Windowsは2019年から4.9ポイント減の80.5%。2020年第1四半期~第4四半期を四半期単位でみるとChrome OSは5.3%→10.0%→11.5%→14.4%と大きく増加しており、5.8%→7.6%→8.4%→7.7%と推移したmacOSを第2四半期以降上回っている。

IDCが1月に発表した2020年のPC出荷台数はCOVID-19パンデミックによる在宅勤務・在宅学習の需要や消費者の需要回復により10年ぶりに大幅増加しており、2014年以来初めて3億台を超えていた。IDCが四半期ごとに発表するデータは暫定値のため今回のデータと完全には一致しないが、macOSのシェアを見る限り大きな違いはない(IDCの推計対象はデスクトップPCとノートPC、ワークステーションで、タブレットやx86サーバーを含まないため、ベンダー別のAppleのシェアとOS別のmacOSのシェアが一致する)。今回のOS別シェアデータを2019年と2020年のPC出荷台数にあてはめると、Chrome OSは2019年から1,555万台増(90.8%増)の3,268万台、macOSは476万台増(26.6%増)の2,270万台。シェアを減らしたWindowsも1,501万台増(6.6%増)の2億4,360万台となる。

StatCounterなどWebアクセスベースのOSシェアデータでChrome OSのシェアが大幅に伸びている感じはないが、Chrome OSユーザーがよくアクセスするWebサイトが集計対象に含まれていないのかもしれない。GeekWireではアプリやゲームの開発者がChrome OSを無視できないレベルに達したと評している。
15206500 story
Twitter

大統領選に関する陰謀論、日本語で広く拡散したとする米教授らによる分析 176

ストーリー by nagazou
国内3万人以上って多いな 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米コーネル大の関連教育機関の調査で、大統領選挙で「不正選挙疑惑」を広めたツイートを分析した結果、日本語を使う3万人以上もの集団が見つかったという。(朝日新聞)

米ツイッター社ではQアノン関連アカウント7万を凍結・停止した結果、最も影響のある20アカウントのうち16アカウントが止められたが、日本の20の上位アカウントで止められたのは1つのみだったとのこと。

ネットではしばしばツイッタージャパンのアカウント凍結や問題ツイートの処理に恣意的なところがあると批判されるが、ツイッター本社とツイッタージャパンとの差が今回の分析で明らかになった。

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医療

COCOAのような緊急アプリはデジタル庁で開発主導へ。平井デジタル改革担当相 107

ストーリー by nagazou
丸投げレス 部門より
Android版「COCOA」の通知機能が4か月間機能していなかった問題で、平井卓也デジタル改革担当相は5日、発注の管理体制に問題があったことを認めた。今後はCOCOAのような緊急性の高いアプリやシステムに関しては、9月のデジタル庁創設後は、システムの開発から運用まで責任を持って管理するとする趣旨の発言がされた模様(SankeiBizテレ朝news)。

なお回発覚した不具合に関しては、11月25日にGitHub上で指摘が出ていた。こうした指摘に関しても開発委託業者は無反応であったことなどが報じられている(Med IT Tech日経新聞)。
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マイクロソフト

Microsoft、4月の月例更新でレガシーEdgeをWindows 10から削除 59

ストーリー by headless
終了 部門より
Microsoftは5日、4月13日に提供開始するWindows 10の累積更新プログラム(月例更新、Bリリース)でレガシー版Microsoft Edgeをシステムから削除する計画を明らかにした(Windows message centerMicrosoft 365 Blogの記事)。

Microsoftは既にレガシーEdgeのサポートを3月で終了する計画を示しており、3月9日の月例更新を最後にセキュリティアップデートは提供されなくなる。現在のところ、Windows 10にChromiumベースの新Microsoft EdgeをインストールするとレガシーEdgeは使用できなくなるが、削除はされないためサイドバイサイド構成をすることで引き続き使用可能となる。しかし、4月の月例更新ではレガシーEdgeが完全に削除され、同梱される新Microsoft Edgeに置き換えられるとのこと。

4月の月例更新でレガシーEdgeが削除されるのは、Windows 10 バージョン1803/1809/1903/1909/2004/20H2の各バージョン。更新プログラムには新Microsoft Edgeが含まれるが、既にインストールされている環境で再インストールされることはない。また、バージョン1803を除き、3月のプレビュー版累積更新プログラム(Cリリース)でもレガシーEdgeの削除と新Microsoft Edgeへの置き換えが行われる。

レガシーEdgeの削除後は当然サイドバイサイド実行も不可能になるが、レガシーEdgeのレンダリングエンジンEdgeHTMLは引き続きサポートされ、EdgeHTMLを使用するアプリケーションへの影響はないとのことだ。
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SNS

話題の音声SNS「Club house」、匿名でSNSを利用している場合は登録に注意 73

ストーリー by nagazou
運営にメールすれば退会はできるそうです 部門より
最近Club houseという音声SNSが話題になっているそうだ。このSNSに関しては招待制となっていること、現在はテスト版でその招待枠が少ないことから、メルカリ等で招待枠が転売されていることなどが国内の話題の主題になっている(やじうまWatchITmedia)。

現時点ではiOSのみのサービス展開であることから、サービス内容については把握し切れていないが、どうも特定のテーマについて音声チャットで議論を行うものであるようだ。外部の参加者も議論内容について聞くことができるという。また挙手ボタンをタップして承認されれば、聴衆から会話への参加者になることもできる。会話内容はログには残らないこと、録音や会話のメモは禁じられているという点が特徴であるようだ(TechCrunchハフポスト)。

そのClub houseについて、ビットコ買う太郎さんのツイートを元にして利用上の注意的なまとめができている。曰くClub houseは実名制SNSで、リアルでのつながりを重視していることから、LINEの友だち自動追加のようにiPhone内の連絡先データの電話番号をもとにClub house内にいる知り合いをフォローするよう求められるそうだ(Togetterビットコ買う太郎さんのツイート)。

おすすめに表示されるのはClub houseのアカウント名のみだが、招待機能を開くとどの知り合いがClub houseに登録済みか把握できるため、その匿名のアカウントは誰か推測しやすい模様。ビットコ買う太郎さんは、Twitterのアカウント名でClub houseに登録したことから、隠していたTwitterアカウントがバレてしまったそうで、こうしたバレを回避したい人はメインの電話番号で登録時には注意しよう的な内容となっている。
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グラフィック

ムンクの「叫び」に書き込まれた「狂人のみが描くことができる」という文字はムンク自身によるものとの調査結果 49

ストーリー by headless
自筆 部門より
エドヴァルド・ムンクが複数描いた絵画「叫び」の最初のバージョン(1893)には「Kan kun være malet af en gal Mand! (狂人のみが描くことができる!)」と表面に書き込まれているのだが、これを書いたのはムンク自身であるとの調査結果をノルウェー・オスロの国立美術館が発表した(国立美術館の記事)。

この書き込みは背景の夕焼け部分に鉛筆で書かれている。1904年にコペンハーゲンで展示された際に確認され、衝撃を受けた観客が書き込んだものとみなされていた。しかし、作品を収蔵する国立美術館のキュレーター、Mai Britt Guleng氏が「叫び」を徹底的に調査した結果、ムンクが手書きした文字であることは間違いないそうだ。

絵画で作品の一部として描かれたのではない書き込みが見つかることは珍しく、世界一有名な作品の一つである「叫び」のような作品で見つかることはほとんどない。書き込みは肉眼でも見えるもののはっきりしないが、Guleng氏は旧国立ギャラリーが閉館して収蔵作品の保存作業や調査を進める中で「叫び」の赤外線写真を撮影したため、書き込みをはっきりと確認できるようになった。

この文字はムンクのものであり、1895年にノルウェー国内で初公開した際に批評家から「ムンクは頭がおかしくなってしまった」などの厳しい批判を受けたこともムンクが自ら書き込みを行ったという見方を支持するものだという。書き込みの内容は批評家に対する皮肉ともとれるが、父と祖父が「メランコリー (憂鬱)」と当時呼ばれていた病気に苦しみ、妹が精神病院に入院していたムンクは、遺伝するのではないかと気に病んでおり、それが影響した可能性も指摘されている。

「叫び」は2022年に開館予定の新しい国立美術館で再び鑑賞できるようになるとのことだ。
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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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